2022年1月気になる曲 その1
昨年からやってる気になる新曲感想、今年も5曲ずつ取り上げる形で続けていこうかなと。
では2022年最初の気になる新曲感想をどうぞ。
・裸の勇者(アニメ「王様ランキング」OP)/Vaundy
真っ直ぐなギターサウンドとメロディが爽快なロックナンバー。
イントロの心地よいカッティングから掻き鳴らされるギターサウンドへの変化、開放感に満ちたサビとギターロックの王道をなぞった楽曲は安定の良さがあります。
特に目新しさはないものの、Vaundyらしい気だるげな歌唱とメロディセンスで聞かせてくれる1曲に仕上がりました。
愛する存在を守るために全てと向き合っていく者の重圧を歌った歌詞も心に刺さって来るものとなっているのがポイント。
守るべき存在があることって素晴らしいけど、守るためには相当の覚悟が必要ー。そんなメッセージが伝わりました。
裸の勇者 - song by Vaundy | Spotify
・Rosy/SixTONES
3分という短さでありながら、まくし立てる歌唱と疾走感のあるギターサウンドから伝わる勢いが印象的なロックナンバー。
SixTONESの曲の中でも攻撃的という言葉がピッタリで、歌詞の語感が生み出すリズムと相まって曲そのものがどんどん攻め込んでくるんですよね。
次々に繰り出されるラップ、勢いのある歌唱は圧巻の一言で彼ららしい魅力が満載です。
そんな激しめのナンバーなんだけど、バックでアクセント的になるピアノはオシャレな旋律になっていてギャップもたまらない。
SixTONES – Rosy [YouTube ver.] - YouTube
・Landscape/緑黄色社会
リョクシャカらしい軽やかで爽やかなピアノを軸にしたメロディが印象的なポップナンバー。
サビのリズムから感じるキャッチーさが圧倒的で聞いていて心地よい仕上がり。
長屋の力強くて真っ直ぐな歌唱と相まって、開放感に満ちています。
ピアノとバンドサウンドのバランスも程よく、良質のポップスと言える1曲。
Landscape - song by Ryokuoushoku Shakai | Spotify
・Le Penseur/三浦大知
「Le Penseur」と繰り返すサビの存在感が圧倒的なナンバー。
J-POPとは思えない異質さを放つトラック、閉塞感も感じさせる歌詞のメッセージ…
キャッチーという言葉が似合わない雰囲気の曲なんですが、聞き手を引き付ける力はすごくて気がついたらサビが頭から離れなくなっています。
サビのリズミカルなビートもダンスを意識した仕上がりになっているのが彼らしい。
Le Penseur - song by Daichi Miura | Spotify
・瞬き羽ばたき、故に繋がり/BRADIO
ファンキーなリズムを刻むギターと洗練されたメロディが心地よいオシャレポップ。
ゆったり目のテンポなんだけど、軽やかなリズムに身を委ねたくなるほどの良さがあるんですよね。
伸びやかでストレートな歌唱にも引き込まれます。
これこそ良質のポップソングって言葉が似合うのではないかと感じました。