高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

音楽的雑感「長く聞き続けられる音楽とは?」

最近、音楽を聞いていて思うことが。
長く聞き続けているアーティストって決まっているように感じます。
それぞれに共通点があるんじゃないかと思い、考えてみました。

  • 1.親しみやすいメロディ
やはり、これに尽きますね。
どれだけメロディが格好よく感じたり、独特の世界観を持った音楽だったとしても。
メロディそのものが取っつき難ければ意味がないと思うんですよね。
要するに、誰にでもすんなり良さを感じてもらえるメロディであることが大事。
キャッチーかつポップなメロディとでも言いましょうか。

それを如実に感じられるのがスピッツの楽曲たち。
デビュー時から変わらず、キャッチーなロックサウンドを鳴らし続けています。
歌詞にひねくれた感はあるけど、最新作の「醒めない」までポップで親しみやすい曲ばかり。

また、[Alexandros]もキャッチーなメロディを聞かせてくれます。
UKロックの影響を受けたバンドサウンドながら、ポップさもしっかり感じさせてくれます。
最新作の「EXIST!」はバンドの勢いがそのまま表れた傑作です。

  • 2.歌詞のメッセージが明確
少し聞いただけで伝わってくるメッセージ性…
実は意外に大事なんですね。
ガツンと来るからこそ、何度も聞きたくなる。
歌詞カードを見ずとも歌詞が入り込んで来ます。

高橋優さんの楽曲がまさにそんな感じ。
現実を見据えた歌詞と心に訴えかける歌唱もあり、説得力があります。

  • 3.アーティスト自身の個性(魅力)が出ている
一回聞いただけで「○○らしい曲」と感じられる曲…
楽曲や歌詞でそれを実感出来ると長いこと聞きたくなります。
それだけ印象に残ったわけでもありますからね。
スピッツアジカンの楽曲でそれを凄く感じます。
最近だとRADWIMPSの「前前前世」が歌詞、メロディともにRADらしさが出ていたかと。

ただ、あまりにも濃すぎると自己満足の世界に感じてしまうことも。
上坂すみれさんの1stアルバムを例にあげますが。
シングルがアニメ主題歌でキャッチーかつ中毒性があるなと感じて。
アルバムも聞いてみたいと思い、楽しみにしていたんです。
でも、アルバムを聞いてみると彼女のキャラクターがかなり出過ぎていたんですよね。
個性的と言えるんでしょうけど、おいてけぼりにされてる感が半端なかったです(^^;
何度も聞くうちにクセになって来ましたが。

・まとめ

キャッチーさ、伝わってくる歌詞、アーティストらしさ。
この3つが長く聞き続けているアーティストの曲に共通している点です。
これらはもちろんのこと、聞きやすいのが重要なんでしょうね。
耳が心地よく感じるって大切です。