歌から感じる色気が最大の魅力だと感じるSixTONES。
今回のシングル「マスカラ」は、カップリング曲を含めて彼らの色気を最大限に引き出していました。
1.マスカラ
常田大希によるスタイリッシュなメロディがクールさを感じさせるナンバー。
洗練されたギターサウンド、程よいテンポのグルーヴはSixTONESの持つ色気を最大限に引き出しています。
ギター・ベース・ドラムというシンプルな音構成でありながら、二番以降の存在感が圧倒的なのもポイントでしょうか。
ノイジーだけどクールに鳴り響くギターサウンド、ベースのグルーヴ、Cメロの転調にラストサビからアウトロまでの流れ・・・
あまりのエグさにどんどん引き込まれてしまいました。
それに負けじと男の色気を魅せるメンバーの歌唱も圧巻の一言。
デビュー曲「Imitation Rain」から彼らの歌声には惹かれるものがあったんですけど、今回の「マスカラ」はその魅力を特に感じられる仕上がりに。
クールなギターサウンドに乗っかることで雨が降る夜の恋愛模様を描いた歌詞の世界観を見事に表現しているんです。
歌の表現力も向上していて、いい意味でジャニーズのイメージをぶっ壊している印象。
2.Make Up
ジャニーズグループでも浸透しつつある全編英語詞の楽曲。
最近ではキンプリやセクゾもやっているんですが、やはりSixTONESの存在感が圧倒的だと改めて感じました。
洋楽ポップスを意識したメロディとサウンド、英語詞をクールに歌いこなすメンバーの歌唱に引き込まれます。
ループするリズムの単調な楽曲でありながら、色気ある歌唱で聞き手を魅了しているのは圧巻の一言。
「もう一度やり直したい」と別れた恋人同士の感情を歌い上げた歌詞も印象的。
・まとめ
いい意味でジャニーズの枠を外れていると感じるSixTONES。
今回の「マスカラ」と「Make Up」ともに本格志向の楽曲ですが、それをしっかりと歌で表現しているのが本当に素晴らしくて。
「ジャニーズグループのCDなんて買わない」と決めていたのに、今回も購入したほどなんですよね。
ますます魅力を増していく彼らの今後、じっくりと見守っていきたいところ。