高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

ジコチューで行こう!/乃木坂46 -自分らしく生きることの大切さ-

「太陽ノック」、「素足でSummer」に続く乃木坂46の新たなサマーチューンの完成です。

解放的な夏をイメージした楽曲でありながら、自分らしく生きていこうというメッセージも込められた歌詞が印象的。

今までとは少し違う雰囲気の楽曲となっています。

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マリーゴールド/あいみょん -「離さない」と決めたから後悔してる-

王道J-POPの風格を感じさせるメロディが心に響く、素朴ながらも切ない夏のラブソング。

あの夏に恋をしていた日々、「離さない」と決めたからこそ後悔している感情が生々しく描かれています。

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2018年 7月ベストソング5選

今年の夏は毎日30度を超える日が続いてますね。

熱中症予防として水分補給はもちろん、塩分の補給も忘れないように・・・

 

恒例のベストソング記事、下半期も続けていきますよ。

猛暑となった7月は意外と良曲が多くて選ぶのに少し悩んでしまったり。

次点曲も含め、10曲を選定しました。

では、どうぞ。

 

 

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2018年上半期ベストソング20

2018年も半分が過ぎようとしています。
オリンピックにワールドカップとスポーツ系のイベントで盛り上がった上半期。


総括ということで、2018年上半期ベストソング20を選定。
2018年6月27日までにCD(アルバム含む)または配信で音源が発表された楽曲を対象としました。
一部聞けてない楽曲もありますが、それについては年間ベストソングで反映出来ればなと。

 

では、どうぞ。

 

2018年上半期ベストソング20

春の爽やかな風をそのまま表現したポップナンバー。
軽快にスウィングするピアノがとにかく心地いい。
春を彩るストリングスアレンジも実に華やかな仕上がり。
春うららと言えば単純だけど、まさにそう言いたくなる感じの1曲。

 

「戦っている貴方はうつくしい」
サビのフレーズを中心に、全力で頑張る人の背中を押してくれる歌詞が印象的。
力強いギターから入るイントロ、蔦谷好位置アレンジも加わったポップな楽曲もそのメッセージを増幅させます。
キャッチーなメロディだからこそ、戦う人に向き合った歌詞がすんなりと入ってくる。
今までにない視点で描かれた、本当に心に響く応援歌。

 

  • 18位.Kiss You Back/Nulbarich

日差しの眩しさと壮大な空の広さを大胆に表現したサウンドが印象的なナンバー。
小気味いいギターサウンド、リズムで日差しのギラギラ感を表現しているのが見事。
解放感に満ちたサビも壮大な空の広がりを感じられる仕上がり。
何より、JQの繊細な歌唱がそれらをより引き立てているように思います。
この夏に聞きたいアンセム感満載の1曲。

 

  • 17位.フィクション/sumika

軽快なリズムを刻むバンドサウンドとピアノのアンサンブルが爽やかなピアノロック。
全体的に跳ねるような旋律は聞いているだけで多幸感を感じずにいられません。
これから始まる1日に対する希望をフィクション小説に例えた歌詞も印象的。
自分の物語は自分で作っていく、そんな力強さに満ちています。

 

ユーロビートのスピード感と何とも言えない古さがクセになるダンスナンバー。
アメリカへの憧れやそれっぽいフレーズ、サビの「カモンベイビーアメリカ」から感じるいい意味でのダサさが印象的。
それを真っ直ぐに歌い上げるISSAのハイトーンボイスも圧倒的な存在感に満ちています。
徹底的にダサい方向を突き詰めた、その潔さが曲のインパクトに繋がった印象。

 

未来への希望を歌った、4つ打ちビートとシンセの生み出す浮遊感が近未来的なロックナンバー。
エレクトロミュージックを意識した間奏の雰囲気は圧巻の一言。
ギターロックの枠を越えて進化を続けるテナーの魅力を感じずにいられない。
何より、「未来を見に行こう」というフレーズが今のテナーにピッタリ当てはまる。

 

  • 14位.魚の骨 鳥の羽根/cero

アフリカの民族音楽をイメージさせるイントロ、オシャレなキーボードの音色、不協和音的なリズムやシンセ・・・
これらが絶妙に融合した楽曲、少しずつリズムのズレていくラストが実に圧倒的。
聞いているだけで何か不安になるような感覚に陥ってしまうサビの歌唱もたまらない。
歌詞もまた不思議な世界観の増幅に一役買っています。

 

打ち込みによるリズム、ピアノの程よい旋律が心地いいポップナンバー。
シンセの浮遊感、ラストのゴスペル隊のコーラスもあって壮大さを感じます。
悲しみを忘れたい想いが描かれた歌詞とのギャップが宇多田らしい。
アルバム「初恋」の作風的に前へと進んでいくエネルギーに満ちているのも印象的。

 

春の爽やかさと希望に満ち溢れるさまを楽曲全体で表現したギターロック。
ストリングスのアレンジも含め、王道J-POPを意識した楽曲は今までのユニゾンになく新鮮。
新しい未来へと向かう人たちを優しく押してくれる1曲に仕上がりました。
希望を感じさせるかのような間奏のメロディラインは必聴。
ニゾン史上、もっとも繊細な1曲。

 

初期のミクスチャー路線を彷彿とさせるラップ、ドラムンベースのリズムが力強さを感じさせるロックナンバー。
アンセム感満載のサビ、ギターロックらしい疾走感に満ちたラストの大サビも含めてバンドの振り幅を実感できる仕上がり。
全力で勝ちに行けという歌詞は背中を押してくれます。
いろいろな音楽性がごちゃ混ぜになった、本来のRADらしさを感じました。

 

  • 10位.プライド/高橋優

ここで諦めずに立ち向かえるか―。
辛くても前を見てすすめと力強く歌い上げた、これぞ高橋優と言えるメッセージソング。
ハーモニカの素朴な音色、間奏の哀愁漂うギターリフがアクセントになってます。
いつも以上にストレートなアレンジの効いたバンドサウンドも心に突き刺さる。
伝えたいメッセージの内容はポジティブさを含んだものが多くなったものの、「素直に伝える」という点では変わってないんですよね。
高橋優の真骨頂を改めて感じられました。

 

  • 9位.ノーダウト/Official髭男dism

スリリングなピアノによるイントロ、メロディのポップさが印象的なピアノロック。
軽快に鳴り響くピアノの心地よさは言うまでもありませんが・・・
鋭いギターサウンドとオートチューンをかませたボーカルが生み出す不協和音もクセになります。
サビや間奏の展開、「ウォウウォウ、イェイイェイイェイ~」と叫ぶボーカルも含め楽曲のスリリングさがたまらない。

 

ここ最近のドロス、シングル曲はキャッチーさが印象に残る楽曲ばかりでしたが・・・
久々に攻めの一手で来たなと感じてます。
イントロから歪んだギターサウンドが攻めてくる、シンプルに格好いいロックナンバー。
攻めた歌詞、意味の分からないタイトルとドロスらしさに満ちていながらも硬派なサウンドはバンドの新境地を感じさせます。
ほぼ美しいコーラスのみの間奏も含め、「お前を興奮させてやる」というフレーズに負けない1曲。

 

ドラえもんへの想いをシンプルに歌い上げたポップナンバー。
コミカルなギターフレーズ、間奏で「ぼく ドラえもん」のサビをオマージュしたり。
果ては「ドドドドドラえもん」とふざけてるかのようなサビの終わり・・・
やりたい放題なんだけど、メロディがキャッチーなのでしっかりポップスとして完成していることに驚き。
特に、開放的で軽快なサビはこれから始まる冒険のワクワク感をそのまま表現。


星野源だからこそ歌える、まさに「ドラえもん」という名のポップスがここに完成しました。

 

サラリーマンたちの悲哀や生きていくことの大変さ、ブラック企業に対する切り込み・・・
鋭い視点で日本の労働問題を歌い上げた、ある意味でサザンらしさに満ちた歌謡ロック。
エスニック風味のサウンドと小気味いいギターリフがとにかく印象に残ります。
桑田佳祐の感情豊かな歌唱もサラリーマンたちの気持ちを代弁しているかのようで。
「しんどいね 生存競争は」と大変さも肯定しつつ、しっかりと背中を押しているのが見事。
世の中について歌うだけでなく、辛さにも目を向けた歌詞は勇気を貰えるのではないでしょうか。
途中でズッコケるかのように音程を狂わせる箇所のコミカルさも個人的にグッド。

 

アコースティックギターアルペジオによる旋律とウッドベースの響きがシンプルに心地よい1曲。
それは東京を舞台に描いた歌詞の世界観も影響しているのでしょうか。
東京ならではの風景と楽曲のオシャレさがすごくマッチしているように感じました。
都市の洗練された空気もそのまま伝わってくるような、極上のポップミュージックです。

 

  • 4位.All The Stars./ケンドリック・ラマー,シザ

私の聞き方でアレなんですが、洋楽の場合は歌詞のメッセージを気にせず楽しんでまして。
ケンドリック・ラマーとシザによるこの楽曲もそんな感じで夢中になりました。


シザの圧倒的な歌唱と重厚なトラックが生み出す浮遊感、これが絶妙にマッチしているんですね。
サビの壮大なメロディに乗っかったシザの歌唱は引き込まれていくかのような感覚で圧巻。
歌声の持つ表現力が単純に半端ない。
ケンドリックのラップも鋭く歌い上げていて、どこか刺さってくるものがあります。

 

Suchmosの持ち味であるグルーヴ感。
本楽曲はバンドサウンドが一体となったグルーヴ感がとにかく心地いい1曲。
ギターフレーズ、ベースのうねり、ドラムのリズムだけでなくキーボードの音色とDJによるスクラッチ音・・・
全てのサウンドに聞きどころが存在しているんですよね。
DJの存在も活かしてグルーヴに溶け込ませているのがお見事というべきか。
特に中盤の間奏はスリリングな展開で自分たちの世界観を構築しており実に圧巻。
グルーヴ感のみならず、スリリングさも売りの一つと言えるのがポイント。

 

この圧倒的なグルーヴにはただただ身を委ねたくなります。

 

人はいつでも変われる、むしろ変わることを恐れるな―。
変化に対する前向きな感情を歌ったワンオク流のパワーポップナンバー。
カントリー調のリズムを取り入れて大胆な路線変更を果たした楽曲がそのメッセージを増幅させています。
解放感に満ちたサビのギターサウンドも変化を恐れない強さに満ちているかのよう。
伸びやかなTakaの歌唱もどこか吹っ切れているように感じました。
楽曲全体で変化を楽しみたい、そんな想いを表現しているのが見事。

 

世界を意識した活動にチェンジした今のワンオクだからこそ伝えられるメッセージソングです。

 

  • 1位.Lemon/米津玄師

あなたはいなくなってしまったけど、私にとって大切な存在―。
そんな想いを歌い上げたミディアムナンバー。


大切な人の死をテーマにしながらも暗さを感じさせない曲に仕上げているのが印象的。
サビのエモーショナル感や「ウェ」という効果音、ヒップホップ的なトラックを上手く活かしています。
特にギターサウンドとトラックの生み出す絶妙なテンポ感が程よくて聞いていると心地いい。

 

何より、これらの要素が「雨が降り止むまでは帰れない」という歌詞を引き立てているんですね。
あなたが亡くなって悲しいのは間違いないけど、今でも私にとって大切な存在であって。
天国で見守ってくれているあなたに余計な心配をかけたくない・・・
だからいつかは前向きに進みたい。
大切な人の死を悲しむだけでなく、存在を支えにして生きていかなければって決意を感じさせてくれました。
程よい余韻を残すアウトロもそれを上手く表現しているなと。

 

悲しみを乗り越えていく強さも含んだメッセージが素晴らしいの一言です。
今年の配信ランキングで100万ダウンロードを記録した点も含め、2018年上半期1位に相応しい1曲。

 

・振り返ってみて

メロディの良さを重視して選んでるのは言うまでもないですが。
上半期の20曲を見て、歌詞に込められたメッセージも重視するようになったなと感じました。
私自身もいろいろ大変なことがあるので、それが反映された形でしょうか。
バンド系アーティストも一定数入っているのを見るに、趣向に大きな変化はないかなと。

では、下半期もいい曲に出会えることを期待して終わりにします。
読んでいただき、ありがとうございました。

 

初恋

初恋

 

 

2018年 5月ベストソング5選

6月も後半に入りましたね…
梅雨真っ只中ですが、5月度のベストソング5選をどうぞ。

今月はそれまで聞くとは思わなかった系統の曲にハマり、それを反映させた結果となりました。

この曲を入れることになるとは予想しておらず、自分でも驚いてるわけでして。

今月は次点曲も含め、10曲を選びました。

 

2018年5月ベストソング5選
  • Nulbarich「Kiss You Back」

日差しのギラギラ感と壮大な空の広さを大胆に表現したサウンドが印象的なナンバー。
小気味いいギターサウンド、リズムで日差しのギラギラ感を表現しているのが見事。
解放感に満ちたサビも壮大な空の広がりを感じられる仕上がり。
何より、JQの繊細な歌唱がそれらをより引き立ててるように思います。
この夏に聞きたいアンセム感満載の1曲。

 

歪んだギターサウンドの格好良さが印象的なロックナンバー。
攻めた歌詞はドロスらしさに満ちていながらも硬派なサウンドからバンドの新境地を感じずにいられない。
美しい展開の間奏も含め、「お前を興奮させてやる」というフレーズにふさわしい1曲。

 

  • 高橋優「プライド」

ここで諦めずに立ち向かえるかー。
辛くても前を見て進めと力強く歌い上げた、これぞ高橋優と言えるメッセージソング。
ハーモニカの素朴な音色、間奏の哀愁漂うギターリフがアクセントになってます。

 

  • cero「魚の骨 鳥の羽根」

アフリカの民族音楽をイメージさせるイントロ、オシャレさに満ちたキーボードの音色、不協和的なリズムやシンセ…
これらが絶妙に融合した楽曲のインパクトが実に圧倒的。
歌詞もまた不思議な世界観の増幅に一役買っています。

 

シリアスで重厚なトラックとリズミカルなラップがクセになる1曲。
繊細で甘いボーカル、力強い声によるラップと表現力豊かな歌唱も印象的。
偽りの愛をテーマにした曲だけあり、その感情が伝わって来ます。
K-POPだからと侮っていましたが、スケール感の大きい楽曲に圧倒されました。
それでいて、しっかりと歌いこなせてる印象。 

 

次点曲

ドロス初となるコバタケプロデュースの楽曲。
春の穏やかな空気をイメージしたメロディが印象に残ります。
ストリングスやピアノのアレンジもあって、王道J-POPの風格を感じさせる。
イントロのギターも「city」を彷彿とさせてくれるもので個人的にニヤリ。

 

  • ゆず「公園通り」

デビューする前に過ごした戻れない日々…
そんな時間への想いを素直に歌い上げたアコースティックナンバー。
間奏の口笛、アコースティックギターの音色を引き立てるシンプルなアレンジが素朴さを感じさせます。

 

EDM要素を感じさせるメロディが印象的なエレクトロロック。
サビのホーンサウンドが存在感を放っています。
ラップ調のAメロといったウーバーらしさも健在。
最新型のウーバーサウンドを楽しめる1曲。

 

  • SingTuyo「Kiss is my life」

00年代のJ-POPを彷彿とさせるアレンジが印象的なポップナンバー。
ぼくりり提供曲らしく、洗練された間奏やアコギのアレンジに引き込まれます。

 

その人を嫌いなのに誉めてしまうけど心の中では嫌っている…
そんな感情を描いた歌詞が印象的な1曲。
不気味でありながら美しさも兼ね備えたピアノの旋律、サビの暖かいメロディは平井堅らしい。
ドロドロした歌詞とのギャップがたまりません。

 

KABUTO(通常盤)

KABUTO(通常盤)

 

 

2018年4月 ベストソング5選

ここ最近のベストソング5選記事は公開が遅くなっています。
決して更新したくないわけではなくて、単に翌月後半の更新が定着したというか。
ある程度聞けるものは聞いてから決めたいってのもあるんですけど。

というわけで、4月分のベスト5曲はこんな感じになりました。
なお、今回は次点曲を割愛させていただきます。

 

2018年4月ベストソング5選

打ち込みによるリズム、ピアノの程よい旋律が心地いいポップナンバー。
シンセの浮遊感、ラストのゴスペル隊のコーラスもあって壮大さを感じます。
悲しみを忘れたい想いが描かれた歌詞とのギャップが宇多田らしい。

 

4つ打ちビートとシンセの生み出す浮遊感が近未来的なロックナンバー。
エレクトロ要素を感じさせる間奏の雰囲気は圧巻の一言。
ギターロックにこだわらず、進化をし続けているのが伺えます。
「未来を見に行こう」というフレーズが今のテナーにピッタリ当てはまる。

 

  • Official髭男dism「ノーダウト」

スリリングなピアノによるイントロ、メロディのポップさが印象的なピアノロック。
軽快に鳴り響くピアノはとにかくキャッチーな仕上がりです。
鋭いギターサウンドとオートチューンをかませたボーカルの生み出す不協和音もクセになる。
サビや間奏の展開も含め、楽曲のスリリングさがたまらない1曲。

 

春の爽やかな風をそのまま表現したポップナンバー。
軽快にスウィングするピアノがとにかく心地よい。
ストリングスアレンジも春を彩っています。
春うららと言いたいわけではないけど、まさにそんな感じの1曲。

 

  • sumika「フィクション」

軽快なリズムを刻むバンドサウンドとピアノのアンサンブルが爽やかなポップナンバー。
全体的に跳ねるような旋律は聞いているだけで多幸感を感じずにいられません。
これから始まる1日に対する希望をフィクションに例えた歌詞も印象的。
自分の物語は自分で作っていく、そんな力強さを感じさせます。 

Future Soundtrack(初回限定盤)(DVD付)

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