高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2017年8月ベストソング5選

9月になってしまいましたが、恒例のベストソング記事8月分を。

先月に続いて良曲が多くてまたも迷ってしまいましたが、何とか決定。
次点曲含めて、以下の10曲となりました。
では、どうぞ。

 

2017年8月ベストソング5選

  • DAOKO&米津玄師「打上花火」

夏の夜空に打ちあがる花火の儚さを表現したミドルナンバー。
R&Bっぽい打ち込みを基調としたしっとりとしたメロディが曲の世界観を引き立てています。
それに乗っかるDAOKOと米津玄師の歌唱も心に沁み渡ってくる。
パッと咲いて、パッと散る・・・
賑やかだけど儚い、そんな花火大会の情景が浮かんでくる夏らしい1曲。
何より、米津玄師のソングライティング力を改めて感じました。

 DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO - YouTube

 

身近な人が1日でも幸せであってほしい・・・
そんな想いを歌った歌詞と温かみのあるメロディが印象的。
往年のブラックミュージックを彷彿とさせるサウンドは今の時代だからこそ新鮮に感じます。
シンプルな展開のメロディ、ラストのコーラスも聞いているだけで多幸感に満たされる。
星野源のルーツとらしさを同時に感じられる、新たなスタンダードポップス。

 星野 源 - Family Song 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube

 

自分の弱い部分から逃げながらも、必死にもがいて生きる・・・
そんな心の不安定さを表現したサウンドが印象的なエレクトロポップ。
シンセの歪んだサウンドで歌詞に表れた気持ちを表現しているのが見事。
ミセスらしくポップでキャッチーなメロディとのギャップもたまらない。
ポップでありながら尖った、ミセスの新境地とも言える1曲。

 Mrs. GREEN APPLE - 5thシングル「WanteD! WanteD!」ダイジェスト - YouTube

 

重厚なドラムのリズムが今までの時雨にない雰囲気を感じさせるロックナンバー。
鋭いギターやベース、TKの歌唱が生み出す狂気は健在ながら進化しているように感じます。
時雨らしい345との掛け合いはもちろん、下北沢ダイハードに寄り添いつつ時雨の世界観を展開した歌詞にも注目。
「SEE MORE GUITARS WORLD」を「下北沢」と空耳で聞かせる部分とか、特に。
個人的にはイントロの「Telecasthic fake show」を意識したギターフレーズにニヤリとしてしまいました。
久々の新曲だけあり、時雨らしさが詰まった非常に濃厚な1曲。

 凛として時雨 『DIE meets HARD』 - YouTube

 

  • アヴィーチー「Without You(feat.Sandro Cavzza)」

DJ活動を引退していたアヴィーチー。
復帰作?として8月10日にリリースされた「Avici(01)」からの1曲です。
アコースティックギターとシンセをフィーチャーした軽快なEDMサウンドが実にアヴィーチーらしい。
サビの盛り上がりはアンセム感満載ながら、北欧の美しさをイメージさせる仕上がりになっているのも印象的。
曲の映し出す情景を感じ取りながら聞きたい。

 Avicii - Without You “Audio” ft. Sandro Cavazza - YouTube

 

次点曲

スペイン語の響きと情熱的な歌唱に圧倒されるラテンナンバー。
切なさを含んだアコースティックギターの旋律とラテンのリズムがとにかくツボですね。
「スベスベスベ」と聞き手を煽るフレーズに自然と気分が高まってくるといいますか。
何より、リズミカルなスペイン語の響きが心地いい。

Luis Fonsi, Daddy Yankee - Despacito (Remix Audio) ft. Justin Bieber - YouTube

 

メロディからズレたリズムが何とも言えない味わいを感じさせるポップナンバー。
ストリングスやギターの柔らかいサウンドも含め、逆に心地いい仕上がりとなっています。
肌と肌が触れ合うからこそ、感じられるものがある―。
そう歌った歌詞も印象的。
シンプルでありながら、なかなか侮れない1曲。

 

謡曲の要素も取り入れつつ、夏の爽やかさを見事に表現した桑田節全開のナンバー。
同時にエロスを感じさせるのが桑田さんらしいですね。
原由子のコーラスも含め、どこかサザンの雰囲気が漂っています。
桑田佳祐ならではのロックンロールに仕上がった1曲。

 桑田佳祐 - オアシスと果樹園(Full ver. + AL『がらくた』Bonus Discトレーラー) - YouTube

 

疾走感のあるバンドサウンドがユニゾンらしいギターロック。
軽快なドラムのリズムと歌唱は聞いていて心地いいの一言。
歌詞に描かれた恋のワクワク感をそのまま表現した1曲。

 UNISON SQUARE GARDEN「10% roll, 10% romance」ショートver. - YouTube

 

ワルツの優雅な旋律をそのままポップスに昇華した1曲。
伸びやかに歌い上げるみかこしの歌唱が心地いい。
ワルツのステップを前へ踏み出す1歩に例えた歌詞も印象的。
みかこしの楽曲でも上品な仕上がりとなっています。

小松未可子「Maybe the next waltz」YouTube ver.+カップリング曲ダイジェスト - YouTube

 

まとめ

いかがでしたか?
どの曲も個人的にオススメしたいものですので、気になったらぜひ聞いてほしいですね。

 

打上花火 (初回限定盤)(CD+DVD)

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SOIL&PIMP SESSIONS「ユメマカセ feat. Youjirou noda」 -たまには肩の力を抜いて-

SOIL&PIMP SESSIONSと野田洋二郎のコラボ曲となる「ユメマカセ」。

ホーン中心のサウンドが生み出すグルーヴ感に酔いしれてしまいました。
洋二郎の色気を感じさせる歌唱もメロディと絶妙に合わさっているのが見事ですね。

 

・ユメマカセ feat. Youjirou noda(ドラマ「ハロー張りネズミ」主題歌)

RADWIMPSの野田洋二郎をゲストボーカルに迎えた、オシャレなジャズポップナンバー。
ベースラインとドラムのゆったりとしたグルーヴに乗る洋二郎の歌唱が心地いい。
韻を踏んだ歌詞から感じる語感の良さやラップ調の歌唱はリズミカルで身を委ねたくなります。
キーボードの清涼感溢れる音色、ホーンのジャジーなサウンドも絶妙な雰囲気を作り出していると言いますか。
大人の魅力と色気を感じさせるグルーヴと洋二郎の歌唱に引き込まれてしまうんですよね。
普段は見られない洋二郎の新たな一面を引き出しているのが印象的。

 

世の中の流れに身を委ねていくと歌った歌詞もメロディとマッチしているんじゃないでしょうか。
ゆったりとしたグルーヴ感が肩の力を抜いて生きていこうってメッセージを伝えているようで・・・
何かと張り詰めることが多い現代、たまには気楽に行ってもいいじゃないか―。
風任せ、ユメマカセにするくらいの気持ちが必要なんでしょう。
楽曲の持つグルーヴ感がそれを見事に表現しているように思いました。

 

 

J-POP好きにも絶対に推していきたい声優アーティスト5選

今回はJ-POP好きの方にもぜひ聞いていただきたい声優アーティストを紹介していきます。

声優が歌っている点を除けば、一般アーティストの曲と変わりないと思うんですよね。
それどころか、歌詞に込められた想いや曲の持つ世界観の表現力はそれ以上かと。
声優ならではの歌の魅力を存分に感じられるはずなので、ぜひ聞いてみてください。

 

小松未可子

倉木麻衣さんに憧れているだけあり、安定した歌唱が印象的。

伸びやかでありながら、堂々とした力強さも感じさせてくれました。
高い歌唱力を活かした本格志向のガールズポップを楽しめます。
女性アーティストが好きならぜひとも曲を聞いてほしいなと。
Q-MHzプロデュースの3rdアルバムは聞きやすさも兼ね備えた良質のポップアルバムでオススメ。

小松未可子「HEARTRAIL」from New Album「Blooming Maps」 - YouTube 

 

安野希世乃

清らかで透明感に満ちた歌声が印象的。
優しさも感じさせてくれるため、心に響くんですよね。
デビューアルバム「涙。」に収録されている「ちいさなひとつぶ」はその最もたる例。
ピアノの美しい音色と希世乃さんの歌声にとにかく癒されます。
アルバム唯一のロックナンバー「悲劇なんて大キライ」で聞かせてくれるクールな歌唱も魅力的。
まだデビューして間もない方ですが、注目していきたい。

 ちいさなひとつぶ Music Video(ショートサイズ)/安野希世乃 - YouTube

 

内田真礼

ロック寄りの楽曲を可愛らしい歌唱で歌いこなしている内田真礼さん。
少しクセのある歌声をしていますが、個人的にはこれこそがポイントなんですよね。
何とも言えない声質が元気でキュートな楽曲の魅力に繋がっているように感じました。
ニゾン・田淵プロデュースの提供曲があることもポイントでしょうか。
その中でも「ギミー! レボリューション」は元気さ全開のガールズロックに仕上がってます。
間奏で喜んだり落ち込んだりと感情を表現する掛け声が入っているのは声優さんの楽曲ならでは。

 内田真礼2ndシングル「ギミー!レボリューション」ミュージックビデオ - YouTube

 

悠木碧

メルヘンチックな世界観を甘い歌声で表現した楽曲が印象的。

若手声優アーティストの中でも異質な音楽をやっているように感じます。
デビューアルバムの「プティパ」はそれを感じさせてくれる仕上がりだと思いました。
一度休止を発表していましたが、また活動を再開するとのことで楽しみにしたいところ。

 悠木 碧「回転木馬としっぽのうた」MUSIC VIDEO - YouTube

 

早見沙織

ジャズに影響を受けた本格志向の歌唱が圧倒的ですね。
澄み切った歌声も含め、聞いた瞬間に心を掴まれました。
特に、ロングトーンの響かせ方は声優とは思えないくらいのものです。
1stアルバムの「Live Love Laugh」はポップスからジャズまで、彼女の歌声を堪能できる一枚なのでぜひ。
5曲目の「レンダン」は歌謡テイストの効いたポップナンバーでオススメしたい1曲。

 150812_早見沙織_やさしい希望_MV試聴 - YouTube

 

まとめ

というわけで、J-POP好きの方にもオススメしたい声優アーティスト5選でした。
個人的に歌唱、楽曲の世界観を重視して選べたのではないかと思います。
他にも水瀬いのりさんや東山奈央さん、花澤香菜さんなどもオススメなんですが・・・
5選ということなので、今回は外すことにしました。
機会があればまた紹介していきたいですね。
これを機に声優アーティストも聞いてもらえたらありがたいです。

 

 

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音楽的雑感「声優が歌う曲の魅力」

ここ数年で歌手デビューした声優さんが増えたように感じます。

2017年も東山奈央さんと安野希世乃さんがアーティストデビューしました。
アーティストデビューする声優さんは今後も増えるのではないかと思います。

 

そこで、今回は声優アーティストの曲から感じた魅力をまとめました。
アニメタイアップがついている曲は作品の世界観に合わせて作られてることが多いですが・・・
アルバムに収録されてる曲などは普通のJ-POPとそんなに変わらないんですよね。
むしろ、声優が歌うからこその魅力があると言いますか。
それを感じとって声優アーティストの曲も聞いてもらえたら幸いです。

 

1.声による表現力

一般アーティストも歌で想いを表現するためにそれは持っているんですが・・・

声でキャラクターを演じる声優さんは高いレベルで出来ているんじゃないかなと。
歌詞に描かれた登場人物の感情を声優ならではの表現で伝えているんですよね。
聞き手に訴えかけてくるものが半端ない。
自分で作詞している方もいるんですが、それだとなおさら。

 

2.登場人物になりきって歌っている

ここはどういう気持ちになんだろう・・・
そういう感じで登場する人物の感情を読み取って歌うのが上手だと感じます。
これこそ、キャラクターを演じられる声優アーティストの曲から感じられる魅力ではないかと。

 

まとめ

ということで、あまり多くは挙げられませんでしたが(^^;

魅力を簡潔に書いてみました。
歌詞の登場人物の感情や気持ちを素直に表現して歌う。
これが声優アーティストならではの魅力ではないでしょうか。
普段はJ-POPメインで聞いている方にも、この魅力を味わってほしいです。

8/5 今日の1曲 種田梨沙「割れたリンゴ」

約1年ぶりでしょうか、種田梨沙さんが活動を再開するみたいですね。

まだ体調が優れないとのことなので、少しずつ復帰してほしいところ。
ごちうさのリゼやゆゆ式の縁、きんモザの綾に艦これの妙高型・明石など印象的な役がたくさんありますが、それについては別の形で触れたいなと。

 

さて、今日は種田梨沙さんが渡辺早季を演じたアニメ・新世界へのED曲「割れたリンゴ」をご紹介。
アコースティックギターの奏でる特徴的な旋律と種田梨沙さんの歌唱に引き込まれる1曲です。

 

・割れたリンゴ(アニメ「新世界へ」ED曲)

スタイリッシュなサウンドから感じるオシャレさが印象的。
イントロのメロディライン、アコースティックギターの音使い、ダークな雰囲気も感じさせる間奏…
曲の展開によって違う表情を見せているのがいいですね。
何より、種田梨沙さんの歌唱力に圧倒されました。
新世界への主人公・早季の心情を描いた歌詞を感情豊かに歌い上げてるんです。
声優ならではの表現力にも注目して聞いてほしい1曲。

割れたリンゴ

割れたリンゴ

8/2 今日の1曲 星野源「Family Song」

昨日、星野源さんの新曲「Family Song」のミュージックビデオが公開されました。


お源さんを中心とした家族の微笑ましい光景が表現された映像はもちろんですが…
温かみを感じられるメロディに仕上がった曲も聞き所ではないでしょうか。
星野源が新たに作りあげた、心温まる上質のポップスです。

 

・Family Song(8月16日発売)

家族をテーマにしつつも、人間たちが繰り広げる日常を等身大に描いた歌詞が印象的。
それが往年のブラックミュージックを彷彿とさせるサウンドに乗っかることで、歌詞の温かみが伝わってくるんですよね。
家族だからこそ、支えあうことが出来るー。
そこにある温もりを曲全体で表現しているように思います。
ピアノとドラムの織り成すシンプルな楽曲はどこか懐かしく、それでいて新しく感じるのが見事。
ブラックミュージックとポップスの馴染みやすさを融合させた、星野源らしさを感じる新たなポップスと言えるでしょう。
シンプルに心へと入り込んでくる名曲となりそうです。

8月16日の発売が待ちどおしくて仕方ない。

星野 源 - Family Song 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube

 

Family Song (初回限定盤)

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2017年7月ベストソング5選

毎月恒例のベストソング記事。
今月はなかなかの良曲揃いだった印象で、どれを選ぼうか迷ったんですよね。
個人的に甲乙つけがたい曲が多かったですが、次点曲含めなんとか以下の10曲に決まりました。
では、どうぞ。

 

2017年7月ベストソング5選

宇多田ヒカル「Forevermore」

R&Bのリズムとジャズ要素を感じさせるベースが印象的な1曲。
重厚なストリングスによるイントロから少しずつ盛り上がりを増す展開にグッと掴まれます。

憂いを帯びた宇多田ヒカルの歌唱、特にサビの「愛してる」のリフレインは曲の雰囲気とも絶妙にマッチしているように感じました。
初期の雰囲気と新しい宇多田サウンドが絶妙な加減で融合しているのが見事。

 宇多田ヒカル 『Forevermore』(Short Version) - YouTube

 

Mr.Children「himawari」
ギターとストリングスの音色が美しいロックバラード。
どこか儚さを感じさせるメロディにグッと来ます。
特に、間奏のギターフレーズは夏のひまわりが持つ力強さを表現しているのが素晴らしい。
サウンドから感じるエモーショナルさもそれを増幅させています。
「僕」にない前向きさと強さを持つ君に対する想いが歌われた歌詞も印象的。

Mr.Children「himawari (Live ver.)」 MUSIC VIDEO (Short ver.) - YouTube 

 

スピッツ「1987→」
バンド結成から今に至る想いを粗削りなサウンドに載せて歌ったパンクロック。
これからもスピッツは走り続けていく、ラストの駆け抜けていくメロディや歌詞からそれを強く感じます。
シンプルさに特化した構成の楽曲もスピッツらしい潔さに繋がっていて見事。
スピッツの歴史を体感出来る1曲と言っても過言じゃない。

 スピッツ / 1987→ - YouTube

 

Suchmos「WIPER」
深化したグルーヴ感の心地良さで聞き手を魅了する1曲。
乾いたギターによるリフとジャムセッションを意識したドラム、一定のグルーヴを刻むベース音が実に心地いい。
特に、ゆったりながらもスクラッチ音やキーボードの音使いでスリリングに聞かせる間奏は圧巻の一言。
歌詞の語感といい、リズムに身を委ねたくなってきます。
今の自分たちには恐れるものはないと歌った歌詞も印象的でメロディと共に想いが伝わってきました。
「THE KIDS」を経たSuchmosの強さがそのまま表れているといっても過言ではないでしょう。

 

・高橋優「虹」
奇跡は待つものではなく、自分が起こすもの。
そんな歌詞を通じて行動することの大切さを伝えてくるメッセージソング。
何事も待っているだけじゃ変わらないから、一歩でも動いて行こう…
力強いメッセージに背中を押されます。
哀愁を感じるイントロ、UKロックの雰囲気に似た壮大なサビのメロディも圧巻。

 高橋優「虹」MV~YouTube限定エディットバージョン - YouTube

 

次点5曲

the band apart「ZION TOWN」

洗練されたバンドサウンドと心地よいギターのカッティング、ベースのうねり…

それらが織り成す、絶妙な軽快さがたまらないポップミュージック。
日本語詞でありながら、変わらないバンアパサウンドを楽しめるナンバーとなっています。
何より、日本語詞をメロディに上手く乗せて歌い上げてるのが見事。

リズミカルなメロディも相まって、歌が入り込んできます。

 the band apart / ZION TOWN 【MV】 - YouTube

 

SEKAI NO OWARI「RAIN」
クラシカルなピアノとハープの旋律が響く1曲。
所々に挟まれたクラシック要素を感じさせるフレーズがいいアクセントになっています。
雨は生命を育むものと歌った歌詞も印象的。
いつも以上に優しい深瀬の歌唱がそのメッセージを引き立てています。
前作に続き、セカオワらしい良質のポップスとなりました。

 SEKAI NO OWARI「RAIN」Short Version - YouTube

 

BUMP OF CHICKEN「記念撮影」
ギターのアルペジオによるイントロ、EDM要素を取り入れたサビが印象的。
メロディの強さで引き込むサビは新鮮で、バンドの新たな可能性を感じさせてくれます。
エレクトロニカの持つ浮遊感もツボ。
過去を積み重ねて未来があると歌った歌詞も心に響く。

 BUMP OF CHICKEN「記念撮影」 - YouTube

 

10-FEET「太陽4号」
間違ってないと肯定することも大切だと歌った歌詞が印象的なロックバラード。
語りにも近いTAKUMAの歌唱、感情に訴えかけてくるギターサウンドは圧巻。
最後の語りにもグッと来るものがあると言いますか。
シンプルだけど、10-FEETらしく心に染み渡る1曲。

 10-FEET 太陽4号 - YouTube

 

奥田民生「エンジン」
どこまでも突き進んでいきたい…
そんな気持ちを表現したロックナンバー。
ギターのフレーズが痛快でカッコいい仕上がり。
荒野を突き進むようなイメージのサウンドも含め、奥田民生らしい渋さが表現されています。

 

 

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