2022年1月気になる曲 その2
ふと思ったけど、ソニー系アーティストが意外と良曲を発表してるような。今回取り上げている5曲のうち、4曲がソニー系でした。
それはさておき、気になる曲の第2弾です。
・朝が来る/Aimer
負った傷や悲しみを乗り越えて生きることの強さを歌った歌詞、和を意識したメロディが心に響く一曲。
来る新しい朝を希望に見立て、悲しみの中でも生きていく強さを描いているのが印象的。
Aimerの儚げな歌唱も曲の持つメッセージを引き立てるものとなっていて、サビの疾走感と共に新しい朝に対する前向きな気持ちを感じさせてくれます。
壮大な雰囲気な曲でありながら、重苦しくない仕上がりになっているのは作曲者の梶浦由記さんの成せる技か。
・ハッピーエンドへの期待は/マカロニえんぴつ
イントロからAメロにかけて増していく疾走感が心地よさを感じさせるロックナンバー。
聞き手を圧倒する間奏のギターソロにバンドとしての成長が伺えるとともに、サビやラストで転調させてくる展開といったマカえんらしい楽曲構成も健在。
メジャー1stフルアルバムのリード曲だけあり、短いながらも存在感のある1曲となりました。
ハッピーエンドへの期待は - song by Macaroni Empitsu | Spotify
・レオ/優里
優しいピアノの音色と安心感に満ちたJ-POPならではのメロディがシンプルに響くミディアムナンバー。
ペットの目線で大切に育ててくれた飼い主に対する感謝の気持ちを歌うことで人と動物の間に芽生える愛情を描いています。
言葉を発さない動物だけど、飼い主の微妙な変化にも気づいたり最後まで大切にしてくれたことはずっと忘れずにいるんだー。
そんなメッセージを優しいメロディに載せて力強く歌う優里の歌唱に引き込まれました。
分かりやすいメロディとアレンジだからこそ伝わるものがあるんですよね。
・光るとき/羊文学
ギターサウンドの美しさと力強さを感じさせるサウンド、壮大なメロディラインに引き込まれるロックナンバー。
神秘的な雰囲気を漂わせるギターリフ、楽曲を支えるべースラインとドラムが織りなす音の世界は圧倒的な存在感に満ちています。
00年代邦楽ロックの影響を感じさせるアプローチなんだけど、メロディとサウンドの雰囲気で圧倒させる音作りに現代の楽曲らしさを感じました。
塩塚モエカの儚い歌唱も印象的。
光るとき - song by Hitsujibungaku | Spotify
・たたかわないらいおん/リーガルリリー
真っ直ぐに伸びていくギターサウンドとメロディが爽やかなロックナンバー。
シンプルに掻き鳴らされるギターサウンドの心地よさは曲の疾走感と相まって、聞いているだけで晴れやかな気持ちにさせてくれます。
特に、イントロの力強いギターリフは短いながらもインパクトを与えてくれる仕上がりで。
どこか不思議な魅力を持つボーカルが伝えてくれる歌詞も考えさせられてしまいます。
シンプルなギターロックなんだけど、今の時代だからこそのメッセージ性が込められた1曲。
たたかわないらいおん - song by Regal Lily | Spotify