高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

イルミネーション/SEKAI NO OWARI -強さを知っているからこその優しさ-

ここのところ、朝晩が冷え込んできましたね。
そんな中リリースされたセカオワの新曲「イルミネーション」はイルミネーションの輝きをイメージした、今年の冬に聞きたいウィンターソングとなっていました。
 
  •  イルミネーション(テレビ朝日系ドラマ「リーガルV」)主題歌

ストリングスやベルの音色がイルミネーションで色づく街をイメージさせる、幻想的な世界観のウィンターソング。

ゆったりとしたメロディでありながら、輝くかのようなアレンジのサウンドは聞いているだけで心が温かくなります。

聖歌隊の雰囲気を感じさせるコーラスやFukaseの優しいボーカルもあってか、冬らしさ満点の美しいポップミュージックとして完成している印象。

イルミネーションの季節ならではの美しさを表現しているのが見事です。

 

歌詞についても、楽曲の温かさのような優しさに満ちていると感じました。

君に似合う色は灰色、それは炎に焼かれても残るからなんですよね。

幸せになるために頑張る姿を見ているからこそ、強さを知っているわけで。

君は強い人だ、そう伝えるために敢えて灰色を選んだんでしょう。

頑張ることの大切さを伝えながらも、一つのラブストーリを連想させる歌詞にも心が暖かくなりました。

 

まとめ

幻想的な雰囲気のアレンジがイルミネーションの美しさをそのまま感じさせるセカオワの「イルミネーション」。

最近は持ち味であるファンタジーさが少なめに感じていましたが、この曲でそれに近いものを久々に感じられました。

幻想的で儚さもある「イルミネーション」、この冬に聞きたい1曲です。

 

イルミネーション

イルミネーション

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獣ゆく細道/椎名林檎と宮本浩次 -自分の人生、自分で責任を持って生きろ-

妖艶に歌い上げる椎名林檎、獰猛でありながらも魂の叫びにも聞こえる宮本浩次の歌唱。

両者の互いに競い合うかのような歌にただただ圧倒される、平成最後の秋を彩るジャズナンバーです。

 

  • 獣ゆく細道

ゴージャスで妖艶なビッグバンドジャズの世界をイントロから間奏、ラストまでしっかり楽しめる構成に引き込まれる1曲。

ストリングスやウッドベースが織りなす艶っぽさに満ちたサウンドは実に椎名林檎らしい。

Aメロからサビまでのメロディラインは宮本浩次の歌唱もあってか非常にスリリングな展開となっています。

それをバックに歌い上げる二人の歌唱もお互いに存在を主張しあっているのが印象的。

妖艶な歌唱で聞く者を魅了する椎名林檎、魂の叫びとも言えるように全力で歌い上げる宮本浩次・・・

アクの強い歌唱が持ち味の二人による掛け合いに圧倒されるばかりです。

 

歌詞は相変わらずの旧仮名遣いですが、人間を獣に例えた上で自分を持つことの大切さを歌っているものでした。

結局のところ、人間も動物なんですよね。

他人からどう思われようとも自分を信じて進みたくなることだってあるはず。

特に今は世の中の移り変りも早いわけで。

そんな状況だからこそ、自分の直感を大事にしてみてもいいんじゃないか。

そういった部分も含め、自分の人生は自分で責任を持って生きていかなければならないのではと感じます。

 

まとめ

椎名林檎エレカシ宮本浩次による「獣ゆく細道」、平成最後の秋を彩るに相応しいビッグバンドジャズナンバーに仕上がりました。

今の時代を踏まえた歌詞も明確なメッセージが印象に残ります。

この豪華なコラボレーション、じっくり堪能したいところ。


椎名林檎と宮本浩次-獣ゆく細道

 

獣ゆく細道

獣ゆく細道

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Zombies are standing out/ポルノグラフィティ -ゾンビのような心で何度でも立ち上がれ-

ここ最近、特に聞くこともなく離れていたポルノグラフィティ

しかし、今年に入ってから引き込まれる曲を発表しています。

 

EDM要素を取り入れたオシャレポップス「カメレオン・レンズ」、王道のJ-POPでありながら現代へのメッセージを含んだ「ブレス」。

この二曲を聞いてからというもの、久々にポルノ熱が再燃しつつあるわけで。

 

そして、9月28日に配信リリースされた「Zombies are standing out」もそんな私を引き付けるには充分な曲でした。

ハードなギターサウンドが2003年の「ラック」を彷彿とさせる、懐かしさと新しさが同居したポルノらしいラウドナンバーです。

 

  • Zombies are standing out

ヘヴィーに歪んだギターサウンドとバックで鳴るシンセが程よい緊張感を感じさせる、ハードでありながらも聞きやすいポルノ流のハードロック。

シンセやEDM要素を上手く取り入れ、今風のサウンドに仕上げているのが印象的。

ゾンビのうめき声をイメージした音のギミックや歌詞の世界観もあって、ダークな雰囲気になっています。

 

特に、この曲はギターフレーズがカッコいいと言いますか。

イントロからAメロまでのうねるようなメロディラインは実に攻撃的。

全体的に鋭さを押し出しているのがたまらない。

力強い歌唱でクリアに聞かせる昭仁のボーカルももちろん健在。

 

歌詞はゾンビをテーマにしていながらも、諦めない心を持つことが大切だと歌っています。

バイオハザードをはじめ、ホラー系の作品ではおなじみの存在と言えるゾンビ。

生命力が高く、ちょっとのことでは怯まないんですよね。

今を生きる私たちもそのように強い心を持って生きていこうー。

今年で20周年を迎えるポルノグラフィティが歌うことで説得力が生まれているように思いました。

 

まとめ

20周年を迎えたポルノグラフィティ

趣向の変化もあって聞かなくなった時期もありましたが、再び曲を聞くようになったのは彼らの積み重ねや振り幅の広さがあるからなんでしょうね。

ゾンビのように強い心を持って生きようと歌う「Zombies are standing out」はポルノグラフィティの強さも証明しているように感じます。

 

Zombies are standing out

Zombies are standing out

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Panasonicミニコンポ「SC-PMX80」使用感

ipodを聞くために買い替えたパナソニックのミニコンポ「SC-PMX80」。f:id:utyuneko:20180910163327j:image

使い始めてから2週間ほど経過したので、今まで使っていた機種との比較も含めてレビューみたいなものを書いていきたいと思います。

オーディオマニアではないただのJ-POPリスナーによる記事ですが、この機種が気になっている方の参考になれば。

 

なお、これまで使っていた機種は以下のものになります。
パナソニック「SC-PM77MD」、「SC-HC37」
ビクター「UX-QX1」

 

では、以下に使用感をまとめました。

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ギャグ/星野源 -笑いは生きるために必要-

タイトル通りのコミカルなギターフレーズで聞く者を楽しませる表題曲の「ギャグ」と彼の原点と言えるアコースティックナンバー「ダスト」。

この二曲も今や人気アーティストとなった星野源の魅力を感じられる仕上がりです。 続きを読む

2018年 8月ベストソング5選

 9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいですね・・・
暑さに負けないように油断をせず乗り切りましょう。
 
それはさておき、2018年8月ベストソング5選の時間です。
今年の8月も昨年と同じく良曲が多くて非常に悩んでしまいました。
次点曲もレベルが高いものとなっていて、どれも捨てがたいものばかりです。
 
悩みに悩んだ2018年8月ベストソング5選はこんな感じになりました。

デレステのことをよく知らない私がハマったデレステ楽曲6選

この記事をアップしてからというもの、すっかりデレステ楽曲の虜になりました。

cooklike.hatenablog.com

楽曲がiTunesなどで配信されるのを機に「どういう曲なんだろう・・・」と気になったのでチェックしただけなんですが、単にゲームで使われた曲とは思えない完成度に驚いてそのままハマってしまったわけで。

ゲーム音楽、それも萌え系ゲームの歌モノでアイドルポップスや本格的な演歌までやっていることにただただ圧倒されました。

キャラクターが歌っている点では他のキャラソンと変わらないと感じていたものの、楽曲のアレンジが桁違いだと感じたんですね。

今まで耳にしたゲーム音楽で完成度の高いと感じたものはBGMで使われるのを前提としたインスト系ばかりだったので余計にそう感じたんだと思います。

 

さて、前置きはここまでにして。

今回はデレステをよく知らないままデレステ楽曲を聞いた私が特にハマった6曲を紹介したいなと。

正直、歌っているのがどんなキャラかは全く分かりません。

純粋に曲を聞いてみて「これいいな!」と感じた曲を選んでるので、デレステPの方からすると物足りない選曲になっているかもしれませんが(^^;

あと、今の時点で聞けているのは「STARLIGHT MASTER」シリーズになります。

その二点、ご了承いただければ幸いです。

 

では、「デレステのことをよく知らない私がハマったデレステ楽曲6選」をどうぞ。

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