高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

今夜のクリスマス/川崎鷹也 -想いを伝えること-

「魔法の絨毯」がサブスクを中心に話題となっている川崎鷹也さんによるクリスマスソング。

優しさと暖かさに満ちたメロディ、ベルや鈴の音の存在感はいかにもクリスマスソングって感じです。

歌詞のメッセージもあって、コロナ禍のクリスマスだからこそ聞きたい1曲となりました。

 

・今夜のクリスマス
アコースティックギターとピアノを中心にしながらも、ベルの音でクリスマスらしさを演出した暖かなミディアムナンバー。

優しいメロディ、味わい深い歌声が心に響きます。

きらびやかな音を散りばめた楽曲の美しさと力強くも柔らかさを感じる歌唱は、コロナ禍で迎えるクリスマスをしっかり彩ってくれることでしょう。

サビで鳴り響く鈴の音もあって、優しさに満ちたクリスマスソングとなっているのが見事。

日に日に寒さを増すこの季節、聞く者に暖かさを与えてくれる仕上がり。

 

「この歌があなたにとってのクリスマスソング、それだけでなく想い出になってほしい」という優しい願いを込めた歌詞から伝わる好きな人を思う気持ちも印象的。

コロナ禍の時代でも人は恋をして最終的に愛しあう…

それは変わらないんですけど、コロナの影響で距離的に離れざるを得ないんですよね。

会いたくても会えない状況が多くなってるわけで。

だからこそ、クリスマスソングに乗せてでも想いを伝えなければー。

コロナ禍のクリスマスにおける恋愛模様を描いた、今の時代らしいクリスマスソングではないでしょうか。

今夜のクリスマス - song by 川崎 鷹也 | Spotify

急に増えたコロナ感染者数

しばらくはコロナ感染者が出ていなかった高知。

しかし、12月に入ってからというもの毎日10人を超える感染者が出ていることにビックリ。

12/10は20人、この記事を書いている12/11も11人と多い状況。

一時期に増えてた時期はあったものの、ここ最近は本当に出てなかったから「なぜここまで増えたんだろう…?」と疑問に感じてたり。

 

急に感染者が増えて来た理由としては、Go Toトラベルによる県外客の増加や気温が低くなったり空気が乾燥しているという冬ならではの要因もありそうだけど。

感染者が出ないことで少しばかり気が緩んでしまったのかなって。

他の県に比べて人口が少ないこと、お酒を飲む文化が発達していることから人と飲む機会が多いのも油断に繋がってしまったのでしょうか。

 

あとは最近の人出が多いこともあるんだろうなぁ。

3月からGWあたりまでは自粛モードで我慢していたけど、さすがにずっと我慢しろって訳にもいかないだろうし。

市内(特にイオン)に行くと人の多さを感じずにいられません。

 

かくいう私もここ最近は出かける機会が多かったので、自分も気が緩みかけてたんだろうなと実感。

改めて気を引き締めなければと感じてます。

ただ、どんなに感染が増えても手洗い・うがいと休息、食事をしっかり摂るなどの基本が大事なんでしょうね。

それを疎かにしてたらマスクなんてしても意味がないから。

その上で外出時はマスクをして可能なら人混みを避ける。

やれることをやって、コロナにはかからないようにしたいものです。

再会/LiSA&Uru -いつの日か笑顔で会える日まであなたを想う-

LiSAとUru、二人の優しくて力強い歌唱と冬らしいピアノサウンドの美しさが心に響くウインターバラード「再会」。

コロナ禍で人と会えない冬だからこそじっくり聞きたい1曲となりました。

大切な人を想いながら聞いてみるのもいいですね。

 

・再会(produced by Ayase)
冬の美しさを表現したメロディ、それに乗っかるLiSAとUruの歌唱が心に響くバラード。

YOASOBIのAyaseによる楽曲でありながら、J-POPのウインターソングらしい佇まいを感じさせてくれます。

透明感に満ちたピアノサウンドが奏でるメロディは冬そのものと言った印象で、冷たいけど澄んだ空気をイメージさせてくれるかのよう。

主旋律とハモリを歌い分ける二人の歌唱がその魅力を引き出すだけでなく、何とも言えない切なさも生み出しているなと感じました。

力強さを感じさせるLiSA、透明な歌声のUruと違うタイプのボーカルでありながら絶妙な化学反応を起こしているのが素晴らしい。

 

大切な人とまた会えるようにと願いを込めた歌詞も印象的。

コロナ禍で人と会うのが難しい時期だけど、離れていてもあなたを想っている・・・

しんしんと降り積もる雪のように少しずつでも思わずにはいられないんですよね。

だからこそ、会える機会があればその時間は大切にしたいー。

いつの日か笑顔で会えるその日が来るのを待ち望む気持ちが伝わる1曲です。
再会 (produced by Ayase) - song by LiSA, Uru | Spotify

Crystal Kayによる「I LOVE…」のカバーが秀逸すぎてキュンと来てしまった…

恋におちたら」などヒット曲で有名なCrystal Kayさん。

何やらOfficial髭男の「I LOVE…」をカバーしたそうで。

最近はあまり名前を聞かないから「また注目を浴びるために話題曲をカバーしたんだな~」と思ってたんですよ、実際に聞くまでは。

原曲がグルーヴ感に満ちたカラフルなポップナンバーな上に、ボーカル・藤原の圧倒的な歌唱が炸裂してるからそう簡単にものに出来ないだろうな、と。

 

で、ちょうど有線から流れてきたのを耳にしたんですが…

https://youtu.be/BN9hK02qARo

 

まさか、歌い出しから「いいじゃん」って思ってしまうなんて。

安定した歌唱力とほとんど変わらない歌声の良さでこの曲の素敵さを表現しているのが本当に素晴らしい。

アレンジもR&Bを意識した打ち込みとピアノ主体の儚いサウンドになっていて、Crystal Kayらしいカバーって印象。

鈴の音も入っているためか、クリスマスソングとも言える仕上がりなのが見事だし。

 

何より、歌声が綺麗で引き込まれたと言うか。

曲の魅力はそのままなんだけど、アレンジとマッチする歌声が心に迫ってきて。

素敵な曲がさらに素敵になっちゃって、胸がキュンとしてどうかなりそう。

 

うん、ヤバいねこれは。

 

基本的にカバー曲は好んで聞かないのだけど、久々に完成度の高いものが聞けて未だに鳥肌が消えないんだな、これが。

要するに、秀逸なカバーってことですよ。

冗談抜きで心に残る仕上がりだと言いたい。

I LOVE... - song by Crystal Kay | Spotify

虹/菅田将暉 -情けない僕だけど、ずっと君を守りたい-

素直な言葉で綴られた歌詞が素敵なウェディングソングという印象を与えてくれる菅田将暉さんの新曲「虹」。

今までとは違って、優しさも感じられる歌唱が心に響くものとなりました。

がむしゃらなだけでなく、俳優ならではの表現力を見せてくれるようになった彼の歌唱に脱帽です。

 

・虹(「STAND BY ME ドラえもん 2」主題歌)

「一生そばにいるから、一生そばにいて」

大切な人を守りたい気持ちをシンプルな言葉で表現したミディアムナンバー。

雨が上がった時に差し込む柔らかな日差しをイメージした優しいメロディが印象的で、聞いていると暖かい気持ちにさせてくれます。

石崎ひゅーいさん作曲なのもあって、素朴さも漂っています。

ピアノやストリングスの美しいサウンドで奏でられるメロディは優しさに溢れた印象。

それを象徴しているのが菅田将暉さんの穏やかな歌唱ではないでしょうか。

 

いつもストレートで真っ直ぐな歌を聞かせてくれるんですけど、今回はそこに優しさも滲み出ていて。

すごく素直な気持ちで歌っているのが伝わってくるんですよ。

「ただただ君を守っていきたいんだ」、カッコつけずにシンプルな言葉で綴られた歌詞のメッセージをダイレクトに表現しているのが見事と言うべきか。

歌詞の主人公である「情けない僕」を表現すべく、直球である部分を捨ててないのもポイント。

俳優であると同時にアーティスト・菅田将暉でもあるからこその本気を見せていると言いますか、彼だから聞かせられる歌となっているのがポイント。

曲に合わせて違う表情を見せる彼の歌から感じる新たな魅力を感じられる1曲です。

虹 - song by Masaki Suda | Spotify

虹(初回生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

虹(初回生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

  • アーティスト:菅田将暉
  • 発売日: 2020/11/25
  • メディア: CD
 

 

silent/SEKAI NO OWARI -クリスマスだからこそ「特別」な夜、だけど本当は静かな夜-

幻想的でキラキラしたサウンドがいかにもクリスマスソングなんだけど、「実は・・・」って感じの1曲。

厳かさも感じられるアレンジから、現代のクリスマスの光景を否定しているようにも感じられました。

 

・silent(TBS系ドラマ「この恋あたためますか?」主題歌・12月16日発売)

ファンタジーな音世界が持ち味のセカオワにとって初めてとなるクリスマスソング。

ベルや鈴の音、ピアノを主体とした幻想的なサウンドになっていて、光り輝くイルミネーションの中でも感じられる厳かな雰囲気が印象的。

クリスマスの夜ならではの静けさと賑わい、それを同時に表現しているのが見事。

最近のセカオワらしく王道J-POPを意識したアレンジとなっているのもポイントで、サビや間奏でギターサウンドを活かした盛り上がりはシンプルながらグッと引き込まれます。

歌詞に描かれた「クリスマスは特別な夜」というメッセージをより引き立てているなと感じました。

 

特に、サビの歌い出しのフレーズはクリスマスの夜が特別なんだなってのを実感させてくれるものでして。

「クリスマスなんて無ければ いつも通りの何にも変わらない夜なのに」とあえて否定的に歌うことで、クリスマスの夜が特別だってのを強調しているんです。

クリスマスじゃないとただの夜なのに、クリスマスというだけで特別になってしまう・・・

今や「クリスマスは恋人と過ごす夜」になってしまっているんですが、その風潮に対するアンチテーゼ的なメッセージも込められているのかなと感じました。

クリスマスであること以外は本当に他の日と何ら変わらない冬の夜だから、特別に捉えすぎるのも考え物じゃない?

クリスマスソングに見せかけて実は現代のクリスマスに溢れる光景を否定しているのでは、そう感じた1曲です。
silent - song by SEKAI NO OWARI | Spotify

 

風になって/[Alexandros] -風になりきって走れ-

常に上を目指すドロスならではの前向きなギターロックとなった「風になって」

アコースティックギターの軽快なサウンドを上手く取り入れて、爽やかかつ力強さも感じられる1曲です。

 

・風になって(SUBARU・XV CMソング/2021年1月20日発売「Where's My History?」収録)

軽快に掻き鳴らされるアコースティックギターのリフが風のような心地よさと爽やかさを感じさせる、前向きなギターロック。

「風になって走っていこう」と聴き手を鼓舞する歌詞は彼ららしい強さに満ちていて、安定のドロス節が出ている印象。

 

正直な話、サビだけをCMで聞いた段階では「あ~、また「ワタリドリ」や「明日、また」系統の曲なのか…」とウンザリ。

お腹いっぱいだからそんなに聞かないだろうと思ったわけ。

しかし、イントロのアコースティックギターによる軽快なサウンドを聞いた瞬間にその心配はどこへやら。

もう、心を鷲掴みにされた感じ。

洋平さんの魅力的な低音を活かした歌唱もあって、みるみる虜にされてしまいました。

 

サビはギターの爽やかでエモーショナルなサウンド、「風になってどこまでも行く」って気持ちが歌われた歌詞ととにかく前向きで。

「どこまでも進んでいく」、最近のドロスが歌い続けてることなんだけど、そういう意味ではカッコ良さだけでなく強さも兼ね備えてるんだなと改めて実感。

本バージョンは1コーラスとCメロ、大サビの短いものでありながら、それがしっかり伝わる曲となってます。

ベストアルバムに収録されるフルバージョンがどんな仕上がりか、今から楽しみで仕方ありません。

風になって - 1 Half ver. - song by [Alexandros] | Spotify

 

Where's My History? (初回限定盤)(2CD+Blu-Ray)

Where's My History? (初回限定盤)(2CD+Blu-Ray)

  • アーティスト:[Alexandros]
  • 発売日: 2021/01/20
  • メディア: CD