高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

アズールレーン大陸版が4周年を迎えたので好きなキャラの魅力を語る(あの件について感じたことを追記しました)

今年で大陸版のアズレンが4周年を迎えた。

中国における厳しい規制で大陸版ではイラストの差し替えを余儀なくされたと聞いている。

日本における影響が出ないといいが、果たして・・・

 

それはさておき、開始4周年を記念して好きなキャラの魅力を語っていきたい。

アズレンのことをブログで取り上げるのは何気に初めてだったり。

 

グラーフ・ツェッペリン

「憎んでいる、すべてを」や「黒山羊の角笛が鳴り響いている」など、セリフの存在感が圧倒的な鉄血空母。

クールなキャラクターや茅野愛衣さんの演技に惹かれた方も多いのでは。

だが、なんと言ってもこの方の魅力は寮舎で見られる「にくすべ!」っぷり。

言葉で書いても伝わらないので、まずはこちらの画像を見ていただきたい。f:id:utyuneko:20210618215546j:imagef:id:utyuneko:20210618215934j:image

どうだろうか?

退廃的なセリフからは感じられないくらい楽しそうに「にくすべ」している姿が伝わってくると思う。

「><」顔でスライダーを楽しんだり、サングラスをかけて鍋風呂でリラックス、他にもステージ上では笑顔でダンスしたり・・・

見るからに楽しそうな姿で「すべてをにくんでいる」のである。

 

上記の点からネタキャラに受け取る方もいるかもしれないが、性能やスキルは充分に強い。

今は特型建造で常設されているので、鉄血編成を組むならぜひ入れたいところ。

出撃させた時やMVPのセリフもクールさが漂っていて、退廃的なキャラをしっかりとアピール。

「にくすべ!」だけが魅力ではないのもポイントだ。

 

愛宕

指揮官をからかったりすることもあるけど、基本的に母性を感じさせてくれるお姉さんキャラ。

・・・なんだけど、何といっても隠された本性がインパクト大。

出撃を重ねて親密度を上げていくと少しずつ見えてくるのだが、最初の優しい母性がどこかへ飛んでしまうほど。

最初の頃と親密度が上がった時とのギャップが個人的にたまらない。

上記のグラーフ・ツェッペリンといい、茅野愛衣さんによるボイスもたまらない。

 

※追記

大陸版で茅野愛衣さんが演じたキャラのボイスが削除されているそうで。

アズレンに限らず、アークナイツなど他も同じ扱いになってるらしい。

YouTubeで配信している自身の番組で靖国神社に参拝する回があり、それに中国のユーザーが批判的になって削除するに至ったとか。

この手の問題は非常に難しいので何とも言えないが、普通に楽しんでいる者としては日本版のボイスだけは絶対に残してほしいものだ。

あの見た目、あのボイス・演技だからこそ、愛宕グラーフ・ツェッペリンも魅力的なのだから。

 

・ロング・アイランド

・・・何を言っているのか分からないが、とりあえず聞いてほしい。

この子、いつの間にか艦隊に仲間入りしていたんだ。

自分のことを「幽霊さん」とか言ってるし、イラストのポーズも幽霊っぽいし。

一体、どのタイミングで入ってきたんだろう?

 

と、こんな感じでいつの間にか艦隊に仲間入りしていたロング・アイランド。

ゆる~い雰囲気の幽霊さんだけあって全く怖くないのだ。

戦闘開始のセリフでは怖がらせる気でいるのに、むしろそれが可愛く感じる。

艦載機を頭に載せているのも個人的にポイントか。

幽霊キャラなのに可愛い、それがロング・アイランドの魅力ではないだろうか。

 

・・・他にもいるけど、とりあえずはこの辺りで。

また気が向いた時に好きなキャラの魅力を語りたいところ。

2021年6月気になる曲 その4

まだ梅雨明けはしていませんが、既に夏の空気になっていますね。

マスクをしている関係で熱中症になりやすい状況なので、水分補給は気にしていきたいところ。

早くコロナが落ち着いてくれたらいいのですが。

 

・So What/SPiCYSOL

周りに流されないで自分らしい色で生きたいー。

ホーンをアクセントにしたポジティブなサウンドと程よいリズムのメロディが印象的なナンバー。

歌詞に込められたメッセージをゆったりとしたテンポで表現しており、マイペースで生きてもいいんだと背中を押してくれる。

洗練されたメロディの良さに身を委ねて聞きたい1曲だ。

So What - song by SPiCYSOL | Spotify

 

・夏の奇跡/KALMA

熱さを感じさせる歌い出しのコーラスや夏の熱気を表現したサビなど、夏らしさ全開のロックナンバー。

夏らしい情景の歌詞やギターサウンドから感じる勢い、サビでアクセントになっているシンセサウンドが夏の高揚感や儚さを見事に表現していて素晴らしい。

どこか素朴さを感じさせるメロディも含め、心に染み渡る1曲となっている。

今年もコロナでいろいろと制限されている状況だが、夏くらいは楽しんでもいいのではないか。

この曲を聞いているとそう思わずにはいられない。

夏の奇跡 - song by KALMA | Spotify

 

・絶体絶命/EGOIST

アズールレーン大陸版の4周年を記念した主題歌となった1年ぶりの新曲。

和の雰囲気を感じさせるサウンドが美しく、壮大で力強いリズムに引き込まれる一曲となっている。

和楽器の荘厳な響きは圧倒的な存在感と堂々とした佇まいでありながら、儚さも漂わせているのが素晴らしい。

繊細に歌い上げるchellyの歌唱も印象的で、楽曲の世界観をストレートに伝えてくれるのもポイントか。

絶体絶命 - song by EGOIST | Spotify

 

・渦/iri

ベース音を軸にしたトラックを女性とは思えない存在感のハスキーボイスで歌い上げた1曲。

浮遊感と洗練された雰囲気の楽曲にクールさも加わり、シンプルなカッコよさに繋がっているのがポイント。

何より、トラックと声の相性がすごく合っていて何回も聞きたくなってしまう。

渦 - song by iri | Spotify

 

・夜のピエロ/Ado

オシャレで洗練されたシンセサウンドの都会的な音色に引き込まれるポップナンバー。

今までと違いJ-POPらしいキャッチーさが強く出ていて、聞きやすいメロディの楽曲となっている印象。

それを豊かな表現力で歌い上げるAdoの歌唱は相変わらず魅力的。

イントロのしっとりした雰囲気からキャッチーな曲調への変化もポイントで、賑やかな夜をテーマにしたこの曲に相応しい。
夜のピエロ - song by Ado | Spotify

 

So What

So What

  • SPiCYSOL
  • R&B/ソウル
  • ¥255

艦これを引退して1年

このブログで一時期だけ記事にしていた艦これ。

主にイベントレポートではあったものの、記録としてブログに書いていたのだ。

しかし、いろいろな事情が重なって今はプレイしていない。

艦これを引退してから既に1年6ヵ月が過ぎているが、今さらながらその理由を振り返っていきたい。

 

・なぜ引退したのか

 

プレイする時間が確保出来なくなったのと楽しめなくなった。

 

とにかくこれに尽きる。

2015年3月に着任して2020年1月まで約5年ほど艦これをプレイしていたが、最初の頃はイベントがクリアできずに思ったほどキャラの育成も進まず、飽きるんじゃないかと思っていた。

しかし、15年夏イベを丙でE-3までクリア出来たこともあってそこからハマっていくことに。

16年春イベの丙とは思えない難易度に苦しめられた末に完走した時の達成感、16年秋イベでE-1だけでも甲でクリアできた喜び(E-2からは丙でクリア)…

18年冬イベで180周してもタシュケントがドロップしなかったことから多少モチベーションは下がったものの、二期になってからもまったりと楽しんでいたように思う。

しかし、17年から始めたアズレンにもハマったことで少しずつそちらをメインに楽しむことに。

その結果、艦これをプレイする余裕がなくなったのと11月から年末年始の忙しさでログインしない日が増えたこともあって気がついたら離れていたのだ。

たまたま二つの原因が重なっただけではあるが、いつからか「艦これと距離を置きたい」と思っていたこともあり、惰性でやり続けるくらいならと思い切って引退をすることにした。

 

実際、艦これはまったりペースながらも楽しんでプレイ出来たのではと思っている。

丙ではあるが16年冬から19年夏イベまでは完走、新規キャラも17年秋までは全てお迎えすると決めてプレイしていた。

イベントに向けて演習でレベル上げをしたり、遠征に出して資源を備蓄したり・・・

自分のペースで楽しんでいたのではないかと。

それなのに、なぜ「距離を置きたい」と感じて引退をすると決めたのか?

 

・なぜ距離を置きたいと思ったのか

まず、不満がなくずっと楽しめたのかと言えばそうではないと思っている。

振り返ってみると以下の3点が原因だと感じた。

 

1.ギミックの複雑化

18年に入ってからのイベントから目立ち始めたのだが、ギミックが前よりも複雑化している。

ギミック自体はボスの装甲が弱体化したり、ショートカットが追加されるものなど17年のイベントからちらほら見られていた。

その頃はややこしいものでなく、むしろ「楽になるからやってみよう」って感じで積極的に解除したいものだったのだ。

それが18年に入って二期を迎えてからは1海域に2ゲージ、多くて3ゲージあることが当たり前となった。

装甲弱体化ギミックは健在だったものの、2ゲージ目のルート解放ギミックも加わるように。

最初こそ何とかやっていたが、次第に作業感を強く感じ始めて来た。

1海域のクリアに必要な時間と資源が多くなり、新キャラ堀りまで楽しめなくなったのだ。

それもあり、19年夏イベ後からほぼやらなくなったように感じる。

 

2.イベントにおけるドロップ率の低下

17年秋までは感じなかったけど、ボスマスでのドロップが渋くなったと思う。

S勝利だと最低でも銀背景のキャラがドロップしていたのが、青や緑のコモン艦も混じるようになって堀りのモチベーションが削がれてしまった。

丙でやっていたこともあるだろうが、少なくとも17年まではそんなことはなかったのかなと。

二期になっても同じで、掘りの楽しさがなくなってしまったなと・・・

 

3.度重なるメンテナンス延長から見える運営の姿勢

艦これにハマっていた頃は気にしてなかったが、イベント前のメンテナンス延長が当たり前にされていることは問題ではないかと。

予期せぬトラブルが発生して延長せざるを得ないのは当然だけど、私にとって初めての15年春イベントからほぼ延長している気がするのだ。

最初は運営に対して「無理せず頑張って」という気持ちでいたものの、アズレンなど中国からの艦船擬人化ゲームが上陸してからはそれらが時間通りにメンテナンスを終わらせているのでだいぶ気になり始めていた。

艦これを辞めた今はどうなっているか分からないが、まだ延長するのが当たり前となっているのだろうか。

イベントには期限がある以上、延長がないように工夫してほしいものだ。

 

・まとめ

アニメをきっかけに始めた艦これだが、楽しくプレイさせてもらったのは間違いないと思っている。

ただ、他の艦船擬人化ゲームが目立ってくるにつれて不満点も出てきたわけで。

上記では挙げてないが、任務の受託が手動でかつ一度に受託できる任務数が限られていることや艦娘の疲労度システムも気になる点。

艦隊運営ゲームなのでリアリティを追求した結果なのかもしれないが、まったり楽しむスタイルだとやはり面倒に感じてしまうのだ。

 

・・・それらが積み重なった結果、引退を決意するに至った。

こうしてみると18年以降の艦これは何か変わってしまったなと感じていて。

ドロップ率の変化だったり、イベント海域におけるギミックがややこしくなったりと今までとは違うって気がしてて。

何とか続けていたものの、艦これを楽しめなくなっている自分がいた。

「楽しめないなら…」と思い切って引退を決意したが、後悔はしていない。

今まで艦これをやっていた時間が空いただけでも良かったのではないだろうか。

 

艦これに限らずだが、楽しめなくなったことがあるならきっぱり辞めることも必要ー。

これが艦これをやっていて得られたことかもしれない。

 

※追記

不満を感じてしまったが、5年の間で楽しめた時もあった。

イベントを艦娘たちと乗り越えたことは今でも思い出として心に残っている。

最後に引退時の執務室と資源状況のスクショ(アプリを削除した後だったのでカメラでの撮影になります)を…f:id:utyuneko:20210615222256j:image

5年間、ありがとうございました。

UNISON SQUARE GARDEN「JET CO.」 -ここから始まる、ポップなユニゾン-

ニゾンのポップな一面がさらに開花したと言える名盤。

今は声優アーティストにも楽曲提供をしている田淵智也、その才能をこの時点で感じさせるのが恐ろしい。

 

・感想

2010年4月にリリースされたユニゾンのメジャー2枚目となる「JET CO.」。

2009年の1stアルバムでも感じられたメロディのキャッチーさはそのままに、それをより突き詰めてバラエティに富んだ作風となっている。

曲の順番も含めて遊園地をイメージしただけあり、UNISON流パワーポップアルバムとして完成された1枚と言っても過言ではないだろう。


そう感じる理由として、前作よりポップさが増しているのだ。

メロディに丸みが増しているとでも言うのか、全体的に聞きやすくなっている印象。

それでいて、ちょっと粗削り感を残したキレのいいギターサウンドの痛快さもアルバムの随所に健在。

それを物語っているのが疾走感のあるギターロックから弾き語りをイメージさせるミディアムナンバーといったバラエティ豊かな楽曲の存在ではないだろうか。

 

シビアなメッセージが込められた歌詞とギターサウンドのカッコよさがたまらない「Cody Beat」、ギターの美しい音色を活かした弾き語りでありながら重さを感じさせる歌詞がのしかかる「気まぐれ雑踏」、ポップに振り切ったメロディと疾走感が心地よい「ライドオンタイム」、夜を駆けるような焦燥感に満ちた「夜が揺れている」、降り続く雪で白く染まる街の美しさを表現したサウンドと繊細で力強いボーカルに引き込まれる「スノウアンサー」、壮大な曲でありながらサビにユニゾンらしいメロディが際立つ「23:25」・・・

 

どの曲もロックバンドらしくギターフレーズの痛快さを感じさせるもので楽曲ごとに違う表情を見せている。
ジャケットが白く染まった遊園地となっているのだが、バンドサウンドだけでいろんな景色を見せてくれる本作の曲をイメージさせるかのよう。

楽曲によって白い遊園地が様々な色に染まっていくとでも言うのだろうか、曲順・バラエティに富んだ楽曲・ジャケットの全てでそれを表現しているのだ。

 

ニゾンのポップな一面は1stの頃から既に感じられたが、本作によってそれがさらに研ぎ澄まされたのではないだろうか。

アルバム全体でユニゾンのポップセンスを楽しめる素晴らしい名盤だ。

JET CO. - Album by UNISON SQUARE GARDEN | Spotify

JET CO.

JET CO.

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2021年6月気になる曲 その3

高知のコロナ、だいぶ減ってきたように感じます。

おとといは7人で昨日は9人、今日は11人でした。気温も上がってきたことで感染力が弱まってるのでしょうか。 

手洗い・うがいはもちろん、水分補給をしっかりして熱中症対策も忘れずにしたいところ。

去年と同じく、減少傾向になればいいですね。

 

そんなわけで、今日も気になる曲をチェックしていきます。

 

・又三郎/ヨルシカ

疾走感に満ちたギターサウンドが爽快なロックナンバー。

曲ごとに表情を変えるsuisさんの歌声ですが、今回は力強さを強調したものとなっています。

全てを吹き飛ばして忘れさせてくれる風のことを歌い上げた歌詞と駆け抜けるようなメロディだけでも合っているのに、力強い歌唱がそれをさらに引き立てている印象。

いつも感じるけど、別の人が歌ってるんじゃないかって思うほど。

ヨルシカならではの歌唱から感じる表現力が素晴らしい1曲。

又三郎 - song by Yorushika | Spotify

 

 ・雨時雨/映秀。

3月に1stアルバムをリリースしたばかりの新世代シンガーソングライター・映秀。

それを経て発表された新曲「雨時雨」は梅雨時のしっとり感を感じさせる美しいバラードとなっています。

王道J-POPを意識した構成のメロディとアレンジ、繊細な裏声のボーカルが心に響く仕上がり。

デビューからそんなに経っていないんだけど、既にこれほどの曲を作れるとは思いませんでした。

雨時雨 - song by EISYU | Spotify

 

もののけ/TOOBOE

話題になっている女性アーティスト・yamaに楽曲提供を行ったことがあるシンガーソングライター・TOOBOE。

クールでスタイリッシュなリズムと和の雰囲気を感じさせるメロディがシンプルにカッコいいポップナンバー。

夜の妖しさを表現した間奏のシンセ、ギターサウンドやスクラッチ音は存在感があります。

もののけ」という曲名に負けない、タイトル通りの1曲。

もののけ - song by TOOBOE | Spotify

 

 ・カナリア鳴いた頃に/WANDS

90年代J-POPの良さを彷彿とさせるメロディと上原の優しい歌唱が心に響くミディアムナンバー。

一言で言えば安心感のあるメロディとなっていて、聞いた瞬間にホッとします。

力強いギターサウンドと暖かいピアノの音色によるJ-POPらしい音像、間奏のギターソロも印象的。

力強さが今のWANDSから感じる魅力だと思ってましたが、優しさを押し出した作風も素晴らしい。

カナリア鳴いた頃に - song by WANDS | Spotify

 

 ・ヒューマニティ!/サンボマスター

軽やかなメロディと山口隆のソウルフルなボーカルが新しい1日の始まりを応援してくれる、前向きなロックナンバー。

スカのリズムを意識したギターリフとドラムは適度にリズミカルで、歌詞と共に背中を押してくれます。

いつもより優しさを押し出した歌唱で熱さは抑え目であるものの、ラストでは変わらず熱気に満ちている印象。

アウトロの演奏もテクニカルさと暑さを感じさせるものとなっていて聞き所だと感じました。

ヒューマニティ! - Single by Sambomaster | Spotify

2021年6月気になる曲 その2

昨日のコロナ陽性者は10人と少なく出た高知。

このまま減少していってほしいものですが、果たして・・・

ワクチンも普及しているし、効果が出るといいですね。

 

というわけで、6月の気になる新曲を取り上げていきます。

メジャーどころだけでなく、自主製作で曲を発表しているようなアーティストの曲もチェックしていきたいなと。

 

・中毒/SHISHAMO

乾いたギターサウンドのクールさが耳から離れないロックナンバー。

シンプルにカッコ良さを感じさせる仕上がりとなっていて、今までの彼女たちにないの雰囲気の曲となりました。

恋愛中毒になった主人公のことを歌った歌詞は彼女たちらしいのに、スタイリッシュさも感じさせるサウンドインパクトがあります。

ギターサウンドとベース、ドラムの生み出すゆったりとしたグルーヴがたまりません。

中毒 - song by SHISHAMO | Spotify

 

・ずっとずっとずっと/緑黄色社会

リョクシャカらしいピアノサウンドの軽快さ、バンドサウンドのエモーショナルさがキャッチーなポップナンバー。

サビ後に訪れるEDM的メロディがJ-POP寄りの作風を得意とする彼らにしては新境地を感じさせる印象。

これの存在感がいい意味でアクセントになっているのがポイントでしょうか。

間奏のピアノソロ、長屋の力強い歌唱も変わらず魅力的。

ずっとずっとずっと - song by Ryokuoushoku Shakai | Spotify

 

・NAMELY/UVERworld

エレクトロ風味を効かせたシンセサウンドが印象的なAメロ~Bメロ、サビのストレートなメロディ・・・

今と過去のUVERサウンドを程よく融合させたロックナンバー。

ストレートなバンドサウンドと浮遊感を感じさせるシンセサウンドが融合したサビ、間奏の打ち込みによるサウンドは彼らの音楽性の変遷を感じられるかのよう。

TAKUYA∞の歌唱も今のトレンドを意識したものとなっていて、しっかりと彼らの最新曲となっているのが素晴らしい。

NAMELY - song by UVERworld | Spotify

 

・Shake & Shake/sumika

スウィングするピアノの音色とメロディがシンプルに心地よいポップナンバー。

sumikaの楽曲としてはすごくテクニカルな演奏で楽しませてくれる仕上がりとなっています。

ビッグバンド的な始まりのイントロ、二番のBでメロで打ち込みのリズムを取り入れた実験的な要素、間奏のジャジーなピアノと目まぐるしく流れるような展開は聞き手を飽きさせません。

キャッチーさを重視したサビのメロディと程よいテンポ、ショータイムの楽しそうな雰囲気を切り取った歌詞も曲にマッチしている印象。

Shake & Shake - song by sumika | Spotify

 

・西浦Beach/奏楽,ろとすけ

シンセサウンドとメロディラインの懐かしい雰囲気が印象的なポップナンバー。

サビのポップさを追求したメロディはシンプルな良さを感じさせてくれます。

歌詞の情景とシンセサウンドの伸びやかさもあって、聞いているとセンチメンタルな気分になりました。

どことなく色あせない良さを持っているのもポイント。

西浦Beach - song by 奏楽, ろとすけ | Spotify

 

2021年6月気になる曲 その1

コロナの陽性者数が1日あたり20人を超えるようになってから一週間近くになりますが、なかなか減る気配がありません。

愛媛、香川、徳島の傾向を見ると高知もそろそろ減少に転じてもいい頃だと感じます。

日常生活に影響を与えない範囲での対策を続けて、コロナと向き合っていきたいところ。

 

そんな中で6月を迎えました。

コロナばかり気にしていても気が滅入るので、気になる曲の感想を続けていきますよ。

一記事ごとに5曲を目安に紹介出来たらと。

 

・アイミル/中村佳穂

民族音楽を意識したリズム、一緒に叩きたくなる手拍子、ノイジーなギターソロ・・・

いろんなジャンルの音楽を上手く融合させて独自の世界観を作り上げた、多幸感に満ちたポップソング。

非日常をイメージさせるサウンドでありながら、日々を生きる私たちの背中を押してくれる1曲となりました。

ピアノサウンドのおもちゃ感やイントロのワクワク感など、聞いているだけで楽しくなってくる。

本当の意味での「音楽」ってこういう曲なんだってのを改めて感じてます。

アイミル - song by Kaho Nakamura | Spotify

 

・ひかりのディスコ/CAPSULE

中田ヤスタカらしく近未来的でキャッチーなシンセサウンド、シティポップを意識したリズムの心地よさが印象的なディスコナンバー。

程よいテンポで洗練されたメロディはレトロな雰囲気を感じさせるものでありながら、今の曲としての存在感があります。

シンセサウンドのキャッチーさもあって、5分という長さを感じさせない点もポイントでしょうか。

ひかりのディスコ - song by CAPSULE | Spotify

 

・NATSUMONOGATARI/ゆず

今のトレンドである爽やかなピアノの音色を取り入れたポップナンバー。

甘酸っぱさを感じさせるアレンジは夏らしさと切なさに満ちています。

どう表現すればいいのでしょうか、YOASOBIを彷彿とさせるようなピアノポップに仕上げている印象で。

コーラス部分の力強さ、彩り豊かなイメージのピアノサウンドにその影響を感じずにいられません。

何より、「桜木町」に対するアンサーソングとなっているのがポイント。

Cメロに原曲のメロディをそのまま入れているのがニクい。

00年代のゆず曲っぽい懐かしさと最近のピアノポップを意識したサウンドの新しさが同居した一曲。
NATSUMONOGATARI - song by Yuzu | Spotify

 

・ごめんねFingers crossed/乃木坂46

夏をイメージした爽やかなピアノサウンドが印象的なアイドルポップ。

ピアノサウンドのカラフルさは楽曲に彩りを与えていて、打ち込みのリズムの持つ無機質さが薄れています。

程よいエレクトロポップっぽさがトロピカル風のサウンドのようにも感じられます。

乃木坂らしく、正統派アイドルらしい雰囲気の歌唱も印象的。

今のトレンドをしっかりと取り込んだ、最新のアイドルポップとなりました。

ごめんねFingers crossed - song by Nogizaka46 | Spotify

 

・Half of Me/DYGL

ノスタルジックだけど爽やかさを感じさせるギターサウンド、落ち着きの中にエモさを感じさせる歌唱が印象的なロックナンバー。

キャッチーで洗練されたメロディは素直に入り込んでくる良さがあると言いますか。

Cメロのギターソロ、楽曲から感じるポップさもバンドサウンド好きにはたまりません。

DYGLというバンドは初めて知ったのですが、すごく好きな感じなので過去曲もチェックしてみたいですね。

Half of Me - song by DYGL | Spotify