高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年 艦これ春イベント「出撃! 北東方面 第五艦隊」

5月2日から22日まで艦これの春イベが行われていました。 というわけで、今回もプレイ記をまとめていきます。 E-1「出撃、大湊警備府!」 乙ここ最近のイベントでは恒例となった、潜水棲姫がボスのマップ。意外と固いため、対潜値が高く先制攻撃が可能な朝霜…

Predawn「手のなかの鳥」-夜明け前の世界-

・全体的な感想 アコギを演奏しながら歌う女性シンガーソングライターの中でも、かなりツボに来たかもしれません。 彼女の奏でるメロディはUKインディやブリティッシュ・フォークの流れを踏襲しつつも、曲の持つ世界観を重視しているように感じました。 オビ…

5/26 今日の一曲 奥田民生「風は西から」

まだ5月なのに夏っぽくなってきましたね。 晴れた日はドライブに行きたくなります。 そんな今日はドライブにピッタリな奥田民生さんの「風は西から」をセレクト。 とにかくギターリフが心地いい一曲で、ドライブに行きたくなるような解放感がたまらない。「B…

スピッツ「おるたな」 -スピッツのおるたな精神-

・全体的な感想 「とげまる」から約1年三か月ぶりとなる「おるたな」は彼らにとって三枚目となるアルバム未収録音源集。2004年の「スターゲイザー」から「君は太陽」までのカップリング曲や2002年以降のカバー音源を中心に収録されています。完全新曲はない…

SEKAI NO OWARI「Tree」-現実ともリンクしたファンタジーポップ-

辛い過去と向き合ったから生まれた覚悟―。同時にサウンドも突き詰め、ファンタジーな音世界を深めたポップアルバム。 ・全体的な感想 SEKAI NO OWARIの2ndフルアルバムとなる「Tree」。 本作はファンタジーな世界観を深めた音作りが顕著になっています。でも…

5/3 今日の1曲 スピッツ「ロビンソン」

今聞いても色褪せない曲ってあると思います。 今日はそんな曲の代名詞とも言える、スピッツの「ロビンソン」をご紹介。 シンプルなメロディだけど、心に響きます。 ・ロビンソン(アルバム「ハチミツ」収録) アコギのリズミカルな旋律が耳に残る良質のポップ…

高橋優「今、そこにある明滅と群生」-日常が少しでもいい方向へ-

彼が目にした世界への想い―。 ・全体的な感想 高橋優の4枚目となるフルアルバム「今、そこにある明滅と群生」。今作は高橋優さんが日常で目にした世界をそのまま歌い上げた作品になっています。現代社会で起こる出来事、その中で繰り広げられる人間模様・・…

四国の美味いもの紹介 食べ出したら止まらない塩けんぴ

音楽感想がメインとなっているこのブログ。 そればかり書くのも飽きてくるので、ちょっとばかり新企画を。四国(主に高知)のものばかりではありますが、食事やお菓子など美味しかったものを紹介していきます。ドライブが好きでよく出かけるため、いろいろ気…

アニソン紹介 がっこうぐらし! OP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」

前からやってるアニソン記事。 今回から「アニソン紹介」と題し、アニソンの良さを書いていきたいと思います。 OP・ED曲はもちろん、キャラソンまでいろいろ取り上げていきたいですね。 1回目はがっこうぐらし!のOP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」をご紹…

2017年4月 ベストソング5選

そろそろ4月も終わりGWに入りますね。というわけで、2017年4月のベストソング5選記事です。今月は以下の5曲と次点3曲となりました。なお、今月から次点曲は今年発売でない曲も含めて選んでます。 2017年4月 ベストソング5選 高橋優「ロードムービー」 日々の…

氷菓ED曲「まどろみの約束」

キャラの魅力と演じている声優さんの魅力。この二つを同時に感じられました。 1.まどろみの約束 千反田える役の佐藤聡美さんと伊原摩耶花役の茅野愛衣さんによるデュエット曲。透明感を感じさせるギターとピアノの音色が印象的なサウンドに仕上がっています…

4/24 今日の1曲 スピッツ「春の歌」

藤原さくらさんによるカバーで話題になっているスピッツの「春の歌」。原曲のアップテンポなメロディとは違い、アコースティックギターの音色を活かしたアレンジが印象的でした。オーガニックサウンドで思ったよりは悪くなかったんですが、個人的にはスピッ…

「Music review Questions」企画、始めます。

昨日の「Music review Questions 」。 こちらも前の質問企画と同様に参加型にしますので、ぜひやってみてください。 参加したい方はツイッターかここの記事にコメントをお願いします。 なお、参加して頂けた方は参加者リストに追加させていただきますね。 以…

Music review Questions

音楽感想をブログで書き始めて、今年で10年目。 前のブログ時代も含めてですが、よく続いたなって感じますね。 好きな楽曲の魅力を伝えたい、その想いがレビューを書く原動力なんでしょう。 そこで、音楽感想を書き始めた理由を自分への質問で掘り下げて行き…

個人的に感じたJ-POPとアニソンの違い

アニソン系の曲って一般の方はあまり手を出さないイメージがありますが、音楽という点はJ-POPと一緒なんですよね。 ただ、いろいろ聞いた中で違いを感じる部分もありました。 J-POPとアニソンは何が違うのか、考えてみたいと思います。 1.作品の世界に合わせ…

Base Ball Bear「光源」-青春こそ原点-

青春=ベボベ。 それを確実なものにしてくれるアルバムでした。 ・全体的な感想 ギタリスト・湯浅の脱退というトラブルを乗り越えた彼らのニューアルバムとなる「光源」。今までと変わらないギターロックを奏でながらも、より青春というものに踏み込んだ作品…

茅野愛衣さんに対する興味が薄れた理由

※以前のブログにアップした記事を移転したものです。 今日は9月13日。あの花のめんまを演じてからの活躍が目覚ましい茅野愛衣さんの誕生日です。それ以降は持ち前の癒し系ボイスを活かした演技にとにかく惹かれました。特に、俺修羅の冬海愛衣はハマりまくっ…

Mr.Children「[(an imitation)blood orange]」-ポップスとは何か。それを突き詰めたミスチルの覚悟-

バンド20周年を迎えたミスチルが作り上げた極上のポップアルバム。 ・全体的な感想 今年でバンド20周年を迎えたミスチルの17枚目となるオリジナルアルバム。これまでの作品以上にポップ色の強い楽曲が目立っていると感じました。以前から薄々と感じていたの…

4/16 今日の1曲 どうぶつビスケッツ×PPP「ようこそジャパリパークへ」

今日はMステ出演で話題になったどうぶつビスケッツ×PPPの「ようこそジャパリパークへ」をご紹介。 サバンナが舞台のけものフレンズの主題歌らしく、壮大で賑やかなアニソンとなっています。 ・ようこそジャパリパークへ ホーンから始まる壮大なイントロがサ…

東京事変「color bars」-それぞれの色-

メンバーがソングライターとして、それぞれ個性を発揮した自由度の高い1枚。 ・全体的な感想 東京事変としてラストの作品となったミニアルバム。1曲ずつ各メンバーによる作詞・作曲となっているのが実にラストらしい。曲ごとにそれぞれの個性が反映されてい…

音楽的雑感「運転中のBGMに適した音楽について」

音楽的雑感記事 、今回は「運転中のBGMに適した音楽について」です。だいぶ前からなんですが、運転することが楽しくなりました。通勤はもちろん、ショッピングや遠くへのドライブなど・・・車での移動時間が苦痛に感じなくなったんですよね。 その移動中に欠…

4/13 今日の1曲 ヤバイTシャツ屋さん「ヤバみ」

今日はヤバイTシャツ屋さんの新作「どうぶつえんツアー」から「ヤバみ」をご紹介。 バンド名のインパクトに負けない、聞かせるパンクナンバーです。「理解できないものばかり流行ってく」の歌詞にも考えさせられました。 ・ヤバいTシャツ屋さん「ヤバみ」 ヘ…

4/12 今日の1曲 ケツメイシ「さくら」

少し散りかけですが、今は桜が綺麗ですね。 今年も楽しんで来ました。 さて、今日はケツメイシの「さくら」をご紹介。 この季節らしい儚さが漂うメロディに心を奪われる1曲です。 ・ケツメイシ「さくら」 ピアノとストリングスの美しいサウンドによるトラッ…

サカナクション「DocumentaLy」-生々しい想いをサウンドで表現-

山口一郎が苦悩の末に生み出した傑作。 自身が感じた心情を生々しく描き切った歌詞は圧倒的。 メロディに関しても、新たな試みが見られました。 ・全体的な感想 これまでの作品以上に山口一郎の心理描写を楽曲として表現できているように感じました。 活動の…

Base Ball Bear「新呼吸」-繰り返す日常の中にある変化-

明日に向けての希望や不安を見事に描き切った傑作。 ・全体的な感想 昨年の3.5thアルバムを経てリリースされた4thアルバムとなる「新呼吸」。彼らにしては珍しく、時間というコンセプトに沿った作品に仕上がっています。歌詞の中に朝や昼などの情景が描かれ…

くるり「THE PIER」 -音楽で表現した「旅」-

自身が見た世界。 それをポップミュージックで表現した良作。 ・全体的な感想 アルバムをリリースする度に作風が変わることで有名なくるり。 彼らの11作目となるアルバム「THE PIER」は異国情緒を感じさせる仕上がりです。 ヨーロッパの民族音楽や歌謡曲に日…

音楽的雑感「ポップの良さを重視している理由」

・なぜポップの良さを重視するのか? 私が曲の良さを判断する上で大きな要因となるのが「とっつきやすさ」なんですね。アーティストらしさが発揮された曲でも、聞きにくいとそれだけであまり聞かなくなります(^^;聞きやすいってのは音楽を聞く者としては…

indigo la End「幸せが溢れたら」 -美しくも儚い音世界-

儚くも甘酸っぱい恋愛模様・・・それを美メロギターロックで表現した良作。 ・全体的な感想 「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音を中心としたindigo la Endのメジャー1stアルバム。 あっと驚く展開や演奏で聞かせるゲス極に対し、こちらはメロディを大切にしてい…

高橋優「この声」-声で伝える想い-

厳しくも聞く者の背中を押してくれるメッセージアルバム。 ・全体的な感想 前作「リアルタイム・シンガーソングライター」から約1年ぶりとなる本作。2ndアルバムでも、変わらず世の中に対するメッセージを歌っています。世の中に対する怒りや不安が主なんで…

神聖かまってちゃん「つまんね」-アレンジを持って表現する、の子の内面-

・全体的な感想 インディー盤としてリリースされた「みんな死ね」と同時発売のメジャーデビュー盤「つまんね」。がむしゃらな勢いが詰まった前者に対して、丁寧に作り込まれた印象を感じました。 まず、一番特徴的だと感じたのはアレンジの違い。それを物語…