欅坂46から櫻坂46にグループ名を改めて再スタートを切った彼女たち。
1stシングルとなる「Nobody's fault」は、今の厳しい状況でも生きていくしかないという現実を力強い歌唱で突き付けてくれます。
それが出来なければその先に待ち受けるのは「孤独」・・・
コロナ禍の現代において、いろいろと考えさせられる1曲です。
・Nobody's fault
欅坂46から櫻坂46に改名し、新たなスタートを切る。
そんな彼女らの決意を感じられるロックテイストのナンバー。
スタイリッシュなギターサウンドとリズムによる楽曲、クールだけどあどけなさが残る歌唱はいい意味でデビュー曲に相応しい。
サビの力強さに満ちた歌唱も気迫に満ちていて、再スタートに対する熱意が伝わります。
欅坂46からのクールさはそのままに、アイドルらしいあどけなさも加味されているのが見事。
改名前の欅坂だけでなく乃木坂や日向坂など、坂道グループのいい部分を絶妙に取り込んだ作風に脱帽です。
「厳しい世の中でも強く生きろ」と熱いメッセージを投げ掛ける歌詞も印象的。
他人のせいにしたり綺麗事を言ったところで世の中は変わらないんですよね。
どんな状況だろうと生きていくしかないわけで。
平手が脱退してグループの存続が危うくなった彼女たちだからこそ、この曲に込められたメッセージを歌う意味があるのだと思います。