2020年4月ベストソング5選
コロナウイルスの影響で異様に静まり返っていたGWも終了しました。
普段なら観光客がたくさん訪れる高知なんですが、今年は道の駅などが臨時休業したりと異例の事態だなと感じられる状況で。
観光で成り立っている地域なので、コロナウイルスが一日でも早く終息して元の日常が戻ってほしいなと。
そんな状況でも毎月のベストソング5選は続けていきますよ。
4月はCDの発売が延期されるなど、ライブ以外にも影響が出始めました。
新譜が少なくなるかもしれませんが、サブスクを活用して可能な限りチェックをしていきたいところですね。
そんな4月はこんな感じの10曲となりました。
2020年4月ベストソング
- パラボラ/Official髭男dism
新しい日々への希望をイメージした爽やかなメロディが印象的なポップナンバー。
00年代J-POPの雰囲気を感じさせるサビになっているんですけど、ヒゲダンらしいグルーヴ感は健在となっていて、しっかり聞かせてくれます。
また、「これから始まる日々は真っ白な未来こそワクワクする」と歌った歌詞も心に響く仕上がりで。
シンセの伸びやかなサウンドを活かした楽曲もあって、新生活を始めた方の背中を押してくれるのではないでしょうか。
パラボラ, a song by Official HIGE DANdism on Spotify
- 矜羯羅がる/yonawo
落ち着いた雰囲気のメロディ、気だるげな歌唱が絶妙にマッチしたミドルナンバー。
シンセのひんやりとしたサウンドと小気味いいドラムを軸としたバンドアンサンブルは洗練されたムードを感じられました。
ちょっと懐かしい雰囲気の曲でありながら、すごく作り込まれている印象で。
「~こんがらがる」とリフレインされるサビも耳に残りやすい。
今の時代に感じやすい人間関係のこじれを歌い上げているからでしょうか。
メロディ・サウンドだけでなく、歌詞にも注目して聞いてほしい。
矜羯羅がる, a song by yonawo on Spotify
- Graffiti/ストレイテナー
儚さと美しさが印象的なメロディにテナーらしさを感じるロックナンバー。
サビの壮大さはシンプルながらも引き込まれる仕上がり。
間奏における幻想的なシンセサウンドも彼らならではです。
「きみがきみらしく生きることが大切」と歌った歌詞も心に響く。
Graffiti, a song by Straightener on Spotify
- If You're Too Shy(Let Me Knot)/THE 1975
80年代ポップスの雰囲気を感じさせるメロディと現代ならではの恋愛模様を描いた歌詞が印象的。
リバーヴを効かせたドラムによるリズムが聞いていて心地よい。
程よいテンポもあって、古き良き時代の王道ポップスに近いものを感じました。
今月発売予定のアルバムがどのような仕上がりになっているのかすごく楽しみです。
If You’re Too Shy (Let Me Know), a song by The 1975 on Spotify
- It's Time/SPiCYSOL
爽やかなシンセとホーンによるイントロから開放感を感じずにいられないポップナンバー。
軽やかにリズムを刻むドラムやサビの伸びやかなメロディが今の季節にピッタリと言いますか。
初夏の陽気と涼しい風を楽曲で見事に表現しているのが素晴らしい。
約3分半という短さもあって、聞き終わった後の爽快感は圧倒的。
It's Time, a song by SPiCYSOL on Spotify
次点曲
- MUG/須田景凪
レゲエ調のリズムがシンプルに心地よいポップナンバー。
そんな軽快さを感じるメロディとは裏腹に、「あなたを許せないけど優しさを感じて胸が痛い」と何とも言えない感情を描いた歌詞のギャップが何とも。
サビの裏声でやり場のない気持ちを表現している印象。
MUG, a song by 須田景凪 on Spotify
- 晴れ模様/安野希世乃
晴れの日に感じる爽やかな風と日差しをイメージしたメロディが心地よい一曲。
安野希世乃さんの柔らかい歌声はそれをより増幅させてくれます。
アクセントとなったアコーディオンの音色も含め、聞いてるだけで癒される。
晴れ模様, a song by 安野希世乃 on Spotify
- ジェリーフィッシュガール/恩田海
クラゲのような浮遊感を感じさせるサウンドが印象的なエレクトロポップ。
無機質ではなく、幻想的な雰囲気も漂わせているのが素晴らしい。
歌詞の儚さもあって、サビのゆったりとしたリズムが頭から離れません。
ジェリーフィッシュガール, a song by 恩田 海 on Spotify
- 花に亡霊/ヨルシカ
夏の儚い情景を描いた歌詞とそれにマッチした美しいメロディが印象的な1曲。
青春時代の思い出が浮かぶような詞世界は忘れてしまった大切なものを思いださせてくれます。
suisの繊細で感情豊かな歌唱も心に響く。
花に亡霊, a song by Yorushika on Spotify
- 永遠の不在証明/東京事変
ピアノのスウィング感とそれが生み出す妖艶さに引き込まれる1曲。
林檎のボーカルから感じる存在感を含め、再始動後も変わらない良さがあります。
ラストで聞かせるジャジーな演奏も圧巻の一言。
永遠の不在証明, a song by Tokyo Incidents on Spotify

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- アーティスト:THE 1975
- 発売日: 2020/05/22
- メディア: CD