高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2021年になりました

皆さん、明けましておめでとうございます。

昨年はコロナの流行でいろいろと振り回された1年だと感じました。

少しでも前までの日常が戻って前向きな年になるといいですね。

 

ブログも音楽感想を中心に更新していきますので、引き続き読んでもらえたら嬉しいです。

サブスクを使って少しでも感想を書ける曲やアルバムを増やしたい…ところですね(笑)

昨年から始めたドラマ感想、前からやってるアニメ感想なども力を入れていきたいなと。

今年で5年目を迎える「No Music No Life Question」企画もまだまだ参加者を募集中です。

 

それでは、2021年もよろしくお願いします!

 

 

SOUNDTRACKS/Mr.Children -日常に寄り添うサウンドトラック-

当たり前の日常がいかに大切かー。

今の彼らが自然体で鳴らすサウンド、日常に寄り添った歌詞にいろいろと考えさせられる1枚でした。

気合の入ったフレーズなど、音の良さは今までで一番ではないでしょうか。

 

・全体的な感想

コロナ禍の2020年に発表されたミスチルのニューアルバム「SOUNDTRACKS」。

タイトルが「サウンドトラック」というだけあり、全ての人々に寄り添うような優しさを持った一枚となりました。

 

他の人と食事をして話したり、休みの日には外出したり・・・

前までは普通に出来ていたことがコロナの流行で難しくなってしまいました。

2020年は当たり前の日常が失われてしまったわけですが。

本作はそのような日常の大切さや尊さを歌ったメッセージ性の強い作風となっています。

 

歌詞に込められたメッセージがそれを物語っているんじゃないでしょうか。

大切な人を愛したり、身近な人の誕生日を祝ったり・・・

ありきたりな歌詞ではあるんですが、コロナ禍の2020年に発表されたアルバムでそれを伝えていることに意味があるんじゃないかなと。

コロナによって日常の光景が失われてしまったからこそ、そういう時間を大切にしていきたいー。

シンプルに分かりやすい言葉で日常の大切さを伝えているアルバムだなと感じました。

 

楽曲の完成度もポイント。

コバタケから離れて自由に音楽を奏でる今のミスチルらしくどこか吹っ切れています。

壮大さを感じるナンバー(「Documentary film」、「Bland new planet」など)は今までもあったんだけど、ストリングスではなくバンドサウンドの強靭さで表現しているのが素晴らしい。

ギターソロからカッコよさを感じたりと、一つ一つの音に気合が入っているなと思うんですよね。

リラックスして奏でているからこそ、自由度の高い楽曲が生まれたのでしょう。

45分と短めの構成もあって、ロックバンド・ミスチルの存在感を改めて実感せずにいられません。

 

分かりやすい歌詞で当たり前の日常がどれだけ大切かを伝えてくれる「SOUNDTRACKS」。

シンプルさを突き詰めた作風で派手さはないものの、アルバム全体で我々の日常に寄り添ってくれる1枚だなと。

ミスチルによる「日常のサウンドトラック」がここに誕生です。

2020年ベストソング20選

20年代最初の1年となった2020年。

何と言ってもコロナウイルスの世界的流行が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

世の中の流れがこの1年ですっかり変わってしまったように感じます。

先行きが不透明な状況の中で危機感を持ちながら日々を過ごしていますが、気持ちだけは前向きに行きたいものですね。

 

そんな2020年も例年と変わらずいい曲やアルバムに出会えたなと。

まずは今年のベストソングを20曲紹介していきたいと思います。

上半期と同じく順位はつけないスタイルで。

1月から12月までに発表された楽曲から歌詞の前向きさ、楽曲の良さを重視して選んだ20曲はこんな感じになりました。

 

では、どうぞ。

 

2020年ベストソング20選

 

感電/米津玄師

今を全力で楽しみたい気持ちが歌われた前向きなポップナンバー。

ホーンやピアノのサウンドを取り入れたことで今までにないオシャレさに満ちています。

楽曲を支える跳ねたリズム、それを意識した米津さんの歌唱もリズミカルで心地よい。

イントロで聞こえるベルの音、犬と猫の鳴き声といった音のギミックやCメロのスリリングな展開は米津さんの楽曲ならではのインパクトを感じさせてくれる。

「後悔しないように全力で生きたい」というメッセージと共に、私を支えてくれた1曲となりました。

 

 

Teenager Forever/King Gnu

MVで走り抜ける井口氏の姿が思い浮かぶほどの疾走感に満ちたパンクナンバー。
真っ直ぐな曲なんだけど、目まぐるしい転調をしながらもスタイリッシュに聞かせているのがKing Gnuらしい。

ラストにおける井口氏の歌唱とアコースティックギターによる静寂から駆け抜ける展開に変わる瞬間は息を呑むほどに圧巻。

ラリったんじゃないかと感じるくらいにキレッキレの演奏を聞かせるアウトロが痛快です。

「他の誰かにはなれやしないから自分らしくあれ」ってメッセージの歌詞も印象的。

コロナ禍だからこそ自分にできることを一つ一つやるしかないんだと改めて感じました。

 

パラボラ/Official髭男dism

新しい生活を始める方が多い季節と言えば春。

そんな時期をイメージした爽やかなメロディとサウンドが印象的なポップナンバー。

00年代J-POPの雰囲気を感じさせるキャッチーさに満ちたサビになっているんだけど、ヒゲダンらしいグルーヴ感は健在でしっかり聞かせてくれます。

何より、シンセのどこまでも真っ直ぐに鳴り響くサウンドで春風そのものを表現しているのが見事。

新しく始まる日々を不安なものと捉えずに「真っ白だからこそワクワクする」と歌った歌詞も」ポイント。

不安に感じながら過ごすのか、少しでも楽しみを見出すのか・・・

日々をどんな気持ちで過ごしていくのか、考えさせられました。

 

Dynamite/BTS

80年代ディスコサウンドを意識したダンスナンバー。

当時のキラキラ感がそのまま表現されているんだけど、今風のアレンジを効かせたことで2020年の音楽として成立している印象。

軽快なリズムとメンバーの歌い回しは軽やかで耳から離れなくなります。

特に、間奏のコーラスワークは圧巻の一言。

低音から高音までそれぞれの持ち味を活かした歌唱に引き込まれました。

個人的にイントロからアウトロまで伴奏のみの箇所がないのもポイントですね。

 

群青/YOASOBI

YOASOBIらしいピアノサウンドを主体としたメロディ、合唱のような荘厳さに満ちたコーラスの爽やかさが印象的なポップナンバー。

ラストサビで半音上がる展開や軽快なメロディなどのらしさはそのままに、歌詞の持つメッセージとリンクしたものとなっています。

「好きなものを好きだと言いたい」、そんな自分の素直な気持ちと向き合うことの大切さを歌った歌詞は心に響くと言いますか。

いつでもは難しいけど、自分の気持ちに正直でありたいものですね。

 

BORDERLESS/雨のパレード

今まで選んで来た道は間違いじゃない、だから自信を持ってー。

ボーカル・福永の真っ直ぐな歌唱、そんな風に肯定してくれる歌詞が背中を押してくれるポップナンバー。

打ち込みを主体としたビートの奏でるリズムとそれに乗っかるギターサウンド、サビにおけるコーラスは力強さに満ちています。

思わずシンガロングしたくなるような高揚感に満ちたサビも印象的。

個人的にアンセム的な存在感を感じさせる1曲。

 

Beast/[Alexandros]

スリリングな展開のメロディと鋭いギターサウンドで聞かせるロックナンバー。

ドラマーの勇退を乗り越え、ギターサウンドの切れ味が増したような印象を受けます。

疾走感のあるサビになっているんだけど、トリッキーなリズムもあって単なるギターロックに終わっていないのがポイント。

何が正しいのか分からない世の中に切り込んだ歌詞、間奏とアウトロのカッコいいギターサウンドも必聴。

 

 

Guys/THE 1975

バンドメンバーと出会えて良かったという感謝の気持ち、日本への想いを素直に綴った歌詞と暖かなバンドサウンドが心に響くミドルナンバー。

ノスタルジックなメロディはUKロックならではの美しさに満ちています。

それを引き立てるシンセサウンドやゆったりしたメロディのアレンジもシンプルだからこその良さが感じられる仕上がり。

個人的にこれぞUKロックなんだなと実感した1曲。 

 

Graffti/ストレイテナー

激しさだけでなく儚さと美しさも含んだメロディにテナーらしさを感じるロックナンバー。

ピアノとバンドサウンドの織りなす幻想的な音世界は彼らならでは。

特に、サビはそれを強く感じられるのではないでしょうか。

他人のことを素直に想う気持ちが歌われた歌詞から感じられる変化もポイント。

2005年から追いかけている者として、今のテナーをしっかりと実感できたのが嬉しかったです。

 

キリがないから/藤井風

浮遊感に満ちたシンセサウンド主体のトラック、クールなリズムを刻むビートが心地よいファンクナンバー。

打ち込みによるリズムや電子音を上手く取り入れ、R&Bやファンクミュージックに近い作風となっています。

無機質なシンセサウンドでSFテイストも効かせていて、近未来的な雰囲気を作り出しているのもポイント。

ところどころに入ってくるシンセや「Ah…」などの掛け声、サビの伸びやかなコーラスでそれを増幅させているのが見事。

これらの要素が絶妙に融合したことでまさに「キリがない」と言いたくなる曲となりました。

 

折り合い/星野源

DAWを駆使して作り上げたポップナンバー。

無機質な打ち込みゆったりしたのリズムが印象的なんだけど、漂う暖かさは星野源さんの楽曲らしい魅力があります。

何より、二番目で聞かせる気だるげなラップがいい味を出していて。

お互いに折り合うことが大切と歌った歌詞もあって、生活感に満ちた1曲となりました。

もっと素直になっていきたいですね。 

 

Last Magic/Attractions

UKロックを軸にR&B、ファンク、ヒップホップなどの要素を取り入れた楽曲がクールなナンバー。

リズミカルなビートとラップは聞いていて心地よいだけでなく、すごく洗練されている印象。

全体的に色気を感じずにいられない仕上がりと言いますか、圧倒的なオーラに満ちているんですよ。

Cメロのごちゃごちゃとしながらも引き込まれる雰囲気は圧巻。

 

虹/菅田将暉

ピアノとアコースティックギターの優しい音色が暖かい気持ちにさせてくれるミドルナンバー。

いつもより温かさを感じる菅田将暉さんの歌唱、「ずっと僕が守るから」という想いを感じる歌詞は優しさと強さそのものなんだなと。

シンプルな歌詞ではあるものの、結婚を考える男性にはぜひ聞いてほしい1曲。

石崎ひゅーいさんによる楽曲も心に残ります。

 

炎/LiSA

仲間を大切にする気持ちが歌われた壮大なバラードナンバー。

J-POPの王道バラードに近い雰囲気が漂っていて、いい意味でアニソンっぽさを感じさせません。

Aメロ→Bメロ→サビの流れが分かりやすい構成、メロディはシンプルながら安定の良さがあります。

アニソンだけでなく、J-POPも歌いこなせるLiSAの表現力が素晴らしい。

 

Documentary film/Mr.Children

ストリングスとピアノの美しさ、バンドサウンドの力強さが壮大さを感じさせるミドルナンバー。

コバタケプロデュース時代にもありそうな雰囲気なんだけど、音の切れ味は段違いで今が圧倒的です。

間奏のギターソロは意外と聞かせてくれる仕上がりで、ミスチルがロックバンドなんだってのを改めて実感させてくれました。

大切な人と過ごす日常に寄り添った歌詞も「Documentary film」って曲名に相応しい。

 

サントラ/Creepy Nuts×菅田将暉

R指定の鋭いラップ、菅田将暉の真っ直ぐな歌唱から感じる熱量が圧倒的な一曲。

軽快なラップパートから疾走感を増すサビに入る瞬間の解放感がたまりません。

掛け声からサビに入っていることもあって、R指定菅田将暉を召喚しているように感じられるのがツボ。

「人生は作り話」と歌うだけでなく「自分の人生は自分で作るしかない」とメッセージを込めた歌詞も印象的。

Cメロで聞ける菅田将暉のラップを含め、曲全体から感じるがむしゃらさが素晴らしい。

 

スターダム/Mrs. GREEN APPLE

エモーショナルなギターサウンドがいい意味でミセスらしくないロックナンバー。

普段はシンセサウンドをアクセントにしているミセスなんだけど、この曲はシンプルにギターロックとして勝負しているなと感じました。

インフェルノ」を彷彿とさせるアグレッシブなメロディ、サウンドは力強く邦楽ロック好きの心を揺さぶるのではないでしょうか。

「傷つくくらいなら期待しないでいよう」と世の中や物事、人に期待しすぎないようにと歌った歌詞も印象的。

期待してしまうと期待外れだった時の落胆っぷりは計り知れないですからね。

 

さよならの今日に/あいみょん

明日をどう生きるかー。

シンプルな言葉でそう問いかけてくる歌詞が突き刺さる、あいみょんらしさに満ちたメッセージソング。

ギターサウンドの力強さ、ストリングスの美しさを押し出したメロディはすっと入り込んでくる良さがあります。

王道J-POPを意識しているからこそ、シンプルにメロディの良さを感じられました。

アウトロで静かにフェードアウトする展開も90年代風味があって個人的に引き込まれまる。

 

廻廻奇譚/Eve

エモーショナルなギターサウンドが痛快だけどポップさも兼ね備えたロックナンバー。

Aメロの語感とメロディが非常に合っていてとにかく心地よい。

何より、歌い手さんならではの声の良さも魅力的。

中性的でありながら、強さも感じさせる歌声に引き込まれました。

「退廃的な世界に生きようとも前を向いていたい」、そんなメッセージを込めた歌詞も印象的。

コロナ禍で先行きが見えない世の中にリンクさせたものとなっているなと感じました。

 

あなたがいることで/Uru

優しくて暖かみのあるピアノサウンド、透明感たっぷりなUruのボーカルが印象的なバラードナンバー。

小林武史プロデュースというだけあってサビのストリングスは壮大さを感じさせる仕上がりなんだけど、Uruの存在感に満ちた歌声のおかげか彼女らしいバラードとなっています。

コバタケ色を程よく薄めたことで、Uruの歌声が真っ直ぐに伝わってくるものとなりました。

「あなたがいるだけで強くなれる」と歌った歌詞も含め、全体的に心が暖かくなるバラードだなと。

 

2020年のベストソングを振り返って

始まった当初はこんな状況になるなんて思ってもいなかった2020年でしたが。

それでも例年通りかそれ以上に良曲に出会えた1年だったと感じます。

今年は先行きが不透明な中で不安を感じたこともあり、前向きなだけでなく自分の行動にも影響を与えてくれるメッセージが突き刺さりやすかったかなと。

仕事でも「今出来ることを一つ一つやっていく」という考えでやっているんですけど、それが確かなものになった印象です。

 

コロナが感染拡大している状況で新しい年を迎えることになりそうですが、2021年は少しでもいい年になってくれれば・・・

そう願いながら2020年ベストソング記事を終わらせていただきます。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

来年はいい年になるのはもちろん、引き続きいい音楽にも出会える1年であるといいですね。

2020年ベストソング20選 - playlist by utyuneko | Spotify

STRAY SHEEP (アートブック盤(Blu-ray)) (特典なし)

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  • アーティスト:米津玄師
  • 発売日: 2020/08/05
  • メディア: CD
 

Starbucks, Me and You/平井大 -大切な人と過ごす時間は暖かく-

コロナ禍で迎えた今年のクリスマス。

大切な人と会えない方もいると思いますが、平井大さんの「Starbucks, Me and You」はそんなクリスマスだからこそ聞きたいクリスマスソングとなっています。

 

Starbucks, Me and You

レゲエを意識したゆったりめのテンポと大さんの甘い歌声が印象的なクリスマスソング。

鈴の音とギターの優しい音色、囁くような歌声に暖かさを感じます。

夏のイメージが強い平井大さんらしくレゲエを意識した曲調なんだけど、輝くような音像が暖かさを感じさせる仕上がりになっているのが見事。

しっかりとクリスマスの雰囲気を味わえる楽曲となりました。

前作「冬の予感」といい、ウィンターソングでも心を掴んでくれるのは素晴らしい。 

 

今年はコロナ禍で人と会うことが出来ないけど、クリスマスだけでも大切な人と一緒に過ごせたら…

そんな願いが込められた歌詞も印象的。

コロナで思うように会えない一年だったけど、来年こそは気軽に会える時間が増えてくれたら・・・

いつ収まるかわからないコロナの中だからこそ、その時間を大切にしたいー。

楽曲の暖かさが歌詞に込められた想いを明確なものにしているなと感じました。

 

いつもとは違う暗い雰囲気となった今年のクリスマスですが、この曲を聞くだけでも暖かな気持ちになれるのではないでしょうか。


Starbucks, Me and You - song by HIRAIDAI | Spotify

ハルカ/YOASOBI -あなたの側で見守りながら幸せを願う-

大切な人をそっと見守りたいー。

YOASOBIの新曲「ハルカ」は、ささやかな幸せを願う想いが込められた優しくて暖かいミドルナンバーとなりました。

歌詞はもちろんのこと、優しさに満ちたメロディとサウンド、ikuraの歌唱にも注目して聞いてほしいです。

 

・ハルカ

ピアノサウンドの優しさはそのままに、暖かさを感じさせるメロディが印象的なミドルナンバー。

アップテンポのポップナンバーが多いYOASOBIですが、「ハルカ」は冬の寒さを和らげてくれるような暖かさを持った曲となっています。

打ち込みを取り入れた楽曲なんだけど、どこか優しくて心に響く仕上がりになっているのが見事。

彼ららしいメロディの良さ、ラストのサビで半音上がる展開にすることで聴き手を惹き付ける構成になっているのも見事。

J-POPの王道を踏襲したYOASOBIらしさを残しながら、温もりを届けてくれるこの曲はこの冬にじっくり聞きたいものとなりました。

 

大切な人を優しく見守る気持ちが描かれた歌詞の魅力を引き出すikuraの歌唱もポイント。

普段よりも優しさに満ちていて、聞いている者を包み込んでくれるような…

そんな包容力があるように感じます。

 

近くでそっと見守りながらあなたの幸せを願う、歌詞に込められた優しさと暖かさが伝わって来ました。

ハルカ - song by YOASOBI | Spotify

2020年11月ベストソング5選

2020年もあと2週間を切ってしまいました。

寒さが増してコロナが増加傾向にありますが、基本的な対策(手洗い・うがい、休息など)をしっかりして予防していきたいものです。

 

前から予告していた11月ベストソング、以下の10曲に決まりました。

早めに記事を書きたかったんだけど、いろいろあって時間が取れなかったんですよ・・・

2020年の総括もあるので前置きはこのくらいにさせていただきたいなと。

では、どうぞ。 

 

2020年11月ベストソング

 

「君のことをずっと守っていく」、力強くて優しい気持ちが描かれたミドルナンバー。

いつもより温かさを感じる菅田将暉さんの歌唱、ピアノの音色がアクセントになった優しいメロディが心に響きます。

大切な人だからこそ僕が守りたい、そんな優しさが印象的。
虹 - song by Masaki Suda | Spotify

 

スリリングな展開のメロディと鋭いギターサウンドに引き込まれるロックナンバー。

トリッキーさを感じさせる楽曲になっている印象で、特に疾走感を増す間奏は圧巻。

程よい緊張感がたまりません。

何が正しいのか分からない世の中に斬り込んだ歌詞も印象的。
Beast - song by [Alexandros] | Spotify

 

  • 再会(produced by Ayase)/LiSA & Uru

冬の美しさを表現したメロディ、それに乗っかるLiSAとUruの歌唱が心に響くバラード。

大切な人とまた会えるようにと願いを込めた歌詞も印象的。

コロナ禍で人と会うのが難しいからこそ会える時間は大切に…

そんな想いが伝わります。
再会 (produced by Ayase) - song by LiSA, Uru | Spotify

 

  • mother/マカロニえんぴつ

シンプルで真っ直ぐなメロディに引き込まれるギターロック。

勢いを増す間奏の存在感も相変わらずで、マカロニえんぴつならではのロックミュージックを展開している印象。

母のような優しさを持つ人になりたい気持ちを歌った歌詞も心に響きます。

 

ピアノの美しい音色とテナーらしいギターサウンドが程よく融合したロックナンバー。

「さよなら」は悲しいものだけど、教えてくれるものはある。

前向きに捉える歌詞のメッセージと強靭なバンドサウンドから彼らの強さが伝わってくる1曲。

ホリエアツシの感情的な歌唱も曲の魅力を増幅させてくれます。

 

次点曲

 

  • Happiness feat.ハル/LUCKY TAPES

ゆったりめの落ち着いたテンポの楽曲に多幸感を感じられるシティポップ。

洗練された雰囲気のサウンドとボーカルの柔らかさはポップミュージックならではの心地よさがあります。

聞いているだけで心が暖かくなれる、まさに「Happiness」な1曲。

 

 

  • 今夜のクリスマス/川崎鷹也

アコースティックギターとピアノを中心にしたシンプルなクリスマスソング。

クリスマスらしさを演出するベルの音とアコースティックギターの優しいサウンドで暖かなミディアムナンバーになってます。

優しいメロディ、味わい深い歌声も心に響く仕上がり。

好きな人に対する素直な想いを綴った歌詞はクリスマスが特別な日ってのを強調していると感じました。
今夜のクリスマス - song by 川崎 鷹也 | Spotify

 

  • rendez-vous/yonawo

気だるげな歌唱とR&Bを意識したゆったりめのリズム、そこに入り込むノイジーなギターサウンドがクールさを感じさせるポップナンバー。

楽曲から漂うゆるい雰囲気により、お互いに身を委ね合いたい気持ちを強く感じられる1曲。

 

三味線の音色がアクセントになった和風テイストのロックナンバー。

新時代に対するワクワク感を歌った歌詞、彼ららしいボーカルワークに引き込まれます。

クールさを押し出したラップパートも安っぽさを感じさせない仕上がり。

新世代ジャニーズグループならではの存在感を感じずにいられません。
SixTONES - NEW ERA (Music Video) - [YouTube Ver.] - YouTube

 

  • Life Gose On/BTS

ゆったりしたメロディに身を委ねたくなるオシャレ系ポップス。

アコースティックギターの音色から始まる爽やかなイントロ、ゆったりしたテンポのトラックが洋楽的なアレンジになっていて意外と聞かせてくれます。

それに乗っかる韓国語のリズミカルなラップ、二番目で入ってくる掛け声?も心地よい。

Where's My History? (初回限定盤)(2CD+Blu-Ray)

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  • アーティスト:[Alexandros]
  • 発売日: 2021/01/20
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Nobody's fault/櫻坂46 -厳しい状況でも生きていくしかないんだ-

欅坂46から櫻坂46にグループ名を改めて再スタートを切った彼女たち。

1stシングルとなる「Nobody's fault」は、今の厳しい状況でも生きていくしかないという現実を力強い歌唱で突き付けてくれます。

それが出来なければその先に待ち受けるのは「孤独」・・・

コロナ禍の現代において、いろいろと考えさせられる1曲です。

 

・Nobody's fault

欅坂46から櫻坂46に改名し、新たなスタートを切る。

そんな彼女らの決意を感じられるロックテイストのナンバー。

スタイリッシュなギターサウンドとリズムによる楽曲、クールだけどあどけなさが残る歌唱はいい意味でデビュー曲に相応しい。

サビの力強さに満ちた歌唱も気迫に満ちていて、再スタートに対する熱意が伝わります。

欅坂46からのクールさはそのままに、アイドルらしいあどけなさも加味されているのが見事。

改名前の欅坂だけでなく乃木坂や日向坂など、坂道グループのいい部分を絶妙に取り込んだ作風に脱帽です。

 

「厳しい世の中でも強く生きろ」と熱いメッセージを投げ掛ける歌詞も印象的。

他人のせいにしたり綺麗事を言ったところで世の中は変わらないんですよね。

どんな状況だろうと生きていくしかないわけで。

平手が脱退してグループの存続が危うくなった彼女たちだからこそ、この曲に込められたメッセージを歌う意味があるのだと思います。

Nobody's fault - song by 櫻坂46 | Spotify