高知より愛を込めて

高知から音楽(J-POPメイン) やグルメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

泡/King Gnu -大切に出来なかったことが心残り-

昨年から曲だけは出来ていたKing Gnuの「泡」。

主題歌となっている映画の公開延期でリリースが見送られていましたが、今日から公開ということでようやく配信もスタート。

水中で泡にまみれるようなアレンジの楽曲となっていて、その中を漂っている感覚に陥るような1曲です。

 

・泡

水中で泡にまみれるような感覚を味わえるサウンドが圧巻。

低音のゆったりとしたグルーヴ、漂う浮遊感でそれを表現しているのが見事。

深海に引き込まれてしまうほどの存在感があります。

機械的に加工された井口・常田のボーカルは無機質でありながら、泡となって消えそうなくらいに儚い。

それでいて、サビで聞かせる井口の感情豊かな歌唱で聞き手を惹きつけているのが印象的。

触れたら消えてしまいそうな儚さを持っているのが素晴らしいの一言。

 

その儚さを増幅させるような歌詞も印象的。

あなたが泡のように消えてしまうことが分かっていればもっと大切に出来たのに・・・

どういう形にせよ、大切な人が目の前からいなくなる悲しさと大切にしてあげられなかった後悔の念を描いています。

井口の透明で感情豊かな歌唱、常田の渋みを含んだ歌声がそれを聞き手に伝えてくれます。

泡の中を漂うような楽曲と相まって、主人公が後悔しているんだってのを見事に表現していると感じました。

本来ならアルバム後の新曲がこれになるはずだったんですが、そう考えると何気にすごい曲だなと。

 

楽曲の雰囲気、歌詞の世界観…

圧倒的な表現力を見せつけた新曲の「泡」。

美しくも渋い雰囲気をまとった1曲となりました。

旅路/藤井風 -これまでの人生で得たものをこれからの糧に-

いよいよ3月になりましたね。

卒業や異動などで新たな一歩を踏み出す人も多い季節ですが、そんな中で配信リリースされた藤井風さんの「旅路」はこれまでの人生もこれからも含めて肯定してくれる歌詞が印象的。 

彼らしく洗練されたメロディやサウンドもあって、藤井風ならではのナンバーとなりました。

 

・旅路(ドラマ「にじいろカルテ」主題歌)

キーボードの優しい音色によるメロディ、R&Bテイストを効かせたリズムが心地よさとオシャレさを感じさせるミディアムナンバー。

未熟なあの頃に触れたものや得た経験、出会った人々・・・

全てはこれからの人生に繋がっている、人生を旅路に例えて歌った歌詞に背中を押される1曲となっています。

言葉では表現されてないんだけど、「今までの人生は無駄じゃない」と自分の人生を肯定してくれるかのようなメッセージを感じました。

失敗して忘れたいような出来事も含め、全てを自分の糧にすればいいー。

これからも続くであろう人生を生きるうえで大切なものを聞き手に訴えてくれます。

 

新しい一歩を踏み出す人は特にそう感じる内容でありながら、あえてストリングスを使わずにシンプルなサウンドで構成されているのが好印象。

Aメロ前のギターフレーズやR&Bテイストのリズムを刻むドラムのおかげか、すごく洗練されているんですよね。

それでいて、キーボードのサウンドから感じさせるノスタルジックさもポイント。

藤井風さんの歌唱も優しさだけでなく深みを含んでおり、表現力が増しているのを感じずにいられません。

 

人生を旅路に例え、これまでを肯定しこれからの人生にエールを送る・・・

新しい一歩を踏み出す人々にとっては心に響く曲となった「旅路」。

この手の曲にありがちなストリングスを使ってないだけでなく、ただ単に背中を押すだけで終わらない歌詞のメッセージが本当に素晴らしいんですよね。

洗練されたサウンドやメロディと言った藤井風らしさも健在で、彼の新たなスタンダードとなりそうな1曲と言えるでしょう。

旅路 - song by Fujii Kaze | Spotify

旅路

旅路

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255

2021年2月気になる曲の感想 その1

2月もあと少しですが、気になる曲が多い月でしたね。

何曲かあるので、5曲ずつ簡単に感想を書いていきたいなと。

 

では、どうぞ。

 

・平行線/Eve × suis from ヨルシカ

アコースティックギターの暖かなサウンドと優しいメロディが春の風をイメージさせてくれるポップナンバー。

Eveくんとsuisの伸びやかなボーカルによるハーモニーは美しいの一言。

二人の高音が持つ美しさ、力強さに圧倒されます。

平行線 - song by Eve, suis | Spotify

 

・桜晴/優里
ピアノのシンプルで優しいメロディ、優里さんの力強い歌唱が王道の卒業ソングらしい雰囲気を感じさせるバラード。

お互いに新しい一歩を踏み出した後も忘れたくない気持ち、少しずつ暖かさを増していく3月の空気を上手く表現していのが見事。

今日まで育ててくれた両親へ感謝する気持ちも歌詞に入れることで、未来への希望を感じさせる卒業ソングとなりました。

シンプルだからこそ、優里さんの歌唱が伝わります。
桜晴 - song by 優里 | Spotify

 

メレンゲ/マカロニえんぴつ

マカえんらしいエモーショナルなギターサウンドで冬の空気感を表現したロックナンバー。

感情を揺さぶる熱いギターサウンドなんだけど、ストリングスを取り入れることで繊細さを感じる仕上がりとなりました。

真っ直ぐなギターロックでありながら、冬の持つ美しさを音で表現しているのがポイント。

自分を好きになりたいと歌った歌詞も印象的で、ポジティブな感情も伺えます。

メレンゲ - song by Macaroni Empitsu | Spotify

 

・アイラヴユー/SUPER BEAVER

ストレートなギターサウンドの疾走感がシンプルに爽快なロックナンバー。

真っ直ぐなメロディに乗せて「愛してる」と歌うサビはそのままメッセージが伝わってきます。

00年代ギターロックの雰囲気も印象的で、今の時代には新鮮に感じました。

アイラヴユー - song by SUPER BEAVER | Spotify

 

・ギラギラ/Ado

R&Bテイストのゆったりしたリズムが印象的なポップナンバー。

「うっせぇわ」で聞かせてくれた力強い歌唱はそのままなんだけど、しっとりめのメロディに合わせて繊細さを感じさせるのが印象的。

同時にソウルフルさを増していて、しっかり聞かせるものとなっています。

ミドルテンポでR&Bテイストとなっていることもあり、初期のMISIAっぽい雰囲気も感じられました。
ギラギラ - song by Ado | Spotify

2021年1月ベストソング5選

2021年最初となる1月のベストソング記事、いろいろ書きたい記事を優先してしまったためにこのタイミングでの更新になりました。

既に二月後半で昼は暖かい日も増えてきましたが、しっかりと体調管理して過ごしたいものですね。

高知では5日間コロナ陽性者が出ない状況が続いているので、手洗いとうがいは欠かさずしていきたいなと。

 

というわけで、1月のベストソングはこんな感じになりました。

 

2021年1月ベストソング

 

  • アンコール/YOASOBI

打ち込みのビートによるリズム、どこか儚さを感じさせるメロディが胸に迫る一曲。

ikuraの伸びやかな歌声はもちろん、曲の切なさを表現した歌唱に引き込まれました。

明日には終わりを迎える世界での物語を描いた歌詞も曲の持ち味に繋がってます。

「今を後悔しないように生きよう」、退廃的な世界を描いた曲でありながら力強いメッセージを感じさせるのが見事。

アンコール - song by YOASOBI | Spotify

 

  • 春泥棒/ヨルシカ

桜が咲き誇り暖かさを増していく春。

そんな美しい春が終わる瞬間の儚さを春泥棒の姿に重ねて描いたポップナンバー。

サビのメロディは美しさと儚さが同居していて心に響く者となっています。

suisの感情を込めた歌唱も曲の持ち味を最大限に引き立てている印象。

春泥棒 - song by Yorushika | Spotify

 

スタイリッシュさを感じさせるギターサウンドとメロディがカッコいいロックナンバー。

ゆったりめのテンポなんだけど、サウンドに厚みが生まれているのが素晴らしく聞いていて痛快です。

疾走感はないものの、メロディの伸びやかさもあってサビの心地よさがたまりません。

「未来は自分で決める」と今の状況に抗う気持ちを歌った歌詞も楽曲にマッチしている印象。

アイデンティティ - song by Kiro Akiyama | Spotify

 

  • 怪物/YOASOBI

攻めたアレンジとボカロ楽曲っぽいボーカルが生み出す無機質さが何とも言えないカッコ良さを感じさせるポップナンバー。

シンセを多様したサウンドでありながら、疾走感のあるメロディは歌詞に込められたメッセージとマッチしていて閉塞感を突き破るかのよう。

半音上がるラストサビの気持ちよさも健在で、新たなYOASOBIの魅力を感じさせてくれした。  

怪物 - song by YOASOBI | Spotify

 

エモーショナルなギターサウンドがシンプルながらもエネルギッシュなロックナンバー。

ラップの存在感やロックサウンドにも負けない歌唱で「これがSixTONES」ってのをアピールしている印象。

真っ直ぐなロックナンバーだからこそ、聞きやすさもあります。

https://t.co/9axVNpjgf8

 

次点曲

  • MIDNIGHT DANCING/クボタカイ

クラブ・ディスコミュージックをイメージしたトラックとそれに乗っかるラップが心地よいナンバー。

いかにもパリピ感丸出しなんだけど、リズムの心地よさが素晴らしくてそれを忘れてしまうほど。

難しいことなんて考えず、音に身を委ねよう。

音を楽しむと書いて「音楽」と言いますが、それを感じさせてくれました。

MIDNIGHT DANCING - song by クボタカイ | Spotify

 

  • サクラウサギ/川崎鷹也

アコースティックギターの素朴なサウンド、メロディが心に響く一曲。

味わい深い歌声、出会いの大切さを歌った歌詞もあって卒業シーズンの情景が目に浮かびます。

シンプルな曲なんだけど、余計なアレンジを加えてないからこその良さがあります。
サクラウサギ - song by Takaya Kawasaki | Spotify

 

  • dawn/LiSA

ストレートなロックサウンドとメロディがLiSAらしいナンバー。

真っ直ぐで力強い歌唱と疾走感に満ちた楽曲は「これぞLiSAの曲」って魅力を感じさせてくれます。

どんな状況でも訪れる新しい幕開けを迎えに行こうと歌った歌詞も印象的。

dawn - song by LiSA | Spotify

 

  • 優しい彗星/YOASOBI

ピアノの優しいメロディとサウンドを主体としたミドルバラード。

楽曲の穏やかさ、ikuraの落ち着いた歌唱、大切な人を想う気持ちが描かれた歌詞…

楽曲そのもので優しさを表情しているのが見事。

イントロやアウトロのノイズも雰囲気があります。
優しい彗星 - song by YOASOBI | Spotify

 

  • 追い風/SHE'S

過去の辛さや降りしきる雨、全てを自分の糧にー。

ポジティブな感情を歌った歌詞と軽快で爽やかなメロディが前向きなポップナンバー。

シンセサウンドの浮遊感とサビの爽快感は素晴らしく、どこまでも進んでいけそうな強さに満ちています。

間奏のギターソロも力強く、楽曲の前向きさを増幅させていると感じました。

追い風 - song by SHE'S | Spotify

 

SixTONES「僕が僕じゃないみたいだ」 -SixTONESの新たな一面-

1月に発売されたアルバム「1ST」の圧倒的な完成度が記憶に新しいSixTONES

今年も他のジャニーズグループとは一線を画す表現を期待してしまいますが、間髪入れずに発表された「僕が僕じゃないみたいだ」は予想に反して王道のポップナンバーでした。

爽やかすぎるメロディが彼にしては異質さを感じさせる仕上がりなんだけど、あくまでもギターポップとして完成しているのがSixTONESらしいと言える1曲です。

 

1.僕が僕じゃないみたいだ(映画「ライアー×ライアー」主題歌)

ジャニーズらしい王道さを感じさせるポップナンバー。

本格志向の楽曲が多い彼らにしては異質だと感じるものの、バンドサウンドの軽快さもあって爽やかなギターポップを聞かせているのが素晴らしい。

そう思うのは90年代J-POPの雰囲気を纏ったメロディにあるのでしょうか。

AメロからBメロにかけての空気はその通りで、そう感じずにいられません。

疾走感のあるメロディと程よく効いたホーンサウンドの爽やかさといい、すごく突き抜けている印象。

「僕が僕じゃないみたいだ」と歌う歌詞やメンバーの色っぽい歌唱を含め、新しいSixTONESを堪能出来ました。

 

2.Bella

ずっしりと響く重低音、サビの軽やかなリズムに心地よさを感じるレゲトンナンバー。

ラテン音楽の情熱とSixTONESのクールさが程よく融合して、アイドル音楽とは思えない色気・カッコよさに満ちています。

9割が英語で構成された歌詞もあって、BGMとして聞かせる力も持っているのがポイント。

スペイン語を織り交ぜた二番のラップパートも聞き所でしょうか。

 

まとめ

1stアルバムから約1ヵ月でリリースされた今回のシングル。

私はドキュメンタリー目当てで初回盤Bを買ったんですが、彼らの新しい一面と本来のらしさを感じられるものになっていると感じました。

デビューして1年でありながら、グループの色をしっかりと表現できているのは素晴らしいですね。

ジャニーズにしては珍しく追っていきたいグループだけにこれからの活躍が楽しみだったり。

https://youtu.be/TU-rHYtfFVE

 

僕が僕じゃないみたいだ (初回盤A) (特典なし)

僕が僕じゃないみたいだ (初回盤A) (特典なし)

  • アーティスト:SixTONES
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: CD
 

桜が降る夜は/あいみょん -春が来たからあなたに会いたい-

昨年リリースされ新たな代表曲となった「裸の心」、それを収録したアルバム「おいしいパスタがあると聞いて」も好評なあいみょん

そんな彼女が新曲「桜が降る夜は」をリリースしました。

00年代の王道J-POPの安心感が漂うメロディと春が待ち遠しくなる爽やかなサウンド、素直な恋心を描いた歌詞に思わず胸がキュンとしてしまう1曲です。

 

・桜が降る夜は

春の暖かさをそのまま表現したメロディが秀逸なポップナンバー。

イントロからAメロ、Bメロにかけて感じる00年代J-POPの雰囲気に懐かしさを感じるのはもちろん、聞いてるだけで胸がキュンとしてしまうのが素晴らしい。

特に、軽やかなメロディラインは心地よさだけでなく、甘酸っぱさに満ちている印象。

聞いているだけで恋をしたくなる気持ちにさせてくれるものとなっています。

イントロをはじめとするギターフレーズの爽やかさ、軽快なリズムといいYUIの「」を彷彿とさせるかのようで。

あいみょんらしい良質のメロディでありながら、新たな魅力もしっかりと感じさせてくれたのが素晴らしい。

 

それを確かなものにしてくれる歌詞も印象的。

春が訪れたからあなたに会いたいー。

そんな気持ちを素直に綴った歌詞となっているんですが、シンプルに恋をしているのが伝わってくるんですよね。

「桜が降る夜」で桜が舞う風景を表現しているのもあって、春の温もりを感じさせるのがポイント。

新たな春の定番曲となりそうなポップナンバーと言えるのではないでしょうか。

 

良質のメロディはそのままに、春の暖かさと恋したくなるような甘酸っぱさを表現した「桜が降る夜に」。

 あいみょんの曲で胸がキュンとさせられるとは思いませんでしたね。

少しずつ新たな魅力も増しているので、これからも楽しみです。

桜が降る夜は

桜が降る夜は

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桜が降る夜は - song by Aimyon | Spotify

創造/星野源 -ワクワクすることってこんなにも楽しい-

昨年の紅白で全ての人に寄り添う「うちで踊ろう」を歌った星野源さん。

そんな彼が2021年も動き出しました。

任天堂のCMソングとなっている新曲「創造」はタイトルのような、新たなものを生み出すワクワク感に満ちたポップナンバーです。

ゲームの効果音や起動音も曲の一部にするなど、溢れ出る遊び心にも注目。

 

・創造

「ワクワクしながら日々を生きたい」、そんなメッセージを遊び心溢れるメロディに載せて歌ったポップナンバー。

軽やかなメロディは「アイデア」や「恋」に通ずるものを感じさせながらも、ゲームキューブの起動音を取り入れたメロディやマリオブラザーズの効果音(マリオのパワーアップ音)など、任天堂に対するリスペクトを感じさせるのが見事。

敵を踏みつける音だったりクッパの炎が飛んで来る音、果てはゲームボーイの起動音まで…

様々な音を違和感なくポップミュージックに落とし込んでいるところに星野源さんの才能が溢れ出ているなと。

二番目のAメロにおけるファンク的?なリズムとファミコンサウンドを意識したシンセが織りなすメロディとか特にそう感じます。

 

何より、遊び心に満ちた曲となっていることで歌詞に込められた想いも伝わってくるんですよね。

常識にとらわれずワクワクする日々を楽しんでいこう、そんなメッセージを伝えると同時にこの曲そのものを表現しているのが素晴らしいですね。

効果音や起動音などを上手くポップスに取り込んで創り出されたからこそ、歌詞に込められた想いや任天堂へのリスペクト心に説得力があると言いますか。

星野源さんらしいポップセンスと遊び心が満載の新たな名曲が誕生しました。

 

任天堂のCMソングとしてこれほど相応しい曲はないんじゃないかと感じた星野源さんの「創造」。

任天堂のポリシーを通じてワクワクする日々を楽しみたい気持ちが描かれた歌詞、ゲームキューブなどの起動音、スーパーマリオブラザーズなどの効果音をポップスに取り込んだ楽曲は一度聴いたら忘れることは出来ないと思います。

まさに任天堂のゲームのような、心に残る1曲ではないでしょうか。

創造 - song by Gen Hoshino | Spotify

創造

創造

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