高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2019年9月ベストソング5選

10月に入ってから夜は過ごしやすい気温になりましたね。

それでも昼との温度差が大きいので、体調には気を付けていかなければいけませんが・・・

今年一番の強さと言われる台風19号も接近しているし、気を抜かずにいきたいところです。

 

それはさておき、2019年9月のベストソングがようやく決まりました。

意外と女性ボーカルものが強く感じた月となり、それを反映した内容となっています。

どんなアーティストの楽曲が入ったのでしょうか。

 

では、どうぞ。

 

2019年9月ベストソング5選

  • 馬と鹿/米津玄師

大切な人を守りたい、だけどそれが叶わなかった・・・

そんな悲しみを真っ直ぐに歌い上げたミドルナンバー。

サビの力強いビートと胸を締め付けるようなストリングスが心に迫ってきます。

何としても願いを叶えたかったのに実現しなかった、次こそは叶えるー。

後悔する気持ちと同時に前向きな熱い思いも伝わってくる歌詞が素晴らしい。

ドラマティックなアウトロの終わり方、間奏から大サビに入る瞬間も印象的です。

米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika - YouTube

 

程よい浮遊感を感じさせるサウンド、彷徨う感覚に満ちたユーミンの歌唱・・・

まるで深海の街に迷い込んだ気持ちにさせる無機質なサウンドに引き込まれるネオ・シティ・ポップ

いつ帰ってくるのか分からないけど君を待ち続ける気持ちが描かれた歌詞と上手く重なっている印象で、ユーミンの表現力を感じずにいられません。

新しい時代になろうとも変わらない魅力に改めて脱帽です。

深海の街, a song by Yumi Matsutoya on Spotify

 

  • でしょましょ/米津玄師

ゆったりとしたメロディ、気だるげな米津玄師の歌唱が聞いていて心地いい1曲。

そんな楽曲で歌われているのは「とりあえず気楽に行きましょ」という、非常に楽観的なメッセージ。

いろいろと荒みやすい時代だからこそ、時には肩の力を抜いていくのもいいんじゃ?と聞き手に語りかけているのが見事。

バックの叫び声や笑い声で少しずつ壊れていく心を表現している点もポイント。

あまり張り詰めすぎても良くないってことなんでしょうね。

今を生きる人々にぜひ聞いてほしい1曲となりました。

 

  • 海辺に咲くばらのお話/Cocco

離れることが出来ない二人の運命を歌った、心に響くバラードナンバー。

ピアノ主体のメロディとCoccoの力強い歌唱に引き込まれます。

間奏におけるコーラス、後半で聞かせる全力の歌唱は圧巻の一言。

全盛期と変わらない歌声も含め、必聴と言える仕上がり。 

海辺に咲くばらのお話, a song by Cocco on Spotify

 

  • Story/雨のパレード

これまで二人で過ごしてきた日々を振り返り、改めて愛すると誓う。

真っ直ぐな愛を歌い上げた歌詞が印象的なミディアムナンバー。

R&Bを意識した打ち込みトラックと洗練されたシンセサウンドは実にオシャレで、他のラブソングとは違った印象を与えてくれました。

教会の厳かな雰囲気をイメージしたイントロのコーラス、バンドのセンスを引き出しているアレンジも素晴らしいの一言。

Story, a song by ame_no_parade on Spotify

 

次点曲

リトグリの魅力であるコーラスワーク。

聞き手を奮い立たせる歌詞と相まって、今回はその力強さがより感じられるものとなっていました。

目標を掴み取りたい気持ちが力強い歌唱と共に伝わってきます。 

ECHO, a song by Little Glee Monster on Spotify

 

  • BRAVE/嵐

勇敢さを表現したロックサウンドと力強い歌唱に背中を押される1曲。

ラグビー選手の姿とも重なる歌詞は聞いていて前向きになれます。

櫻井翔によるラップとラップ詞も楽曲の力強さを引き立てている印象。

あと、嵐の歩んできた軌跡にも受け取れるのがポイント。

Brave, a song by ARASHI on Spotify

 

  • アイラビュベイビー/THE FOREVER YOUNG

青春の青臭さと真っ直ぐな恋心を素直に表現した、直球のパンクナンバー。

「願いを叶えてよ~」で始まる歌いだしや「アイラビュベイビー」と絶唱するサビ、どこを切り取っても00年代の青春パンクそのもの。

青春の儚さを紛らわすかのような疾走するメロディラインも含め、非常に素直な1曲だと感じました。

それを引き出すクニタケヒロキの熱い歌唱が個人的にたまらない。

アイラビュベイビー, a song by THE FOREVER YOUNG on Spotify

 

自分はいい子じゃなく悪い子なんだ・・・

そんな現実を受け入れた歌詞とダークさ溢れるメロディが見事にマッチした1曲。

重苦しいアレンジを施した楽曲の雰囲気は圧巻で、歌詞から漂う感情をこれでもかと引き出しています。

刺々しい言葉のチョイスといい、攻めている印象ですね。

ハロウィンに合いそうな仕上がりなのもいい。

ワルモノウィル, a song by Shiina Natsukawa on Spotify

 

はっきりとしない世界で悩むくらいなら。いっそのこと踊り狂えー。

小気味いいギターリフと全体的に軽快なリズムがスタイリッシュな印象を与えてくれるギターロック。

Aメロの畳みかけるような歌、吹っ切れたサビは聞いていて爽快です。 

バッドパラドックス, a song by BLUE ENCOUNT on Spotify