高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

声優に対する関心が薄れた私が感じた本渡楓さんの魅力

このブログになってからはCDレビュー以外で取り上げたことはないですが…

以前のブログで声優さんに関する記事を書いていたことがありまして。

応援してる声優さんのどこが魅力なのかを語ったり、「○○のハマり役ベスト3」について書いたり。

あの時期は女性声優の演技に注目したりと魅力を書いて我ながら熱心に応援していたなと。

 

今はブログを見ての通り、J-POPの感想メインになってるのでアニメ感想・声優ネタはほとんどありません。

最近の若手声優に疎くなったこともあり、キャストを見ても「誰?」と思うことが多くなって。

そのままアーティスト活動をやってる声優さん以外への関心は薄れていきました。

 

そんな中、2018年冬に放送された「刀使ノ巫女」を見てある声優さんが気になりはじめました。

主人公の衛藤可奈美を演じている本渡楓さんなんですが、他の若手声優に比べて何か惹かれるものがあるなと。

久々に応援したいと感じた声優・本渡楓さんの魅力を私なりにまとめました。

 

本渡楓さんの魅力って?

とにかく真っ直ぐな演技、これですね。

 初めて本渡楓さんのことを知ったのは艦これの親潮だったんですが、その時は気にすることもなくスルーしていました。

2016年の秋アニメから名前を見ることが増えたものの、特に意識はしてなかったんですよね。

 

気になり始めたのは2017年の冬アニメ「亜人ちゃんは語りたい」と「うらら迷路帖」からでしょうか。

それぞれメインキャラを演じていたのもあるけど、真っ直ぐで素直な演技が印象に残っています。

でも、まだ「気になる」というくらいでした。

 

状況が変わったのは今年の冬から放送された「刀使ノ巫女」 からですね。

主人公である衛藤可奈美を演じていたんですが、真っ直ぐな演技はそのままに可奈美というキャラクターを全力で表現しているのが伝わってきまして。

途中で切ろうかなと思っていたのがその演技目当てに最後まで見るほどでした。

それくらい、この真っ直ぐな演技は最近の若手声優の中でも飛びぬけているんじゃないかと感じます。

可奈美のキャラソン「Sword&Wing」も元気さが印象的な仕上がりで、本渡さんなりに可奈美を表現した結果なんだろうなぁと。

 

現在放送されているアニメ「ゾンビランドサガ」の源さくらの演技でもそれは健在。

ゾンビになっても生きたいと思うさくらと本渡楓さんの全力で演じる姿勢がすごくマッチしているんですよね。

2話におけるラップもさくらの前向きさを表現しているように感じましたし。

キャラの魅力を引き出そうとしているのが伺えます。

 

まとめ

ここ数年、気にはなるものの応援したいと思える声優さんはいませんでした。

でも、本渡楓さんは久々に注目していきたいなと思いましたね。

キャラクターを真っ直ぐに表現する、この魅力はいつまでも維持してほしいところです。

 

米津玄師「Flamingo/TEENAGE RIOT」-米津玄師が生み出すニューミュージックを堪能せよ-

 00年代J-POPの雰囲気を感じさせる「Lemon」が自身最大のヒットとなった米津玄師。

王道でありながら引き込まれた曲だったのですが、今回のシングルもそれを作り上げたに相応しい才能を感じる仕上がりでした。

 

以下、楽曲レビュー

1.Flamingo(ソニー「完全ワイヤレスヘッドホン」CMソング)

ヒップホップ要素を取り入れたトラックとベースラインの刻むリズムが心地よさを感じさせるポップナンバー。

一定のリズムはもちろん、サビの「フラ フラ フラ フラミンゴ」とリフレインする箇所や声(チェッチェチェやーッラなど)のギミックによって絶妙なテンポ感を生み出しています。

二番に入る前の「ああああ、あ、はい」も含め、楽曲の一部になっているのが見事。

ふざけているような声の効果音は実に米津らしいと言いますか。

 

そして、Cメロの展開にただただ圧巻されました。

トラックの刻むリズムは変わらないのにこぶしを効かせた演歌調の歌唱を違和感なく聞かせているのが印象的。

ボイスパーカッションを取り入れたR&Bっぽさも感じるオシャレなサウンドと相まって、新時代のポップスとも言える仕上がりです。

 

歌詞も楽曲の雰囲気を引き立てる怪しげな世界観でありながら日本語の良さを生かしているのがポイント。

何より、韻を踏んでいるためか自然と心地よさに繋がっているんですよね。

ヒップホップのマナーも守りつつ、楽曲の魅力に昇華しているのが素晴らしい。

程よい妖艶さとリズムの良さがたまらない、米津玄師によるニューミュージックの誕生です。


米津玄師 MV「Flamingo」

 

2.TEENAGE RIOT(マンダム「GATSBY」CMソング)

 初期衝動をそのまま表現したシンプルなギターロック。

邦楽ロックではありがちな曲調なんですが、イントロなどで聞こえる声のギミックやスタイリッシュさも含んだメロディに米津らしいセンスを感じました。

特にイントロのギターリフはスタイリッシュに聞かせてる印象。

Bメロからサビに入る瞬間でグッと引き込まれるのもたまらない。

ストレイテナーのベーシスト・日向秀和による重厚なベースラインも楽曲を支えています。

ここからがスタートだと歌った歌詞といい、まさしく初期衝動そのものな曲と言えるでしょう。

 


米津玄師 MV「TEENAGE RIOT」

 

3.ごめんね

打ち込みによるリズムとシンセの音色が美しい、ポップだけど優しく心に響く1曲。

サビにおける主張の強いメロディとコーラスにEDM要素を感じずにいられません。

間奏の「イエーッ!」という掛け声もあってか、聞いているだけで高揚感が出てきます。

君みたいに優しくなりたいと素直になりたい想いを描いた歌詞も印象的。

気分が高まりつつも優しい気持ちになれますね。

 

まとめ

ヒップホップ・R&Bと演歌を融合させて妖艶な世界観を生み出した「Flamingo」、サビの爆発的な勢いに引き込まれる「TEENAGE RIOT」、EDMのメロディと優しい歌詞が印象的な「ごめんね」。

3曲ともタイプの違う楽曲でしたが、彼らしいセンスを感じずにいられない密度の濃い楽曲でした。

特に、「Flamingo」で演歌を取り入れていたのには驚かされたと言いますか。

次はどんな楽曲を作り上げるのか、気になって仕方がありません。

 

Flamingo / TEENAGE RIOT(ティーンエイジ盤 初回限定)

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2018年9月ベストソング5選

10月も下旬になりましたが、9月度のベストソング5選記事です。

意外と良曲が多く悩んでしまい、今になって更新する形となりました。

 

それではどうぞ。

 

2018年9月ベストソング5選 

ゾンビのような粘り強さで生きていけー。

ハードロックを意識したサウンドに諦めるなと強いメッセージを載せて歌った1曲。 

 程よく歪ませたギターサウンドでありながら、バックのシンセが絶妙に絡み合って聞きやすい仕上がりです。

EDM風味を感じる主張の強いメロディやシンセを上手く取り入れ、2018年ならではのサウンドになっているのもポイント。

攻撃的にうねるギターフレーズのカッコよさもただただ圧巻。

 

  • ありがとう/高橋優

生まれてきてくれてありがとうー。

大切な君への想いを真っ直ぐな言葉で歌い上げた優しさに満ちたラブソング。

アコースティックギターとピアノの暖かい音色がメッセージを確かなものにしています。

最近は愛について歌うことも多くなった高橋優ですが・・・

素直な言葉で綴られた歌詞を読む限り、「思っていることを歌う」という本質は変わってないんだなと感じました。 

 

 ギターの奏でる素朴な音色が心に染み渡る、牧歌的で暖かみを感じるロックナンバー。

間奏でクラシックを取り入れたり、アウトロで沖縄民謡っぽいリフを聞かせるなど・・・

様々な引出しを持つくるりならではの1曲。

アウトロのテクニカルな演奏は圧巻の一言でぜひ聞き入ってほしいところ。

 

 ストレートに聞かせるギターサウンドが心地よいロックナンバー。

そこに乗っかる尾崎の歌唱によって、歌詞に描かれた切ない光景を引き出している印象。

シンプルで真っ直ぐなサウンドも実にギターロックらしい。

 

 

 

いつかの自分と約束し、手探りでありながらも何かを見つける・・・
BUMPらしい歌詞の表現法で生きていくことについて歌ったロックナンバー。
最終的に物事を決めるのは自分なので、自分を信じていくしかないわけで。
ここまで生きてこれたことはもっと自信を持ってもいい、そんな風に生きていく人たちを肯定しているようにも感じ取れます。
ギターサウンドを活かしたメロディの力強さやアレンジがそれを物語っていると

なと。

 

 

次点曲

 

重厚なギターサウンドでありながらも、どこかしっとりした雰囲気を感じるミドルナンバー。

「はじまったばかり」と希望を歌った歌詞やサビのコーラスから感じる優しさが印象的。

 

 

 

直球のメロコアサウンドに想いをぶつけた歌詞がヤバTらしいパンクナンバー。

しょうもないこと(東京の人の多さが怖いこと、名前の表記が間違ってること)を敢えてデスボイスで伝えたりとコミカルさも忘れてません。

イントロからAメロにかけての掛け声、語感の良さが心地いいAメロとサビも印象的。

爽快なメロコアサウンドと相まってクセになります。

 

  • remember/Uru

遠くに離れても記憶の中では忘れない・・・

そんな想いを切なく歌ったUruの歌声とピアノの美しい音色に引き込まれるバラードナンバー。

音数の少ないシンプルな構成だからこそ、澄み切った歌声が心に響きます。

サビで聞かせる伸びやかな歌唱はなかなか。

夏の終わりをイメージさせる言葉も曲の雰囲気を増幅させている印象。

 

  • GOEMON feat.ビッグ門左衛門/レキシ

 「GOEMON」という古風なタイトルからは想像もできないキャッチーでオシャレなポップナンバー。

サビの「五右衛門」と「Go ahead moon」で韻を踏む語感の良さ、三浦大知の甘い歌唱とレキシの渋い声質とのギャップも印象的。

 

いつものように目が覚めて陽を浴びて、笑ったり、恋をしたり、時には夢を見たり・・・

幸せな日々を想う歌詞と暖かいサウンドが印象的な、多幸感に満ちたポップス。

何気ない日常が続いてほしい、そんな願いを感じずにはいられません。

牧歌的で素朴なアレンジもこの曲の持ち味をより引き立てているなと。

 

まとめ

選んだ曲を見て気づいたのですが、優しさや暖かみを感じさせる曲が多くなっているなと。

メロディやで選んでいるのは変わりないんですけど、少しずつ趣向が変化しているのでしょうか。

10月も良曲が多く、また選定に悩みそうです。

 

STARTING OVER(期間生産限定盤)<CD+DVD>

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「ワタリドリ/Dracula La」-どこまでも羽ばたいていくバンドの決意-

軽快なテンポと解放感が心地よい「ワタリドリ」、病みつきになるギターリフで聞き手を虜にする「Dracula La」。
メジャーデビューしても変わらないドロスの魅力、それをそのまま感じられる3曲です。

 

・各曲レビュー

1.ワタリドリ
伸びやかなギターフレーズが爽快で春らしさを感じさせるロックナンバー
軽快なドラムのリズムとギターカッティングが聞いていて気持ちいい。
洋平の歌唱も相まって、とにかく爽やか。
どこまでも突き抜けて行くエレキギターのフレーズが圧巻。
全体的にポップなものの、テクニカルなドラムで圧倒する間奏も印象的。

羽ばたくワタリドリの力強さとバンドの決意を重ねた歌詞にも注目。
メジャーに進出して、さらなる躍進をする。
彼らの活動に期待せざるを得ない1曲。

2.Dracula La
軽快ながらも、うねるギターサウンドが印象的。
キャッチーなメロディとクールなギターリフのギャップがクセになる。
掻き鳴らすギターとシンセが絡み合うサビも今までにない開放感を感じる。
「ドラキュラドラキュラ」や「yeah yeah」といったリフレインも耳に残りやすい。
「あなたの虜にして」と歌っている通り、聞く者を虜にするメロディとなっているのが見事。

3.Adam's Apple Pie
攻撃的で乾いたギターリフが印象的なガレージロック。
聞かせるギターソロ、キレた洋平の歌唱、タイトルのノリ・・・
どこかコミカルな感じを含んでいるのが彼ららしい。

 

・まとめ

メジャー進出を果たした[Alexandros]。
開放感に満ちていて力強い楽曲、日本語中心の歌詞・・・
これから更に進んでいく―。
メジャーデビューするにあたり、そんな決意に満ちたシングルです。

[Alexandros] - ワタリドリ (MV) - YouTube

Wataridori / Dracula La - Single

Wataridori / Dracula La - Single

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥750

18.10/20 今日の1曲 Flamingo/米津玄師

本日の20時頃、米津玄師のニューシングル「Flamingo」のMVが公開されました。

地下駐車場の怪しげな雰囲気とフラフラ歩きながらダンスを披露する米津さんの姿に引き込まれる作りのMVになってますが、それ以上に楽曲の世界観が圧倒的な仕上がり。

いろいろな要素が混じり合った、情報量の半端ない1曲です。

 

  • Flamingo(10月31日発売)

一定のリズムを刻むヒップホップ的なトラックとベースラインが心地よいポップナンバー

サビで「フラ フラ フラ フラミンゴ」と繰り返す箇所の語感の良さはもちろん、声を使ったギミックでもそれを感じさせるのが印象的。

特に、二番に入る前の「ああああ、あ、はい」なんてふざけているように見せかけてしっかりと楽曲の一部として溶け込んでいるんですよね。

ところどころに入ってくる声の使い方も米津らしい。

 

そして、驚いたのはCメロ。

トラックが一定のリズムを刻み続けているのは変わらないんですが、演歌のこぶしを効かせた歌唱に圧倒されてしまいました。

単にこぶしを使えているのが凄いのではなく、メロディがポップスなのにそれを違和感なく馴染ませているのがポイント。

バックのボイスパーカッションもあってか、R&Bと演歌が絶妙に融合しているなと感じます。

程よい妖艶さを感じる、いろいろな要素の融合した新時代のポップスとなりました。

 

まとめ

正直、「Lemon」を経ての新曲が全く想像できなかったのですが。

ここまで挑戦的な楽曲になっているとは思いませんでした。

いい意味でアーティスト・米津玄師として進化を遂げているなと感じます。

10月31日発売のシングルに収録される「TEENAGE RIOT」と「ごめんね」も楽しみになってきました。

 

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Flamingo / TEENAGE RIOT(フラミンゴ盤 初回限定)(DVD付)

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音楽的雑感/ハイレゾ音源を体験した話

※この記事はハイレゾをオススメするものでも批判するものでもありません。

興味を持って聞いてみるのもスルーするのも読んだ方に委ねます。

 

正直な話、ハイレゾ音源には全く興味がなかったんですよ。

配信でしか買えない上に容量を食うのでいくら音がいいと言っても手を出すなんて考えたこともなく。

そもそも、本当に音がいいのか?って疑っていたくらいで。

 

ところが・・・

パソコンの買い替えを機にipod、ミニコンポと立て続けに買い替えなければいけない状況に。

そんなこんなで新しく購入したパナソニックのミニコンポ「SC-PMX80」がハイレゾに対応していたこと、みかこしのアルバムにハイレゾ音源のダウンロードコードがついていたこともありハイレゾ音源に触れる機会がありました。

というわけで、今回は小松未可子「Pesonal Terminal」ハイレゾの音源を聞いて感じたことを一般人なりに書いてみます。

 

ハイレゾ音源を聞いてみて

1.音がCDより柔らかいような?

聞き比べてみた当初は音の違いを感じることが出来ませんでしたが、何回か聞くうちにハイレゾの方は音が柔らかいように感じまして。

聞きやすい音とでも言うのでしょうか、とにかく聞き疲れしにくい。

よく「生音に忠実」との評を見かけますが、この聞きやすさがそう言われる理由なのかなと思いました。

 

2.一つ一つの音を感じやすい

気のせいかもしれませんけど、楽器の音がより鮮明になってるなと。

どの音もしっかり主張していて「こういう音も聞こえるのか」と新たな発見がありました。

特に「Maybe the next waltz」はコントラバスやピアノの音色、ボーカルの美しさが際立っている印象です。

 

3.広がりのある音像

ギターとピアノの軽快なメロディが心地いい「カオティック・ラッシュ・ナイト」。

最初はCDもハイレゾもあまり違いはないかなと感じてましたが、ハイレゾは少し音像が豊かになってる気が。

ピアノやドラムにギター、バックで鳴り響く繊細な音の臨場感が増しています。

 

まとめ

とりあえず、オーディオにこだわってない一般人なのでこのくらいのことしか感じ取ることが出来ませんでしたが・・・

個人的に一番大きかったのは柔らかい音で楽しめるといったところでしょうか。

スピーカーから聞く分には聞き疲れしにくく、また聞きたくなるという気持ちもありました。

ハイレゾ対応ヘッドホンを使うとまた違った感じ方が出来るのでしょうけど、今のところは購入する予定はないですね。

 

さて、ハイレゾ音源はオススメできるかについてですが。

音の大きさよりも豊かさや臨場感、温かみのある音を体験したい方にはオススメかと思います。

ただ、普通に曲を聞けたらいいだけなら無理に手を出すべきではないかと。

今はipodの音源もいい音で聞ける環境がありますしね。

少なくとも、万人にはオススメ出来ないものであると言えるでしょう。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・そんなことを書きましたが、実はハイレゾでアニソンを買ってしまいました(^^;

先日レビューした内田真礼さんの新曲を始め6曲ほど。

みかこしのアルバムで体験してからというもの、CDよりも豊かな音に惹かれてしまったんですよね。

モノによっては使い分けたいなとも考え始めました。

CDの音に戻れないということはなさそうですが、果たして。

youthful beautiful/内田真礼 -葛藤を乗り越える強さ-

一生に一度しかない青春時代、その時の美しさや葛藤を表現した「youthful beautiful」 。

エモーショナルに表現した、内田真礼さんらしいロックナンバーです。

 

 

1.youthful beautiful(アニメ「SSSS.GRIDMAN」ED主題歌)

若い時なら誰もが感じるであろう特有の疾走感と葛藤・・・

一瞬で過ぎていく青春、その美しさと時折見せる強さを表現したロックナンバー。

エモーショナルに歌い上げる真礼さんの歌唱とそれを引き立てるギターサウンドが心に迫ってきます。

バックで鳴り響くピアノもいいアクセントになっている印象。

サビを聞いた瞬間に感じる駆け抜けていくかのような感覚は圧巻です。

切なげなイントロのギターフレーズも含め、まさに「青春の美しさ」をイメージさせてくれる1曲。

内田真礼さんと言えばロック寄りの楽曲が印象に残りやすいですが、その中でも特に好きな曲となりました。

 

2.君のヒロインでいるために

軽快なメロディラインが印象に残るオシャレなポップナンバー。

ゆったりとした旋律に思わず身を委ねてしまいたくなる仕上がり。

ヒロインでありたい気持ちをゲームに例えて歌った歌詞とキュートさを感じさせる真礼さんの歌唱もあって、何とも言えない中毒性があります。

ところどころに入る掛け声やゲームミュージックを意識したシンセのチープさにも注目。

声優らしい表現力と内田真礼さんの魅力を感じられる1曲だと思います。

 

まとめ

青春時代ならではの葛藤を感じながらも乗り越える強さを感じさせる「youthful beautiful」、ヒロインであり続ける気持ちを歌ったキュートでオシャレな「君のヒロインでいるために」。

タイプの違う二曲でありながら、声優アーティストとしての表現力を存分に感じられました。

特に表題曲は今までの楽曲でもお気に入りになりそうです。


内田真礼 8th single「youthful beautiful」MV short ver.

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