高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2016年 ベストソング20選

毎年恒例となった年間の振り返り記事。
楽曲、アルバム、アニメと3つに分けてやっていきます。

今回は2016年ベストソング20選をランキング形式で紹介。
最初は10選の予定でしたが、思いのほかいい曲が増えまして。
では、どうぞ。

2016年ベストソング20選


20位.AK-69「Forever Young Feat.UVERworld
攻撃的なラップやエッジの聞いたギターサウンドが突き刺さってくる。
「半端な覚悟ならドブに捨てな」というフレーズは鋭くも聞く者の背中を押してくれます。
応援歌でありながら、綺麗事だけでなく厳しさも含んでいるのが印象的。

19位.Mrs. GREEN APPLE「In the Morning」
ストリングスをアクセントにしたミセスらしさも感じさせるピアノロック。
常に前向きな気持ちだけは捨てたくない・・・
そんな想いの詰まった歌詞と美しいメロディに心を掴まれました。
ところどころで聞かせるピアノのテクニカルな演奏にも注目。

18位.Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」
15年ぶりに活動を再開したハイスタ。
メロコアらしく重さを含んだギター、軽やかなベース、厚みのあるドラム。
ゆったりとしたメロディの楽曲ですが、しっかりと実力を感じさせてくれる。
青臭さを感じさせるコーラスもたまらない。
ハイスタの今後に期待です。

17位.フレデリック「オンリーワンダー」
80年代ポップスの懐かしさを4つ打ちサウンドで表現したギターロック。
レトロなシンセサウンドやサビの軽快さがいい意味での古臭さに繋がっています。
フェードアウトしていくアウトロも雰囲気を演出している。
4つ打ちギターロックでありながら、個人的にハマった1曲。

16位.宇多田ヒカル「花束を君に」
人間活動を経て発表された本楽曲。
温かみを感じさせるメロディが印象的なポップスとなっています。
亡くなった母への想いを綴った歌なのになぜか。
「君の笑顔が僕の太陽だったよ」というフレーズがそれを物語っているんでしょうね。
自分の母に対する想いがそのまま曲となった、今の宇多田ヒカルを感じさせる曲。

15位.サカナクション「多分、風」
シンセのキラキラしたサウンドと軽快なリズムがたまらない。
サビにおける風を感じられるかのような疾走感も印象的。
この曲で表現したかったのは風なんだろうなと思わずにはいられませんでした。
歌詞に描かれている「あの子」がその象徴ではないかと思います。
サカナクション史上、もっとも輝いてる1曲。

14位.秦基博「スミレ」
春の訪れを感じさせる軽快なポップナンバー。
柔らかな日差しを表現しているストリングスの音色が見事。
王道のポップスでありながら、聞いていると多幸感を感じられる。
秦基博さんの歌声も含め、温かさに満ちています。

13位.ゲスの極み乙女。「両成敗でいいじゃない」
重厚感あるギターサウンドのイントロや間奏のレトロなシンセがインパクト抜群。
それでいて、「両成敗が止まらない」とリフレインするサビは非常にキャッチーで口ずさみやすい。
不倫疑惑を連想させる歌詞の世界観もあってか、より印象に残ります。
突拍子な曲展開とゲスらしいポップセンスの際立った良曲。
それだけに、活動自粛は残念ですが・・・

12位.04 Limited Sazabys「climb」
「自分を信じ、行けるところまで行ってみる」と自信に満ちた歌詞が印象的。
直球のパンクサウンド、GENのハイトーンボイスがその感情をより増幅させています。
キャッチ―で疾走感のあるメロディも素直に心地よく感じられる。

11位.ONE OK ROCK「Taking Off」
スケールの大きくなったギターサウンドが印象的なロックナンバー。
壮大なギターサウンド、重厚感の増したドラムはただただ圧巻。
イントロのシリアスさやTakaの力強いボーカルも聞きどころ。
世界を意識したバンドの勢いを感じずにはいられない。

10位.高橋優「産まれた理由」
自分を産んで育ててくれた両親が出会ったことに対する感謝の気持ちが綴られた1曲。
ピアノ中心の優しいサウンドとメロディが歌詞に込められた感情を増幅させています。
両親のように大切な人を愛することが出来る人になりたい・・・
いつか出会う人への気持ちも感じられる、心に沁み渡るラブソング。


9位.THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
マイナー調でありながら透明感のあるギターサウンドが印象的。
間奏のベースソロから感じる渋さ、どこか歌謡曲の雰囲気漂うメロディラインに聞き入ってしまいます。
特に、間奏の入り方は絶妙の一言。
二番目のBメロからラストまで自分たちのサウンドを聞かせているのが見事。
現代社会を歌ったように取れる歌詞も突き刺さってくる。

8位.RADWIMPS「前前前世」
どこまでも真っ直ぐなサウンド・メロディがグッとくるギターロック。
がむしゃらな雰囲気の楽曲と歌詞が上手くリンクしています
疾走感のあるメロディが君に対する迷いのない想いを増幅させるかのようで。
イントロの突き抜けたギターリフや力強い間奏の勢いが変わらないRADらしさと言えますね。


7位.スピッツ「醒めない」
適度な疾走感が心地よいギターロック。
ドラムのリズムやギターの旋律、サビの爽快感とがキャッチーでスピッツらしい。
シンプルだけど、聞くものを掴んで離さないメロディはさすがの一言。
過去があるから今に繋がっているという歌詞も印象的。
初期の勢いを感じさせるアレンジが進んでいこうって想いと重なっています。

6位.桑田佳祐「ヨシ子さん」
2016年に聞いた楽曲でもっとも衝撃を受けたんじゃないでしょうか。
イントロのシンセ含め、異国情緒を感じさせるサウンドが印象的。
サビの不協和音的なコーラス、意表を突いてくる展開といいぶっ飛んでいます。
世の中のオッサンたちに対して控えめになっていると嘆く歌詞も含めて・・・
素直に生きていいんじゃない?ってメッセージを伝えたいこそのインパクトなんでしょうね。
ふざけながらも、しっかりと想いが伝わってくる桑田節全開のポップソング。

5位.Bruno Mars「24K Magic」
これでもかってくらいにファンキーなサウンドが印象的。
リズミカルなメロディ、煽るような掛け声は聞いていて楽しくなる。
タイトル通り、輝きを感じさせるアレンジにも引き込まれます。
まさに「24K Magic」というに相応しい。

4位.Suchmos「STAY TUNE」
週末の夜に感じる楽しい雰囲気を表現した1曲。
加速していくシンセ音のイントロから引き込まれていきます。
リズミカルなグルーブを感じさせる仕上がりながら、華やかさもあるのが印象的。
アウトロのエッジが効いたギターサウンドは圧巻です。

3位.[Alexandros]「Feel like」
オシャレなシンセサウンドが洋楽の雰囲気を感じさせるドロス流シティポップ。
軽快なドラムのリズム、ハンドクラップは聞いていて楽しくなってきます。
オアシスなどUKロックの要素を取り入れ、洗練されたサウンドになっているのが素晴らしい。
現状に満足できないバンドの前向きな姿勢が表れた1曲。

2位.Suchmos「MINT」
ゆったりとしたグルーブ感とポップさがたまらない1曲。
ギターのカッティング、ベースとドラムのリズム、韻を踏んだ歌詞・・・
全てが心地よさを生み出しています。
ギターとキーボードによる掛け合いも聞いていて気持ちいい。
ソウルフルに歌い上げるラストは圧巻。
音のうねりに身を委ねて聞きたい。

1位.星野源「恋」
二胡の音色がオリエンタルな雰囲気を感じさせるポップナンバー。
サビのリズムが非常に軽快で、聞いていると楽しくなってくる。
適度な疾走感も楽曲のキャッチーさに繋がっている印象。
ギターやストリングスのテンポがちょうどいい感じなんですね。
生活から生まれる恋を描いた歌詞も印象的。
「YELLOW DANCER」の流れをくみつつも、違った印象に仕上げているのが見事。
あえてブラックミュージックの要素を薄めて純粋なポップスとなっています。

振り返ってみて

2016年は思ったよりも夢中になった曲が多く、20曲を選ぶことになりましたが。
どの楽曲もキャッチーさを重視しているような気がしますね。
歌詞のメッセージや想いも多少は意識しているものの、結局はメロディになるわけで。
聞いていて楽しくなるかを大切にしたのは昨年と同じだったように思います。

来年もいい楽曲に出会えることを願って、この記事を終わりにします。
読んでいただき、ありがとうございました。