タイトル通りのコミカルなギターフレーズで聞く者を楽しませる表題曲の「ギャグ」と彼の原点と言えるアコースティックナンバー「ダスト」。
この二曲も今や人気アーティストとなった星野源の魅力を感じられる仕上がりです。
1.ギャグ
コミカルなギターリフのイントロが印象的なロックンロール。
ハイハットを多用したドラムやピアノの陽気なリズムが実に軽快。
サビの適度な疾走感と源さんの伸びやかな歌唱もいい感じ。
明るさに満ちたメロディは聞いているだけでもスッと入り込んで来ます。
亀田誠二によるプロデュースも上手く活きているのでしょう。
ギャグアニメやをマンガを楽しむように、何も考えずに聞いてほしい1曲。
2.ダスト
アコギを基調としたミディアム・ポップス。
温かみのあるサウンドが彼の持ち味なんですけど・・・
シンプルながらもその良さを実感できる仕上がり。
ゆったりとしたリズムがオシャレさを感じさせるのも好印象。
まとめ
くも膜下出血を乗り越えてから初となるアルバム「Stranger」の1週間後にリリースされた本シングル。
コミカルさを交えた作風である種吹っ切れたものを感じさせてくれます。
その後の勢いに繋がっていくものとでも言いましょうか、聞いているこちらも清々しい気持ちになりました。
なお、この「ギャグ」は現在のところアルバムには未収録だそうで。
気になる方は配信でチェックしてみては・・・?
星野源 - ギャグ【Extra MV】/ Gen Hoshino - Gag