昨年11月にリリースされた「Sleepless in Brooklyn」でメロディセンスの高さを見せつけたドロス。
本日5月13日に配信限定でリリースされた「Pray」でもそれは健在でした。
持ち味の美しいメロディはそのままに、壮大さも加わったロックバラードです。
・Pray
大切な人が迷うことがないように・・・
そっと見守るように祈り続ける気持ちをシンプルに歌い上げたロックバラード。
少しずつ盛り上がっていくメロディと神秘的な美しさを感じさせるサウンドが心に響いてきます。
蔦屋好位置プロデュースということもあって、壮大な楽曲でありながらすっと入り込んでくる仕上がりに。
J-POP的な親しみやすさとドロスのメロディセンスがこれまた上手くマッチしている印象を受けました。
バラード寄りの楽曲なんですが、ピアノやシンセの音色もアクセント程度に留めているのが好印象。
あくまでも、バンドサウンド主体で美しさと壮大さを表現しているんです。
それでいて、間奏で激情的なギターソロを聞かせているのも圧巻の一言。
エネルギッシュに鳴り響くギターサウンドが主張している中でもしっかりと存在感を発揮しているのが見事ですね。
サビで「祈りたいよ」と切実に歌い上げる洋平の歌唱と共に歌詞のメッセージ性を引き立てている印象です。
愛するように見守る気持ちが歌われた、究極のロックバラードが誕生しました。