高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

アニソン紹介 がっこうぐらし! OP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」

前からやってるアニソン記事。

今回から「アニソン紹介」と題し、アニソンの良さを書いていきたいと思います。

OP・ED曲はもちろん、キャラソンまでいろいろ取り上げていきたいですね。

 

1回目はがっこうぐらし!のOP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」をご紹介。
ゆきたちの楽しげな姿が伝わってくる曲ですが、同時に考えさせられることも。

 

・感想

跳ねたリズムのサビが底抜けに明るさを感じさせるポップナンバー。
ベースラインやギターの小気味いいカッティングは聞いていて気持ちいいです。
「したいから~」から「したいでしょ~」と続く歌い出しも耳に残りやすい。
リズム感がとにかくクセになる、2015年夏アニメにおける良曲です。

絶望的な状況でも希望を持って楽しんでいる学園生活部の姿を描いた歌詞にも注目。
各キャラ同士の掛け合いも含め、本気であの状況を楽しんでいるように感じさせるんですよね。
ラストで若干テンポアップさせる展開やエッヂを効かせたギターがそれをさらに増幅させているんです。
自分たちしか生き残っている者がいないからこそ、せめて目いっぱい楽しんでいきたい―。
ある意味で覚悟を決めたゆきたちの吹っ切れ感がこの曲には表れているんじゃないでしょうか。

 

・まとめ

学園生活部としてサバイバル生活を送るゆきたち。
でも、絶望しているような感じは全然見せてないんですよね。
悲観的になっても仕方がないからこの状況を前向きに生きたい―。
今の状況を楽しめるくらいの気持ちが大切なんでしょうね。
ゆきたちの楽しむ姿をそのまま曲で表現しているのが見事です。

2017年4月 ベストソング5選

 そろそろ4月も終わりGWに入りますね。
というわけで、2017年4月のベストソング5選記事です。
今月は以下の5曲と次点3曲となりました。
なお、今月から次点曲は今年発売でない曲も含めて選んでます。

 

2017年4月 ベストソング5選

日々の中で感じる繋がり・・・
その大切さを優しく歌い上げたポップナンバー。
ピアノとアコースティックギターの優しさに満ちた音色が印象的。
痛烈なメッセージ性はなくなりましたが、日常で感じたことを素直に歌う点は変わっていません。
最近の高橋優らしく、優しい曲になりました。

 

ビッグバンド風のアレンジが効いたジャズ・ポップナンバー。
静かなイントロからジャジーなピアノとホーンで盛り上がる展開への移行もたまらない。
椎名林檎トータス松本の掛け合いに惹かれる歌唱、メロディの美しさと妖艶さに酔いしれたい1曲。
ずっと好かれる存在でいたい歌詞の前向きさも今の季節にピッタリ。

 

キャッチーで耳に残りやすいギターフレーズ、軽快なリズムにホーンを取り入れたサビ。
今までのクリープハイプにないポップさが印象的なギターロック。
テクニカルに聞かせる間奏から軽やかなベースソロへの流れは特にそう感じます。
「憂、燦々」のサビに通ずるキャッチーさを曲全体で感じさせてくれたのが見事。

 

  • ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ「Something Just Like This」

メロディの強さを押し出した、EDM色の強いエレクトロナンバー。
ダウナーな雰囲気が漂うサウンドながらも、サビのリズムに自然と身を委ねたくなります。
「トゥルルトゥルル~」のコーラスも曲の持つ儚さを上手く引き出している印象。
何より、サウンドの美しさに引き付けられました。

 

ギターのカッティングやハイハットのリズムがベボベらしいギターロック。
変わらず青春を歌った歌詞も含め、これぞ彼らの真骨頂と言える1曲。

 

次点

  • ヤバいTシャツ屋さん「ヤバみ」

ラウドなギターサウンドとまくしたてる歌唱が印象的なパンクナンバー。
それでいて、サビの「ヤバみバみ」のリフレインから感じる語感の良さは実にポップ。
テクニカルな演奏で聞かせる部分もありながら、ある種のポップさを感じさせるのが印象的。
「理解できないものばかり流行ってく」って歌詞にも考えさせられました。
新しいものでも素直に受け入れて楽しむ姿勢が重要なんでしょうね。

 

リズミカルだけどどこかシリアスなシンセのサウンドが印象的。
クールな歌唱を含めてカッコよさを演出しているように感じます。
自分らしさを持つことの大切さを歌った歌詞も心に響く。
周りに合わせるだけでなく、自分の意見・考えもしっかりと持つ・・・
そういう人が少なくなっている今の時代だからこそ聞くべき1曲だと思います。

 

2000年10月発表、キリンジの代表曲。
まったりとしたギターサウンドと情景の浮かぶ歌詞が印象的なポップミュージック。
洗練されたメロディはとても17年前の曲とは思えない完成度です。
堀込兄弟の気だるげな歌唱が歌詞のメッセージをより増幅させている。
サウンドに身を委ねたい1曲。

 

ロードムービー(期間生産限定盤)

ロードムービー(期間生産限定盤)

 

 

氷菓ED曲「まどろみの約束」

キャラの魅力と演じている声優さんの魅力。この二つを同時に感じられました。

 

1.まどろみの約束

千反田える役の佐藤聡美さんと伊原摩耶花役の茅野愛衣さんによるデュエット曲。
透明感を感じさせるギターとピアノの音色が印象的なサウンドに仕上がっています。
良質のポップスと言えるメロディラインも素晴らしく、聞き入ってしまいました。
何より、佐藤聡美さんと茅野愛衣さんの声の良さが引き出されているんですよ。
ふわっと柔らかい佐藤聡美さんの歌声と摩耶花らしい気が強い茅野愛衣さんの歌声。
二人の魅力を引き立てているメロディに仕上がっているのが見事。

 

2.ロマンスはまだ早い

しっとりした表題曲と違い、こちらは可愛らしいポップナンバー。
えると摩耶花の可愛さを表現した佐藤聡美さんと茅野愛衣さんの歌い方が印象的です。
軽快なメロディもあってか、元気さを感じられるのがポイント。
アニメでは見られない、はしゃいでいる時の姿をイメージしているんでしょうね。

 

・まとめ

氷菓」でヒロインを演じる声優二人によるデュエット曲ですが・・・
思ったよりもメロディがいい感じで聞き応えがありました。
佐藤聡美さんと茅野愛衣さんの歌唱もキャラの魅力を表現できていますし。

何より、茅野愛衣さんの歌声がキャラに近くて驚いたなぁ。
他のキャラソンは本人のカラーが強く出ているように感じたんですよね。

4/24 今日の1曲 スピッツ「春の歌」

藤原さくらさんによるカバーで話題になっているスピッツの「春の歌」。
原曲のアップテンポなメロディとは違い、アコースティックギターの音色を活かしたアレンジが印象的でした。
オーガニックサウンドで思ったよりは悪くなかったんですが、個人的にはスピッツのイメージが強いかなと。
というわけで、今日はスピッツの「春の歌」をご紹介。
軽やかなリズムと爽やかさが春らしい1曲です。

 

スピッツ「春の歌」

バックで掻き鳴らされるアコギの音色、一つ一つのギターフレーズが実に爽やか。
軽快なサビのリズムと常に進み続けたい気持ちを歌った歌詞の前向きさもマッチしています。
新しいスタートを切ることが多い春だからこそ、希望を持っていたい・・・
そんな気持ちが曲から感じられました。
爽やかなバンドサウンドのパワーポップに仕上げているのもその表れなんでしょうね。
春になると毎年のように聞きたくなる、スピッツの名曲です。

 

スーベニア

スーベニア

 

 

「Music review Questions」企画、始めます。

昨日の「Music review Questions 」。

こちらも前の質問企画と同様に参加型にしますので、ぜひやってみてください。

参加したい方はツイッターかここの記事にコメントをお願いします。

 

なお、参加して頂けた方は参加者リストに追加させていただきますね。

 

以下、質問になります。コピペしてお使いください。

 

・なぜ音楽レビューをブログに書いたり、またはツイッターに呟くようになりましたか?

 

・現在レビューの対象にしている音楽のジャンルは何ですか?

 

・レビューを書く上で気をつけていることは?
 

・批判的に書くことはありますか? 書く場合はどんな感じにしていますか?

 

・影響を受けた音楽レビューブログはありますか?(Amazonなどのレビュアーさん、ツイッターのユーザーでも構いません)

 

・今までレビューを書いた中で一番気合いを入れて書いたアルバム、楽曲を教えてください。

 

・あなたにとって音楽レビューとは?

Music review Questions

音楽感想をブログで書き始めて、今年で10年目。

前のブログ時代も含めてですが、よく続いたなって感じますね。

好きな楽曲の魅力を伝えたい、その想いがレビューを書く原動力なんでしょう。

そこで、音楽感想を書き始めた理由を自分への質問で掘り下げて行きたいと思います。

 

少し長くなりますが、お付き合い頂ければと。 

 

・なぜ音楽レビューをブログに書いたり、またはツイッターに呟くようになりましたか?

きっかけとしては二つあります。

いろいろな個人ブログを読むうちに「自分も何かブログに書いてみたい」と思うようになりまして。

じゃあ、どんなブログにするか? 考えた結果、好きな音楽の感想を書いてみようと思いスタートしました。

あと、Amazonで誹謗中傷に近いレビューを読んだのもありますね。

それが判断の材料になるんだったらいっそ自分でレビューを書こう、そう決めました。 

 

・現在レビューの対象にしている音楽のジャンルは何ですか?

J-POP(バンド、シンガーソングライター系アーティスト中心)、アニソン系が多いですね。

最近は洋楽もチェックしだしたので、そちらも書きたいなと。

 

・レビューを書く上で気をつけていることは?

 あまり長くなりすぎずに作品や曲の良かった部分を分かるようにしてます。

主にメロディや音のフレーズの「ここが素晴らしい」って箇所をピックアップしながら…

歌詞のメッセージ性とマッチしているかも重視していますね。

 

・批判的に書くことはありますか? 書く場合はどんな感じにしていますか?

基本的に批判的な文は書かないですね。

以前書いたことがあったのですが、単に不満を述べただけになってしまいまして…

そのアーティストのファンだと思われる方から批判コメントを頂いたことがあります(^^;

私に批判的なレビューを書ける才能はないと感じ、よい部分を紹介するスタイルに特化することとなりました。 

 

・影響を受けた音楽レビューブログはありますか?(Amazonなどのレビュアーさん、ツイッターのユーザーでも構いません)

 音楽レビューブログを始めるきっかけとなったのは「プラネタリウム~星々の唄~」というブログですね。(ブログはこちら→http://bumplunk.blog45.fc2.com/)

 

BUMPのファンの方がやってるんですが、優しい文体で楽しく読ませてもらいました。

実際、聞いてみようと感じたアーティストもあったんですよね。

ブログ主さんが音楽を楽しみながら聞き、それを文章で表現しているからなんでしょう。

魅力を分かりやすく伝えるレビューで読みやすく、オススメのブログです。

今は更新されてませんが…

 

・今までレビューを書いた中で一番気合いを入れて書いたアルバム、楽曲を教えてください。

 アルバムはスピッツの「とげまる」ですね。

パンチの効いたロックでありながら、繊細さも感じさせる…

そんな作風がまさにとげまる=スピッツだと思い、感じた魅力を全て文章にした覚えがあります。

 

楽曲だと[Alexandros]の「SNOW SOUND」でしょうか。

90年代を意識したウインターソングと言えるメロディに圧倒され、楽曲の良さを伝えるために書きました。

 

 ・あなたにとって音楽レビューとは?

 自分の音楽遍歴であり、魅力を伝えるための手段。

あまり上手いこと言えませんが。

 

以上で終わりです。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

個人的に感じたJ-POPとアニソンの違い

アニソン系の曲って一般の方はあまり手を出さないイメージがありますが、音楽という点はJ-POPと一緒なんですよね。

ただ、いろいろ聞いた中で違いを感じる部分もありました。

J-POPとアニソンは何が違うのか、考えてみたいと思います。

 

1.作品の世界に合わせた歌詞

基本的にアニメのOP曲は作品の内容に合うよう、歌詞が考えられているんですね。

キャラの心情とリンクしていたり、作品の世界観がわかるようになっているなど。

曲単体で聞くよりも、アニメのOP映像とセットで楽しみたい感じです。

 

2.曲の雰囲気

楽曲面についても同じことが言えると思います。

アニメの世界観に合わせて壮大だったり賑やかだったり…

 これまたアニメを見てると楽しめるものになっていますね。

特にキャラクターによる歌唱の曲はこの傾向が出てるんじゃないかと。

 

3.曲単体でも聞けるか

個人的に大きな違いだと感じている点がこれ。

アニメのOP・ED曲は映像と合わせて聞くとその魅力をより感じやすいものであることが多いです。

曲単体でもいい曲はありますが、やはり映像あってこそ良さを実感出来るんですよね。

上記と同じく、アニソン・声優アーティストやキャラ名義で歌ってる曲を聞いていてそう思います。

J-POP系アーティストの楽曲だとアニメタイアップがついていてもアーティストの色が濃く出ているため、純粋に曲を楽しめるわけで。

 

4.中毒性、インパクトの大きさ

これは圧倒的にアニソンの方があるんじゃないでしょうか。

キャラを演じる声優さんによる歌唱の曲でそれを感じますね。

楽曲の勢いがあればあるほど聞いた時のインパクトや中毒性は抜群。

そこにキャラの可愛さだったり、電波ソング的要素が加われば何度でも聞いてしまいます。

ここ最近のだとガヴリールドロップアウトOP、灼熱の卓球娘OP、あんハピOP、ひなこのーとOP・ED…

これらは曲を聞くためにOPだけを繰り返し見るほどでした。

 

・まとめ

上手くまとまってませんが、個人的に感じたJ-POPとアニソンの違いを挙げてみました。

どちらにも良さはあるので、分け隔てなく聞いていきたいですね。