高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2020年3月ベストソング5選

転勤や異動、進学・就職などで引っ越す方も多い3月。

「去る」と言われるくらい時間が早く過ぎるんですが、気がつけば4月になってしまいました。

今年はコロナウイルスの影響で卒業式が中止になったり、週末の外出自粛など異例の状態になっていると感じました。

東京や千葉で一気に感染者が出るなど、まだまだ影響は続きそうです。

一刻も早く落ち着いてほしいとともに手洗い・うがいなどの予防対策をしっかりして感染しないようにしなければいけませんね。

 

それはさておき、2020年3月のベストソング5選といきましょう。

若手からベテランアーティストまで、男性アーティストの楽曲が目立つラインナップになったのではないでしょうか。

コロナウイルスでイベントも中止になるような状況だからこそ、参考にチェックしてもらったらと。

 

では。どうぞ。

 

2020年3月ベストソング

今を大事にしたい気持ちと未来への希望を同時に歌い上げたミディアムロック。
イントロで聞かせる優しいギターのアルペジオ、シンプルで美しいメロディが素直に入ってきます。
AメロからBメロはもちろん、サビとCメロまで複雑さは全くない展開ですごく聞きやすい印象で。
シンプルだけどカッコよさを感じさせる間奏のギターソロも圧巻の一言。

シンプルだからこそ歌詞もメロディも心に響く、分かりやすい1曲だと思います。

 

新しいミスチルサウンドの到来を予感させるイントロのストリングス、Aメロに入ってから聞かせる小気味いいアコギの旋律、サビに向けて少しずつテンポアップしていくメロディが印象的なポップナンバー。
全体的に軽快なメロディを強調していて、開放感と高揚感に満ちているのがポイント。

自由に音楽を奏でているような感じで活き活きとしたサウンドとなっています。

サビにおけるストリングスの導入は小林武史プロデュース時代にもあったものの、より自由度を増したアレンジとなっているのが素晴らしい。

特に、間奏のコーラスの持つゴスペル的要素が感じさせる壮大さは圧巻。
ドラムの刻む力強いリズムやストリングスの美しさもあって、あっという間に引き込まれてしまいました。
ラストに向けて少しだけ加速する展開、自分や誰かの誕生日が来るたびにそれを讃えたい気持ちを歌った歌詞も含めて希望に満ちた1曲ではないでしょうか。

小林武史から離れたミスチルが自由になったのを改めて感じました。

 

  • 駆ける/スカート

優しいギターサウンドの心地よさと暖かさが心に響くポップナンバー。

アクセント的に鳴るバックのピアノやゆったりとしたメロディもあって、曲に身を委ねたくなります。

シンプルな良さを追求した王道ポップス的な仕上がりになっているのも印象的。

 

力強いミヤジの歌唱と開放的なギターサウンドが印象的なロックナンバー。

「自分を信じていこう」という真っ直ぐなメッセージを含んだ歌詞も心に響きます。

 新しい一歩を踏み出すことに不安を感じている方にはぜひ聞いてほしい1曲となりました。

メロディの爽快さと楽曲そのものの力強さが背中を押してくれるはず。

 

爽やかなコーラス、軽快に流れるメロディとリズムが新しい季節にピッタリなポップナンバー。

未来の自分を想像しながら一歩ずつ進む決意を歌った歌詞と軽やかに流れるピアノサウンドは上手くマッチしている印象で、希望を感じさせてくれます。

ちょっと洗練された雰囲気を漂わせた曲になっているのも個人的にツボ。

聞いていると自然にリラックスできる、そんな1曲です。

 

次点曲

 

  • 春を待って/WANIMA

疾走感と衝動性に満ちたバンドサウンド、新しい一歩を踏み出す季節ならではの不安を吹き飛ばしてくれる歌詞が心に響くパンクナンバー。
バックで鳴るピアノの音色をアクセントにして春らしさを演出している印象。
春風のような爽やかさが生まれていて、聞いているだけで背中を押してくれます。
彼らの楽曲の中でも優しさを強く感じられました。

 

  • 時計じかけのオレたち/河内REDS

いい意味で古さを感じさせるギターサウンドがクセになるロックナンバー。

洗練された方向にいかず、あえて硬派なスタイルで格好よさを追求している印象です。

やさぐれ感に満ちた渋い歌唱の味わい深さもポイント。

 

  • In Your Eyes/The Weeknd

80年代ディスコを意識したトラックの懐かしさがいい意味で新鮮なR&Bナンバー。

The Weekndの伸びやかな歌唱は聞いていて心地よく、ゆったりとしたメロディにマッチしています。

ホーンサウンドを取り入れた間奏のアレンジも秀逸。

 

  • Why Can't/SIRUP

電子音をベースとしたトラックに乗っかるラップが心地よい1曲。

どこか無機質な印象でありながら、Aメロからサビまでリズミカルに仕上げていてキャッチーさを感じさせます。

コロナウイルスが流行する今の状況を風刺したように取れる歌詞もポイント。

 

  • 春はゆく/Aimer

春らしさをイメージした美しいメロディに引き込まれるバラードナンバー。

ハープの奏でる日本的なメロディラインで桜の舞い散る春を上手く表現している印象。

繊細だけど芯の強さを含んだAimerの歌声も春の美しさを感じさせてくれます。

 

2020年 気になる春アニメ

気が付けばもうすぐ4月ですね。

新型コロナウイルスの流行でイベントが中止になったり、小売店の客数減など大変な状況ですが、終息まで乗り切っていきたいところ。

改めて手洗いとうがい・十分な睡眠を徹底して予防していきたいものです。

 

暗いニュースはさておき、2020年春アニメのチェックと行きましょう。

ここのところ見る本数が減り続けていますが、それでも毎クール気になるアニメは出てくるわけで。

個人的に見たいと思った作品はこんな感じになりました。

 

2020年の気になる春アニメ

失恋トークを炸裂させたことでラジオパーソナリティに抜擢された鼓田ミナレの奮闘記を描いていくのでしょうか。

元カレと別れた悲しみを原動力にラジオパーソナリティとして成長していく姿に注目したいところ。

ガンダムなどを手掛けるサンライズが制作する点も含め、じっくり楽しみたいですね。

namiyo-anime.com

 

誰でも一つは持っているであろう、知られたくない「隠し事」。

あらすじを読む限り、それをテーマにした心温まる物語となっていそうですね。

下ネタだらけの漫画を描く漫画家としての顔を娘に知られたくない父親の心情をどう描いていくのか、気になります。

隠し事を抱えた親子ならではの家族愛の描写もポイントでしょうか。

kakushigoto-anime.com


 

男女4人の恋愛模様を描く青春モノですね。

シンプルに王道をいくストーリーになってるっぽいので安心して見ることが出来そうです。

なお、原作は未読。 

singyesterday.com

 

  • 天晴爛漫!

日本へ戻るために主人公たちが挑むアメリカ大陸横断レースを題材にしてるのが面白そうですね。

異国の地で立ちはだかる壁をどう乗り越え、ライバルたちとどう戦っていくのか。

レース中に繰り広げられる人間ドラマがレースを熱いものにしてくれると思うのでそこに注目です。

あと、久々にチェックするP.A作品ということでその点もポイント。

appareranman.com

 

  • 啄木鳥探偵處

明治時代の文豪たちを主人公とした探偵モノということで気になっています。

推理シーンの描写やどういった事件が起こるのか、毎回違った気持ちで楽しめそう・・・

kimikoe.com

 

というわけで、上記の5本は確実に見ていこうと思っています。

今までは主題歌チェックも兼ねて1話は視聴していたんですが、そのままズルズル見てしまうことが多く。

その結果、見る予定の作品まで視聴が追い付かない状況に陥ってしまいました・・・

見ない作品を早めに決めて、その分1本1本としっかり向き合うようにしたいところ。

しあわせの保護色/乃木坂46 -幸せって目には見えないけど大切なもの-

主要メンバー・白石麻衣の卒業を控えた乃木坂46

そんなグループのニューシングル「しあわせの保護色」がCD発売に先駆けて配信されています。

ちょっと懐かしい雰囲気の歌謡ポップスをイメージしたメロディが優しさを感じさせる一曲でした。

 

・しあわせの保護色

暖かみを感じさせる歌謡曲テイストのメロディが心に響く一曲。

古き良き日本の歌謡ポップスと言うのでしょうか、それに近い雰囲気を感じられます。

懐かしさをイメージしたメロディラインもあって、シンプルな仕上がり。

シンプルだからこそすっと入ってくる曲はここ最近の乃木坂46でも分かりやすいものになっているのではと思います。

聞いてるだけで優しい気持ちになれました。

 

幸せの大切さについて歌った歌詞も印象的。

幸せって目には見えないものだけど、いつも側にあると思うんですよね。

ずっと近くにあっても気付きにくいもの。

そんな幸せを感じた瞬間があるなら、それを大事にしていこうー。

改めて幸せであることのありがたさを感じられるのではないでしょうか。

しあわせの保護色, a song by Nogizaka46 on Spotify

しあわせの保護色(Type-A)(Blu-ray Disc付)(特典なし)

しあわせの保護色(Type-A)(Blu-ray Disc付)(特典なし)

  • アーティスト:乃木坂46
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: CD
 

Light The Light/RADWIMPS -この困難な状況でも自分を見失うことなく過ごそう-

世界的な流行となっている新型コロナウイルス

日本や中国だけでなくアメリカなどでも猛威を振るっていて、いつ終息するのか全く先が見えない状況です。

そんな中、RADWIMPSがストリーミング限定で新曲「Light The Light」を配信しました。

この状況に苦悩する人々への想いを優しく歌い上げた歌詞と美しいメロディが心に響く1曲です。

 

・Light The Light

ピアノとギターの織りなす美しいメロディ、一歩一歩を踏みしめて歩くようなドラムのリズムが印象的なミディアムバラード。

穏やかな歌いだしから力強さを増す展開に美しさだけでなく、曲に込められた想いの強さを感じずにいられません。

歌詞を読めばわかるように、新型コロナウイルスによる影響でいろいろな苦悩を抱える人々に向けての想いを込めた曲になっていて、いろいろと考えさせられました。

洋二郎の優しさに満ちた歌唱と祈りにも似た叫びは世界に向けて捧げられているかのようです。

全編が英語詞になっているのも、多くの人々に届いてほしいって気持ちがあるからなんでしょうね。

 

今は苦悩の連続でも一緒に笑いあえる日まで乗り越えて行こうと歌った歌詞も印象的。

全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスですが、感染して治った人が差別的に扱われたりと多くの人々が悩んでいるのではと思います。

そんな状況でも自分を責めたりせず、自分らしくいてほしい・・・

辛い状況だからこそ、自分を見失うことなく前向きな気持ちで乗り切ることが大事ではないでしょうか。

困難を乗り越えて「そんなこともあったな」と語り合える日々が来る、その時を笑顔で迎えるためにもー。

 

新型コロナウイルスの影響で苦悩する世界中の人々に向けて歌われた「Light The Light」。

穏やかで美しいメロディと優しい歌唱、前向きに乗り切っていこうという歌詞が背中を押してくれる1曲となりました。

洋二郎の想いが世界に届くといいですね。

Light The Light, a song by RADWIMPS on Spotify

 

内田真礼「ノーシナリオ」 -これまで対する感謝、そしてこれからも-

ファンへの感謝、これからもよろしくというメッセージ。

2曲とも内田真礼さんの素直な気持ちを感じられるものとなっていました。

 

1.ノーシナリオ

ストリングスとピアノの美しい音色、前向きさを感じさせるバンドサウンドが力強い印象のガールズロック。

軽やかだけどしっかりとリズムを刻むドラム、厚みも感じさせるギターフレーズは楽曲の力強さを引き立てています。

全体的にバンドサウンドが前面に押し出されているものの、ピアノの美しいメロディラインも負けずに存在感を発揮しているのが素晴らしい。

何より、サビの伸びやかなコーラスによって楽曲の美しさを増幅させているようで。

メロディの美しさが増すことで、歌詞に描かれたメッセージもより伝わってくるのではないでしょうか。

 

今まで応援してくれたファンへの想いを歌っているようで、これまでに対する感謝と「これからもよろしくね」って気持ちが同時に伝わってきました。

2014年のアーティストデビューから6年目となる内田真礼さんが歌うからこその説得力を感じられる1曲だと思います。

 

2.Love for All Stars

ZAQ作詞・作曲による少しオシャレなアレンジを効かせたポップナンバー。

個人的にZAQの曲ってクセが強いんじゃないかと思っていたんですが、軽快なリズムを軸にオシャレさを加えたピアノのメロディがいい感じの仕上がりでビックリ。

間奏のピアノソロは引き込まれるメロディになっていて、思わず耳を奪われると言いますか。

それに乗っかる内田真礼さんの歌唱も伸びやかで聞いていて心地がいいものとなっていました。

表題曲と同じくファンへの気持ちを歌った歌詞も印象的。

 

まとめ

表題曲「ノーシナリオ」、カップリング曲「Love for All Stars」と共に応援してくれるファンへの素直な想いが歌われていたのではと感じた今回のシングル。

アーティストデビューから6年目に入るタイミングということもあり、ちょうどだったんだろうなと思います。

熱心なファンであれば歌詞に込められた想いをより実感できたんじゃないでしょうか。

ノーシナリオ by Maaya Uchida on Spotify

未来はみないで/THE YELLOW MONKEY -未来を考えるだけでなく今も重要-

2016年に復帰してからは精力的に活動しているイエモンことTHE YELLOW MONKEY

2020年初となる新曲「未来はみないで」が3月13日に配信リリースされました。

シンプルなサウンド、メロディと今を大事にしながら未来を想う歌詞が心に響く1曲です。

 

・未来はみないで

今を大事にしたい気持ちと未来への希望を同時に歌い上げたミディアムロック。

イントロで聞かせる優しいギターのアルペジオ、シンプルで美しいメロディがすっと入り込んでくる仕上がり。

AメロからBメロはもちろん、サビとCメロまで複雑さは全くない展開ですごく聞きやすさを感じました。

個人的な聞き所だと感じる間奏のギターソロはシンプルなフレーズでありながら、ベテランバンドならではのカッコよさと色気を兼ね備えた印象です。

吉井和哉の歌唱もシンプルさを追求しており、これによって楽曲の暖かみを感じさせているのが見事と言うべきか。

 

「未来をみないで」というタイトルでありながら、前向きさを感じさせる歌詞も印象的。

これからのことを考えるのも大事だけど、それ以上に今を全力で生きようー。

最終的に未来へと繋がっていくはずだから・・・

結局は今を生きた結果が自分の未来になっていくってことなんでしょうね。

真剣に今を生きてこそいい未来が待っている、今を大事にすることをシンプルに教えてくれるメッセージ性の高いナンバーとなりました。

 

シンプルだからこそ心に響く、歌詞やメロディも含めてこれを体現した1曲だと思います。

未来はみないで

未来はみないで

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春を待って/WANIMA -新しい一歩は不安よりも希望に満ちている-

春と言えば新しい一歩を踏み出す人も多いのではないでしょうか。

そんな季節は希望と同時に不安を感じることもあるわけで。

3月12日に配信リリースされたWANIMAの新曲「春を待って」は、この時期に感じやすい不安を吹き飛ばしてくれる非常にWANIMAらしいパンクナンバーになっています。

 

・春を待って

疾走感と衝動性に満ちたバンドサウンド、新しい一歩を踏み出す季節ならではの不安を吹き飛ばしてくれる歌詞が心に響くパンクナンバー。

いつもと変わらないWANIMA節が炸裂しているんですが、バックで鳴るピアノの音色をアクセントにして春らしさを演出している印象。

勢いあるメロディの力強さはもちろん、春風をイメージした爽やかさに引き込まれる仕上がりとなっていました。

 

就職や進学などで環境が変わることへの不安に対し、背中を押すメッセージを込めた歌詞もポイント。

新しいことへの不安もあるだろうけど、それ以上に希望もあるんだ。

今まで目標に向かって頑張ってきた君なら大丈夫ー。

KENTAの歌声も優しさを感じさせるものとなっていて、自然と背中を押されるのではと思います。

今の季節にピッタリな1曲と言えるでしょう。

 

ずっと変わらずに前向きなメッセージを発信し続けるWANIMA。

ブレないスタンスで音楽を続ける彼らだからこそ、ずっとリスナーの背中を押し続けられるんじゃないでしょうか。

環境が変わる3月から4月にかけて感じやすい不安を吹き飛ばす「春を待って」もそれを感じずにいられませんでした。

新しい一歩を踏み出すことに不安を持っている方はぜひ聞いてほしいですね。

春を待って, a song by WANIMA on Spotify

春を待って

春を待って

  • WANIMA
  • ロック
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