昨年リリースの「虹」が素朴で優しいメロディのバラードってのもあり、ロングヒットを続けている菅田将暉さん。
そんな彼の2021年第一弾となる新曲「星を仰ぐ」は、どこか懐かしさも感じる素朴なバラードとなりました。
素朴だからこそ心に響く彼の歌声は素晴らしいの一言です。
・星を仰ぐ
アコーディオンの素朴な音色を活かしたイントロとサビのメロディが心に響くバラードナンバー。
アコーディオンの優しい音色がその魅力を引き立てている印象で味わい深さに満ちています。
新進気鋭のアーティスト・Mega Shinnosukeが手掛けた楽曲なんだけど、聞いていて安心させられる雰囲気を持っているのが見事。
牧歌的というか、懐かしさを感じるんですよね。
特に、菅田将暉さんの歌唱は優しさも感じさせるのが素晴らしい。
弱い自分だけど強がっていたい気持ちを歌った歌詞の想いをしっかりと伝えてくれます。
何より、誰の提供曲でも自分のものにしているのを改めて感じました。
俳優アーティストだからこその表現力と言いますか、しっかり活かせるようになっていて歌手としての成長も伺えます。
最初は「所詮俳優が歌っても…」って思っていた私だけど、そんな気持ちを忘れさせてくれるほどの説得力が今の菅田将暉さんの歌にはあります。
俳優ならではの素直さも歌に落とし込んで来たと感じる菅田将暉さん。
昨年の「虹」、最新曲の「星を仰ぐ」と真っ直ぐさに磨きがかかった印象を受けました。
上手さだけでなく、心に響く歌をこれからも届けてほしいですね。