ここのところ力強い歌詞が魅力的だと感じるドロス。
成人の日に配信された2020年第一弾となる「Philosophy(18祭Mix)」もその流れを汲んだものとなっています。
「自分を信じて」というメッセージを込めた歌詞と強靭なバンドサウンドが織りなすロックバラードとなっていて、個人的に多くの人に聞いてほしい1曲となりました。
・Philosophy(18祭Mix)
前を向いて自分らしく生きようー。
そんな力強いメッセージが込められた壮大なロックバラード。
サビで掻き鳴らされるギターサウンド、ドラム・ベースのリズム隊が生み出す強靭なグルーヴは圧巻の一言。
メロディの美しさやコーラスの存在感もあって、自然と心に入り込んできます。
UJKロックを意識したサウンドでありながら、キャッチーさも感じさせるのがポイントですね。
そんな楽曲だからこそ、「僕は僕(君は君)でしかない」という歌詞の想いを増幅させるものとなっています。
周りの人々はこんなにも充実した人生を送れているのに、自分はそうでもない・・・
今の時代、こういう風に感じる方も多いのではと思います。
妬ましい感情が生まれようとも最終的には前を向いて生きていくしかないんですよね。
自分の人生を生きるのは自分しかいないから自分を信じて前向きにー。
「マイナスの感情は マイナスで ×ればいいよ」や「でも下向きながら 目線だけ上げて 睨む方が僕らしいや」といったドロスらしい言葉で綴られた歌詞がストレートに伝わってきました。
デビューアルバムから10年の節目となる2020年最初の楽曲となった「Philosophy」。
自分を肯定して生きていくと歌った歌詞が背中を押してくれるロックバラードで、新しい年代の幕開けを飾るに相応しい1曲と言えるでしょう。
どこまでも高みを目指す彼らならではの想いが感じられる仕上がりです。