昨年の紅白で全ての人に寄り添う「うちで踊ろう」を歌った星野源さん。
そんな彼が2021年も動き出しました。
任天堂のCMソングとなっている新曲「創造」はタイトルのような、新たなものを生み出すワクワク感に満ちたポップナンバーです。
ゲームの効果音や起動音も曲の一部にするなど、溢れ出る遊び心にも注目。
・創造
「ワクワクしながら日々を生きたい」、そんなメッセージを遊び心溢れるメロディに載せて歌ったポップナンバー。
軽やかなメロディは「アイデア」や「恋」に通ずるものを感じさせながらも、ゲームキューブの起動音を取り入れたメロディやマリオブラザーズの効果音(マリオのパワーアップ音)など、任天堂に対するリスペクトを感じさせるのが見事。
敵を踏みつける音だったりクッパの炎が飛んで来る音、果てはゲームボーイの起動音まで…
様々な音を違和感なくポップミュージックに落とし込んでいるところに星野源さんの才能が溢れ出ているなと。
二番目のAメロにおけるファンク的?なリズムとファミコンサウンドを意識したシンセが織りなすメロディとか特にそう感じます。
何より、遊び心に満ちた曲となっていることで歌詞に込められた想いも伝わってくるんですよね。
常識にとらわれずワクワクする日々を楽しんでいこう、そんなメッセージを伝えると同時にこの曲そのものを表現しているのが素晴らしいですね。
効果音や起動音などを上手くポップスに取り込んで創り出されたからこそ、歌詞に込められた想いや任天堂へのリスペクト心に説得力があると言いますか。
星野源さんらしいポップセンスと遊び心が満載の新たな名曲が誕生しました。
任天堂のCMソングとしてこれほど相応しい曲はないんじゃないかと感じた星野源さんの「創造」。
任天堂のポリシーを通じてワクワクする日々を楽しみたい気持ちが描かれた歌詞、ゲームキューブなどの起動音、スーパーマリオブラザーズなどの効果音をポップスに取り込んだ楽曲は一度聴いたら忘れることは出来ないと思います。
まさに任天堂のゲームのような、心に残る1曲ではないでしょうか。