高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

Predawn「手のなかの鳥」-夜明け前の世界-

・全体的な感想

アコギを演奏しながら歌う女性シンガーソングライターの中でも、かなりツボに来たかもしれません。

 

彼女の奏でるメロディはUKインディやブリティッシュ・フォークの流れを踏襲しつつも、曲の持つ世界観を重視しているように感じました。

オビに書かれているとおり、「夜明け前の音楽」になっています。

優しく包み込んでくれる音もあって個人的には星が出た夜空の下で聞きたい一枚。

メロディの質も高くて、アコギのシンプルなサウンドながら聞く者の心を掴んで離さない楽曲揃いといったところでしょうか。

特に、アコギの音階を自由自在に操っているのには驚きました。

高音域から低音域の音色をくまなく使った楽曲は繊細ながらも聞き応えありです。

 

どの曲も良かったのですが…

サビでの語感の良さとアコギのシンプルなサウンドが心地よさを感じさせてくれる「Suddenly」、ハーモニカの音色がいいアクセントの「Little Green」、エレキギターの激情的なサウンドを取り入れることで、オルタナの要素を持たせることに成功した「Apple Tree」の3曲は特に素晴らしい。

 

また、歌っている清水美和子さんの声も温かさと柔らかさがあっていい感じです。

どこか力強さを感じさせてくれるのもポイント。

和製NORAH JONESとか言われているみたいですが、まずは聞いてみてほしい。

 

・まとめ

アコギが奏でる独特の世界観を持ったサウンドは、聞く者の感情に何かしら訴えかけてくるでしょう。

シンプルで優しい音像の曲たちは、今の時代にこそ聞いてほしいものなのです。

 

手のなかの鳥

手のなかの鳥