高知より愛を込めて

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2022年7月ベストソング10選

毎月のベストソング、7月より次点曲をなしにして10曲紹介していきたいと思います。

そっちの方が単純に紹介できる曲を増やせるかなと思いまして。

あと、しばらくの間はコメントなしでメモ代わり的な感じにしていきます。

ゲームをやる時間が増えたことで記事をじっくり書く時間が取れなくなりまして…

 

では、7月分です。

 

2022年7月ベストソング

 

・雨燦々/King Gnu

ヌー史上もっとも爽やかなメロディが存在感を感じさせるナンバー。

夏の通り雨が過ぎ去った後の晴れた空を表現しているのが見事で、芸術的な爽やかさと言いたいほど。

井口の歌唱も曲の情景に合っていて、表現力を増している印象。

曲の持つ美しさが圧倒的。
https://t.co/AsbyQkAfSJ

 

異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)/星野源

「おばけが出るぞ」というフレーズをキャッチーなメロディに載せて歌ったサビが印象的なポップナンバー。

軽やかなメロディとなっていて、思わず身を委ねたくなります。

子供向けと思わせつつ、星野源さんらしい良さも感じられる良曲。
https://t.co/N11mj5J3z6

 

・Free Free Free(feat.幾田りら)/東京スカパラダイスオーケストラ

伸びやかなホーンサウンド、駆け抜けていくメロディの疾走感がたまらないスカナンバー。

真っ直ぐな幾田りらの歌唱は聞いていてシンプルに心地よさを感じます。https://t.co/eG2JL5F75R

 

・夏の帰り道/kareru

ひぐらしが鳴く夏の夕暮れならではの切なさをピアノの美しいサウンドで表現したミディアムナンバー。

間奏の心に染み渡るギターソロやginkaの儚い歌声がその情景をより引き立ててくれます。
https://t.co/bwtUet8Qhu

 

・栄光の扉/平井大

壮大で力強いメロディ、夢に向かって頑張る者の背中を押してくれる歌詞が心に響くミディアムナンバー。

努力した時間だけでなく、思うように結果が出ずに涙した瞬間も糧になるー。

目標に向かう過程もしっかり肯定してくれるのが素晴らしい1曲。

ウクレレサウンドを取り入れてハワイアンを意識した楽曲のイメージが強い彼ですが、こういうメッセージソングも聞かせてくれるのが見事です。

別の方向で夏を表現していると言うか。
https://t.co/OUKbEIFweu

 

・Baby's Alright/[Alexandros]

Baby's Alright - song and lyrics by [Alexandros] | Spotify

 

左右盲/ヨルシカ

左右盲 - song and lyrics by Yorushika | Spotify

 

・空蝉/Omoinotake

空蝉 - song and lyrics by Omoinotake | Spotify

 

・雨宿り/Penthouse

雨がしとしと降る夜をイメージしたサウンドと落ち着いたメロディに引き込まれるミディアムナンバー。

Penthouseらしくジャズの雰囲気を取り入れていて、いい意味でJ-POPの枠にはまらない曲となりました。

男女ボーカルの掛け合いも印象的。
https://t.co/LzqQADZaSv

 

・tokyo(feat.鈴木真真海子,Skaai)/yonawo

tokyo (feat. 鈴木真海子, Skaai) - song and lyrics by yonawo, Skaai, Mamiko Suzuki | Spotify

 

雨燦々/King Gnu -悲しみを水に流して我々は生きていく-

雨上がりの青空が見せる輝きと夏の爽やかさ・・・

それをメロディとサウンドで表現した、ヌーの新境地とも言える1曲。

重厚なグルーヴも維持しながらなのが見事ですね。

 

・雨燦々

随所で鳴り響く美しいストリングスの音色と爽やかなメロディが今までのヌーにない雰囲気を感じさせるナンバー。

井口の歌唱から感じる繊細さとリズム隊による重厚なグルーヴを維持しつつ、爽やかさが加わったことで雨上がりの青空をイメージさせる楽曲になっている印象です。

楽曲構成もイントロ・1番Aメロ~サビ、2番・Cメロからラストサビと全体的にシンプルなんだけど、その中で虹がかかる雨上がりの青空が見せる輝きを表現したことで芸術的な美しさと爽やかさも含んでいるんですよね。

最初に聞いた時は「爽やかだな~」と思ったのですが、何回か聞くうちに「単に爽やかな曲と評するのは何か違う・・・」って違和感を持つようになりまして。

夏らしい雨上がりの青空を追求した爽やかなメロディ、ヌーらしいグルーヴの中に同居する美しさと繊細さはまさに芸術的だと言って過言ではないほど。

King Gnuというバンドの圧倒的な表現力に改めて引き込まれてしまいました。

 

サウンドやメロディだけでなく、歌詞の表現力もポイント。

土砂降りが多い最近の夏らしい情景を交えながら、激動の時代を生きる我々に対するメッセージを歌っています。

目まぐるしく情勢が変わるこの時代を生きていると心に悲しみや悩みを抱えてしまうと思うんですよね。

でも、どんなに悲しくても結局は生きていかないといけないわけで。

せめて悲しみを空から降る雨のように流してしまえれば・・・

いつまでも引きずらないで、雨上がりの青空のように晴れやかな心で生きることが今の時代は必要なんでしょうね。

芸術的でありながら爽やかさに振り切った「雨燦々」。だからこそのメッセージは説得力があります。

 

まとめ

重厚なグルーヴはそのままに、これでもかというほどに爽やかな楽曲に仕上がった「雨燦々」。

メロディとサウンドの爽やかさはもちろん、前向きになることの大切さに気付かせてくれる歌詞のメッセージは今の時代だからこそ必要ではないでしょうか。

ヌーの新境地とも言える楽曲と共に注目して聞いてほしいです。
雨燦々 - song by King Gnu | Spotify

異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)/星野源 -見えないからこそ大切に-

言うことをきかない子供に対する脅し文句の定番「おばけが出るぞ」。

星野源さんの新曲「異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)」は、そんな言葉を源さんらしい風味が効いたキャッチーなメロディに載せて歌ったポップナンバーに仕上がりました。

リズミカルに「おばけが出るぞ」と歌い上げるサビは、程よく毒気を感じさせるのが素晴らしい。

 

異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)

打ち込みによるサウンドを軸にしたリズムが心地よさを感じさせるポップナンバー。

軽やかだけど星野源さんらしいメロディとなっていて、思わず身を委ねたくなる仕上がりです。

「SUN」や「桜の森」をイメージさせるグルーヴというのでしょうか、彼ならではのセンスに満ち溢れているのが素晴らしい。

今までブラックミュージックやR&Bの要素を取り入れた楽曲を作ってからこそ、敢えて原点に立ち返る…

タイトルのコミカルさを含めて、そんな気持ちを感じずにいられません。

 

何より、「おばけが出るぞ」や「うらめしや」をキャッチーに歌い上げているのが本当にたまらない。

リズミカルなグルーヴに載っかることで、愉快さを感じさせるほどなんですよね。

みんなのうた的な言葉を選んでいるのもあり、思わず口ずさみたくなるほど。

子供から大人まで、誰もが歌いたくなるのではないでしょうか。

 

おばけの存在を明確にする音の使い方もポイント。

イントロに入ってくるチープながらもひんやりとした空気を感じさせるシンセサウンド、サビのコーラスから感じるおばけらしさ・・・

(feat.おばけ)と曲名に入っているのを見てふざけているのかと思ったけど、しっかりと意味があるものに仕上げているのは見事ですね。

 

歌詞は「おばけはいるぞ」というフレーズを交え、目に見えない存在も大切にしようってメッセージを込めています。

分かりやすいので言えばご先祖様ではないでしょうか。

時代の流れでお墓参りに行かなくなった人もいると思うんですが、やはり見守ってくれている以上は敬う必要があるわけで。

目には見えないけど、我々の側でしっかり見ているんですよね。

コミカルで毒気を感じさせる歌詞の中でこのようなメッセージも伝えているのではないか、そのように感じました。

 

・まとめ

おばけを題材にして目に見えない存在も意識しようというメッセージを込めた今回の曲。

星野源さんらしいメロディの安心感を久々に感じたり、コミカルで毒のある作風はある意味で彼の原点を感じさせるものなのかなと。

子供から大人まで誰もが楽しめること間違いなしの名曲です。

https://t.co/N11mj5J3z6

2022年上半期ベストソング20

2月後半から続くロシアによるウクライナへの軍事侵攻、記録的な円安ドル高、食品類や燃料など様々なものが値上がりしたり…

いろんなことが起こりすぎて心が落ち着かないまま過ぎ去った2022年上半期ですが、それでもいい音楽には出会えているなと思ってまして。

毎年恒例となる上半期の振り返り、今年も20曲を選びました。

本当はアルバムも決めたかったのだけど、そこまで聞き込めてなかったために断念。

 

というわけで、2022年上半期のベストソング20曲をどうぞ。

 

2022年上半期ベストソング20

・ミックスナッツ/Official髭男dism

木の実(ナッツ類)の中に混じるピーナッツ(落花生)の気持ちを少数派でも生きていく人々に重ねて描いた歌詞が現時点で今年一番のメッセージ性を感じさせる1曲。

周りと違う考えや存在だとしても生きていくしかないー、そんな中でも力強く前向きに進む想いを感じとれるのが本当に素晴らしいんですよね。

 

楽曲面も秀逸と言える仕上がりで。

スリリングでジャジーなイントロのワクワク感から品を感じさせる落ち着いたAメロ、少しテンポアップしてテクニカルな演奏を押し出したBメロ、そして分かりやすく真っ直ぐなメロディがキャッチーなサビ。

ラストまで心を掴んで離さない楽曲構成は現時点で2022年の個人的ベストソングと言っても差し支えないほどです。

ミックスナッツ - song by Official HIGE DANdism | Spotify

 

・まつり/藤井 風

恐らく、世の中の皆さんが「まつり」というタイトルで真っ先に思い浮かべる曲と言えば、北島三郎氏の代表曲「まつり」ではないでしょうか。

北島氏のこぶしを効かせた歌唱とお祭りらしく力強いリズムが心を震わせる、これぞ日本って風景をイメージした名曲なんですけど…

 

私は藤井風さんのアルバムリード曲が「まつり」というタイトルになることを知った時にこう思ったんですよね。

北島三郎さんの名曲と同じタイトル… どんな感じになるんだろう?」

藤井風さんのセンスが炸裂して未知なる曲を聞けるワクワク感と和風色が強すぎて逆に馴染まない曲になるのではという不安…

先行配信がスタートするまで、この2つの感情が心にありました。

 

そして迎えた3月21日の配信スタート。

アルバムはフラゲする予定だったので、仕事が終わってすぐにSpotifyへアクセスして聞くことに。

真っ先に耳に入って来たのは和の心を感じさせる美しいイントロ、そして祭り囃子をイメージした笛の音色とR&Bのリズム…

一番の聞き所であるサビは「まつり~」とリズミカルにリフレインするフレーズが心地よくて耳から離れず、気が付けば口ずさむほど。

 

歌詞も印象的なフレーズが多くて。

「で、一体何が欲しいわけ」と今以上にいろんなものを求めようとする人々には今の幸せを改めて大切にしようと問いかけ、「まとめてかかってきなさい」と歌うことで全てを受け入れる包容力と藤井風自身が持つ余裕を見せつける…

 

何が言いたいのかというと、藤井風さんの「まつり」はそのタイトルに恥じない新たな名曲ってことです。

和の要素とR&Bを融合させた、一周回って新しいポップミュージックは必聴。

まつり - song by Fujii Kaze | Spotify

 

ダンスホール/Mrs. GREEN APPLE

この世界はダンスホール、そこで生きる主人公は君自身。

だから主体的に楽しむ気持ちで生きていこうー。

我々が生きる世界をダンスホールに見立てたことで聞く人全てが主人公として歌詞のメッセージを受け止めることが出来る・・・

どんな人の背中でもしっかり押してくれる応援ソングが誕生しました。

この世に生まれた命はいつか終わりを迎えるわけだけど、それならば全力で楽しんでみた方がきっと楽しいはず。

人間関係の難しさや困難に直面するのが人生なので辛いこともあるんでしょうけど、それでも楽しむ気持ちを持ってほしい・・・

ダンスミュージックにも通ずるリズムの良さを重視した楽曲の明るさ・軽快さと相まって、すごく前向きなエネルギーに満ちた1曲です。

今年から活動再開したバンドの前向きさも同時に感じさせてくれたのが素晴らしい。

ダンスホール - song by Mrs. GREEN APPLE | Spotify

 

・ミスター/YOASOBI

小説を題材にして新たな音楽を作り上げる音楽ユニットのYOASOBI。

これまでもラストサビで半音上がる構成など、王道のJ-POPを意識した曲作りが得意だなと思っていました。

 

しかし、この「ミスター」はそれをさらに突き詰めてきたなと。

何と言っても、80~90年代シティポップの雰囲気を感じさせるメロディとサウンドが洗練されたポップナンバーに仕上がっているんですよね。

ドラムの程よいリズムとリバーブ感は80年~90年代シティポップを彷彿とさせるかのよう。

ikuraの歌唱は相変わらずあどけなさを感じさせるけど、曲の雰囲気が違うだけでこんなにも惹きつけられるのかと実感。

しっかりと聞かせてくれました。
ミスター - song by YOASOBI | Spotify

 

・M八七/米津玄師

かつて「ピースサイン」という曲でヒーローになりたい気持ちを歌った米津玄師。

あれから5年、新曲の「M八七」で強いヒーローだからこそ感じる痛みを見事に描いてくれました。

楽曲は壮大で美しいメロディと力強くも優しさを感じさせるビートが背中を押してくれるポップナンバーなんですけど。

ヒーローの強さを「痛みを知るただ一人であれ」と表現することで、ヒーローの強さとみんなのために戦う存在だからこそ感じる心の痛みを表現しているのです。

痛みがわかるからこそ、誰にでも寄り添える・・・

米津さんなりのヒーロー像がこの曲で明確になったのではないでしょうか。

自然な感じに転調する2番のBメロから間奏~Cメロへの流れも見事だし、変わらない米津節にも注目して聞いてほしいところ。
M八七 - song by Kenshi Yonezu | Spotify

 

・Rock The World/[Alexandros]

人は困難を乗り越えることで強くなれるー。

ドロスらしいメッセージの強さで一生懸命になることの素晴らしさを歌った歌詞が背中を押してくれるロックナンバーとなりました。

ストレートなギターサウンドとピアノが織り成すメロディは爽やかでありながら、シンプルな良さがあります。

王道のギターロックでありながら、ドロスらしい演奏のキレも楽しめる・・・

やっぱりドロスの曲はこうでなければ! 改めてその素晴らしさを感じさせてくれました。
Rock The World - song by [Alexandros] | Spotify

 

・あの夏空へ/kareru

ここ最近、二人組の音楽ユニットからグッと来る夏歌が生まれているなと感じます。

昨年はなかったものの、2020年のYOASOBI「あの夢をなぞって」、ヨルシカの「花に亡霊」・・・

二曲とも夏の儚さを上手く描いているなと感じるんですけど。

今年はどうなんだろうと思っていたところ、その流れを汲んでいるなと感じる夏歌が出てきました。

 

それがkareruという音楽ユニットによる「あの夏空へ」という曲なんです。

夏の青空から感じる爽やかさを表現したシンプルなギターロックナンバーとなっていて、分かりやすいメロディに引き込まれる仕上がりで。

メロディの疾走感やサウンドの雰囲気はありがちなものの、夏という季節を表現しているのが素晴らしい。

ginkaの美しく儚げな歌声と爽やかさに振り切ったメロディは夏の眩しさから儚さまで余すことなく表現していると言えます。

そんなわけで、2022年の夏歌で一番好きな曲となりました。

あの夏空へ - song by kareru | Spotify

 

・喜劇/星野源

星野源さんの曲で家族をテーマにしたものと言えば、2017年リリースの「Family Song」がありますが・・・

今回の「喜劇」もその流れを意識した心が暖まるポップソングだと感じました。

一つ違うのは、洋楽テイストやR&Bの落ち着いたリズムを取り入れたことで洗練されたポップスに仕上がっていることでしょうか。

最近の星野源さんらしくDAWによる打ち込みサウンド主体でありながら、暖かみを感じさせる曲になっているんですよね。

結婚を経たからこその視点で描かれた歌詞はより深みを増した印象です。

過去の曲をより深めた形にしているのが見事だなと。

喜劇 - song by Gen Hoshino | Spotify

 

・Somebody/SOMETIME'S

良質のポップミュージックを奏でる男性二人組の音楽ユニット・SOMETIME'S。

彼らのアップナンバーは聞いているとどこかワクワクする感覚を味わえるのがポイントだと思ってまして。

この曲もイントロからそんな感覚に陥らせてくれたんですよね。

ギターサウンドの爽やかなメロディ、それを引き立てるホーンアレンジが印象的なポップナンバーで程よいテンポがそれを増幅させている印象。

特に、サビの軽快さは曲の晴れやかさをこれでもかと感じさせてくれます。

間奏における電子音の閉塞感から解放感たっぷりな展開に変わる瞬間は圧巻で、爽やかなメロディがより際立つなと。

熱量のあるボーカルとそれに絡むコーラスの爽やかさといい、先行き不明な時代だからこそ聞いてほしい1曲です。

Somebody - song by SOMETIME'S | Spotify

 

桃源郷/yama

謡曲テイストを感じさせるブルージーなメロディとyamaのクールな歌唱が印象的なポップナンバー。

どこか懐かしい雰囲気を感じさせるだけでなく、yamaの歌唱にある魅力もしっかりと伝えているのがポイント。

歌唱の魅力とメロディの存在感に引き込まれる1曲です。

桃源郷 - song by yama | Spotify

 

単焦点/Penthouse

クラシック的で穏やかなイントロ、全体に渡ってジャジーなメロディがオシャレさを感じさせるミドルナンバー。

男女ボーカルのハーモニー、洗練されたピアノの音色に心を奪われる仕上がり。

ジャズを意識した間奏の雰囲気も素晴らしく、一種の芸術作品を聞いているかのよう。

J-POPという枠にとらわれず、自分なりに音楽を追求して聞かせる曲を作りたい気持ちが伺えました。

単焦点 - song by Penthouse | Spotify

 

・わたし/SixTONES

ピアノのシックな音色を軸にした美しいメロディとそれに乗っかる6人の歌唱が圧倒的なバラードナンバー。

落ち着きと色気を感じさせる歌唱は聞き手をしっかり惹き付ける魅力があります。

いつもより6人の歌声を活かした仕上がりになっているのが見事。

彼らとしては今までにない雰囲気の楽曲に、私の心がありえないくらいに奪われてしまいました。

いい意味でジャニーズとは言わせない、そんな決意も感じずにいられません。

SixTONES – わたし [YouTube ver.] / Watashi [YouTube ver.] - YouTube


・It's All About You(feat.SIRUP)/Ovall

爽やかさを感じさせるギターサウンド、軽やかなビートの心地よさが非常にリズミカルなポップナンバー。

オシャレなトラックに乗っかるSIRUPのボーカルは存在感があって、曲の魅力を最大限に引き出しています。

間奏で聞かせるピアノとギターによる演奏もジャケットの夕日をイメージさせてくれるかのよう。

心地よいリフのギターと相まって、素晴らしいグルーヴ感を持った1曲です。

身を委ねていたくなるほどの心地よさがたまりません。

It's all about you - song by Ovall, SIRUP | Spotify

 

・Space Traveler/TAIKING

シンセサウンドの浮遊感、軽やかなリズムによるグルーヴが宇宙空間をイメージさせるポップナンバー。

シティポップのようなオシャレ感を持たせながら、キャッチーさに満ちたメロディは心地よく聞きやすい仕上がり。

伸びやかなギターサウンドから感じる開放感もあって、夜のドライブで流すと雰囲気が増しそうです。

Space Traveler - song by TAIKING | Spotify

 

・PINK/キタニタツヤ

スリリングでスタイリッシュなメロディのカッコよさが印象的なアップナンバー。

鮮やかなピンク色の桜をテーマにした歌詞なんだけど、その実態は狂気に満ちた内容になっているんですよね。

「あの樹の下には×××が埋まっている!」や「あんたの中身のピンクを眺めていたい」など、今までの桜ソングにおける常識をいい意味でぶち壊しています。

どことなく感じるスリリングさがその世界観とすごくマッチしているなと。

3分に満たない曲でありながら、心にしっかりと爪痕を残してくれた1曲です。

PINK - song by キタニタツヤ | Spotify

 

・Grow Old With Me/SHE'S

多幸感に満ち溢れた軽やかなピアノのメロディ、爽やかさを感じさせるホーンサウンドが印象的なポップナンバー。

サビの高揚感と言いますか、シンガロングしたくなるような解放感はシンプルに引き込まれる仕上がり。

程よいテンポでリズムを刻むドラムもあって、手拍子までしたくなるほど。

これからの未来を二人でよりよいものにしようと歌った歌詞の素敵さも秀逸。

Grow Old With Me - song by SHE'S | Spotify

 

・YOKU/Eve

エレクトロミュージックを意識しながらも落ち着いたトラックの雰囲気が印象的なミディアムナンバー。

サビ終わりのメロディはEDMのドロップに通ずる存在感があります。

洗練されたメロディもあって、アルバムの中でも上品さが際立つ1曲となりました。

いい意味で「歌い手アーティスト」に抱いていたイメージを超えて来たなと。

こういう系統の曲も出来るんだという驚きがあります。
YOKU - song by Eve | Spotify

 

・i care/Homecomings

Homecomingsらしい素朴さを感じるサウンドとメロディが暖かなポップナンバー。

ゆったりでありながら軽やかに聞かせるベースとギターの旋律は身を委ねたく心地よさがあります。

サビの伸びやかな歌唱や前向きな気持ちを歌った歌詞も含め、春ならではの爽やかさを表現した1曲となりました。

i care - song by Homecomings | Spotify

 

・LOUDER/SPiCYSOL

重厚なドラムを軸としたグルーヴ、シンセの涼しげなサウンドがシンプルに心地よいポップミュージック。

落ち着いた雰囲気を感じさせる間奏のピアノサウンドは短いながらもしっかりと心に残るフレーズを奏でています。

Kennyの伸びやかで爽やかな歌声も含め、本当にリラックスできる1曲。

メロディとグルーヴに身を委ねて聞き浸りたい・・・

LOUDER - song by SPiCYSOL | Spotify

 

・カメレオン/King Gnu

ピアノによる美しいメロディと井口の繊細な歌唱が印象的なバラードナンバー。

J-POPの王道を意識したメロディとヌーらしいグルーヴを感じさせるバンドサウンドに引き込まれる1曲。

3分とシンプルな構成の曲に感じるんだけど、間奏でクラシカルな雰囲気にしてみたりとヌーならではの音楽的こだわりも垣間見えるのがポイントでしょうか。

変わり果てた君を想う気持ちが歌われた歌詞と相まって、楽曲に漂う切なさが際立っていると感じました。

Chameleon - song by King Gnu | Spotify

 

上半期を振り返って

いろいろありすぎた2022年の上半期ですが・・・

例年以上に歌詞よりもメロディやサウンドなど、音楽面を重視した選曲になったのではと思っています。

世の中が騒がしいからこそ、音楽くらいは「歌詞なんか度外視して音を楽しみたい」という私の心が表れたのではないかなと。

7月に入ってからも既に大きな出来事が起きてしまってますが、これからの行く末はどうなるのでしょうか?

不安に思うだけ仕方ないので、下半期もいい音楽に出会えることを楽しみにしたいところです。

2022年6月ベストソング5選

まさか6月中に梅雨明けするとは思いませんでしたね・・・

暑さも夏本番って感じだし、7月・8月はどうなるのか。

例年以上の熱中症対策が必要となりそう。

 

それはさておき、6月のベストソングが決まりました。

ようやく追いついたので、近々上半期ベストソングも発表したいところ。

では、どうぞ。

 

2022年6月ベストソング5選

 

・ミックスナッツ/Official髭男dism

ジャズのグルーヴを感じさせるスリリングなイントロに引き込まれるナンバー。

Bメロまでの程よい緊張感からキャッチーさ全開のサビに移行する瞬間が圧倒的で、開放的な爽やかさを感じずにいられません。

自分を偽りながらでも生きていく決意を歌った歌詞は少数派の人々にも寄り添ってくれる優しさに満ちていて、それでも生きていこうという気持ちにさせてくれます。

SPY×FAMILYの世界を意識しながらも、現実を生きていく我々も勇気づけるメッセージを伝えているのが素晴らしい1曲。

ヒゲダンらしさの中にあるスリリングなグルーヴだけでなく、歌詞の内容にも注目してほしいです。
ミックスナッツ - Single by Official HIGE DANdism | Spotify

 

・あの夏空へ/kareru

夏の青空から感じる爽やかさを表現したギターロックナンバー。

メロディの疾走感やサウンドの雰囲気はありがちなんですが、シンプルな構成でありながら夏という季節を表現しているのが素晴らしい。

ginkaの美しく儚げな歌声と爽やかさに振り切ったメロディがそう感じさせるのでしょうか。

2022年の夏歌で一番好きな曲となりました。

あの夏空へ - song by kareru | Spotify

 

桃源郷/yama

謡曲テイストを感じさせるメロディとyamaのクールな歌唱が印象的なポップナンバー。

どこか懐かしい雰囲気を感じさせるんだけど、現代テイストのホーンアレンジやビートのグルーヴが絶妙に合わさって最新のポップスに仕上がっています。

yamaの力強さを押し出した歌唱も艶っぽさに満ちていて、歌謡曲を意識した曲らしい表現が出来ているなと。

80年代っぽさが強く出ているんですが、それが逆にクールでカッコいい曲になった要因だと思いました。

桃源郷 - song by yama | Spotify

 

・LOUDER/SPiCYSOL

重厚なドラムを軸としたグルーヴ、シンセの涼しげなサウンドがシンプルに心地よいポップミュージック。

落ち着いた雰囲気を感じさせる間奏のピアノサウンドは短いながらもしっかりと心に残るフレーズを奏でています。

Kennyの伸びやかで爽やかな歌声も含め、本当にリラックスできる1曲。

メロディとグルーヴに身を委ねて聞き浸りたい・・・

LOUDER - song by SPiCYSOL | Spotify

 

・わたし/SixTONES

ピアノのシックな音色を軸にした美しいメロディとそれに乗っかる6人の歌唱が圧倒的なバラードナンバー。

落ち着きと色気を感じさせる歌唱は聞き手をしっかり惹き付ける魅力があります。

いつもより6人の歌声を活かした仕上がりになっているのが見事で、大人っぽさを売りにしている彼らならではのバラードだと感じました。

こういう系のバラードナンバーって似たり寄ったりな雰囲気になりがちなんですが、SixTONESの持つ落ち着きとシックなピアノの音色を軸にした楽曲から感じる品が合わさって唯一無二の曲になっているのがいいですね。
SixTONES – わたし [YouTube ver.] / Watashi [YouTube ver.] - YouTube

 

次点曲

 

・レンズ/幾田りら

いつか二人でいることが日常にー。

大切な人と過ごすこれからの日々に対する期待を歌ったラブソング。

ピアノ主体のバラードナンバーになっていてメロディの良さが際立つ印象。

YOASOBIだけでなくシンガーソングライターとしての存在感もしっかり感じさせます。
レンズ - song by Lilas Ikuta | Spotify

 

・HAPPY BIRTHDAY 2 ME/eill

誕生日を迎え、これからの一年をいい年にしたいー。
ポジティブさに満ちた感情を洗練されたメロディとサウンドで表現したポップナンバー。

ジャジーなピアノの音色で落ち着いた雰囲気を感じさせたかと思いきや、途中でサンバのリズムを入れることでお祭り騒ぎ的なノリになったり・・・

盛大に誕生日を祝うことで前向きに行こうとする決意を感じる1曲です。

HAPPY BIRTHDAY 2 ME - song by eill | Spotify

 

・私は最強/Ado

ミセス提供の解放感に満ちたメロディが爽やかなロックナンバー。

大森さんを意識したAdoの歌唱とミセスらしい真っ直ぐなメロディが非常にマッチしていて、自信に満ち溢れた歌詞のメッセージをしっかり伝えてくれます。

2番におけるワルツ調への転調も存在感があると言いますか。

ミュージカルを聞いているかのような感覚を味わさせてくれるのが素晴らしい。私は最強 - ウタ from ONE PIECE FILM RED - song by Ado | Spotify

 

・それを愛と呼ぶなら/Uru

ピアノ主体のサウンドと優しさを感じるメロディ、Uruの透明な歌声が心に響くラブソング。

デビューから変わらない雰囲気の楽曲なんだけど、Uruの歌声が映える仕上がりになっているのはさすが。

落ち着いた作風こそUruの魅力なんだろうなと。
それを愛と呼ぶなら - song by Uru | Spotify

 

・たましいの居場所/マカロニえんぴつ

爽やかで明るいメロディ、鋭いギターサウンドが効いたロックナンバー。

マカえんらしい違和感のない転調とピアノの音色を活かした楽曲は安定の良さがあります。

先の見えない未来でもワクワク感を持って生きたいと歌った歌詞も印象的。
たましいの居場所 - song by Macaroni Empitsu | Spotify

マカロニえんぴつ「たましいの居場所 EP」 -ワクワクしながら生きるって必要-

アルバム「ハッピーエンドへの期待は」の完成度、「なんでもないよ、」がストリーミングにおいてロングヒットを続けるマカロニえんぴつ。

そんな彼らの今を感じさせる4曲を楽しめました。全曲マカえんらしさ全開なのは素晴らしいなと。

 

1.たましいの居場所

爽やかで明るいけど味わい深さを感じさせるメロディ、鋭いギターサウンドが効いたロックナンバー。

マカえんらしい違和感のない転調とピアノの音色を活かした楽曲は安定の良さがあります。

全体的に漂う爽やかさとサビの良質なJ-POP味を感じさせる味わい深いメロディも相まって、聞き手の心をしっかり掴む曲になっているのはお見事というべきか。

ロックバンドらしくギターサウンドの鋭さを押し出したサウンドアプローチにも注目して聞いてほしいところ。

 

先の見えない未来でもワクワク感を持って生きたいと歌った歌詞も印象的。
昨今の世界的な情勢、経済情勢は見ていると不安に苛まれてしまいそうだけど、そんな時でもワクワクする気持ちは持ち続けていたいー。

鋭くエッジの効いたギターサウンドとピアノの爽やかなフレーズがその前向きさを増幅させているようでした。

明るさを感じさせるメロディ、歌詞は必聴です。

 

2.星が泳ぐ

ギターとピアノが絡み合うサウンドやマカえんらしい転調を繰り返す構成、サビの美しいメロディに引き込まれるロックナンバー。

やるせなさを歌った歌詞とエネルギッシュだけど作り込まれた楽曲は見事にマッチしている印象。

2番目のAメロで落ち着いたピアノの音色を加えることで微妙に雰囲気を変えてきたり、間奏後のCメロに転調を入れてくるなど印象に残る箇所があります。

このEPに収録されている4曲の中ではシンプルにストレートな曲であるものの、君がいないことに対するやるせなさを歌った歌詞のメッセージをしっかりと伝えてくれました。

 

3.街中華☆超愛

マカロニえんぴつと言えば大胆でありながら違和感のない転調をさらっと入れてくるのが魅力だと感じているんですが。

この「街中華☆超愛」は、その魅力を楽曲全体で表現した非常にトリッキーさを感じさせるロックナンバー。

ロックバンドらしいカッコよさに満ちたギターサウンドはもちろん、中国語を意識した言葉で街中華への愛を歌い上げた歌詞が印象的。

一見するとコミカルなナンバーに感じられるんだけど、ノイジーなギターサウンドや攻めたメロディによってすごく聞き応えのある1曲に仕上がりました。

目まぐるしく変化する曲調、一つ一つの音のフレーズの存在感はまるでインストナンバーを聞いているかのような感覚を味わえます。

 

4.僕らは夢の中

フォークミュージックの持つ哀愁をイメージした素朴なメロディが心に響くミディアムナンバー。

自分たちがロックバンドを結成して音楽と向き合う意味は何か、それを歌いつつ両親に対する想いを歌った歌詞はどこか暖かさを感じずにいられません。

特に、サビのメロディが素朴で優しい仕上がりなんですよね。

シンガロングしたくなるほどの魅力があると言いますか、聞いているだけで心に染み渡ってきました。

 

まとめ

大胆な転調や楽曲の存在感はもちろん、優しさも感じさせてくれた今回のEP。

アルバムで表現したマカえんらしさをさらに凝縮した1枚となりました。

 

Official髭男dism「ミックスナッツ EP」 -周りに擬態しながらでも生きていく覚悟-

ジャズのグルーヴを感じさせるスリリングなナンバー「ミックスナッツ」を軸に、表情やメッセージの異なる楽曲が楽しめる今回のEP。

ヒゲダンの今をしっかりと伝えてくれるものでした。

 

1.ミックスナッツ(アニメ「SPY×FAMILY」OPテーマ)

ジャズのグルーヴを感じさせるピアノやベースラインに引き込まれるイントロ、スリリングなメロディがカッコいいポップナンバー。

Bメロまでの程よい緊張感からキャッチーさ全開のサビに移行する瞬間は圧倒的な存在感に満ちています。

演奏テクニックとグルーヴ感を押し出したAメロ~Bメロを経てのサビが解放感に満ちていて本当に素晴らしい。

緊張感と馴染みやすさのバランスが絶妙なさじ加減となっていて、複雑でもあるし分かりやすくもある曲なんですよね。

 

歌詞はナッツ類(木の実)に混じるピーナッツ(落花生)がナッツ類のフリをしながら生きていく姿を描いています。

アーニャが大好きなピーナッツを題材にしながらも、多数派の中で擬態して生きている少数派の人々の葛藤や覚悟も描いているのが見事と言うべきか。

多数派になりきれなくて不安を感じたり、あるいはミスしたり、成り行きに任せたり・・・

多くの人が共感できるような歌詞が多い中で、少数派の人々に寄り添ったメッセージを伝えているのが個人的にいいものだなと。

 

2.Anarchy

無機質感の漂う打ち込みサウンドによるグルーヴが印象的なポップナンバー。

全体的に感じる軽やかなリズムは心地よさを感じさせるんだけど、クールさも同居させたことで心に渦巻く感情をしっかり伝えてくれるものとなっています。

混沌とした雰囲気のAメロ~Bメロ、そこから開放的なメロディのサビに入る構成も素晴らしいと言うか。

不満だらけの現状から抜け出したい気持ちが歌われているんですが、それを歌詞だけでなく曲でも表現しているのが見事なんですよね。

二番目のサビ~間奏~ラストサビの流れも個人的に圧巻で。

鬱屈とした感情が爆発しそうなヒリヒリ感に満ちた演奏を聞かせる間奏、それを経て爽快感が増したラストサビはこの曲一番の聞き所ではないかなと。

優等生イメージの強いヒゲダンが打ち出した新境地、改めて感じました。

 

3.Choral A

シンプルなリズムとJ-POPらしい良質のメロディが印象的なポップナンバー。

グルーヴ感を押し出した表題曲と違い、馴染みやすいシンプルさを感じさせるメロディを強調した仕上がりになっています。

イントロなどで鳴り響くパーカッションの音色、随所に入る伸びやかなホーンサウンドのおかげで色鮮やかなイメージになっているんですよね。
サビの王道を意識したメロディラインが特に秀逸で、「ヒゲダンが王道ポップスを作るとしたらこんな感じなのでは?」という理想をしっかりと実現している印象。

その分グルーヴ感は抑えめで物足りなさを感じるものの、いい意味でそう思わせてくれるのがヒゲダンだなぁと。

 

4.破顔

落ち着いたバーで流れていそうなR&Bをイメージしたミディアムナンバー。

思わず身を委ねて聞きたくなるほどのゆったりとしたリズム、夜のしっとりムードを感じさせる甘いピアノの音色・・・

何と言いますか、すごくムーディなんですよね。

それでいてサビを含めて落ち着いたグルーヴとなっているあたり、しっかりとヒゲダンの曲として完成している点もポイント。

夕暮れ時の街を舞台にしたストーリーで日常の些細な出来事に対する感謝を歌った歌詞も印象的。

「街の誰そ彼の人生の 無数の美しさに途方に暮れる」というフレーズは黄昏時とかけて人生模様を表現しているのが見事。

 

まとめ

2022年上半期のヒゲダンをギュッと凝縮した4曲を堪能できました。

表題曲の「ミックスナッツ」にかけて、様々なメッセージ・タイプの違う楽曲で魅力を伝えてくれたのが良かったですね。

EPでありながら、コンセプトがしっかりした密度の濃い1枚と言えるでしょう。

これからの活動も楽しみでなりません。

ミックスナッツEP - Single by Official HIGE DANdism | Spotify