楽曲はもちろん、ライブパフォーマンスの熱さで多くの人を魅了し続けるUVERWorld。
ここ最近は楽曲の熱量が増しているのですが、3月4日発売の「AS ONE」もそれを実感するロックナンバーでした。
歌詞の鋭さも含め、聞き手にメッセージを投げかけています。
・AS ONE(映画「仮面病棟」主題歌)
デジタルサウンドとロックサウンドがいい感じに融合したウーバーらしいナンバー。
コーラスから溢れる熱さ、TAKUYA∞の真っ直ぐなボーカルと楽曲の持つ圧倒的な熱量が印象的。
重厚なギターサウンドとドラムの存在感もあって、壮大さを感じさせる仕上がりになっています。
バックで鳴り響く流れるような勢いを持ったシンセサウンドは程よい疾走感を与えており、サビや間奏のインパクトを高めているように思いました。
そのせいか、すごく引き込まれてしまうんですよ。
ここ最近は新曲がリリースされる度に熱さを増しているようですが、今回もそれを感じずにはいられません。
それをより実感させるのが歌詞のメッセージ性でしょうか。
陰と陽、虚と実、善と悪は人間から生まれるものだと歌った歌詞になっているんですが、皮肉にも今の状況と重なるものがあるように思います。
新型コロナウイルス流行でマスクなどが買い占められたりと世の中が混乱している状況、それを加速させるも防ぐのも結局は自分たち次第で。
今取るべき行動は何か、一人一人が考えていかなければならないのではないでしょうか。
TAKUYA∞らしい鋭さの歌詞を通じて「正しい行動をしていこう」と問いかけられてるような、そんな1曲だと思います。