Anarchy/Official髭男dism -この状態から抜け出したい-
年が明けてから既に8日目となりました。
忙しくて挨拶が出来ませんでしたが、2022年も音楽感想やアニメ感想をメインに更新していくのでよろしくお願いします。
それはさておき、昨年リリースのアルバムが記憶に新しいヒゲダンの新曲「Anarchy」が早くも配信されました。
グルーヴ感はそのままに、今までにないカッコよさを感じさせるメロディが印象的な1曲となっています。
・Anarchy(映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」主題歌)
無機質で機械的にうねるグルーヴが圧倒的な存在感を生み出しているポップナンバー。
一聴すると軽やかに聞こえるんだけど、どことなく無機質さを感じずにいられないのがポイント。
このグルーヴから今までの彼らにないクールさを感じずにいられません。
心に渦巻く不満とそこから抜け出したい気持ちを歌った歌詞もすごく合っている印象で。
特に、サビに入った瞬間の開放感で無機質さを吹っ飛ばす展開は素晴らしいの一言。
テンポを維持したままで伸びやかさを加えたことで、歌詞に描かれた前向きさをそのまま表現しているかのよう。
単なる反骨心を歌うだけでなく、前向きな感情も感じさせてくれたのがいい。
個人的に優等生的イメージの強いヒゲダンですが、「Cry Baby」に続いてこの曲でも荒くれ感とやさぐれ感を見せてくれました。
持ち味のグルーヴで違う表情を見せてくれるあたり、さらなる成長を遂げているのが伺えるなと。
気が早いけど、次の曲も楽しみでたまらない。