2022年もポジティブにー。
ドロスの前向きさをシンプルに感じられる2曲が誕生しました。
1.Rock The World(映画「グッバイ、ドン・グリーズ」主題歌)
人は困難や辛いことを乗り越えることで強くなれるー。
そんな時こそ一生懸命になろうと歌った歌詞が背中を押してくれるロックナンバー。
ストレートなギターサウンドとピアノが織り成すメロディの持つ疾走感にがむしゃらさを感じずにいられません。
手数の多さで攻めるドラム、爽やかでありながら攻め込んだギターのリフはドロスらしい仕上がりとなっていて一種の安心感があります。
ガツンと聞かせる間奏のギターソロも圧巻の一言で、彼らの技量に引き込まれました。
歌詞は困難や辛さを乗り越えることで強くなっていく人間の前向きさを歌っているんですが、洋平さんの真っ直ぐな歌唱がそのメッセージをより引き立てている印象。
優しさも兼ね備えたことで、聞く者の背中をそっと押してくれるものとなっています。
辛さを感じた時こそ聞きたいと感じる、ポジティブさに満ち溢れた1曲と言えるでしょう。
2.日々、織々(パナソニックCMソング)
全体的に落ち着いた雰囲気のメロディ、優しいバンドサウンドが心地よいミディアムナンバー。
存在感のあるギターリフといったドロスらしさはそのままに、Aメロで入ってくるラップ調の歌唱などゆる~い雰囲気に満ちています。
それを強調しているのが日々を楽しみながら過ごすことの大切さを歌った歌詞ではないでしょうか。
穏やかな天気のような日もあれば、突然の通り雨みたいなトラブルに見舞われる日があったり・・・
日々の生活って何が起こるか分からない部分があるんですけど、そんな中でも一日は過ぎていくんですよね。
不安があろうとも少しのワクワクを持ちながら生活してみよう、コロナ禍を生きる我々に対する優しいメッセージを感じました。
まとめ
2曲ともドロスらしいポジティブさに満ち溢れた曲となっていて、安定の良さを感じられるシングルでした。
二回のドラマー変更を経験しながらもデビューから既に12年が過ぎようとしている彼らだけど、これからも変わらずに活動していってほしいですね。