高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

ごまかし/TrySail -妹がいる世界を取り戻すために戦う-

2020年も1週間が過ぎ、冬アニメもスタートしました。

既に主題歌の配信が始まっているものもあるんですが、今日はその中からマギアレコードのOP曲「ごまかし」をご紹介。

かなり作品の世界に寄り添った楽曲ではあるものの、TrySailの3人によるハーモニーだけでも楽しめる仕上がりとなっています。

 

・ごまかし(アニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ 外伝」OP)テーマ

ピアノやシンセ、ストリングスのキラキラと輝くようなサウンドが澄み切ったイメージを与えてくれるアニソンポップ。

楽曲だけでも十分に美しいんですが、TrySailの3人による歌唱も加わることでカラフルさを増しているように感じました。

全体的に感じられる疾走感も印象的で、歌詞に描かれているいろはの感情とマッチしているようにも思います。

 

妹がいなくなってしまったけど、その世界を取り戻したい・・・

魔法少女として戦うことでその願いを叶えようとしているのかなってのが伝わってくるものとなっているのがポイントですね。

アプリは未プレイっていう層でもある程度の世界観を把握できるようになっている曲ではないでしょうか。

アニメを見るのならもっと楽曲の世界を楽しめるのかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=sWqZ8IQg1m0

ごまかし

ごまかし

選ばれざる国民/東京事変 -新しい時代に「現実を受け止めよ」というメッセージ-

10年代が終わり、いよいよ新しい20年代がスタートしましたね。

2020年も変わらず楽曲レビュー記事メインで更新していきますので、よろしくお願いします。

 

さて、今年の元日はビックリニュースがありまして。

あの東京事変が「再生」を発表、同時に新曲「選ばれざる国民」を配信リリースしました。

個人的に椎名林檎のバンドってイメージが強い東京事変なんですが。

浮雲の作曲となる本楽曲は洗練されていてオシャレ感たっぷりの1曲です。

 

・選ばれざる国民

一定のリズムを刻む打ち込みとクラップ、それに絡むメロディラインが洗練された印象を与えてくれるポップミュージック。

現代を風刺した歌詞でありながらメロディに上手く載せているのが見事。

語感の良さもあってか、込められたメッセージが聞き手に入り込んできます。

痛烈に今の社会を歌い上げているんだけど、あくまでも音楽を聞く上での心地よさも忘れてほしくないっていう林檎の心遣いを感じずにいられません。

オシャレさ全開の歌唱を聞かせる浮雲との掛け合いも東京事変らしさに繋がっています。

 

らしさも見せつつ、新しい側面も感じさせる東京事変の新曲「選ばれざる国民」。

新しい時代の幕開けに『再生』した彼らがリリースするに相応しいものとなりました。

選ばれざる国民, a song by Tokyo Incidents on Spotify

選ばれざる国民

選ばれざる国民

  • provided courtesy of iTunes

2019年ベストソング20選

元号が変わったり、嵐の活動休止発表、サブスクの普及などいろいろあった2019年も残すところ1週間を切りました。

平成から令和になったこともあり、皆さんにとって節目となることもあった年ではないでしょうか。

それはさておき、毎年恒例となったベストソングを今年も20曲選び、紹介していきます。

今年はサブスクも活用していろんな音楽に触れることが出来たので、それを多少は反映したものとなったと思います。

 

以下、2019年ベストソング20選です。

どんな曲が選ばれたのでしょうか? ではどうぞ。

 

2019年ベストソング20選

 

20位.STUDY(feat.BIGMAMA)/SPiCYSOL

オシャレ感たっぷりのサウンドとゆったりとしたメロディ、程よいアクセントのバイオリンが心地よいブラックミュージック。
しっかりとしたドラムのビート、美しいバイオリンの音色を聞かせる間奏は思わず聞き入ってしまいます。
何回も同じミスを繰り返さないように学習していくことの大切さを歌った歌詞も個人的に突き刺さる。
常に本番の気持ちで緊張感を持って世の中を生きていこうってことなんでしょうか。

 

19位.吉祥寺/ストレイテナー

力強いギターサウンドを活かしたテナーらしい王道ギターロック。

ゆったりとしたメロディでありながら、サビの爆発的なギターサウンドやAメロのリフから感じる安心感が半端ない。

じっくり聞かせるギターリフにこだわった間奏の演奏も聞き所。

また、吉祥寺への想いを素直につづった歌詞は聞いているだけで心が暖まってきます。

街に対する思い入れやら、いろいろ感じられました。

 

18位.STORY/never young beach

60年代末期ポップス(ジャクソン5?)を彷彿とさせるリフが耳に残る1曲。
サビ後のコーラス、ゆったりとしたベースラインの奏でるグルーヴは聞いていて心地よい。
素朴で懐かしさを感じさせると同時にキャッチーさも持っているのが見事。

 

17位.Summer Time Magic/雨のパレード
爽やかなエレクトロサウンドが心地よい仕上がりのポップナンバー。

降り注ぐ日差しをイメージした揺らぐ音像のイントロ、波音みたいな心地よさを感じさせるリズミカルなサビの歌メロ・・・

ゆったりとしたメロディラインでありながら、曲の随所に夏らしさを漂わせているのが印象的。

 

16位.Tough Love feat.Agnes,Vargas&Lagola/Aviici
民族音楽のテイストを取り入れたメロディが秀逸なダンスナンバー。
特に、イントロで奏でられるバイオリンによる旋律は素晴らしいの一言。
ヴァーガス&ラゴラの歌声と相まって、美しさと情熱を感じられる仕上がりに。
アヴィーチーのEDMらしく、主張の強いメロディラインも印象的。 

 

15位.Pretender/Official髭男dism

君は運命の人じゃないけど、それでも好意的な感情を抱き続ける…
そんな偽りの恋心を歌った歌詞がとても心に突き刺さるピアノポップナンバー。
その人とは絶対に結ばれることはないのに「君は綺麗だ」と好意的なことを言ってしまう…
自分の心にある葛藤と戦う気持ちが描かれています。

 

それを引き立てているのが楽曲の程よいポップさではないでしょうか。
シンセの伸びやかなサウンドとテンポ感が生み出す心地よさはもちろん、「アイムソーリー」や「いつも通り」と韻を踏んだ歌詞の語感は聞いていて気持ちいい。
髭男らしいポップセンスでより切なさを増幅させているのが見事。
アウトロのメロディラインもイントロと同じでありながら、ピアノのみで奏でることにより切なさと程よい余韻を与えてくれます。

 

 

 

14位.bad guy/Billie Eilish

リズミカルな重低音、囁くようなビリーの歌唱がクセになる新世代のポップミュージック。

聞いていると不安になる間奏のシンセサウンドは何とも言えないホラー感を演出しています。

「私は悪い奴です」と自分を責める歌詞も印象的。

ラストで鋭く響く低音がそれを引き立てていると感じました。

 

13位.優しいあの子/スピッツ

朝ドラ「なつそら」の主題歌らしく、舞台となった北海道の雄大さをスピッツらしいキャッチーなメロディで表現したロックナンバー。

「優しいあの子にも教えたい」というフレーズが大自然の素晴らしい景色を何としても伝えたいって気持ちを表しているかのよう。

「ルルル~」のみで構成されたサビもシンプルだからこそ印象に残る。

令和になっても変わらずシンプルイズベストを追求する、これぞスピッツだなと。

 

12位.冬の花/宮本浩次

いつかは悲しみから立ち上がって前へー。
宮本浩次絶唱とも取れる歌唱と美しさを感じる歌謡曲調のメロディが胸に迫る1曲。
サビにおける感情をぶちまけんばかりの歌唱はただただ圧巻。
同時に儚さも表現しているのが歌を大切にする宮本浩次らしいと言いますか。
いつまでも悲しみに暮れていたくない、強い想いをひしひしと感じます。

 

11位.Wanted Night/ONE OK ROCK

力強く壮大なサウンドとTakaの表現力に満ちた歌唱が圧巻のロックナンバー。
「何にも挑戦しないことを恐れろ」という世界で戦うワンオクだからこそ伝えられるメッセージも心に響きます。
逃げても結局は同じように夜は過ぎ去っていくのだから、どうせなら挑戦した方が後悔もないわけで。
サビの重厚感あふれるドラムや繊細なイントロ・アウトロの雰囲気も歌詞に込められた想いを増幅させています。 

 

10位.Sweet and Sour/Nulbarich

JQのナチュラルな歌声とゆったりとしたリズムに引き込まれる1曲。
流れるようなキーボードの音色から感じる心地よさがシンプルにたまりません。
サウンドの繊細さと美しさもいつも以上に際立っています。
サビのギターサウンドも心地よさを追求しているようで、波音を聞いているような感覚が味わえます。 

 

9位.In The Zoo/Suchmos

ノイジーなギターサウンドの生み出す退廃的な世界観に圧倒されるサイケナンバー。
全体的にブルージーでありながら、聞き手を引きずり込むギターサウンドは圧巻の一言。
周りに流されず自分たちのやりたいことを追求するスタンスがそのまま表れた結果なんでしょうね。
楽曲のタイプは大幅に変わったものの、「STAY TUNE」や「808」で感じられた姿勢はそのままだなと。

 

8位.People/THE 1975
パンキッシュなサウンドの勢いをそのまま感じられるインダストリアルロック。 

サビで聞かせるシャウト混じりの歌唱、ゴリゴリ鳴らされるギターサウンドが生み出す激しさは圧巻の一言。

人々へ向けた痛烈なメッセージを込めた歌詞も印象的。

既に配信された「The 1975」といい、すごく攻めてるなって感じます。

2月に発売されるニューアルバムにも期待。

 

7位.Harmony Hall/Vampire Weekend

アコースティックギターとピアノによるオーガニックサウンドが印象的。
すごく暖かみを感じられる質感になっていて、聞いているだけで心が安らぎます。
パーカッションとピアノなど、生音主体のサウンドになっているのもポイント。
シンプルなんだけど、優しさに満ちた楽曲は必聴。 

 

6位.Same Thing(feat.superorganism)/星野源

ゆったりとした打ち込みビートが心地よいポップナンバー。
星野源初となる全編英語詞、完全に洋楽を意識した作風は「恋」を大ヒットさせた彼がやるからこその面白さに満ちています。


特に、Cメロのやりたい放題感はいい意味でぶっ飛んでる印象。
「侘び寂びめちゃくちゃにしよう」という歌詞のまま、J-POPの枠を越えようとする姿勢にただただ脱帽。
脱力感たっぷりの歌唱、ノリノリなのが伝わる掛け声もポイント。
英語の発音が拙くても楽しそうな雰囲気を感じさせるあたり、全力でこの曲を作ったんだなと。
何事も楽しんでみよう、星野源さんからのそんなメッセージも感じました。

 

5位.白日/King Gnu

罪を犯したことの重さを繊細に、しかし力強く歌い上げたミクスチャーロック。
事実が消えないことに対する後悔とこれから生きていくうえで厳しい道が待っている現実への感情が上手く表現されています。
特に、間奏のギターソロや1番から2番に移る箇所のリフは圧巻の一言。
R&Bとヒップホップの要素も絶妙に融合させたサウンドから感じるスタイリッシュさもKing Gnuらしいなと。 

 

4位.宿命/Official髭男dism

ホーンサウンドの力強さとデジタルクワイアを彷彿とさせるコーラスの生み出す壮大さが印象的なポップナンバー。

R&B要素を感じさせるゆったりとしたテンポのグルーブとマッチしていて、気がつけば引き込まれています。

蔦屋好位置プロデュースということもあり、いつも以上にポップさが加わっているのがあるんでしょう。

「届け!」から始まるサビの熱量はもちろん、ありのままに頑張る姿を肯定する歌詞も素晴らしい。

美しくなくてもいいから前向きに生きろ、そんなメッセージに自然と背中を押されました。

 

3位.飛行艇/King Gnu

一歩一歩を踏みしめるように力強いリズムとサビの高揚感が圧倒的な存在感を放つアンセム的ナンバー。

少し歪んだようなギターサウンド(シンセ?)によるリフがとにかく耳に残ります。

井口の繊細ながらも伸びやかなボーカル、やさぐれ感を醸し出す歌唱の常田による掛け合いも楽曲の表情を豊かなものにしている印象。

 

それを確かなものにしているのが空に浮かぶ飛行艇のように高い場所を目指す決意が歌われた歌詞ではないでしょうか。

高みを目指す野心を包み隠さず歌っているからこそ、楽曲のメッセージと存在感が増していると感じました。

 

2位.あまりにも素敵な夜だから/[ALEXANDROS]

この曲のタイトルを見た時、ありがちなラブソングだと思ったんですよ。

「月色ホライズン」が良かったから正直そこまで期待していませんでしたが・・・

80~90年代洋楽ポップスを彷彿とさせるタイトなリズム、ギターの軽快なサウンドが印象的なオシャレポップに仕上がっていてビックリ。

シンプルで分かりやすいメロディもあって、聞き手をあっという間に惹きつけてくれます。

マイケル・ジャクソンっぽさも感じさせる洋平のハイトーンシャウト、失敗を重ねてもいいから前向きに生きていこうと歌った歌詞の前向きさもポイント。

 

1位.馬と鹿/米津玄師

大切な人を守りたい、だけどそれが叶わなかった・・・

そんな悲しみを真っ直ぐに歌い上げたミドルナンバー。

サビの力強いビートと胸を締め付けるようなストリングスが心に迫ってきます。

何としても願いを叶えたかったのに実現しなかった、次こそは叶えるー。

後悔する気持ちと同時に前向きな熱い思いも伝わってくる歌詞が素晴らしい。

ドラマティックなアウトロの終わり方、間奏から大サビに入る瞬間も印象的。

YouTube

 

・総評

というわけで、2019年のベストソング20選でした。

令和という新しい時代に入ったこともあり、強く前向きな気持ちを歌った曲を多く聞いていた気がします。

私自身も余計なこと(極力マイナス思考を控えるなど)を考えずに自分がやるべきことをやっていくスタンスで行動したので、それがベストソングにも表れたのかなと感じました。

失敗して落ち込むことはあっても、それをずっと引きずるよりは気持ちを入れ替えて次に活かしていきたいと考えるようになれたのが大きいですね。

 

もちろん、メロディの良さを重視していたのは例年通り変わりません。

何だかんだでいいメロディだと何回も聞きたくなりますからね。

 

そんなわけで、2019年もいい曲に出会えたと思います。

20年代の始まりとなる2020年でもいい音楽を聞いていきたいところ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

2019年ベストソング on Spotify

【メーカー特典あり】 馬と鹿 (映像盤(初回限定)) (CD+DVD(紙ジャケ)) (ラバーバンド付)

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  • アーティスト:米津玄師
  • 出版社/メーカー: SME
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: CD
 

FUTURE WORLD(feat.BiSH)/香取慎吾 -ここから新たなスタートを切る-

10月に配信された「10%」以降、新曲を出すたびに驚きを与えてくれる香取慎吾さん。

初めてのアルバム発売を目前に控えた12月24日、BiSHとのコラボ曲「FUTURE WORLD」が配信されました。

未来への希望・今後の決意を歌った歌詞と壮大なメロディが圧倒的なバラードナンバーで、これまでの集大成的なものを感じさせる1曲です。

 

・FUTURE WORLD(feat.BiSH)/香取慎吾

今日から僕らの戦いは始まるんだー。

未来への希望、これからの決意を感じさせる歌詞が心に響く壮大なバラードナンバー。

ソロ初のアルバムに向けて配信リリースされたシングルで様々な挑戦をしてきた香取慎吾さんですが、その集大成とも言える仕上がりで。

トロピカルハウスなど新しい要素の楽曲にも貪欲さを持って挑んできたからこその説得力があると言いますか。

全てに向き合いながら挑戦していく・・・

これが香取慎吾さんの生き様なんじゃないか、そう感じずにいられない1曲です。

 

それを実感させてくれるのが香取慎吾さんの堂々とした歌唱ではないかと思います。

BiSHとの掛け合いを聞かせつつ、SMAP時代に培った存在感もしっかりとあるのが見事。

歌詞に込められたメッセージも含め、本当の意味で新しいスタートを切れたんだろうなと感じました。

1月1日発売のアルバムがいろんな意味で楽しみで仕方ありません。

 

Teenager Forever/King Gnu -他の誰かにはなれない、だから自分らしくあれ-

紅白出場が決定したり、「白日」のサブスクにおける再生数が圧倒的なKing Gnu

来年の1月15日にニューアルバム「CEREMONY」の発売も控えているだけに、注目度も高まっています。

 

そんな彼らがアルバムより「Teenager Forever」を先行配信しました。

自分らしくあることの大切さを緊張感のあるメロディ・サウンドに載せて歌い上げた熱くもクールなミクチャーナンバーです。

 

・Teenager Forever(2020年1月15日発売「CEREMONY」収録)

他の誰かになんてなれやしない・・・

だからこそ、ありのままで素直に生きようー。

自分らしく生きることの大切さを歌った歌詞が心に響くミクスチャーナンバー。

軽やかに掻き鳴らされるアコギのイントロ、疾走するサビのメロディで歌詞のメッセージ性を増幅させているように感じます。

繊細な高音を聞かせる井口のボーカル、感情豊かな常田の歌唱が織りなす掛け合いも印象的。

程よくヒリヒリした感覚を与えてくれる間奏といい、全体的に緊張感を漂わせているのがポイント。

 

特に、大胆な転調に圧倒されるラストの展開は必聴。

アコギのみのサウンドによる静寂を突き破ってパンキッシュに駆け抜けて終わる展開が心地よくもあります。

3分弱という時間も手伝って、熱量に満ちた演奏・歌詞のメッセージとは裏腹にクールな仕上がりになっているのが素晴らしい。

King Gnuのカッコよさをシンプルに感じられるのではないでしょうか。

Teenager Forever, a song by King Gnu on Spotify

【Amazon.co.jp限定】CEREMONY (初回生産限定盤) (Blu-ray Disc付) (デカジャケット付)
 

2019年11月ベストソング5選

元号が変わり新しい時代となった2019年も12月になってしまいました・・・

ぼちぼちベストソングなど総括をしていきたいなと思っています。

と、その前に11月のベストソングと行きましょう。

10月と比べてやや落ち着いたラインナップになったと感じますが、それでも捨てがたい曲があって意外と悩んだり。

 

書く時間がなくて手短になってしまいましたが、どうぞ。

 

 2019年11月ベストソング5選

開放的で多幸感に満ちたギターサウンドとライブという楽しい時間を大切だと歌った歌詞が心に響くロックナンバー。

 

細美さんの音楽に対する想いと言いますか、真っ直ぐな歌唱から伝わってきました。

ファンが音楽を聞きに来てくれる日があるから素敵な音楽を届け続けたいー。

そんな想いを抱いているからこそ、今も活動を続けているのでしょうね。

Interstate 46, a song by MONOEYES on Spotify

 

叶わない恋だと分かっていても、それを諦めきれない・・・

どうしようもない感情を歌い上げた歌詞が突き刺さる重ためのラブソング。

秦基博さんの淡々とした歌唱、クールだけどシリアスさが伝わるメロディに引き込まれます。

アコースティックギターを主体にしたサウンドアレンジもシンプルで好き。

Raspberry Lover, a song by Motohiro Hata on Spotify

 

ゴージャス感に満ちたアレンジと歌謡曲的な雰囲気が印象的なポップナンバー。

宇多田ヒカルとの掛け合いは聞いていてシンプルに引き込まれます。

椎名林檎らしい言葉遣いの歌詞でありながら、聞いていて前向きになれるのもポイント。

浪漫と算盤 - LDN ver., a song by Sheena Ringo, Hikaru Utada on Spotify

 

  • everything i wanted/Billie Eillsh

4つ打ちビートのゆったりしたリズムと浮遊感あるメロディラインに引き込まれるエレクトロナンバー。

ビリーの囁くような歌声とダウナーな雰囲気の楽曲が上手くマッチしていいます。

そんな曲の雰囲気とは裏腹に、実の兄に対する想いを歌った歌詞が心に響く仕上がりで。

自分を支えてくれる存在だからこそ、改めて大切にしたいってのが伝わります。

洋楽らしく、洗練されたサウンドも印象的。

everything i wanted, a song by Billie Eilish on Spotify

 

オシャレ感たっぷりのサウンドとゆったりとしたメロディ、程よいアクセントのバイオリンが心地よいブラックミュージック。
しっかりとしたドラムのビート、美しいバイオリンの音色を聞かせる間奏は思わず聞き入ってしまいます。
何回も同じミスを繰り返さないように学習していくことの大切さを歌った歌詞も個人的に突き刺さる。
常に本番の気持ちで緊張感を持って世の中を生きていこうってことなんでしょうね。
 

次点曲

何があっても大切な人を守り抜きたいー。

疾走感のあるギターサウンドに載せて逃げずに守り続ける想いを歌ったロックナンバー。 

サビにおけるボーカル・田邊の熱量溢れる歌唱はグッと迫るものがあります。

ポラリス, a song by BLUE ENCOUNT on Spotify

 

  • Lost Game/Nulbarich
退廃的な歌詞とピアノサウンド主体のスケール感溢れるメロディに引き込まれる1曲。
JQの滑らかな英語、浮遊感に満ちた歌唱が楽曲の世界観を引き立てています。
ゆったりとしたリズムではあるものの、心地よさも健在。

Lost Game, a song by Nulbarich on Spotify

 
  • Light/SIRUP

知らないことも全力で楽しんでいきたいー。

どこまでもポジティブな歌詞と軽快なリズムのトラックが開放的で心地よいポップナンバー。

イントロとアウトロの近未来的なシンセサウンドで未知の世界への期待を表現しているのが素晴らしい。

聞いているだけで自然と前向きな気持ちになれLight, a song by SIRUP on Spotifyました。

 

トロピカルハウスを彷彿とさせるトラックがオシャレなポップナンバー。

香取慎吾さんの真っ直ぐな歌唱とラップも含め、軽やかで何とも言えない心地よさに満ちていると感じました。

新たな決意を歌った歌詞は香取慎吾さんの前向きさだけでなく、聞き手の背中を押してくれるものとなっています。

Prologue (feat. TeddyLoid & たなか), a song by 香取慎吾, たなか, TeddyLoid on Spotify

 

  •  Turning Up/嵐

クールでファンキーなトラックが嵐のカッコ良さを引き出したポップナンバー。

親しみやすさのあるラップ、サビの安心感は配信限定シングルでも変わらず。

何より、ファンキー感たっぷりのメロディとサウンドに何とも言えない中毒性を感じます。

途中のラップだったり、洋楽テイストのサウンドといい、3分2秒という短さを忘れるほどの濃密な仕上がり。

 J-POPを支えていることに対する誇りが歌われた歌詞も印象的で、常にトップを走り続ける嵐ならではの前向きさも伝わります。

Turning Up, a song by ARASHI on Spotify

 

コペルニクス(初回限定盤)(DVD付)

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COLORLESS/三浦大知 -何色にでも染まるからこその自分らしさ-

着実に存在感を強めている三浦大知

昨年の「球体」と「Be Myself」、今年の「片隅」と歌もしっかりと聞かせてくれました。

そんな彼の新曲「COLORLESS」が来年発売のニューシングルより配信されていますが、表現力の高さにビックリせざるを得ないものでして。

これが表題曲でもいいんじゃないってほど洗練された楽曲、アーティストとしての決意を明確に歌った歌詞・・・

あっと言う間に引き込まれてしまいました。

 

・COLORLESS(2020年1月15日発売のシングルより先行配信)
洋楽のような洗練されたメロディなのに、J-POPらしい分かりやすさも兼ね備えた楽曲が圧倒的。
それに乗っかる三浦大知の安定した歌唱もあって、すごく聞きやすい仕上がりとなっています。

EDMっぽい浮遊感のあるサビや低音ベースによる静寂さが印象的なBメロ複雑など、一聴すると複雑に感じるんだけど、実際はそうじゃないんですよね。

メロディの進行が本当にシンプルであくまでもJ-POPとして聞かせているのが素晴らしいなと思いました。

 

それでいて語感のいい歌詞の心地よさもあるのが見事。

韻を踏んだ歌詞になっていることで「どんなジャンルも飲み込むからこそ、何色にも染まらない自分らしさが生まれる」というメッセージの強さを確かなものにしているのです。

結果、軽快さもあって何回も聞きたくなる1曲になりました。

あまりJ-POPっぽくない雰囲気なんですが、それがクセになると言いますか。

ダンスだけでなく、歌の表現力もアップしているのを感じずにいられません。

COLORLESS, a song by Daichi Miura on Spotify

COLORLESS

COLORLESS

  • provided courtesy of iTunes