Umbrella/SEKAI NO OWARI -このまま雨がやまなければずっと一緒にいられるけど・・・-
今年からユニバーサルミュージックへ移籍したセカオワ。
6月1日より配信されている「Umbrella」は、個人的に彼らの新境地を感じられる1曲だと感じました。
歌謡曲的なメロディとサウンドが印象に残る、いい意味でセカオワらしくないナンバーとなりました。
・Umbrella(フジテレビ系ドラマ「竜の道」主題歌)
サビの切ないメロディから感じる懐かしさが印象に残るナンバー。
ピアノとストリングスを主体としたサウンドはどこか歌謡曲的な雰囲気を漂わせており、80年代あるいは90年代J-POPっぽさに満ちています。
ボーカルにかかるエコーも機械的ではなく、ホールで反響するような感じでよりそのように感じられると言いますか。
傘を擬人化して失恋した時の感情を歌った歌詞もあって、大衆的なポップスに近づいた印象を受けました。
ファンタジー要素を排除して王道J-POPに仕上げているのがポイントでしょうか。
アウトロで奏でられるピアノソロの雰囲気も楽曲にしっとり感をプラスしていて、傘を題材にした曲らしいなと。
とにかくメロディの馴染みやすさが圧倒的なんですよね。
以前までのファンタジー要素は薄れたものの、より王道J-POPを意識したメロディ・サウンドとなった新曲「Umbrella」。
エレクトロサウンド全開のEDMに振り切った「Dropout」といい、新たな一面を感じずにいられません。
セカオワならではの王道J-POPに期待してみたいですね。
umbrella, a song by SEKAI NO OWARI on Spotify