水平線/back number -一人だけでも認めてくれる人がいるのなら頑張れる-
昨年8月にMVが公開されていたback numberの「水平線」。
今年の8月13日にようやく配信が始まりました。
シンプルなバンドサウンドが心に響くミディアムナンバーとなっていて、今を生きる人に優しく寄り沿ってくれる歌詞が背中を押してくれる1曲です。
・水平線
back numberらしくJ-POPの王道を意識したメロディがシンプルな良さを感じさせるミディアムナンバー。
ギターサウンドの伸びやかさはどこまでも伸びる水平線をイメージしてるかのようで、メロディの良さを引き立てています。
サビにおけるストリングスの美しさやメロディの壮大さも含めて、J-POP色が強めとなった印象。
それでも、ロックバンドらしく力強いギターサウンドをしっかりと聞かせてくれました。
疾走感のある曲ではないんだけど、意外とエモーショナルなサウンドとなっていることにビックリするほどで。
清水の歌声もどこか穏やかで優しさに満ちている分、サウンドでバンドサウンドならではの魅力を伝えているんです。
それをさらに引き立ててくれるのが歌詞に込められたメッセージではないかと。
ラブソングのイメージが強いバクナンですが、「水平線」は辛くても頑張る人に寄り添う優しさを感じられる仕上がりになりました。
どんなに辛い状況でも、頑張っているのを認めてくれる人はいると思うんですよね。
それはたった一人だけかもしれないけど、それだけでも大きな支えになるわけで。
全員に認められるより、一人だけでも認めてくれる人を信じてー。
少しの希望だとしても前向きに頑張りたい、そんな想いを感じる1曲です。