高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2022年1月オススメ曲 その3

「〇年△月気になる曲」と題して行っていた新曲紹介、今回からオススメ曲にタイトルを変更します。

気になった曲はCDを購入した音源も含めてSpotifyのプレイリストに入れているんだけど、タイトルを変えた方が個人的にオススメしたい曲を紹介しているのが伝わるかなと思ったんですよね。

1記事に紹介できるのはこれまでと変わらず5曲ですが、ペースを上げて更新できたらと思います。

 

では、どうぞ。

 

・摩天楼/iri

スタイリッシュなリズムを刻むビートの重厚さとメロディの軽快さが心地よいポップナンバー。

シンセの華やかな音色は楽曲に彩りを与えている印象で、曲名である摩天楼を表現しているかのよう。

サビにおける「足りない迷路 足りていないの」を始めとしたリズミカルな言葉の響き、ディスコミュージックにも通ずるトラックの存在感もあってリズムの良さが前面に出た1曲となっています。

iriの女性離れしたクールさを持つ歌声と歌唱も圧倒的。

摩天楼 - song by iri | Spotify

 

・さよならクレール/中村佳穂

アッパーなビートの織りなす疾走感が聞き手を引き込むポップソング。

美しくもエモーショナルなメロディとすれ違いの中で感じるもどかしさを描いた歌詞の影響か、何とも言えない切なさに満ちている印象。

バックで鳴らされるシンセの音色は表情豊かで、曲の切なさをさらに引き立ててくれます。

イントロからアウトロまで駆け抜けていく楽曲展開も見事。

さよならクレール - song by Kaho Nakamura | Spotify

 

・It's all about you feat.SIRUP/Ovall

爽やかさを感じさせるギターサウンド、軽やかなビートの心地よさが非常にリズミカルなポップナンバー。

オシャレなトラックに乗っかるSIRUPのボーカルは存在感があって、曲の魅力を最大限に引き出しています。

間奏で聞かせるピアノとギターによる演奏もジャケットの夕日をイメージさせてくれるかのよう。

そんなこともあって、夕暮れ時に海岸線をドライブしながら聞いてみたい1曲です。

It's all about you - song by Ovall, SIRUP | Spotify

 

アルペジオ/Homecomings

繊細なバンドサウンドとメロディの美しさが心に響くミディアムナンバー。

UKロックに影響されたであろうギターサウンドはそのままに、素朴さも感じさせる仕上がりになっているのがポイント。

好きな人がいる日常で感じる情景を分かりやすく描いた歌詞も曲の素朴さを増幅させている印象。

アルペジオ - song by Homecomings | Spotify

 

・ロンリーナイト・ディスコティック/雨宮天

80年代歌謡曲の色気とクールさを感じさせるメロディが力強いポップナンバー。

ブラスサウンドによる華やかさ、ジャジーなピアノサウンドのスウィング感に思わず聞き入ってしまいます。

雨宮天さんの歌唱も力強さを強調しており、雰囲気を最大限に引き出しているのが素晴らしい。

ロンリーナイト・ディスコティック - song by Amamiya Sora | Spotify

 

摩天楼

摩天楼

  • iri
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

2022年1月気になる曲 その2

ふと思ったけど、ソニー系アーティストが意外と良曲を発表してるような。今回取り上げている5曲のうち、4曲がソニー系でした。

 

それはさておき、気になる曲の第2弾です。

 

・朝が来る/Aimer

負った傷や悲しみを乗り越えて生きることの強さを歌った歌詞、和を意識したメロディが心に響く一曲。

来る新しい朝を希望に見立て、悲しみの中でも生きていく強さを描いているのが印象的。

Aimerの儚げな歌唱も曲の持つメッセージを引き立てるものとなっていて、サビの疾走感と共に新しい朝に対する前向きな気持ちを感じさせてくれます。

壮大な雰囲気な曲でありながら、重苦しくない仕上がりになっているのは作曲者の梶浦由記さんの成せる技か。

https://t.co/KdtL8OROTy

 

・ハッピーエンドへの期待は/マカロニえんぴつ

イントロからAメロにかけて増していく疾走感が心地よさを感じさせるロックナンバー。

聞き手を圧倒する間奏のギターソロにバンドとしての成長が伺えるとともに、サビやラストで転調させてくる展開といったマカえんらしい楽曲構成も健在。

メジャー1stフルアルバムのリード曲だけあり、短いながらも存在感のある1曲となりました。

ハッピーエンドへの期待は - song by Macaroni Empitsu | Spotify

 

・レオ/優里

優しいピアノの音色と安心感に満ちたJ-POPならではのメロディがシンプルに響くミディアムナンバー。

ペットの目線で大切に育ててくれた飼い主に対する感謝の気持ちを歌うことで人と動物の間に芽生える愛情を描いています。

言葉を発さない動物だけど、飼い主の微妙な変化にも気づいたり最後まで大切にしてくれたことはずっと忘れずにいるんだー。

そんなメッセージを優しいメロディに載せて力強く歌う優里の歌唱に引き込まれました。

分かりやすいメロディとアレンジだからこそ伝わるものがあるんですよね。

レオ - song by Yuuri | Spotify

 

・光るとき/羊文学

ギターサウンドの美しさと力強さを感じさせるサウンド、壮大なメロディラインに引き込まれるロックナンバー。

神秘的な雰囲気を漂わせるギターリフ、楽曲を支えるべースラインとドラムが織りなす音の世界は圧倒的な存在感に満ちています。

00年代邦楽ロックの影響を感じさせるアプローチなんだけど、メロディとサウンドの雰囲気で圧倒させる音作りに現代の楽曲らしさを感じました。

塩塚モエカの儚い歌唱も印象的。

光るとき - song by Hitsujibungaku | Spotify

 

・たたかわないらいおん/リーガルリリ

真っ直ぐに伸びていくギターサウンドとメロディが爽やかなロックナンバー。

シンプルに掻き鳴らされるギターサウンドの心地よさは曲の疾走感と相まって、聞いているだけで晴れやかな気持ちにさせてくれます。

特に、イントロの力強いギターリフは短いながらもインパクトを与えてくれる仕上がりで。

どこか不思議な魅力を持つボーカルが伝えてくれる歌詞も考えさせられてしまいます。

シンプルなギターロックなんだけど、今の時代だからこそのメッセージ性が込められた1曲。

たたかわないらいおん - song by Regal Lily | Spotify

 

2022年1月気になる曲 その1

昨年からやってる気になる新曲感想、今年も5曲ずつ取り上げる形で続けていこうかなと。

では2022年最初の気になる新曲感想をどうぞ。

 

・裸の勇者(アニメ「王様ランキング」OP)/Vaundy

真っ直ぐなギターサウンドとメロディが爽快なロックナンバー。

イントロの心地よいカッティングから掻き鳴らされるギターサウンドへの変化、開放感に満ちたサビとギターロックの王道をなぞった楽曲は安定の良さがあります。

特に目新しさはないものの、Vaundyらしい気だるげな歌唱とメロディセンスで聞かせてくれる1曲に仕上がりました。

愛する存在を守るために全てと向き合っていく者の重圧を歌った歌詞も心に刺さって来るものとなっているのがポイント。

守るべき存在があることって素晴らしいけど、守るためには相当の覚悟が必要ー。そんなメッセージが伝わりました。

裸の勇者 - song by Vaundy | Spotify

 

・Rosy/SixTONES

3分という短さでありながら、まくし立てる歌唱と疾走感のあるギターサウンドから伝わる勢いが印象的なロックナンバー。

SixTONESの曲の中でも攻撃的という言葉がピッタリで、歌詞の語感が生み出すリズムと相まって曲そのものがどんどん攻め込んでくるんですよね。

次々に繰り出されるラップ、勢いのある歌唱は圧巻の一言で彼ららしい魅力が満載です。

そんな激しめのナンバーなんだけど、バックでアクセント的になるピアノはオシャレな旋律になっていてギャップもたまらない。

SixTONES – Rosy [YouTube ver.] - YouTube

 

・Landscape/緑黄色社会

リョクシャカらしい軽やかで爽やかなピアノを軸にしたメロディが印象的なポップナンバー。

サビのリズムから感じるキャッチーさが圧倒的で聞いていて心地よい仕上がり。

長屋の力強くて真っ直ぐな歌唱と相まって、開放感に満ちています。

ピアノとバンドサウンドのバランスも程よく、良質のポップスと言える1曲。

Landscape - song by Ryokuoushoku Shakai | Spotify

 

・Le Penseur/三浦大知

「Le Penseur」と繰り返すサビの存在感が圧倒的なナンバー。

J-POPとは思えない異質さを放つトラック、閉塞感も感じさせる歌詞のメッセージ…

キャッチーという言葉が似合わない雰囲気の曲なんですが、聞き手を引き付ける力はすごくて気がついたらサビが頭から離れなくなっています。

サビのリズミカルなビートもダンスを意識した仕上がりになっているのが彼らしい。

Le Penseur - song by Daichi Miura | Spotify

 

・瞬き羽ばたき、故に繋がり/BRADIO

ファンキーなリズムを刻むギターと洗練されたメロディが心地よいオシャレポップ。

ゆったり目のテンポなんだけど、軽やかなリズムに身を委ねたくなるほどの良さがあるんですよね。

伸びやかでストレートな歌唱にも引き込まれます。

これこそ良質のポップソングって言葉が似合うのではないかと感じました。

瞬き羽ばたき、故に繋がり - song by BRADIO | Spotify

Anarchy/Official髭男dism -この状態から抜け出したい-

年が明けてから既に8日目となりました。

忙しくて挨拶が出来ませんでしたが、2022年も音楽感想やアニメ感想をメインに更新していくのでよろしくお願いします。

 

それはさておき、昨年リリースのアルバムが記憶に新しいヒゲダンの新曲「Anarchy」が早くも配信されました。

グルーヴ感はそのままに、今までにないカッコよさを感じさせるメロディが印象的な1曲となっています。

 

・Anarchy(映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」主題歌)

無機質で機械的にうねるグルーヴが圧倒的な存在感を生み出しているポップナンバー。

一聴すると軽やかに聞こえるんだけど、どことなく無機質さを感じずにいられないのがポイント。

このグルーヴから今までの彼らにないクールさを感じずにいられません。

心に渦巻く不満とそこから抜け出したい気持ちを歌った歌詞もすごく合っている印象で。

特に、サビに入った瞬間の開放感で無機質さを吹っ飛ばす展開は素晴らしいの一言。

テンポを維持したままで伸びやかさを加えたことで、歌詞に描かれた前向きさをそのまま表現しているかのよう。

単なる反骨心を歌うだけでなく、前向きな感情も感じさせてくれたのがいい。

 

個人的に優等生的イメージの強いヒゲダンですが、「Cry Baby」に続いてこの曲でも荒くれ感とやさぐれ感を見せてくれました。

持ち味のグルーヴで違う表情を見せてくれるあたり、さらなる成長を遂げているのが伺えるなと。

気が早いけど、次の曲も楽しみでたまらない。

Anarchy - song by Official HIGE DANdism | Spotify

Anarchy

Anarchy

2021年ベストソング20選

いよいよ2021年も大晦日ですね。

今年は9月からの忙しさで後半に入ってからあっという間に過ぎ去った一年だったと感じました。音楽は変わらず楽しめたものの、ブログを書く時間が少ない状況なので毎月のベストソング記事も駆け足気味に…

 

というわけで、今年の年間ベストソングは手短に紹介していきたいと思います。

 

2021年ベストソング

・きらり/藤井 風

先の展望に対する期待を感じさせる歌詞、開放的なメロディが印象的なポップナンバー。

力強いビートによるリズム、藤井風さんの伸びやかな歌唱は曲の前向きさを最大限に引き出しています。

今年もコロナ渦でどんな一年になるか心配だったけど、この曲の前向きなエネルギーに支えられたと感じました。


・Cry Baby/Official髭男dism

ヒゲダンらしいグルーヴはそのままに、やさぐれた空気を感じさせるサウンドやメロディがいい意味で彼らのイメージをぶち壊してくれました。

不良っぽさをイメージしたグルーヴの存在感、リベンジしたい気持ちを歌った歌詞の強さは圧倒的というべきか。

人生っていろんな困難に直面することがあるんですけど、この曲を聞いていたら「負けずに乗りきりたい!」と気持ちが出て来ます。


・一途/King Gnu

うねるギターサウンド、ベース、力強いリズムを刻むドラム… それらのグルーヴが一体となって聞き手に迫ってくるロックナンバー。

単に疾走感だけでなく、グルーヴ感を重視しているのがヌーらしい仕上がり。

ストレートなメロディもあって、一途になることの大切さを歌った歌詞がより心に響きました。

井口と常田のツインボーカルの掛け合いも見事。


・Slow Dance/SOMETIME'Sノスタルジックな雰囲気のイントロから少しずつ明るくなるAメロ~Bメロから軽やかさを増すサビに入った瞬間の軽やかさがたまらないポップナンバー。

爽やかなメロディと力強いボーカルの織り成すハーモニーも印象的。

コロナ渦の鬱屈とした空気を吹き飛ばしてくれるほどに爽やかなこの曲、2021年の個人的アンセムと言いたいほど。
https://t.co/96X9DGECrD


・マスカラ/SixTONES

スタイリッシュなアコギのカッティングから入るイントロ、クールさを押し出したメロディとリズムが洗練された印象を与えてくれるポップナンバー。

色気を感じさせるメンバーの歌唱、いい意味でジャニーズらしくない雰囲気の楽曲は曲が持つカッコ良さをしっかり伝えてくれます。

曲に負けないメンバーの表現力も圧巻の一言です。


・創造/星野源

「何かを作り出そうぜ」、新たなものを生み出す楽しさを遊び心溢れるメロディに載せて歌ったポップナンバー。

ゲームキューブの起動音を取り入れたメロディやマリオブラザーズの効果音など、任天堂に対するリスペクトを感じさせるのが見事。
星野源さんの音楽に対する姿勢が真剣だからこそ、生み出された名曲です。
https://t.co/VeSAbWvulo

 

・春泥棒/ヨルシカ

春が終わる儚さを春泥棒の物語として描いた、「創作」のリード曲を飾るに相応しいナンバー。

爽やかなメロディの心地よさは素晴らしく、春の風をイメージさせるかのよう。

suisのボーカルから感じる表現力もポイント。


・閃光/[Alexandros]

クールなギターサウンドのイントロ、Aメロからアウトロまで駆け抜ける展開がシンプルにカッコいいロックナンバー。

閃光のような勢いを感じさせるメロディの爽やかさは彼らの野心そのもののように感じます。

ラストサビの手数で攻めるドラムも印象的。 
https://t.co/vyP1aGoAD8


・夜は仄か/Eve

軽やかなトラックとそれに乗っかるEveの歌唱がクールなポップナンバー。

夜をイメージしたような洗練された雰囲気になっていて、12月のEPに続いて彼の引き出しの多さを感じさせてくれます。

彼のクールさが際立つ一曲。
https://t.co/I3iHCF9rZX


・宇宙の夜 二人の朝/ストレイテナー

太めのベースラインから走り抜けていくギターサウンドがシンプルにカッコいいロックナンバー。

ずっと変わらないテナーサウンドの基本を忠実に表現していて、これぞストレイテナーだなと実感できる一曲となりました。

ホリエの真っ直ぐな歌唱、疾走感のあるメロディまで彼らの魅力がいっぱいのナンバーです。


・Butter/BTS

リズミカルなビートのトラックとオシャレなアレンジを効かせたメロディが印象的なダンスナンバー。

「Dynamite」のようなキャッチーさを突き詰め、よりダンサンブルな仕上がりに。

メンバーの個性を活かした歌唱、ラストのラップも存在感があります。
https://t.co/wSiPxFu1no


・もう少しだけ/YOASOBI

「昨日よりもう少しだけー。」

少しでも成長したい気持ちを歌った歌詞が背中を押してくれるポップナンバー。

優しさを感じさせるメロディ、温もりに満ちたピアノサウンドにシンプルな良さを感じます。

ikuraの歌唱、楽曲のテンポから今までのYOASOBIにはない落ち着いた雰囲気を感じられました。

歌詞の優しさも含め、何とも暖かい1曲。
https://t.co/p4TwwUp7GX


・水平線/back number

バクナンらしいJ-POPを意識したメロディとアレンジがシンプルな良さを感じさせるミディアムナンバー。

ギターサウンドの伸びやかさはどこまでも伸びる水平線をイメージしているかのよう。

背中を押してくれる歌詞、程よいアクセントのストリングスも印象的。

「成功の影には誰かの失敗が存在する」と現実を歌った歌詞も心に刺さります。

https://t.co/9IuvSglok8


・嘘つき/あたらよ

アコースティックギターの儚い音色と力強いバンドサウンドによる切ないメロディが心に響くミディアムナンバー。

愛されなくなった時のもどかしさを描いた歌詞とマッチしており、そのメッセージを増幅させている印象。

間奏からラストに向けて盛り上がりを見せる展開がとにかく感情的で引き込まれるほどです。

「さよなら」で締めくくるラストを強く印象付けているのが見事。


・Bad Habits/Ed Sheeran

アコースティックギターのカッティングによる独特なリズム感が特徴的な曲を得意とするエド・シーランの新境地とも言えるポップナンバー。

エレクトロテイストを程よく効かせたアレンジの存在感に引き込まれます。

普段よりも伸びやかな高音を活かした歌唱が爽やかで、リズミカルな楽曲と非常にマッチしているのがポイント。

クラブミュージックをイメージしたノリの良いメロディはシンプルに心地よさを感じます。


・なんでもないよ、/マカロニえんぴつ

ピアノの暖かな音色と打ち込みのゆったりしたリズムがオシャレさを感じさせる、R&Bテイストのナンバー。

間奏で聞かせるギターサウンドの力強さとのギャップがマカえんらしい仕上がり。

「僕より先に死なないでほしい」と歌った歌詞も印象的で、大切な人に健康で過ごしてほしい気持ちが伝わりました。

アレンジも含め、すごく心が暖かくなります。
https://t.co/hdIMOvpKvd


・君に夢中/宇多田ヒカル

ピアノの儚い音色と規則なリズムを刻むトラックが程よい印象になった1曲。

ヒップホップを意識した語感など、サウンドから歌詞まで宇多田らしい世界観に満ちているのが圧倒的。

異質なのにポップミュージックとして完成しているのもポイント。 
https://t.co/MkAR0odqig


・Pale Blue/米津玄師

本当はあなたとずっと一緒にいたかった…

別れを決めたけどそれでも恋をしたい気持ちが歌われたラブソング。

ゆったりしたテンポのメロディと米津さんの歌唱から伝わる切なさはずっと恋をしていたという気持ちを上手く描いています。

ワルツ調のCメロから感じる優雅さも印象的。
https://t.co/Yhot0liLWN


・桜が降る夜は/あいみょん

春の暖かさをそのまま表現したメロディが秀逸なポップナンバー。

イントロからAメロにかけて感じる00年代J-POPの雰囲気もさることながら、聞いてるだけで胸がキュンとしてしまうのが素晴らしい。

あなたに会いたい気持ちを素直と綴った歌詞も印象的。

2021の桜の季節はこの曲って言いきれるほどの存在感があります。
https://t.co/imSNnlhqQm


アイデンティティ/秋山黄色

スタイリッシュさを感じさせるギターサウンドとメロディがカッコいいロックナンバー。

ゆったりめのテンポなんだけど、サウンドに厚みが生まれているのが素晴らしく聞いていて痛快です。

疾走感はないものの、メロディの伸びやかさもあってサビの心地よさがたまりません。

「未来は自分で決める」と今の状況に抗う気持ちを歌った歌詞も楽曲にマッチしている印象。

 

 

以上が2021年のベストソングとなりました。

なんだかんだでメロディから入って聞くのは変わらないものなんですね。

歌詞のメッセージ性も多少は重視してますが、やはりメロディの良さがポイントかなと。

今年もいい音楽に出会えたので、来年も期待したいところ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

2021年11月ベストソング5選

クリスマスも終わってすっかり年末になりましたが、遅れていた11月のベストソング5選がようやく決定。

並行して2021年ベストソング20選も考えているので、何とか年内に公開できればと思ってます。

 

というわけで、11月のベストソングはこんな感じになりました。

 

2021年11月ベストソング5選

・君に夢中/宇多田ヒカル

ピアノの儚い音色と規則なリズムを刻むトラックが程よい印象になった1曲。

ヒップホップを意識した語感など、サウンドから歌詞まで宇多田らしい世界観に満ちているのが圧倒的。

異質なのにポップミュージックとして完成しているのもポイント。 
https://t.co/MkAR0odqig

 

・EVERBLUE/Omoinotake

キャッチーなメロディとシティポップをイメージしたアレンジが印象的なピアノポップ。

軽やかなテンポと伸びやかなボーカルが心地よい仕上がりで、サビの開放感が圧倒的。

蔦屋好位置氏によるアレンジもあって、すごく耳に残る一曲となりました。

https://open.spotify.com/track/5RmtuRIe8FJg9FRegwCqzW?si=m7pRi3zSRUKmEy0kobHmEg&utm_source=copy-link

 

・ハート/あいみょん

恋が始まる瞬間の暖かさを切り取った歌詞、ピアノとアコースティックギターによる優しいメロディが印象的なミディアムナンバー。

ゆったりしたテンポもあって、すごく暖かさを感じます。

冷え込んでくるこれからの時期にじっくり聞きたい1曲となりました。
https://t.co/bEDHVTuG3R

 

・なんでもないよ、/マカロニえんぴつ

ピアノの暖かな音色と打ち込みのゆったりしたリズムがオシャレさを感じさせる、R&Bテイストのナンバー。

間奏で聞かせるギターサウンドの力強さとのギャップがマカえんらしい仕上がり。https://t.co/hdIMOvpKvd

 

・Oz./yama

ひとりぼっちにはさせないでー。

誰もが心に抱えるであろう寂しさを歌ったシンプルなバラードナンバー。

yamaの切なさを含んだ歌唱は心に刺さってくるだけでなく、優しさに満ちています。

ピアノ主体のサウンドでありながら、リズムを刻むドラムの力強さもポイントで寂しさを乗りきりたい気持ちを感じさせてくれます。

https://open.spotify.com/track/2VRcLEvQCMByWBuvM9gaJ2?si=l7OqjLNUQvS_47IYltE0Fw&utm_source=copy-link

 

次点曲

・ラストシーン/菅田将暉

J-POPらしい王道のメロディに仕上がったミディアムナンバー。

程よい壮大さと菅田将暉の歌唱が存在感を感じさせてくれます。

強く生きるために戦う人間らしさを歌った歌詞も心に響きました。
https://t.co/jJedr8Wus6

 

・踊り子/Vaundy

軽やかなベースラインとビートを軸にしたメロディがクセになるポップナンバー。

Vaundyの気だるげな歌唱と焦燥感を感じさせるメロディに引き込まれます。

2010年代前半の邦楽ロックをイメージさせる雰囲気になっているのが個人的にツボでした。

https://open.spotify.com/track/4xk70Qur2QeRmWIzWPC63V?si=Odyoyb5hRPioXhvwHLAqYg&utm_source=copy-link

 

・Small world/BUMP OF CHICKEN

弱い自分だけどせめて君の側にだけはいたい… 寄り添いたい気持ちを歌った、優しさに満ちたミディアムナンバー。

アコースティックギターサウンド、メロディの暖かさが今のバンプらしい魅力を感じさてくれます。

藤くんの歌唱も相変わらず。
https://t.co/dq6FeMoGNC

 

・Change the world/Penthouse

軽やかなリズムとキャッチーなメロディが印象に残るポップナンバー。

ピアノの爽やかなサウンド、男女ボーカルのハーモニーは聞いていて心地よい仕上がり。

軽快に鳴り響くピアノの音色もいいアクセントになっていて、心に響きます。

https://open.spotify.com/track/7vDP2DuhXm3n3JKxkxc5mm?si=4zEzVDfxQ0SA2cJBgIG8Mg&utm_source=copy-link

 

ベテルギウス/優里

王道J-POPを意識したメロディと夜空をイメージしたサウンドが印象的なミディアムナンバー。

アコースティックギターの優しい音色、力強いバンドサウンドで遥か宇宙から届くベテルギウスの光を表現しているかのよう。

優里の存在感ある歌唱もポイントで、サビに向かうにつれて力強さを増していくのが圧巻。
https://t.co/iVFJqeh0To

 

一途/King Gnu -一途になることの大切さ-

1日にCDでリリースされたシングル「BOY」とカップリング曲の「F.O.O.L」が彼らの二面性を感じさせてくれたKing Gnu

間髪入れずに配信された「一途」も彼らの魅力たっぷりでした。

疾走感の中にあるグルーヴ感がたまらないロックナンバーで、シンプルながらもヌーらしい1曲です。

 

・一途(劇場版「呪術廻戦 0」主題歌)

スリリングなギターサウンドとメロディの勢いが一途な感情を表現したロックナンバー。

バンドサウンドのみで構成された曲でありながら、かき鳴らされるギターサウンドから感じられるグルーヴの重厚感に圧倒されます。

イントロからアウトロまで疾走感に満ち溢れた仕上がりなのに、曲の持つ存在感をしっかりと感じられるのが素晴らしい。

 

井口と常田によるボーカルの掛け合いもポイントで、それぞれの持ち味を主張しあいながら聞かせているんですよね。

サビの伸びやかな歌声、井口と常田によるAメロからBメロにかけてのバトンタッチはツインボーカルならではの魅力を感じずにいられません。

 

一途に向き合うことの素晴らしさを歌った歌詞も印象的。

疾走感のあるメロディがそれを増幅させていて、メッセージがしっかりと伝わる仕上がりに。

3分と短い駆け抜けるナンバーでありながら、非常に濃い1曲となりました。

 

短いスパンで発表されたにもかかわらず、存在感のあるロックナンバーとなった「一途」。

ジャンルが変わろうとも、彼ららしいグルーヴは健在でいい意味での安心感がありました。

CDに収録される「逆夢」も楽しみです。


https://t.co/WmDbEsND7R