高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

SING!/いきものがかり -新しい日は希望に満ちているんだ-

今年1月の「WE DO」や鈴木雅之氏に提供した「ラブドラマティック」など、今までにないファンキー調の楽曲が印象に残るいきものがかり

4月1日に発表された「SING!」は打って変わって新しい季節にピッタリな爽やかさを感じるポップナンバーです。

新生活が始まるこの時期にぜひ聞いてほしい一曲となりました。

 

・SING!(「めざましテレビ」テーマソング(2019.4/1~))

新しい生活が始まる季節と言えば春。

そんな春の暖かい日差しをイメージしたメロディとピアノサウンドに引き込まれるポップナンバー。

亀田誠二氏によるアレンジがその良さをより引き立てている印象。

ストリングスの美しさ、爽やかなギターサウンドもあって希望を感じさせる仕上がりとなっています。

すごく王道J-POP寄りの楽曲なんですけど、シンプルにメロディの良さが際立っているなと感じました。

 

何より、優しく力強い吉岡聖恵の歌唱が心に響く。

1日を頑張る人の背中をそっと押してくれる歌詞も自然に入ってくるんですね。

新しい日が始まることに不安もあるとは思うけど、同時に希望も待っているわけで。

出来ることをやりながら前向きに生きていこうー。

歌うことを生きることに見立てた歌詞が「SING!」というタイトルにピッタリ。

 

まとめ

優しい歌詞と歌声、暖かさを感じるメロディがすっと入ってくる「SING!」。

王道アレンジならではの良さで聞き手に寄り添った1曲となりました。

この季節だからこそ、ぜひ聞いてほしいところです。

SING! by Ikimonogakari on Spotify

SING!

SING!

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令和/ゴールデンボンバー -過去から未来を想う-

楽器を弾かないバンドとして印象的なゴールデンボンバー

そんな彼らが4月1日の新元号発表に合わせ、早くも「令和」という曲を制作。

話題に便乗したのかと思いきや、意外にしっかりとしたメッセージが込められていてビックリしました。

 

・令和

元号が決まった瞬間の高揚感や新しい時代への希望を表現したエレクトロナンバー。

「春の海」のメロディを取り入れたイントロ、懐かしい雰囲気のサウンドが印象的。

平成初期のディスコミュージックを彷彿とさせているのもたまりません。

サビに馴染んだ「令和」のフレーズも相まって、何とも言えない中毒性が生まれているのです。

 

その中毒性があるからこそ、歌詞に込められた新時代への希望や想いも伝わってくるわけで。

時代が変わっていくことへの希望や不安、ついていくために自分も変わらなければという気持ち・・・

時代の流れに身を任せるだけでなく、自身も変化するために行動しなければいけないんでしょうね。

時代の渦に乗って世の中を支えていきたいー。

未来への想いや決意を元号が変わる直前に歌うことで聞き手に強く印象づけているのが見事です。

 

まとめ

正直、コミックバンド?としてのイメージしか抱いていなかったゴールデンボンバーですが・・・

元号を素早く題材にし、未来への想いも歌い上げたこの曲には脱帽しました。

自分も変わっていきたいと決意を歌っているのも個人的にポイントです。

まさに新時代の幕開けを彩るに相応しい1曲となりました。

 

ゴールデンボンバー/令和 Full size - YouTube

令和(アーティストフォト付)

令和(アーティストフォト付)

 

楽曲のみで選んだ、2019年冬アニメOP/ED曲5選

4月に入ってそろそろ春アニメが始まる時期ですね。

その前に久々となる、クールごとのアニソンについて振り返りたいなと。

映像は抜きにして楽曲の良さのみで5曲選ぶというものです。

2019年冬は最終話まで完走したアニメが少ない中、OP・ED曲だけは聞いてたのでどうにか5曲を決めることが出来ました。

なお、一般アーティストの楽曲(UVERWorldなど)は対象外としています。

入れてしまったら5曲に収まらなくなると思うので・・・

 

では、どうぞ。

 

2019年冬アニメ OP/ED曲5選

  • えんどろ~る!/勇者パーティ(えんどろ~! OP)

冒険が始まる時のワクワク感を表現したメロディ、いつまでも終わらない冒険について歌った歌詞が「えんどろ~!」にピッタリな1曲。

壮大さも含んだ楽曲はまさに勇者パーティのためのファンファーレと言えるのではないでしょうか。

イントロから漂う高揚感がたまらない。

ユーシャたちにとって、いい意味で終わらない冒険が始まるってのを感じられる仕上がり。

えんどろ~る!

えんどろ~る!

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マーチングバンドのリズムが印象に残る、力強いファンタジーポップ。

少しずつ歩を進めるかのようなメロディラインにユーシャたちの姿を重ねながら聞かずにはいられません。

いのりんの力強い歌声も4人の冒険を支えてくれるようなイメージ。

Wonder Caravan!, a song by Inori Minase on Spotify

 

サビの感情的な歌唱が聞き手の心を掴んで離さない1曲。

心の中にある叫びをそのまま吐き出した歌詞、ところどころに入ってくるジャジーなフレーズも印象的。

生々しさだけでなく、どこか美しさも秘めてるのがポイント。

美波「カワキヲアメク」MV - YouTube

 

  • 気ままな天使たち/わたてん☆5(私に天使が舞い降りた! OP)

側にいるだけで癒してくれる存在の大切さを感じさせてくれるキュートなアニソンポップ。

「毎日いろいろあるけど 今日は全部ぽいぽいぽい!」というフレーズがそれを物語っています。

子供たちのキュートな歌声を表現した声優さんの歌唱に改めて脱帽。

この曲を聞けばみゃー姉の気持ちも少しだけ理解できなくはない・・・? 

気ままな天使たち

気ままな天使たち

  • わたてん☆5
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

  • 翼を持つ者たち/コトブキ飛行隊(荒野のコトブキ飛行隊 ED)

歌っている声優さんをほとんど知らないんですが、サビのハーモニーが美しいなと感じて選ぶことにしました。

声優さんによる歌唱ならではの持ち味を最大限に活かしてるのもいいですね。

アコギのオシャレな旋律もあって、聞けば聞くほど引き込まれる。 

翼を持つ者たち

翼を持つ者たち

  • provided courtesy of iTunes

 

まとめ

というわけで、2019年冬アニメのOP/ED曲5選でした。

「アニメーションに合っている」というより、純粋に曲の良さだけで選んでいるので見てないアニメの曲も入っているのはいつものことですね。

映像抜きにしているのが当ブログらしい選曲だなと思ってます(^^;

Catch the Rainbow! 【初回限定盤】

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2019年 気になる春アニメ

久々ですが、気になるアニメチェックをやってみることに。

 

・Fairy gone フェアリーゴーン

P.A.WORKS作品とのことですが、今までにない雰囲気が気になってまして。

戦後の世界やそこで生きる人々の人間模様をどのように描くのか・・・

P.Aらしさに期待しつつ、新境地にも注目したいところ。

fairygone.com

 

ぼくたちは勉強ができない

なんとなくバカテスを彷彿とさせるような学園コメディですね。

違うのは苦手教科が絶望的に出来ないヒロインたちに勉強を教えるって点でしょうか。

どんな風にヒロインたちが主人公を振り回してくれるのかを楽しみたい。

boku-ben.com

 

・世話やきキツネの仙狐さん

仙狐さんにお世話される、癒し系日常アニメでしょうか。

会社員のお世話をしてくれる設定がちょっと変わってると言いますか。

その分、見てて心が温まる作品になってそうな気も。

まったり見ていきたいですね。

あと、個人的に気になっている和氣あず未さんの演技にも注目。

senkosan.com

 

・みだらな青ちゃんは勉強ができない

エロい妄想をしてしまい勉強に集中できない青ちゃんの姿を楽しむアニメになりそうですね。

和氣あず未さんの演技がそれを上手く引き立ててくれるのかも気になるところ。

それにしても、今年の春アニメは勉強ができない系のヒロインが目立ってるなぁ(^^;

 

aochan-anime.com

 

以前ほどガッツリアニメを見ているわけではないので、本数は少なめになりました。

決してアニメを嫌いになったわけじゃないんですが、音楽を聞く時間が増えてアニメを見るための時間が減ってしまい(^^;

とりあえず、無理をせずに楽しみたいところ。

Aurora/BUMP OF CHICKEN ‐弱さと向き合ったその先へ-

 「グッドワイフ」の主題歌としても印象的なBUMPの新曲「Aurora」。

最近の路線を維持しつつ、楽曲の美しさに磨きがかかった1曲です。

 

・Aurora(TBS系ドラマ「グッドワイフ」主題歌)

掻き鳴らされるギターサウンドとシンセの美しい音色を絶妙に合わせたサウンドが現在進行形のBUMPらしい1曲。

透明感のあるシンセサウンドでオーロラの透明感を表現しており、聞き手に強い印象を残してくれます。

穏やかでありながらどこかエモーショナルなギターサウンドも印象的。

決して粗削りではないものの、程よい疾走感に心地よさを感じられる仕上がりです。

何より、今のBUMPだからこそ鳴らせる音でギターロックを作り上げているのが見事。

変化することを受け入れ、進化し続けるBUMPの姿がこの曲から感じられました。

 

歌詞は自分の弱さと向き合いつつ、前に進みたい想いが描かれています。

誰にも言えない辛さや想いはどんな人も抱えているものだと思いますが・・・

自分だけで抱え込まずにそれと向き合うことも大切なんですよね。

逃げるだけでなく、自分の心を見つめるから道も切り開けるわけで。

オーロラのような明るい未来がその先にはあるはずです。

前に進みながらも、弱さを肯定しているのも印象的ですね。

 

 ・まとめ

ギターサウンドとシンセを程よく融合させたサウンドが今のBUMPらしい「Aurora」。

オーロラの美しさも感じさせるのが今回のポイントでしょうか。

7月に決定したアルバムが楽しみですが、既発曲をどうまとめるのか気になるところ。


BUMP OF CHICKEN「Aurora」

Aurora

Aurora

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仰げば青空/秦基博 -卒業は新たな世界へのスタートライン-

3月13日に配信リリースされた秦基博の新曲「仰げば青空」。

美しいピアノの音色と卒業に対する希望を歌った歌詞がシンプルだけど心に響く1曲です。

 

・仰げば青空

「終わりじゃない はじまりにいるんだ」や「さよならは言わない」など、卒業を新たな一歩と捉えた歌詞に背中を押される1曲。

ピアノ主体の優しいメロディ、美しいストリングスの音色を活かしたアレンジが希望に満ちた気持ちを上手く表現しています。

長く過ごした友人や先生たちとの別れ、住み慣れた土地を離れる寂しさなど・・・

卒業シーズンにはそういった感情のイメージが強いんですが、決してそうではないんですよね。

新しい生活や場所に対する希望もそれ以上にあるわけで。

「さよならは言わない」というフレーズのように、未来への旅立ち=新たなスタート地点なのです。

悲しむよりは希望を持って進んでいこうー。

この季節ならではの前向きさをシンプルに表現しているなと感じました。

芯のある秦さんの歌声も心に響きます。

 

まとめ

卒業ソングと言えばJ-POPの定番とも言えるジャンルなんですが。

その中でもこの曲はシンプルに希望を歌った歌詞が印象に残るなと感じました。

秦基博の歌声がより背中を押してくれる、卒業シーズンの新たな定番ソングとなりそうです。

仰げば青空

仰げば青空

  • 秦 基博
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

2019年2月ベストソング5選

少し遅くなりましたが、2月のベストソング5選がようやく決まりました。

季節的には寒さが厳しくも春の気配も見せ始める2月・・・

昨年に続き、良曲が多かった印象です。

色々聞くうちに「あれも、これも」って感じに迷うようになりまして(^^;

どうにかベストソング5曲と次点5曲を選びました。

 

さて、2019年2月のベストソング5選をどうそ。

 

2019年2月ベストソング5選

いつかは悲しみから立ち上がって前へー。

宮本浩次絶唱とも取れる歌唱と美しさを感じる歌謡曲調のメロディが胸に迫る1曲。

サビにおける感情をぶちまけんばかりの歌唱はただただ圧巻。

同時に儚さも表現しているのが歌を大切にする宮本浩次らしいと言いますか。

いつまでも悲しみに暮れていたくない、強い想いをひしひしと感じます。

冬の花, a song by Hiroji Miyamoto on Spotify

 

  • Wasted Night/ONE OK ROCK

力強く壮大なサウンドとTakaの表現力に満ちた歌唱が圧巻のロックナンバー。

「何も挑戦しないことを恐れろ」という世界で戦うワンオクだからこそ伝えられるメッセージも心に響きます。

逃げても結局は同じように夜は過ぎ去っていくのだから、どうせなら挑戦した方が後悔もないわけで。

サビの重厚感あふれるドラムや繊細なイントロ・アウトロの雰囲気も歌詞に込められた想いを増幅させています。

Wasted Nights, a song by ONE OK ROCK on Spotify

 

  • Sweet and Sour/Nulbarich

JQのナチュラルな歌声とゆったりとしたリズムに引き込まれる1曲。

流れるようなキーボードの音色から感じる心地よさがシンプルにたまりません。

サウンドの繊細さと美しさもいつも以上に際立っています。

サビのギターサウンドも心地よさを追求しているようで、波音を聞いているような感覚が味わえます。

Sweet and Sour, a song by Nulbarich on Spotify

 

罪を犯したことの重さを繊細に、しかし力強く歌い上げたミクスチャーロック。
事実が消えないことに対する後悔とこれから生きていくうえで厳しい道が待っている現実への感情が上手く表現されています。
特に、間奏のギターソロや1番から2番に移る箇所のリフは圧巻の一言。
R&Bとヒップホップの要素も絶妙に融合させたサウンドから感じるスタイリッシュさもKing Gnuらしいなと。

白日, a song by King Gnu on Spotify

 

どんな状況でも君だけは守り抜くー。
明日、世界が終わるような状況だとしても心だけは強く持ちたい・・・
今の時代ならではの価値観も感じられる、素朴なメロディのラブソング。
王道J-POPを意識した楽曲はシンプルながら心に響く仕上がり。
他の若手女性アーティストとは違った雰囲気の歌唱も印象的。

 

次点曲

 

出会えた奇跡を大切にしたい・・・

そんな想いをシンプルに歌った壮大なバラードナンバー。

80年代サウンドの雰囲気が漂うサウンドの美しさ、平井大の繊細な歌唱は聞いていて胸に迫ってくるものがあります。

THE GIFT, a song by HIRAIDAI on Spotify

 

マンウィズらしい尖ったギターサウンドがカッコいいラウドナンバー。

サビ前のカウントダウン、キレのいいラップもあってか攻撃的なサウンドに仕上がっています。

「生きるために戦う」というメッセージを込めた、非常に力強い1曲。

Left Alive, a song by MAN WITH A MISSION on Spotify

 

  • Please Me/Cardi B & Bruno Mars

カーディ・Bのリズミカルなラップとブルーノ・マーズによるソウルフルな歌声が絶妙にマッチしたR&Bナンバー。

アメリカらしい過激な歌詞を両者の掛け合いがさらに引き立てている印象。

ラストで聞かせるブルーノ・マーズの伸びやかな高音は圧巻。

「聞かせて」という感情をこれでもかとぶつけています。

Please Me, a song by Cardi B, Bruno Mars on Spotify

 

煌びやかなホーンサウンドが印象的なファンキーチューン。
鈴木雅之の渋い歌声と伊原立花の瑞々しいコーラスが絶妙にマッチして色っぽさを生み出しています。
時代に流されない楽曲に仕上がっているのも見事。

 

一定のリズムを刻むビート、不穏さを感じさせる電子音が何とも言えない雰囲気を感じさせるロックナンバー。

かすかな希望を信じ、進み続けることの大切さを歌った歌詞は聞く者に突き刺さってきます。

それをさらに増幅させるTAKUYA∞の熱い語りも圧巻。

Touch off, a song by UVERworld on Spotify