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Mr.Children「Birthday/君と重ねたモノローグ」 -新たなミスチルサウンドの幕開け-

CDシングルとしては2017年7月の「himawari」以来となるミスチルのニューシングル「Birthday/君と重ねたモノローグ」。

変わらない良さと新たな魅力を同時に感じられる、ミスチルの新章に相応しい2曲となっています。

 

1.Birthday(映画「ドラえもん のび太の新恐竜」主題歌)

新しいミスチルサウンドの到来を予感させるイントロのストリングス、Aメロに入ってから聞かせる小気味いいアコギの旋律、サビに向けて少しずつテンポアップしていくメロディ・・・

今までのミスチルと変わらないサウンドに感じつつも、どこか生まれ変わったような印象を受ける仕上がりがいい意味で新鮮なポップナンバー。

全体的に軽快なメロディを強調していて、開放感と高揚感に満ちているのがポイント。

サビにおけるストリングスの導入は小林武史プロデュース時代にもあったものの、より自由度を増したアレンジとなっていて楽曲のテンポを増幅させています。

 

特に、間奏のコーラスの持つゴスペル的要素が感じさせる壮大さは圧巻。

ドラムの刻む力強いリズムやストリングスの美しさもあって、あっという間に引き込まれてしまいました。

ラストに向けて少しだけ加速する展開、自分や誰かの誕生日が来るたびにそれを讃えたい気持ちを歌った歌詞も含めて希望に満ちた1曲ではないでしょうか。

 

2.君と重ねたモノローグ

穏やかに紡がれるギターの音色と一音一音をしっかりと刻む力強いドラム、バックで優しく奏でられるストリングスが美しいバラードナンバー。

こちらも変わらないミスチルらしさを維持しながら、暖かな質感のサウンドに今までとは違うものを感じられます。

ギターやドラム、ベースまで一つ一つの音が温もりを持っていて、それが桜井さんの優しさ溢れる歌唱を引き立てているなと。

 

また、クラシカルなアレンジのアウトロも聞き所。

7分32秒にも及ぶ楽曲でありながら、非常に凝っていて聞き手を最後まで離さない構成になっているのが見事。

ラスト2分だけで1種のインストゥルメンタルを聞いているかのような錯覚を味わうことが出来ます。

セルフプロデュースになったからこそ、自由に音楽を作って奏でているのが伺えました。

 

まとめ

一聴すると今までのミスチルと変わらないように思うんですが。

それでも、新鮮さを感じられる仕上がりとなっていることに驚きですね。

バラードと見せかけてアウトロで度肝を抜く「君と重ねたモノローグ」はまさにミスチルの新たな一面と言えるのでは。

そのうち発売されるアルバムにも期待が出来そうです。

Birthday / 君と重ねたモノローグ by Mr.Children on Spotify

Birthday/君と重ねたモノローグ

Birthday/君と重ねたモノローグ

  • アーティスト:Mr.Children
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: CD