高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2022年5月ベストソング5選

4月から楽しんでいる「あつまれどうぶつの森」の島クリエイトが楽しく、このブログを書く時間がなかなか取れないです・・・

ゲーム内でやることを決め、適度にやっていくブログの形にしてブログの時間も取るようにしたいですね。

 

というわけで、5月のベストソングも決まりました。

 

2022年5月ベストソング5選

・M八七/米津玄師

壮大で美しいメロディ、力強くも優しさを感じさせるビートが背中を押してくれるポップナンバー。

全体的に重厚さを感じさせる仕上がりになっているんですけど、単に重低音を効かせただけで終わらず曲の壮大さを引き出しているのが見事。

ヒーローの強さを「痛みを知るただ一人であれ」と表現した歌詞とのマッチ具合は特に素晴らしく、痛みを抱えながらも戦うヒーローの存在をしっかり肯定しています。

2番のBメロから間奏~Cメロへの転調も違和感のない構成となっていて、聞き手を自然に惹きつけてくれるんですよね。

同じくヒーローをテーマにした「ピースサイン」が5年前になるんですが、ヒーローならではの心の痛みを歌えるようになった表現力がすごいと感じた1曲です。

M八七 - song by Kenshi Yonezu | Spotify

 

ダンスホール/Mrs.GREEN APPLE

自分の人生の主役は自分自身だー。

この世界をダンスホールに例えて、主体的に楽しんでいこうと歌った前向きなポップナンバー。

テンポを落としたダンスミュージックのようなビートが心地よく、随所で入ってくるホーンサウンドも相まって非常に爽やかで解放的な曲となっています。

特に、リズム感を意識した大森元貴の歌唱はグッと引き込まれました。

持ち味である伸びやかさはそのままなんだけど、そこにリズムの良さも加味しているんですよね。

歌詞のポジティブさ、歌唱の存在感を含めて新生ミセスを実感するに相応しい曲と言えるでしょう。

 

・Grow Old With Me/SHE'S

多幸感に満ち溢れた軽やかなピアノのメロディ、爽やかさを感じさせるホーンサウンドが印象的なポップナンバー。

サビの高揚感と言いますか、シンガロングしたくなるような解放感はシンプルに引き込まれる仕上がり。

程よいテンポでリズムを刻むドラムもあって、手拍子までしたくなるほど。

これからの未来を二人でよりよいものにしようと歌った歌詞の素敵さも秀逸。

 

・Summer Again/TAIKING

ノスタルジーだけど洗練されたメロディが夏の訪れを待ち遠しいものにしてくれるシティポップナンバー。

都会的な雰囲気でありながら懐かしさも感じさせる楽曲は、歌詞に描かれた忘れられない夏の情景とマッチしている印象。

穏やかなグルーヴの生み出す心地よさもポイントで、浜辺に打ち寄せる波のようなイメージになっています。

何も考えず、この楽曲が持つグルーヴに身を委ねながら聞きたい。

 

・PINK/キタニタツヤ

スリリングでスタイリッシュなメロディのカッコよさが印象的なアップナンバー。

鮮やかなピンク色の桜をテーマにした歌詞なんだけど、その実態は狂気に満ちた内容になっているんですよね。

「あの樹の下には×××が埋まっている!」や「あんたの中身のピンクを眺めていたい」など、今までの桜ソングにおける常識をいい意味でぶち壊しています。

どことなく感じるスリリングさがその世界観とすごくマッチしているなと。

3分に満たない曲でありながら、心にしっかりと爪痕を残してくれた1曲です。

 

次点曲

 

・夕、涼しげに/kareru

夏の終わりが近づいた涼しい夕暮れ・・・

その情景を美しいピアノサウンドで表現した1曲。

百日草という季節らしいワードを取り入れた歌詞、儚げだけど引き込まれる魅力を持つ歌声から夏の終わりならではの切なさを感じずにいられません。

言葉で上手く言い表せませんが、作り込まれた世界観にただただ圧倒されました。

 

ETA/米津玄師

重厚さとエレクトロサウンドの浮遊感による音の雰囲気が圧倒的な1曲。

米津さんの儚さと力強さを感じさせるボーカルは触れたら壊れてしまいそうなほどの繊細さを持っていて、いつまでも平穏が続くことを願う歌詞としっかりマッチしています。

2番のBメロからノイジーだけど芸術的な間奏への転調、それを経てのラストサビも圧巻。
ETA - song by Kenshi Yonezu | Spotify

 

・時代遅れのRock'n Roll Band/桑田佳祐 feat.佐野元春,世良公則,Char,野口五郎

王道ロックンロールを感じさせるメロディ、佐野元春ら大御所と桑田さんの歌唱が存在感ある一曲。

渋さ漂うサウンドはシンプルにカッコいい。

自分たちがいなくなった後の未来を憂う歌詞も印象的。
時代遅れのRock'n'Roll Band - song by Keisuke Kuwata feat. Motoharu Sano, Masanori Sera, Char, Goro Noguchi, Keisuke Kuwata | Spotify

 

・I LOVE U/The Chainsmokers

チェンスモらしい洗練されたトラックのクールさ、イントロなどに入ってくる萌えボイスが生み出すインパクトのギャップがたまらないナンバー。

「行け行け団長~」のリズムとトラックのテンポも絶妙にマッチしているのが中毒性を持たせてます。

これは何かのキャラソン?と思わせた次の瞬間から始まるオシャレなサウンドはいつも以上の存在感がありました。

I Love U - song by The Chainsmokers | Spotify

 

・好きだ/YOASOBI

シンプルに「好きだ」という気持ちを歌い上げたポップナンバー。

馴染みやすいJ-POPの良さを感じさせるメロディはキャッチーさを感じさせる仕上がりになっていて、どこか90年代テイストも感じます。

それをYOASOBIらしく打ち込みで表現しており、現代的なシンセサウンドの音色が20年代の音楽だなという印象を与えてくれました。
好きだ - song by YOASOBI | Spotify