高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2014年夏アニメ ED曲5選


すでに夏アニメも始まってますね。

毎クールのことながら、OP曲とED曲が気になるところ。

久々に当たり曲の多い年だと感じてるので、夏アニメも楽しみ。

というわけで、今回は3年前の夏アニメOP&ED曲5選をやります。
映像とのマッチ具合も考慮しつつ、曲の良さで選んでます。

では、ED曲編からどうぞ。

 

2014年 夏アニメED曲5選

・透明な世界(グラスリップ)
曲の疾走感とSDキャラ化された透子たちの走る姿が合っていますね。
楽曲自体も全体的に爽やかで夏らしいギターロックと言った印象。
本編のドロドロした雰囲気を吹き飛ばしてくれました。

 

・ぴてぃぱてぃサバイバード(さばげぶっ!
恐らく、2014年夏アニメのED曲でもっともぶっ飛んでいる1曲じゃないでしょうか。
完全にキャラ声で歌っていたり、どこかズレた音程にも聞こえる点など・・・
本編が狂気じみているだけに、楽曲もそれを感じさせる仕上がり。
何度も聞いているとクセになってしまいます。
曲の持つインパクトも抜群。
今年の「ようこそジャパリパークへ」にも通ずるものがあるように感じます。

 

・FUTURE FISH(Free!-Eternal Summer-
男子水泳部の熱さを感じさせるロックチューン。
ギターサウンドのカッコ良さがたまりません。
そのまま本編の熱さを表現していて脱帽。
サビの軽快さやイントロからAメロに入るまでの箇所なども聞き所。

 

・未来少女たち(普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
【ろこどる】として頑張る奈々子たちの前向きさが伝わってくる1曲。
ギターを活かしたバンドサウンド、曲の疾走感がキャラの明るさを伝えてくれます。
聞いているだけで元気になれる。

 

ふたりのクロノスタシスまじもじるるも
アコギの爽やかな音色を活かしたサマーチューンと言った仕上がり。
どこか懐かしさを感じさせるサビの雰囲気が新鮮。
何となく昔のアイドルポップを髣髴とさせますね。
あと、歌っている遠藤ゆりかさんの声が耳に残ります。

遠藤ゆりかセカンドシングル「ふたりのクロノスタシス」ミュージックビデオ - YouTube

 

まとめ

というわけで、2014年夏アニメのED曲5選でした。
改めて振り返ってみると、中毒性だったりメロディの良さを重視して選んでた気がします。
普段はJ-POPメインで聞いてる方も、チェックしてみては…?

 

 

2017年6月ベストソング5選

毎月恒例のベストソング5選、6月度もやります。

今回は次点曲が決まらなかったため、ベストソング5選のみとなりました。

というわけで、どうぞ。

 

2017年 6月ベストソング5選

米津玄師「ピースサイン」
王道のギターロックに載せて、変わっていくことも大切だと歌い上げた1曲。
ストレートなメロディと米津玄師さんの力強い歌唱がその想いを増幅させています。
大切な人を守りたいからこそ、強い自分に変わって行きたい…
アーティストとしていい方向へ進みたい気持ちと重ねているのが印象的。

米津玄師 MV「ピースサイン」 - YouTube 

 

岡崎体育「Natural Lips」
英語っぽく聞こえる日本語の歌詞が生み出すリズム感に引き込まれるファンクナンバー。
いい意味で岡崎体育らしくない、洗練されたサウンドが圧倒的。
「ブス、否美人」を繰り返すサビも頭から離れません。
歌詞の内容はさておき、曲の持つインパクトとオシャレさのギャップにやられてしまいました。

 https://youtu.be/Qs9C5sVJuVs

 

神様、僕は気づいてしまった「CQCQ」
流れるようなギターリフの生み出す疾走感が心地いいロックナンバー。
ハイトーンと低音を上手く使い分けた感情豊かなボーカルも印象的で忘れられません。
駆け抜けるメロディと共に止められない感情を描いた歌詞をより引き立てています。
歌の表現力が秀逸で、何とも言えない切迫感が表れてるのが見事。

 神様、僕は気づいてしまった - CQCQ - YouTube

 

平井堅「ノンフィクション」
現実に負けそうな人へありのままでいいと語りかけながら歌うメッセージソング。
「人生は孤独ですか?」など、いろいろ問いかけてくるサビは聞いていて考えさせられました。
現実の厳しさに負けそうになっても、力強く生き抜いていくことが大切なんでしょうね。
アコギのストロークを中心にしたメロディや間奏のハーモニカ、歪みを効かせたストリングスの音色も含め、今までの平井堅にない感じの曲となっています。

 平井 堅 『ノンフィクション』MUSIC VIDEO (Short Ver.) - YouTube

 

C&K「Y」
大切な人と出会ってからの時間は実にかけがえのないもの。
毎日のように一緒だと当たり前に感じてしまうこともあるかと思いますが…
この曲はそんな当たり前の時間をいかに大切にすべきかを歌い上げた、心に響くバラードです。
ずっと一緒にいられるのが理想だけど、生きてる以上はいつか別れの時が来るわけで。
それが突然ということもある、だからこそ一緒にいる時間は本当に大切にすべきなんでしょう。
CLIEVYの圧倒的なハイトーンボイスとKEENの優しい歌唱によって、そのメッセージがより伝わって来ました。
特に、CLIEVYのハイトーンボイスからは歌詞に込められた感情も伝わってくるほど。
歌詞はもちろん、二人の歌唱にぜひ注目してほしい。

C&K - Y - YouTube

 

 

ノンフィクション(初回生産限定盤)

ノンフィクション(初回生産限定盤)

 

 

Suchmos「FIRST CHOICE LAST STANCE」 -より魅せる音楽を作る-

「THE KIDS」という傑作を完成させた彼ら。
自主レーベル第一弾に相応しく、1枚と新たな決意を感じさせる1枚となりました。
レベールをイメージさせるタイトルになっているのもその表れなんでしょうか。

 

楽曲レビュー

1.WIPER
彼らの持ち味である楽曲のグルーヴ感。
それをより深化させ、聞き手を魅了するナンバーに仕上がっています。
乾いたギターによるリフとジャムセッションを意識したドラム、一定のグルーヴを刻むベース音が実に心地いいんですね。
特に、ゆったりながらもスクラッチ音やキーボードの音使いでスリリングに聞かせる間奏は圧巻の一言。
歌詞の語感といい、リズムに身を委ねたくなってきます。
今の自分たちには恐れるものはないと歌った歌詞も印象的でメロディと共に想いが伝わってきました。
「THE KIDS」を経たSuchmosの強さがそのまま表れているといっても過言ではないでしょう。

 

2.OVERSTAND

打ち寄せる波をイメージしたキーボードの音色が心にしんみりと来る、アンビエントな1曲。
夕暮れ時のビーチを思い浮かばせてくれるような、何とも言えない哀愁を生み出しています。
ドラムとベースの刻むグルーヴも波音のような心地よさがあり、聞いていて気持ちがいいですね。
ラストのコーラスは思わず口ずさみたくなってしまうと言いますか。
自分と向き合いながらも一歩ずつ前へと進んでいきたい気持ちを描いた歌詞も印象的。
誰でももがきながら生きていく、どこか人間臭さも感じました。

 

まとめ

グルーヴィーに魅せる「WIPER」、キーボードのアンビンエントな音色が心地いい「OVERSTAND」。
二曲とも雰囲気が違う楽曲でありながら、Suchmosの魅力と新たな決意を感じさせてくれました。
自主レーベルにて新たなスタートを切ったこともあり、これからが楽しみで仕方ありません。

 

FIRST CHOICE LAST STANCE

FIRST CHOICE LAST STANCE

 

 

7/4 今日の1曲「secret base~君がくれたもの~(10years after Ver.)」

7月に入っていよいよ暑さが厳しくなって来ましたね。

水分を取ったり、日差し対策をして熱中症を防ぎたいものです。

 

さて…

今日は個人的に思い入れのある夏うた「secret base~君がくれたもの~」をご紹介。

ZONEが2001年8月に発表した曲なんですが、ここで取り上げるのはアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」EDのバージョンです。

メインキャスト3人が儚く歌い上げたことで、曲の魅力を再確認出来る仕上がりとなりました。

 

・secret base~君がくれたもの~(10years after Ver.)
この曲は、ZONEの名曲「secret base~君がくれたもの~」をメインヒロインの声優である茅野愛衣戸松遥早見沙織の三人が歌い上げたリメイク版になっています。
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の1話ラストで流れた瞬間に涙した方もいたと思うのですが、歌詞とアニメの登場人物たちの心情が非常にマッチしています。

君と夏の終わり 将来の夢
大きな希望 忘れない
10年後の8月
また出会えるのを 信じて
最高の思い出を・・・
3人のしっとりとした歌い方もあってか、作品の世界観にピッタリ。
いつしか離れ離れになってしまったみんなが絆を取り戻すために行動する・・・ 心の底ではもう一度会いたいのでしょう、亡くなっためんまに―。

また、アコースティックギターと打ち込みサウンドによるエレクトロ風味のアレンジも素晴らしい。
VOCALOIDシーンで有名なとくや古川本舗らによるユニット「estlabo」が担当しているのですが、3人の歌唱を活かしたものになっています。
茅野愛衣の癒し系ボイスはもちろん、安定した歌唱の早見沙織、可憐さの中に力強さも感じさる戸松遥
原曲と違い、アコギやピアノなどの優しい音色が主体となっていて3人の歌唱が引き立っています。
曲の持つ夏の儚さを上手く引き出しているなと感じました。

何より、このバージョンが発表されたのは原曲発売から10年後なんですよね。
10years after Ver.とあるように、10年後に聞けたのがまた感慨深い。
原曲と共に、これからも聞き続けたい1曲。

この曲は、ZONEの名曲「secret base~君がくれたもの~」をメインヒロインの声優である茅野愛衣戸松遥早見沙織の三人が歌い上げたリメイク版になっています。


「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の1話ラストで流れた瞬間に涙した方もいたと思うのですが、歌詞とアニメの登場人物たちの心情が非常にマッチしています。

 

君と夏の終わり 将来の夢
大きな希望 忘れない
10年後の8月
また出会えるのを 信じて
最高の思い出を・・・


3人のしっとりとした歌い方もあってか、作品の世界観にピッタリ。
いつしか離れ離れになってしまったみんなが絆を取り戻すために行動する・・・ 心の底ではもう一度会いたいのでしょう、亡くなっためんまに―。

 

また、アコースティックギターと打ち込みサウンドによるエレクトロ風味のアレンジも素晴らしい。
VOCALOIDシーンで有名なとくや古川本舗らによるユニット「estlabo」が担当しているのですが、3人の歌唱を活かしたものになっています。
茅野愛衣の癒し系ボイスはもちろん、安定した歌唱の早見沙織、可憐さの中に力強さも感じさる戸松遥
原曲と違い、アコギやピアノなどの優しい音色が主体となっていて3人の歌唱が引き立っています。
曲の持つ夏の儚さを上手く引き出しているなと感じました。

 

何より、このバージョンが発表されたのは原曲発売から10年後の2011年なんですよね。
10years after Ver.とあるように、10年後に聞けたのがまた感慨深い。
原曲と共に、これからも聞き続けたい1曲。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。ED [secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)] - YouTube

 

secret base ?君がくれたもの? 【初回生産限定盤】

secret base ?君がくれたもの? 【初回生産限定盤】

 

 

米津玄師「ピースサイン」-変化を恐れないことが大切-

 変化を恐れずに進みたい。

決意と強さを感じられる、王道のギターロックとなりました。

 

楽曲レビュー

1.ピースサイン(僕のヒーローアカデミア二期 OP曲)
大切な人を守るために強くなりたい・・・
変化も恐れず前へと進む決意の表れを歌い上げたロックナンバー。
爽快なギターサウンドとサビにおける米津玄師の力強い歌唱がその想いをより増幅させています。
王道のギターロックサウンドでありながら、彼自身の決意を歌ったことでメロディも一緒に響いてくるんですね。
シンプルさに特化したメロディも効を奏していると思います。

 

変化していくことも大切、常に先を見つめるアーティストらしいメッセージ性を感じました。
ボカロP時代よりも高みを目指し、誰もに愛される曲を作って行きたい…
そんな決意の表れなんでしょう。
ストレートに想いが伝わってくる、佳曲と言える仕上がり。

 

2.Neighbourhood
OASISなどのUKロックをイメージさせるメロディラインがたまらない。
随所にニヤリとしてしまうリフが散りばめられており、メロディを追っているだけでも楽しめます。
小さい頃の様々な記憶をなぞった歌詞と哀愁を感じるメロディによって、心に響く1曲となりました。

どれだけ時が経とうとも、焼き付いた光景や記憶は消えないもの…
そんなメッセージが伝わって来ました。

 

3.ゆめくいしょうじょ
美しいピアノの旋律と物語的な歌詞が印象的なバラード。
悪い夢を食べてあげたい…
優しいメロディが歌詞に登場するゆめくいしょうじょの気持ちを表現しているようです。
メロディ、歌詞と共に一つの作品を作り上げた芸術的な1曲。

 

まとめ

シンガーソングライター・米津玄師の魅力や新しいステージへ進むのを恐れない強さ…
それを感じられる3曲でした。
ボカロP時代より表現力を高めたい、彼の決意も垣間見ることが出来ただけに今後も期待したいところですね。

米津玄師 MV「ピースサイン」 - YouTube

 

ピースサイン(ピース盤 初回限定)(CD+DVD+ピースリング)

ピースサイン(ピース盤 初回限定)(CD+DVD+ピースリング)

 

 

2017年 上半期注目曲5選

先日更新した2017年の上半期ベストソング20選。

ここでは20選に入らなかったものの、個人的に捨てがたい5曲をピックアップ。
どの曲も印象に残っているので、こういう形で取り上げることとしました。
では、どうぞ。

 

2017年 上半期注目曲5選

 

  • C&K「Y」

CLIEVYの圧倒的なハイトーンボイスとKEENの優しい歌声・・・
二つの歌声による掛け合いが心に響くバラードナンバー。
大切な人といられる時間はかけがえのないものだと歌った歌詞も印象的。
ずっと一緒にいると当たり前になってしまうけど、それはかけがえのないものなんですね。
その一瞬一瞬を大切にしてほしい、そんな想いが伝わってきます。

 

自分のいい部分、ダメな部分を受け入れた上で前に進みたい。
そんなメッセージを熱いバンドサウンドに載せたロックナンバー。
いい部分もダメな部分も含めて、自分という存在なんですよね。
否定せずに認めることが大切なんでしょう。
TAKUYAの歌唱がいつになく刺さってきます。
タッピング奏法を取り入れたギターフレーズもカッコいい。

 

いい意味で岡崎体育らしくない、オシャレなファンクミュージック。
ゆったりしたビートとギターのカッティングから洗練された印象を受けます。
英語っぽく聞こえる日本語で構成された歌詞とそれが生み出す語感が実に心地いい。
洋楽にありがちな空耳を日本語で再現した、画期的な1曲。
サビの歌詞は岡崎体育らしいものでありながら、思わず口ずさむほどのリズム感なのが見事。

 

  • SHE'S「Freedam」

サビの伸びやかな歌唱と駆け抜けるメロディが爽快なピアノロック。
軽快さを重視した楽曲でありながら、力強いギターサウンドも楽しめます。
イントロとアウトロにおけるスリリングな演奏も聞きどころ。
何にも束縛されず、がむしゃらに突き進みたいという気持ちの表れた歌詞も印象的。
個人的に注目していきたいバンドです。

 

けものフレンズのOP曲であり、星野源さんや平井堅さんがハマったことでも話題の1曲。
動物アニメらしい賑やかなアレンジや音のギミックは聞いていてたーのしー!
勢いを重視したメロディとゴリラの鳴き声をイメージしたクイーカの音色で作った雰囲気もすごーい!
騒がしさが印象的なAメロ、「うー、がおー!」や「ららららー」の掛け声に元気を貰えました。
「けものはいてものけものはいない」というフレーズも心に響きます。
多様性を受け入れていこう、そんなメッセージが作品と共に伝わってくる。

 

まとめ

というわけで、2017年上半期の注目曲5選でした。
20選の時もそうでしたが、メロディだけでなく歌詞の内容やメッセージも重視して選んでます。
気になる曲がありましたら、ぜひ聞いてみてください・・・

 

XXL(初回生産限定盤)(DVD付)

XXL(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

2017年 上半期ベストソング20選

気づけば6月も終わりですね。

7月からは下半期に入るわけですが・・・

そこで、上半期の総括といきましょう。
上半期ベストソング20選を振り返っていきたいと思います。
今年は比較的いろいろ聞いているので、それが反映された結果になったのではと。
では、どうぞ。

 

2017年 上半期ベストソング20選

20位.平井堅「ノンフィクション」
人生を前向きに生きる人へのメッセージを込めた歌詞が印象的なアコースティックポップ。
スリリングなチェロの音色にグッと引き込まれます。
間奏のハーモニカやアコギの紡ぎだすメロディもどこか懐かしい。
いつも以上に感情を込めて歌う平井堅さんの歌唱にも注目。
今までの平井堅にはない雰囲気の曲です。

 

19位.WANIMA「CHARM」
新たなスタートを後押ししてくれる歌詞とアコギの爽やかなメロディが前向きです。
サビの疾走感やコーラスワークなど、WANIMAらしいキャッチーさはそのまま。
自分たちの唄がお守りのような存在になり、ずっと愛されてほしい・・・
そんな想いと共にバンドの決意も感じられる1曲となりました。

 

18位.Base Ball Bear「すべては君のせいで」
ギターのカッティングやハイハットのリズムがベボベらしいギターロック。
変わらず青春を歌った歌詞はシンセサウンドによって、さらに眩しくなったようにも思います。
よりポップさを増したメロディも含め、揺るぎないベボベサウンドを確立した1曲。

 

17位.ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ「Something Just Like This」
メロディの強さを押し出した、EDM色の濃いエレクトロナンバー。
ダウナーな雰囲気が漂うサウンドながらも、サビのリズムに自然と身を委ねたくなります。
「トゥルルトゥルル~」のコーラスも曲の持つ儚さを上手く引き出している印象。
何より、サウンドの美しさに引き付けられました。

 

16位.androp「Prism」
小気味いいギターフレーズがとにかく心地いい。
ドラムのリズムといい、リズム感を重視した初期の楽曲に近いものを感じさせます。
曲の勢いではなく、楽曲で見せる方向へと進化を遂げているのが見事。

 

15位.UNISON SQUARE GARDEN「Silent Libre Mirage」
ギターの小気味いいリフとそれに絡みつくベースのうねりがたまらないロックナンバー。
勢いのあるサビに初期の雰囲気を感じずにいられない。
「さっさと構えろ」から入る間奏もカッコいい仕上がり。
シンプルながらも、ユニゾンの本領が発揮されています。

 

14位.小沢健二「流動体について」
ストリングスとギターによる流れるようなメロディが印象的。
古き良きJ-POPを髣髴とさせるイントロは圧倒的な存在感があります。
情景が浮かんでくる歌詞も印象的ですんなり入ってくる。
まさに、小沢健二なりの解釈で作られた最新ポップスと言えるでしょう。
懐かしいのに新しさも感じさせるのが見事。

 

13位.高橋優「ロードムービー
日々の中で感じる繋がり・・・
その大切さを優しく歌い上げたポップナンバー。
ピアノとアコースティックギターの優しさに満ちた音色が印象的。
痛烈なメッセージ性は薄れましたが、日常で感じたことを素直に歌う姿勢は変わっていません。
最近の高橋優らしく、優しい曲となりました。

 

12位.椎名林檎トータス松本「目抜き通り」
ビッグバンド風のアレンジに高揚感を引き立てられるジャズ・ポップナンバー。
静かなイントロからジャジーなピアノとホーンで盛り上がるAメロへ移る瞬間がたまらない。
林檎とトータス松本の掛け合いに惹かれる歌唱、華やかで妖艶なメロディに酔いしれたい1曲です。
謡曲の煌びやかさを含んだ間奏も含め、これぞ椎名林檎の楽曲でしょう。

 

11位.ヤバいTシャツ屋さん「ヤバみ」
ラウドなギターサウンドと駆け抜けるような歌唱が印象的なパンクナンバー。
ハード寄りの楽曲ながら、「ヤバみバみ」のリフレインから感じる語感の良さは実にポップ。
テクニカルな演奏を聞かせつつ、キャッチーさも感じさせるのが印象的。
また、「理解できないものばかり流行ってく いつまで置いてかれちゃってんの」って歌詞にも考えさせられました。
新しいものでも素直に受け入れて楽しむ姿勢が重要なんでしょうね。


10位.クリープハイプ「イト」
キャッチ―で耳に残りやすいギターフレーズ、軽快なリズムにホーンを取り入れたサビ。
今までのクリープハイプにはないポップさが印象的なギターロックとなりました。
テクニカルに聞かせる間奏から軽やかなベースソロへの流れは特にそう感じます。
「憂、燦々」のサビに通ずるキャッチーさを曲全体で表現しているのが見事。

 クリープハイプ - 「イト」MUSIC VIDEO (映画「帝一の國」主題歌) - YouTube

 

9位.ASIAN KUNG-FU GENARATION「荒野を歩け」
轟音ギターサウンドが炸裂したロックナンバー。
エモーショナルさと軽快なメロディ、分厚い音像のドラム・・・
アジカンの良さを凝縮した1曲に仕上がっているのが印象的。
歌をなぞるギターフレーズやサビで勢いを増すドラムもたまらない。
特に、硬派さを感じさせる間奏のギター演奏は圧巻の一言。
ポップでありながらも、しっかり聞かせてくれます。

何より、曲の持つ爽快感が歌詞とマッチしていて見事。
迷いながらでもいいから進んでいこう―。
どこまでも行こうとする決意が伝わってきます。
今のアジカンだからこそ歌える、力強さに満ちた1曲と言えるでしょう。

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『荒野を歩け』(映画『夜は短し歩けよ乙女』ver.)Short - YouTube 

 

8位.BUMP OF CHICKEN「リボン」
UKロックを彷彿とさせるノスタルジックなギターサウンドが印象的。
どこか浮遊感を感じさせる仕上がりなのは、最近の実験作の流れも汲んでいるからでしょうか。
力強く刻むドラムとベースラインの重厚さもあり、圧倒的な雰囲気を作り出しています。
決意を感じさせる歌詞も含め、新境地に入ったのを感じずにいられません。

 BUMP OF CHICKEN「リボン」 - YouTube

 

7位.Mrs.GREEN APPLE「どこかで日は昇る」
アイリッシュ民謡を意識したメロディラインと壮大なストリングスの力強さが印象的なロックバラード。
美しくも激情的に鳴らされるサウンドは圧巻の一言。
ますます進化を遂げる、ミセスの今が感じられる1曲となりました。
辛い日々でも同じように一日は過ぎていく・・・
だからこそ、少しでも希望を抱いていたい歌う歌詞も心に響きます。

 Mrs. GREEN APPLE - どこかで日は昇る - YouTube

 

6位.米津玄師「ピースサイン」
大切な人を守るために強くなりたい・・・
変化も恐れず前へと進む決意の表れを歌い上げたロックナンバー。
爽快なギターサウンドと米津玄師の力強い歌唱がその想いをより増幅させています。
変化していくことも大切、常に先を見つめるアーティストらしいメッセージ性を感じました。
ストレートに想いが伝わってくる、佳曲と言える仕上がり。

 米津玄師 MV「ピースサイン」 - YouTube

 

5位.ぼくのりりっくのぼうよみ「SKY′s the limit」
夏の太陽から降り注ぐ眩しい光・・・
そのキラキラ感を打ち込みサウンドで表現したアップナンバー。
王道サマーソングと言える仕上がりでありながら、ぼくりりらしいラップの切れ味は健在。
パーカッションも取り入れたことで軽快なリズムが心地いい楽曲となりました。
今年の夏はこれで決まり、そう言い切っても過言ではありません。

 ぼくのりりっくのぼうよみ - 「SKY's the limit」ミュージックビデオ - YouTube

 

4位.エド・シーラン「Shape Of You」
アコースティックギターのシンプルな旋律と力強い歌唱を聞かせるサビが印象的。
エキゾチックなサウンドやドラムのリズムを強調したサウンドもたまらない。
それでいて、あくまでもアコギの音色を大切にした楽曲に仕上げているのがポイント。
オシャレさも加えたサウンドになっているのは海外アーティストならではでしょう。
シンプルだけど洗練された雰囲気に圧倒されます。

Ed Sheeran - Shape of You [Official Video] - YouTube 

 

3位.Suchmos「A.G.I.T」
イントロで聞かせる、雰囲気たっぷりのギターリフがたまりません。
彼ららしいグルーブ感を重視したメロディは言うまでもなく健在。
特に、不穏なシンセで聞き手を引き込む間奏から盛り上がりを見せる大サビへの流れは圧巻。
自分たちの音世界に浸らせたいという想いがこれでもかって伝わってきます。
全体的にスリリングな構成となっている点も印象的。

Suchmos "A.G.I.T." (Official Music Video) - YouTube

 

2位.ONE OK ROCK「We are」
自分の目標に対して素直な気持ちで生きろと訴えかけるロックナンバー。
サビにおけるTakaの歌唱がとにかく圧巻の一言。
伸びやかで力強い歌唱からはどこまでも進んでいこうという決意を感じずにいられません。
壮大なバンドサウンドを軸に打ち込みを取り入れたりと、挑戦的な一面も見せてくれたのが印象的。
バンドの野心を表現した「Ambitions」のリード曲に相応しい1曲です。

ONE OK ROCK - We are -Japanese Ver.- [Official Music Video] - YouTube

 

1位.[Alexandros]「SNOW SOUND」
冬を感じさせるメロディ、シンセのサウンドがたまらない。
懐かしい雰囲気のアレンジも含め、王道の冬ソングらしい風格を感じます。
シンプルなリズムながらも力強いドラム、洋平の裏声を活かした歌唱もそれを引き立てる。
雪が降る様子をイメージしたサビのメロディ、儚げな歌唱は圧巻の一言。

[Alexandros] - SNOW SOUND (MV) - YouTube

 

まとめ

というわけで、上半期のベストソング20選でした。
やはり、メロディを重視して聞いているように思いますね。
いろんなアーティストの曲を聞き出してもそこは変わらないといいますか。

下半期もいい曲に出会いたいところ。

 

ピースサイン(ピース盤 初回限定)(CD+DVD+ピースリング)

ピースサイン(ピース盤 初回限定)(CD+DVD+ピースリング)