高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2022年3月オススメ曲 その3

高知では桜が見ごろを迎えました。

自分のウォーキングルートでもいい感じに咲いていて、すっかり春になったんだなと。

音楽と共に季節感を楽しんでいきたいものです。

 

では、今回のオススメ曲をどうぞ。

 

・双葉/あいみょん

90年代J-POPの良さを大切にしたメロディが安心感を感じさせるポップナンバー。

サビの優しいメロディ、ギターソロがアクセントになった間奏といいJ-POPの王道をしっかり押さえてる印象。

特に、サビの伸びやかさはこれぞJ-POPという繊細さに満ちているのが素晴らしい。

これといって新鮮さはないものの、安定したメロディの良さだからこそ聞いていてホッとします。

大人になった自分からのメッセージを歌った歌詞も背中を押してくれるんだけど、人生についてというより、恋愛を題材にしているのがあいみょんらしいと言うか。

いろんな経験を経た自分からのメッセージを込めた歌詞ならではの深みも感じさせてくれるのがポイントでしょうか。
双葉 - song by Aimyon | Spotify

 

・永遠/Mr.Children

7年ぶりに小林武史のプロデュースを受けた、ミスチル王道のバラードナンバー。

力強さを増したバンドサウンドはそのままに、ピアノとストリングスの美しい音色が聞き手を安心させてくれます。

アレンジの雰囲気にコバタケっぽさを強く感じながらも、メロディの良さは変わらずにいる印象。

コバタケから離れてからのセルフプロデュース期とそれ以前の良さを上手く融合させたうえで、今のミスチルとして王道バラードを奏でているんですよね。

もう二度と会えないと分かった君に対する想いを歌った歌詞もミスチルらしいラブソングって仕上がり。

永遠 - song by Mr.Children | Spotify

 

・STEP IT/Nulbarich

軽快なリズムとオシャレなメロディが程よい中毒性を感じさせるポップナンバー。

80年代テイストを取り入れたことで、いい雰囲気が生まれています。

サビのメロディは圧倒的な存在感に満ちていて、思わず口ずさみたくなるほど。

EDMにあるドロップのような主張の強いサビ終了後もポイント。

全体的にクールな曲なんだけど、シンセサウンドの開放感に気分が高まります。
STEP IT - song by Nulbarich | Spotify

 

MoonWalker/yama

ジャズのスウィング感と心地よいリズムが程よくマッチした、軽快なポップナンバー。

オシャレさを感じさせるピアノの音色、軽やかに鳴り響くバンドサウンドは都会的に洗練されているだけでなく、キャッチーで聞きやすい印象です。

yamaさんの力強さと繊細さを兼ね備えた歌唱に引き込まれるんですよね。

一度きりしかない自分の人生を月でも目指す気持ちで生きていこうと歌った歌詞も印象的で、ポップなメロディと相まって前向きな感情を伺える1曲となりました。

MoonWalker - song by yama | Spotify

 

・ナイトダイバー/LUCKY TAPES

落ち着いたピアノサウンドとビートの雰囲気がたまらないポップナンバー。

非常に上品な仕上がりとなっていて、夜の静かな時間に聞きたいと思わせてくれるほど。

軽やかなテンポのリズムとストリングスの響きにキャッチーさも感じずにいられません。

ナイトダイバー - song by LUCKY TAPES | Spotify

2022年3月オススメ曲 その2

いろいろ先行きが不安な情勢ですが、楽しむ時は楽しむようにしなければ…

最近になってそれを改めて感じるようになりました。

3月もいい曲が多いので、何とか感想はアップしていきたいものです。

 

では、どうぞ。

 

・アヴァン/Eve

疾走感のあるメロディと勢いに満ちたギターサウンドが印象的なロックナンバー。

低音と高音を使い分けた歌唱はEveらしさに満ちていて、引き込まれるものがあります。

メロディの良さだけでなく、歌い手らしく歌声で心を掴むのはさすが。 

言葉のリズムを意識しながらも諦めないことの大切さを伝えてくれる歌詞も印象的。

メッセージ性も含めて、ストレートな1曲です。
アヴァン - song by Eve | Spotify

 

・ニュー・マイ・ノーマル/Mrs.GREEN APPLE

ストリングスの音色を取り入れたキャッチーなサビが印象的なロックナンバー。

ポップさに満ちたメロディは活動休止前と変わらない良さを感じずにいられません。

特に、バンドサウンドとシンセが鳴り響く間奏の存在感が圧倒的なんですよね。

ミセスらしい安心感だけでなく、パワーアップしているのを伺わせてくれました。

ニュー・マイ・ノーマル - song by Mrs. GREEN APPLE | Spotify

 

・シャッターチャンス/秋山黄色

洗練された雰囲気のメロディ、ゆったり目のテンポに身を委ねたくなるポップナンバー。

ギターリフがシンプルにカッコよい仕上がりで、どことなくクールさを感じさせてくれます。

イントロのスウィング感にジャズっぽさを漂わせながらも、あくまでもギターを主役にした曲となっているのが素晴らしい。

シャッターチャンス - song by Kiro Akiyama | Spotify

 

・I'll be by your side/平井大

「ずっと一緒にいたいー。」

そんな気持ちをシンプルに歌いあげたミディアムナンバー。

サーフミュージックを軸にしたメロディは平井大さんらしく落ち着いた仕上がりとなりました。

アコースティックギターの音色が心地よく、リラックスできる要素もあります。

I’ll be by your side - song by HIRAIDAI | Spotify

 

・花冷列車/三月のパンタシア

神聖かまってちゃんのの子による提供曲で、爽やかなメロディとサウンドが春らしさを感じさせるナンバー。

キャッチーなんだけど儚さを含んだメロディ、桜が舞い散る季節の情景を歌った歌詞に思わず引き込まれます。

ボーカル・みあの変わらない魅力を持つ歌声も曲の魅力に寄与している印象。

花冷列車 - song by Sangatsu no Phantasia | Spotify

 

 

 

2022年2月ベストソング5選

3月に入って暖かくなって来ました。

寒さも和らいで来て、これから春らしさが増していくのでしょう。個人的には花粉症に悩まされる季節ですが、薬を飲んで少しでも症状を軽くして乗りきりたいなと。

 

それはさておき、2月のベストソングが決まりました。

自分の好みを踏まえて10曲に絞らないといけないので、意外と悩みますね。

今回はこんな感じに・・・

 

2022年2月ベストソング

 

・POP SONG/米津玄師

初期の米津楽曲を彷彿とさせる奇妙さを含んだメロディ、軽やかなリズムがクセになるポップナンバー。

歓声から始まるイントロ、ふいに入ってくる「猫足のバスタブでフライバイ」というフレーズの存在感に遊び心を感じます。

「人生にワクワク感が必要」ー。

上記のメッセージを伝えてくれる歌詞や1回しかないサビも含め、全力で楽しみながら曲を作る米津さんの姿が目に浮かぶかのよう。

彼なりにポップスを突き詰めた楽曲となりました。

米津玄師 - POP SONG - YouTube

 

・ミスター/YOASOBI

80~90年代シティポップの雰囲気を感じさせるアレンジが印象的なポップナンバー。

YOASOBIらしいピアノサウンドとikuraのあどけない歌唱はそのままに、大人びた雰囲気を加味したことで今までと違う魅力を持つ楽曲となりました。

年上の恩師に対する感謝の気持ちを歌った歌詞もポイントで、都会的なサウンドをより引き立てているのが見事。

微妙にリバーヴがかったサウンドといい、80~90年代っぽさを表現しているのもツボです。

ミスター - YouTube

 

・Space Traveler/TAIKING

シンセサウンドの浮遊感、軽やかなリズムによるグルーヴが宇宙空間をイメージさせるポップナンバー。

シティポップのようなオシャレ感を持たせながら、キャッチーさに満ちたメロディは心地よく聞きやすい仕上がり。

伸びやかなギターサウンドから感じる開放感もあって、夜に聞きたい1曲となりました。

TAIKING「Space Traveler」Music Video - YouTube

 

・Rock The World/[Alexandros]

ドロスらしい真っ直ぐなギターサウンド、駆け抜けるメロディの爽快感がたまらないロックナンバー。

ギター、ベース、ドラムの織りなすバンドサウンドとピアノによるメロディはストレートなんだけどシンプルに響く仕上がりとなりました。

手数の多さで攻める間奏はここ最近のドロスならではの魅力を感じさせてくれるものとなっていて、彼らの表現力をしっかりと実感できます。

「人は困難を乗り越えるほどに強くなれる」と歌った歌詞も印象的。

頑張ることの素晴らしさがしっかりと伝わります。
[Alexandros] - Rock The World (MV) - YouTube

 

・Far Away/SPiCYSOL

チルアウト感に満ちたイントロ、ゆったりとしたテンポが印象的なポップナンバー。

シンセサウンドの浮遊感と心地よいリズムは思わず身を委ねたくなるほど。

何より、洗練されたメロディのおかげで夕日が沈む海岸線沿いのイメージが浮かんでくるんですよね。

曲の持つオシャレさが圧倒的。

もがきながら前に進む人間の感情をストレートに歌った歌詞もポイント。

ゆったりしたメロディが「時には流れに身を任せることも大切」というメッセージを引き立ててくれます。

SPiCYSOL - Far Away [Lyric Video] - YouTube

 

次点曲

 

・裸の勇者/Vaundy

真っ直ぐなギターサウンドとメロディが爽快なロックナンバー。

王道のギターロックを踏襲したアレンジにアニソンらしい力強さを含んだ楽曲とは裏腹に、全てを守らなければならなくなった者の重圧を歌った歌詞も刺さる仕上がりに。

守るべき存在があることって素晴らしいけど、守るためには相当の覚悟が必要ー。

感情を込めたVaundyの歌唱と共にそんなメッセージを感じずにいられません。
裸の勇者 / Vaundy:MUSIC VIDEO - YouTube

 

単焦点/Penthouse

クラシカルで上品なイントロ、全体に渡ってジャジーなメロディがオシャレさを感じさせるミドルナンバー。

男女ボーカルのハーモニー、洗練されたピアノの音色に心を奪われる仕上がりとなっています。

ジャズを意識した間奏の雰囲気も素晴らしく、上質のポップスという言葉がピッタリ。
Penthouse - 単焦点 / Single focus [Official Music Video] - YouTube

 

・BADモード/宇多田ヒカル

軽やかなテンポと洗練されたメロディの存在感が宇多田らしいポップナンバー。

歌詞にネトフリやウーバーイーツなど現代を象徴する言葉を入れて時代に対応しているのが見事。

ホーンサウンドと心地よいビートの生み出す心地よさも印象的。 

宇多田ヒカル『BADモード』 - YouTube

 

・3月の帰り道/平井大

シンプルなピアノの音色が胸を打つ卒業ソング。

新たな一歩を踏み出す人たちの背中を押す平井大さんの優しい歌唱、これまでを振り返りながら未来への想いを歌った歌詞が心に響きます。

打ち込みのビートを取り入れたことでR&Bテイストになったのも平井大さんらしい。

卒業ソングの王道らしさとちょっと洗練された雰囲気を程よく融合させたのが見事。

平井 大 / 3月の帰り道(Lyric Video) - YouTube

 

・夜中のキスミ/ずっと真夜中でいいのに。

80年代ポップスを意識したチープなシンセと打ち込みサウンドがいい意味で新鮮なポップナンバー。

夜ならではの雰囲気を感じさせる曲となっていて、ネオンのきらめきをイメージさせるアレンジに引き込まれます。

打ち込み主体のサウンドで表現している辺りが何とも現代的で、懐かしさだけでなく今のアーティストが作った音楽なんだってのを感じずにいられません。

ずっと真夜中でいいのに。『夜中のキスミ』 (ZUTOMAYO - Kisumi at Midnight)(Audio Track) - YouTube

Far Away

Far Away

  • SPiCYSOL
  • R&B/ソウル
  • ¥255

2022年3月オススメ曲 その1

少し落ち着いて来たように感じるコロナ、ウクライナ情勢…

不安定な世の中だけど、音楽は楽しんでいきたいところ。

というわけで、毎月出る曲からオススメ曲を少しずつ取り上げていけたらなと。

今回から3月のオススメ曲になります。

 

・交差点/あたらよ

ずっと側にいてくれたのに君はどこへ行ってしまったんだろう・・・

もういないことは分かってるんだけど、それでも追いかけてしまうもどかしい感情を爽やかなメロディに乗せて歌い上げたロックナンバー。

力強さも感じさせるギターサウンドからは切なさを漂わせてないものの、一つ一つの言葉が重く刺さってくるのがあたらよらしい1曲。

間奏のギターソロも含め、サウンド面に注目して聞いてほしいです。

交差点 - song by あたらよ | Spotify

 

・マイ草履 feat.にゃん北朝時代/レキシ

ラブソングの王道をなぞった美しいメロディとアレンジにシンプルな良さを感じるバラードナンバー。

秀吉の信長に対する想いをラブソングで表現しているのがレキシらしく、ベタな曲になっているんだけど差別化を図っている印象。

ゲスト参加しているカネコアヤノの歌声、「マイ草履」と「My Story」をかけた歌詞も曲の雰囲気を引き立てています。

凍える冬でも感じさせる温もりを表現した、切なくも暖かいハートフルバラード。

マイ草履 feat. にゃん北朝時代 - song by Rekishi, にゃん北朝時代 | Spotify

 

・Small World/Kroi

ギターサウンドのカッコよさ、リズム隊によるグルーヴがシンプルにカッコいいナンバー。

イントロから流れるように攻めてくるギターサウンドとリズミカルなラップ、軽やかなサビのメロディ・・・

気が付いたら彼らの生み出すグルーヴに引き込まれています。

音の存在感に圧倒される間奏、言葉の羅列のように見せかけて現代社会を揶揄した歌詞も印象的。

今の情勢も含めてなかなかに刺さる1曲。

Small World - song by Kroi | Spotify

 

・Your Name/Little Glee Monster

リトグリらしいハーモニーを洗練されたトラックに乗せて歌った都会的なポップナンバー。

どこかシックな雰囲気を感じさせるのがポイントで、今までのリトグリにない雰囲気を感じられました。

エレクトロポップを意識したアレンジもキャッチーに繋がっており、これまでの曲より耳に残りやすい印象です。

名前を呼ぶことが何よりの愛情と歌った歌詞も心に響く仕上がりで。

両親が想いを込めてつけてくれた名前だからこそ大切にしなければ・・・

そんなメッセージが伝わります。

Your Name - song by Little Glee Monster | Spotify

 

・やじるし→/ぽかぽかイオン

人気声優・安野希世乃東山奈央によるユニットのデビュー曲。

ユニット名のような暖かい日差しをイメージしたサウンドとメロディ、二人の柔らかい歌声が安らぎを感じさせるポップナンバー。

伸びやかな歌声による掛け合いは聞いていて心地よく、春風にも似た爽やかさに満ちています。

それを引き立てているのが未来への希望を歌った歌詞で、聞いているだけで背中を押される仕上がりなんですよね。

ピアノとストリングス、バンドサウンドの織りなすメロディもあって、声優ポップスならではの魅力を存分に楽しました。

声の魅力を感じられるのが声優アーティスト、それを改めて実感。

やじるし→ - song by Poka Poka Ion | Spotify

SixTONES「共鳴」 -今を生きることとは何か-

都市の日常や表情を音楽で表現した2ndアルバム「CITY」の完成度が素晴らしいものだったSixTONES

約二か月でリリースされた今回の「共鳴」はジャジーでスリリングな楽曲となっていて、彼らの新境地を感じずにいられません。

歌詞に込められたメッセージの強さを表現する歌唱も印象的。

 

1.共鳴(アニメ「半妖の夜叉姫」OP曲)

スリリングな雰囲気のイントロからジャジーに流れるメロディへ変化していくメロディがシンプルにカッコいいロックナンバー。

Bメロでクールダウンする箇所のジャズ要素、サビ終わりで感じさせる歌謡曲っぽさは彼らの魅力を最大限に引き出した印象。

色気を感じさせる間奏からCメロ→ラップパートへの転調もあって、4分に満たない曲でありながら非常に濃密な1曲となっています。

デビュー曲「Imitation Rain」や前シングル「マスカラ」とは違った方向性で大人っぽい曲となっていて、いい意味でキャッチーさを感じさせない仕上がり。

彼らがジャニーズグループであることを忘れさせてくれます。

 

また、今を生き抜く決意について歌った歌詞のメッセージ性も楽曲の良さを引き立てているんですよね。

普通に生きていても何が起こるか分からない現代の状況・・・

それでも、自分に出来ることをやっていくしかないわけで。

ギリギリになっても日々を懸命に生きることが大切ではないかー。

スリリングなメロディに乗せて伝わってくるメッセージだからこそ、説得力を感じました。

 

2.Wave Crash(初回盤Aに収録)

バッキバキのEDMを意識したトラックの高揚感が彼らのクールさを感じさせるダンスナンバー。

ほぼ英語詞で構成された歌詞となっていて、パリピ向けの楽曲でありながら表現力の高さで圧倒してくる印象。

普段よりも攻撃的に振り切った歌唱もあって、なかなか攻めているなと。

音楽的な曲だけでなく本格的なダンスナンバーも自分たちの武器にー。

そんな意思を改めて感じました。

 

まとめ

昨年と同じでアルバムからあまり間を空けずにリリースされたシングルでしたが、二曲とも攻めている印象だと感じますね。

それぞれの曲で違うベクトルからクールさを表現しているのは彼ららしいなと。

通常版のカップリング曲も評判が良さげなので、そちらもチェックしたいところ。

 

2022年2月オススメ曲 その3

3月になりましたが、まだ肌寒いですね…

コロナは減って来たものの、予防はしっかりとしたいもの。

それはさておき、引き続き2月のオススメ楽曲を紹介していきます。

 

・果てることないダンス/Lucky Kilimanjaro

EDMを意識した楽曲構成、リズミカルな語感の良さがクセになるダンスポップ。

熱気を感じさせるポップミュージックに仕上げながらも、洗練されたシンセサウンドの雰囲気に都会らしい落ち着きを感じさせる印象です。

上品さに満ちた歌唱もそれを引き立てているのが見事。

果てることないダンス - song by Lucky Kilimanjaro | Spotify

 

・ともだちに戻るよ/杏沙子

アコースティックギターの優しいサウンドと儚さを感じさせるストリングスの音色が印象的な1曲。

切ないメロディラインで恋人から友達に戻る時の感情を上手く表現しているのがポイント。

失恋を経験した方なら共感出来るであろう言葉で綴られた歌詞もリアリティを感じずにいられません。

「ともだちのフリをするのはもう疲れた」や「呼び方を間違えないように」ってフレーズとか特に。

ともだちに戻るよ - song by Asako | Spotify

 

・夜中のキスミ/ずっと真夜中でいいのに。

80年代歌謡ポップスを意識したチープなシンセサウンドが新鮮に感じるナンバー。

夜ならではの雰囲気を表現した曲になっており、メロディの懐かしさに引き込まれます。

それを打ち込みサウンドで表現している辺りが何とも現代的。

夜中のキスミ - song by ZUTOMAYO | Spotify

 

・はじまりのセツナ/蝋梅学園中等部1年3組

爽やかなメロディと青春のワンシーンをイメージさせる歌詞が心に響くポップナンバー。

1番→2番→Cメロ→ラストサビという王道の構成がメロディの良さを引き立てています。

16人による歌唱も爽やかさを増幅させている印象で、杉山勝彦さんによる曲の魅力を最大限に出しているのが素晴らしい。

何より、キャラクターを意識したものではなくJ-POP寄りの歌唱になっているのもポイント。

爽やかさに全振りした曲は必聴。

https://t.co/20Wk4pIPmb

 

・シュワシュワ/Three Loop

優しくて暖かいメロディとサビの「シュワシュワ」が印象に残るミディアムナンバー。

メインキャスト3人によるキャラを意識した歌唱は楽曲の雰囲気と相まって耳に程よい心地よさを感じずにいられません。

ピアノとバンドサウンド主体の音もシンプル。

サビの伸びやかな歌唱は聞いていて心地よさがあります。
https://t.co/paZOOu8v2J

 

はじまりのセツナ

はじまりのセツナ

  • 蝋梅学園中等部1年3組
  • アニメ
  • ¥255

カメレオン/King Gnu -変わってしまった君を想う-

ピアノ主体でスローテンポのバラードナンバーながら、ヌーらしいグルーヴと美しいメロディに魅了されました。

3分という短さを感じさせないほどの濃密さに圧倒されます。

 

・カメレオン(ドラマ「ミステリと言う勿れ」主題歌)

ピアノによる美しいメロディと井口の繊細な歌唱が印象的なバラードナンバー。

王道J-POPを意識したメロディとヌーらしいグルーヴを感じさせるバンドサウンドを程よく組み合わせ、シンプルだけど聞きやすい曲となっています。

全体的にメロディ重視の楽曲だからか非常に分かりやすいんですよね。

中盤からラストに向けてグルーヴ重視になる盛り上がり方、「僕の知らない君は誰?」と投げかけて終わるラストの余韻・・・

3分という短い楽曲ですが、分かりやすさとヌーらしさに満ちた密度の濃いバラードを堪能させてくれました。

 

変わり果てた君を想う気持ちが歌われた歌詞も切なさを曲の切なさを引き立てている印象。

果たして君は誰?

変わり果てた君に対してそのように思わざるを得ないやるせなさを描いています。

井口さんの儚さを含んだ歌唱、常田さんのいつもより穏やかなコーラスでその感情を表現しているのが見事というべきか。

グルーヴ感よりメロディの良さを意識した曲なんだけど、彼らならではの持ち味を感じさせる1曲ですごく聞きごたえがあるなと。

 

既に発表されてる曲の数的にアルバムが出そうな予感なんですが、曲を出すごとに違う表情を見せてくれるので次回作も楽しみだったり。

そんな期待を抱いた新曲「カメレオン」です。