高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

18.10/20 今日の1曲 Flamingo/米津玄師

本日の20時頃、米津玄師のニューシングル「Flamingo」のMVが公開されました。

地下駐車場の怪しげな雰囲気とフラフラ歩きながらダンスを披露する米津さんの姿に引き込まれる作りのMVになってますが、それ以上に楽曲の世界観が圧倒的な仕上がり。

いろいろな要素が混じり合った、情報量の半端ない1曲です。

 

  • Flamingo(10月31日発売)

一定のリズムを刻むヒップホップ的なトラックとベースラインが心地よいポップナンバー

サビで「フラ フラ フラ フラミンゴ」と繰り返す箇所の語感の良さはもちろん、声を使ったギミックでもそれを感じさせるのが印象的。

特に、二番に入る前の「ああああ、あ、はい」なんてふざけているように見せかけてしっかりと楽曲の一部として溶け込んでいるんですよね。

ところどころに入ってくる声の使い方も米津らしい。

 

そして、驚いたのはCメロ。

トラックが一定のリズムを刻み続けているのは変わらないんですが、演歌のこぶしを効かせた歌唱に圧倒されてしまいました。

単にこぶしを使えているのが凄いのではなく、メロディがポップスなのにそれを違和感なく馴染ませているのがポイント。

バックのボイスパーカッションもあってか、R&Bと演歌が絶妙に融合しているなと感じます。

程よい妖艶さを感じる、いろいろな要素の融合した新時代のポップスとなりました。

 

まとめ

正直、「Lemon」を経ての新曲が全く想像できなかったのですが。

ここまで挑戦的な楽曲になっているとは思いませんでした。

いい意味でアーティスト・米津玄師として進化を遂げているなと感じます。

10月31日発売のシングルに収録される「TEENAGE RIOT」と「ごめんね」も楽しみになってきました。

 

youtu.be

Flamingo / TEENAGE RIOT(フラミンゴ盤 初回限定)(DVD付)

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