内田真礼「ノーシナリオ」 -これまで対する感謝、そしてこれからも-
ファンへの感謝、これからもよろしくというメッセージ。
2曲とも内田真礼さんの素直な気持ちを感じられるものとなっていました。
1.ノーシナリオ
ストリングスとピアノの美しい音色、前向きさを感じさせるバンドサウンドが力強い印象のガールズロック。
軽やかだけどしっかりとリズムを刻むドラム、厚みも感じさせるギターフレーズは楽曲の力強さを引き立てています。
全体的にバンドサウンドが前面に押し出されているものの、ピアノの美しいメロディラインも負けずに存在感を発揮しているのが素晴らしい。
何より、サビの伸びやかなコーラスによって楽曲の美しさを増幅させているようで。
メロディの美しさが増すことで、歌詞に描かれたメッセージもより伝わってくるのではないでしょうか。
今まで応援してくれたファンへの想いを歌っているようで、これまでに対する感謝と「これからもよろしくね」って気持ちが同時に伝わってきました。
2014年のアーティストデビューから6年目となる内田真礼さんが歌うからこその説得力を感じられる1曲だと思います。
2.Love for All Stars
ZAQ作詞・作曲による少しオシャレなアレンジを効かせたポップナンバー。
個人的にZAQの曲ってクセが強いんじゃないかと思っていたんですが、軽快なリズムを軸にオシャレさを加えたピアノのメロディがいい感じの仕上がりでビックリ。
間奏のピアノソロは引き込まれるメロディになっていて、思わず耳を奪われると言いますか。
それに乗っかる内田真礼さんの歌唱も伸びやかで聞いていて心地がいいものとなっていました。
表題曲と同じくファンへの気持ちを歌った歌詞も印象的。
まとめ
表題曲「ノーシナリオ」、カップリング曲「Love for All Stars」と共に応援してくれるファンへの素直な想いが歌われていたのではと感じた今回のシングル。
アーティストデビューから6年目に入るタイミングということもあり、ちょうどだったんだろうなと思います。
熱心なファンであれば歌詞に込められた想いをより実感できたんじゃないでしょうか。
ノーシナリオ by Maaya Uchida on Spotify