2021年5月ベストソング5選
気が付けば半分が終わろうとしている2021年。
ワクチンの接種が進んでいることで少しずつ元の日常に戻ればいいのですが・・・
それはさておき、2021年5月のベストソングはこんな感じになりました。
2021年5月ベストソング
・きらり/藤井 風
吹き抜ける風の爽やかさを表現した軽快なメロディ、心地よいリズムにスタイリッシュさを感じるポップナンバー。
新たに始まる日々への希望を歌った歌詞はポジティブさと何も恐れない強さに満ちていて、自然と背中を押してくれるものとなっている。
韻を踏んだ歌詞の心地よさもポイントで、楽曲のリズミカルさを増幅させているのだ。
アウトロとイントロを排除したことにより、それらが最大限に活かされているのもポイントか。
きらり - song by Fujii Kaze | Spotify
・Broken Heart of Gold/ONE OK ROCK
壮大さと力強さを感じさせるバンドサウンドが圧倒的なロックバラード。
スケール感の大きなバンドサウンドは彼らの野心をそのまま表現しているかのよう。
「傷ついた心を壊して前に進みたい」と歌った歌詞も含め、着実に進んでいきたい気持ちが表現されている。
力強いドラムを活かした楽曲となったことでその強さをより感じられるのではないだろうか。
Broken Heart of Gold - song by ONE OK ROCK | Spotify
・Here/Homecomings
UKサウンドの持つノスタルジックなサウンドに引き込まれるポップナンバー。
素朴さを感じさせる曲でありながら、ギターサウンドのエモーショナルさはしっかりとした存在感に満ちている印象。
UKサウンドを上手く昇華していることもあり、ベースとドラムの生み出す軽やかなグルーヴと洗練されたメロディが良さを感じさせる1曲となった。
ゆったりとしたテンポなのに伸びやかに鳴り響くギターサウンドも印象的。
Here - song by Homecomings | Spotify
・Cry Baby/Official髭男dism
ダークで重厚感のあるイントロからAメロ、Bメロ、開放的なサビと雰囲気を変えるかのような転調が印象的な一曲。
ヒゲダンらしいグルーヴに厚みも加わり、彼らの新たな境地を感じずにいられない。
イントロからAメロにかけて感じるやさぐれ感が今までにない感じで、優等生バンドというイメージをいい意味でぶっ壊してくれた。
そのやさぐれ感を持ち味のグルーヴで表現しているのが素晴らしいのはもちろん、ハイトーンボイスを活かした歌唱も圧巻。
歌詞に描かれた「何度でも立ち上がって見せる」って気持ちを歌で表現した、力強い1曲だ。
Cry Baby - song by Official HIGE DANdism | Spotify
・閃光/[Alexandros]
クールなギターサウンドのイントロ、Aメロからアウトロまで駆け抜ける展開がシンプルにカッコいいロックナンバー。
閃光のような勢いを感じさせるメロディの爽やかさは彼らの野心そのもの。
ラストサビの手数で攻めるドラムも圧倒的で、リアドの存在感を知らしめるに充分だろう。
ドロスらしさはそのままに、新生ドロスの名刺代わりと言える1曲となった。
閃光 - song by [Alexandros] | Spotify
次点曲
・八月の陽炎/マカロニえんぴつ
複雑な感情を歌った歌詞と夏の日差しを感じさせるギターサウンドが爽やかなロックナンバー。
日中の強い日差しをイメージしたギターリフは圧倒的な表現力を持っており、夏の情景が思い浮かんでくるのだ。
マカエンらしく、Aメロに複雑な歌メロを入れてきたり転調で聞き手を引き込む構成となっているのも見事。
サビの伸びやかなメロディと軽やかで疾走感のあるドラムから漂うエモさもギターロック好きにはたまらないものだろう。
圧倒的な熱量で夏らしさを描いた、今年の夏に聞きたい1曲だ。
八月の陽炎 - song by Macaroni Empitsu | Spotify
・Butter/BTS
リズミカルなビートのトラックとオシャレなアレンジを効かせたメロディが印象的なダンスナンバー。
「Dynamite」のようなキャッチーさを突き詰め、よりダンサンブルな仕上がりとなっている。
メンバーの個性を活かした歌唱、ラストのラップから感じる存在感も増した印象。
英語詞でありながらメロディのキャッチーさが手伝ってか、バターのように馴染みやすい1曲だ。
Butter - song by BTS | Spotify
・愛を知るまでは/あいみょん
90年代J-POPの素朴さを感じさせるメロディが心に響くミドルナンバー。
イントロの優しい雰囲気、シンプルな良さを追求したメロディはいい意味であいみょんらしい。
正統派J-POPだからこその良さに満ちていると言えるだろう。
「愛を知るまでは死ねない」と愛を求める強さを歌った歌詞も印象的。
愛を知るまでは - song by Aimyon | Spotify
・なないろ/BUMP OF CHICKEN
雨上がりの空にかかる虹の輝きをイメージしたメロディが非常に軽快さを感じさせるポップナンバー。
ギターサウンドの生み出す爽やかさ、程よいアクセントになったストリングスが曲の輝きを増幅させている印象。
牧歌的な間奏の雰囲気もBUMPらしく、変わらない良さに安心感を感じずにいられない。
なないろ - song by BUMP OF CHICKEN | Spotify
・もう少しだけ/YOASOBI
優しさを感じさせるメロディ、温もりに満ちたピアノサウンドがシンプルな良さを感じさせるミドルナンバー。
ikuraの歌唱、楽曲のテンポから今までのYOASOBIにはない落ち着いた雰囲気を感じられる仕上がりとなっている。
歌詞の優しさも含め、何とも暖かい1曲に仕上がった。
「ハルカ」でも感じられたが、日常に寄り添う歌詞がその要因だろうか。
「少しでもいい一日になるように・・・」、このご時世だからこそ聞きたい1曲だ。
もう少しだけ - song by YOASOBI | Spotify