いよいよ2021年も大晦日ですね。
今年は9月からの忙しさで後半に入ってからあっという間に過ぎ去った一年だったと感じました。音楽は変わらず楽しめたものの、ブログを書く時間が少ない状況なので毎月のベストソング記事も駆け足気味に…
というわけで、今年の年間ベストソングは手短に紹介していきたいと思います。
2021年ベストソング
・きらり/藤井 風
先の展望に対する期待を感じさせる歌詞、開放的なメロディが印象的なポップナンバー。
力強いビートによるリズム、藤井風さんの伸びやかな歌唱は曲の前向きさを最大限に引き出しています。
今年もコロナ渦でどんな一年になるか心配だったけど、この曲の前向きなエネルギーに支えられたと感じました。
・Cry Baby/Official髭男dism
ヒゲダンらしいグルーヴはそのままに、やさぐれた空気を感じさせるサウンドやメロディがいい意味で彼らのイメージをぶち壊してくれました。
不良っぽさをイメージしたグルーヴの存在感、リベンジしたい気持ちを歌った歌詞の強さは圧倒的というべきか。
人生っていろんな困難に直面することがあるんですけど、この曲を聞いていたら「負けずに乗りきりたい!」と気持ちが出て来ます。
・一途/King Gnu
うねるギターサウンド、ベース、力強いリズムを刻むドラム… それらのグルーヴが一体となって聞き手に迫ってくるロックナンバー。
単に疾走感だけでなく、グルーヴ感を重視しているのがヌーらしい仕上がり。
ストレートなメロディもあって、一途になることの大切さを歌った歌詞がより心に響きました。
井口と常田のツインボーカルの掛け合いも見事。
・Slow Dance/SOMETIME'Sノスタルジックな雰囲気のイントロから少しずつ明るくなるAメロ~Bメロから軽やかさを増すサビに入った瞬間の軽やかさがたまらないポップナンバー。
爽やかなメロディと力強いボーカルの織り成すハーモニーも印象的。
コロナ渦の鬱屈とした空気を吹き飛ばしてくれるほどに爽やかなこの曲、2021年の個人的アンセムと言いたいほど。
https://t.co/96X9DGECrD
・マスカラ/SixTONES
スタイリッシュなアコギのカッティングから入るイントロ、クールさを押し出したメロディとリズムが洗練された印象を与えてくれるポップナンバー。
色気を感じさせるメンバーの歌唱、いい意味でジャニーズらしくない雰囲気の楽曲は曲が持つカッコ良さをしっかり伝えてくれます。
曲に負けないメンバーの表現力も圧巻の一言です。
・創造/星野源
「何かを作り出そうぜ」、新たなものを生み出す楽しさを遊び心溢れるメロディに載せて歌ったポップナンバー。
ゲームキューブの起動音を取り入れたメロディやマリオブラザーズの効果音など、任天堂に対するリスペクトを感じさせるのが見事。
星野源さんの音楽に対する姿勢が真剣だからこそ、生み出された名曲です。
https://t.co/VeSAbWvulo
・春泥棒/ヨルシカ
春が終わる儚さを春泥棒の物語として描いた、「創作」のリード曲を飾るに相応しいナンバー。
爽やかなメロディの心地よさは素晴らしく、春の風をイメージさせるかのよう。
suisのボーカルから感じる表現力もポイント。
・閃光/[Alexandros]
クールなギターサウンドのイントロ、Aメロからアウトロまで駆け抜ける展開がシンプルにカッコいいロックナンバー。
閃光のような勢いを感じさせるメロディの爽やかさは彼らの野心そのもののように感じます。
ラストサビの手数で攻めるドラムも印象的。
https://t.co/vyP1aGoAD8
・夜は仄か/Eve
軽やかなトラックとそれに乗っかるEveの歌唱がクールなポップナンバー。
夜をイメージしたような洗練された雰囲気になっていて、12月のEPに続いて彼の引き出しの多さを感じさせてくれます。
彼のクールさが際立つ一曲。
https://t.co/I3iHCF9rZX
・宇宙の夜 二人の朝/ストレイテナー
太めのベースラインから走り抜けていくギターサウンドがシンプルにカッコいいロックナンバー。
ずっと変わらないテナーサウンドの基本を忠実に表現していて、これぞストレイテナーだなと実感できる一曲となりました。
ホリエの真っ直ぐな歌唱、疾走感のあるメロディまで彼らの魅力がいっぱいのナンバーです。
・Butter/BTS
リズミカルなビートのトラックとオシャレなアレンジを効かせたメロディが印象的なダンスナンバー。
「Dynamite」のようなキャッチーさを突き詰め、よりダンサンブルな仕上がりに。
メンバーの個性を活かした歌唱、ラストのラップも存在感があります。
https://t.co/wSiPxFu1no
・もう少しだけ/YOASOBI
「昨日よりもう少しだけー。」
少しでも成長したい気持ちを歌った歌詞が背中を押してくれるポップナンバー。
優しさを感じさせるメロディ、温もりに満ちたピアノサウンドにシンプルな良さを感じます。
ikuraの歌唱、楽曲のテンポから今までのYOASOBIにはない落ち着いた雰囲気を感じられました。
歌詞の優しさも含め、何とも暖かい1曲。
https://t.co/p4TwwUp7GX
・水平線/back number
バクナンらしいJ-POPを意識したメロディとアレンジがシンプルな良さを感じさせるミディアムナンバー。
ギターサウンドの伸びやかさはどこまでも伸びる水平線をイメージしているかのよう。
背中を押してくれる歌詞、程よいアクセントのストリングスも印象的。
「成功の影には誰かの失敗が存在する」と現実を歌った歌詞も心に刺さります。
・嘘つき/あたらよ
アコースティックギターの儚い音色と力強いバンドサウンドによる切ないメロディが心に響くミディアムナンバー。
愛されなくなった時のもどかしさを描いた歌詞とマッチしており、そのメッセージを増幅させている印象。
間奏からラストに向けて盛り上がりを見せる展開がとにかく感情的で引き込まれるほどです。
「さよなら」で締めくくるラストを強く印象付けているのが見事。
・Bad Habits/Ed Sheeran
アコースティックギターのカッティングによる独特なリズム感が特徴的な曲を得意とするエド・シーランの新境地とも言えるポップナンバー。
エレクトロテイストを程よく効かせたアレンジの存在感に引き込まれます。
普段よりも伸びやかな高音を活かした歌唱が爽やかで、リズミカルな楽曲と非常にマッチしているのがポイント。
クラブミュージックをイメージしたノリの良いメロディはシンプルに心地よさを感じます。
・なんでもないよ、/マカロニえんぴつ
ピアノの暖かな音色と打ち込みのゆったりしたリズムがオシャレさを感じさせる、R&Bテイストのナンバー。
間奏で聞かせるギターサウンドの力強さとのギャップがマカえんらしい仕上がり。
「僕より先に死なないでほしい」と歌った歌詞も印象的で、大切な人に健康で過ごしてほしい気持ちが伝わりました。
アレンジも含め、すごく心が暖かくなります。
https://t.co/hdIMOvpKvd
・君に夢中/宇多田ヒカル
ピアノの儚い音色と規則なリズムを刻むトラックが程よい印象になった1曲。
ヒップホップを意識した語感など、サウンドから歌詞まで宇多田らしい世界観に満ちているのが圧倒的。
異質なのにポップミュージックとして完成しているのもポイント。
https://t.co/MkAR0odqig
・Pale Blue/米津玄師
本当はあなたとずっと一緒にいたかった…
別れを決めたけどそれでも恋をしたい気持ちが歌われたラブソング。
ゆったりしたテンポのメロディと米津さんの歌唱から伝わる切なさはずっと恋をしていたという気持ちを上手く描いています。
ワルツ調のCメロから感じる優雅さも印象的。
https://t.co/Yhot0liLWN
・桜が降る夜は/あいみょん
春の暖かさをそのまま表現したメロディが秀逸なポップナンバー。
イントロからAメロにかけて感じる00年代J-POPの雰囲気もさることながら、聞いてるだけで胸がキュンとしてしまうのが素晴らしい。
あなたに会いたい気持ちを素直と綴った歌詞も印象的。
2021の桜の季節はこの曲って言いきれるほどの存在感があります。
https://t.co/imSNnlhqQm
・アイデンティティ/秋山黄色
スタイリッシュさを感じさせるギターサウンドとメロディがカッコいいロックナンバー。
ゆったりめのテンポなんだけど、サウンドに厚みが生まれているのが素晴らしく聞いていて痛快です。
疾走感はないものの、メロディの伸びやかさもあってサビの心地よさがたまりません。
「未来は自分で決める」と今の状況に抗う気持ちを歌った歌詞も楽曲にマッチしている印象。
以上が2021年のベストソングとなりました。
なんだかんだでメロディから入って聞くのは変わらないものなんですね。
歌詞のメッセージ性も多少は重視してますが、やはりメロディの良さがポイントかなと。
今年もいい音楽に出会えたので、来年も期待したいところ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!