Raspberry Loves/秦基博 -それが叶わない恋だとしても諦められない・・・-
12月にニューアルバム「コペルニクス」をリリースする秦基博さん。
アルバム前となるシングル「Raspberry Loves」が11月6日に発売されたのですが。
これがすごく重いラブソングとなっていまして。
メロディも今までの彼の曲にない雰囲気でなかなかのインパクトだと感じました。
・Raspberry Loves
その恋が叶わないものだと分かっていても諦めきれない・・・
どうしようもない気持ちを描いた歌詞が鋭く刺さってくる重ためのラブソング。
アコースティックギターのサウンドを活かしながらも、シリアスさもにじみ出たメロディに気が付けば引き込まれています。
AメロとBメロのクールさも感じさせるメロディラインは個人的に好きな仕上がり。
今までの秦さんの楽曲でもグッとくるものとなっているなと感じます。
そのメロディによって引き立てられる「どんな結末になろうとも叶えたい」と歌った歌詞からは、ただただその恋を叶えることだけを考えているってのが伝わってきました。
一途と言えばそうなんだけど、叶うはずがないと分かっているのにそれを考えようとするのが何とも執着心に満ちているんですよね。
まるでファンがアーティストやアイドル・声優などに対して抱く行き過ぎた感情にも捉えることが出来るのが個人的により重さを感じさせてくれると言いますか。
ドロドロした感情の生々しさも伝わってくる、まさに毒入りのラブソングとも言える1曲だと思います。
- アーティスト: 秦基博
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2019/12/11
- メディア: CD
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