高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2019年10月ベストソング5選

11月になって夜は冷え込んできましたね。

昼は意外と暖かいこともあるので、気温差に注意して過ごしていきましょう。

 

さて、10月のベストソングなんですが・・・

例年通り良曲が多く、次点曲を含めて選ぶのに悩んでしまいました。

個人的に聞いてほしい曲を選んだつもりなので、ぜひチェックしてもらえたらと。

 

では、どうぞ。

 

2019年10月ベストソング

ゆったりとした打ち込みビートが心地よいポップナンバー。

星野源初となる全編英語詞、完全に洋楽を意識した作風は「恋」を大ヒットさせた彼がやるからこその面白さに満ちています。

特に、Cメロのやりたい放題感はいい意味でぶっ飛んでる印象。

「侘び寂びめちゃくちゃにしよう」という歌詞のまま、J-POPの枠を越えようとする姿勢にただただ脱帽。

脱力感たっぷりの歌唱、ノリノリなのが伝わる掛け声もポイント。

英語の発音が拙くても楽しそうな雰囲気を感じさせるあたり、全力でこの曲を作ったんだなと。

何事も楽しんでみよう、星野源さんからのそんなメッセージも感じました。

そんな彼の新たなチャレンジ、見守っていきたいです。

Same Thing (feat. Superorganism), a song by Gen Hoshino, Superorganism on Spotify

 

  • あまりにも素敵な夜だから/[ALEXANDROS]

ラブソングっぽい曲と思わせるタイトルとは裏腹に、失敗を繰り返してもいいから前向きに生きていこうという気持ちが歌われたオシャレポップ。

シンセサウンド、ドラムのリズムから80~90年代洋楽ポップスの雰囲気を感じずにいられません。

何より、楽曲の軽快さが心地よくて何回も聞きたくなります。

それを増幅させるギターのリフ、洋平のハイトーンシャウトも印象的。

ドロスらしい力強さが感じられる1曲。

あまりにも素敵な夜だから, a song by [ALEXANDROS] on Spotify

 

  • Frail State of Mind/THE 1975

ダブステップのリズム、シンセサウンドによる浮遊感、空間を漂うようなコーラスが見事にマッチしたTHE 1975流のエレクトロポップ。

UKロックらしいノスタルジックな雰囲気も健在で、楽曲の浮遊感を確かなものにしている印象。

適度な疾走感を持たせることにより、何とも言えないスリリングさを感じます。

間奏に入る瞬間の転調はそれを増幅させているのではないかなと。

現代の若者に向けたメッセージ性ある歌詞もポイント。

Frail State Of Mind, a song by The 1975 on Spotify

 

R&Bのリズムを意識したドラムがスタイリッシュさを感じさせるミクスチャーナンバー。
AメロはもちろんBメロとサビ、アウトロに至るまで徹底してオシャレさを作り出している印象。
いつも以上にしっとりした井口のボーカル、渋みある常田のボーカルによる掛け合いは少しずつ降り出す雨をイメージさせてくれる。
ツインボーカルならではの魅力がここに来てより実感できるものとなっています。

 

また、歌詞に描かれているのは失恋した悲しみを忘れたい気持ち。
それを強くなる雨に例えて表現しており、吹っ切れた感情を感じずにいられません。
ラストサビのギューンとうなるギターサウンドでそれを増幅させているのもあって、いつまでもそれを引きずっていられるかという吹っ切れた感情に満ちています。
前作「飛行艇」といい、歌詞とメロディの調和性が相変わらず素晴らしい。

傘, a song by King Gnu on Spotify

 

昨日を越えて明日、さらに虹の先へと進む・・・
そんなポップナンバー。
ピアノとストリングス、バンドサウンドの織りなすカラフルで美しいサウンドに気が付けば引き込まれています。

特に、サビのハイハットが生み出す軽快なメロディラインは素晴らしい。

バンド系アーティストの曲ではありがちなんだけど、途中で抑揚をつけて聞き手を引き込んでいるのがポイント。
虹の遥か先へ進む二人の姿とバンドの決意がうまく重なっていて、想いの強さを感じずにはいられません。
二番のサビから繋がるCメロの高揚感も手伝って、二人とヒゲダンが宇宙にでも行く勢いで先に進んでいるんだと実感。
蔦屋好位置氏による絶妙なアレンジも相まって、思わず何回も聞きたくなるほど。

イエスタデイ, a song by Official HIGE DANdism on Spotify

 

次点曲

テナーらしい安心感のある王道ギターロック。

ゆったりとしたメロディでありながら、サビの爆発的なギターサウンドやAメロのリフにホッとする仕上がり。

吉祥寺への想いを素直につづった歌詞は聞いているだけで心が暖まってきます。

街に対する思い入れやら、いろいろ感じられました。

吉祥寺, a song by Straightener on Spotify

 

バンド結成30年をイメージした賑やかさが印象的なグラムロック。 

程よいアクセントのホーンサウンド、某クリスマスナンバーを意識したギターリフはまさにお祭りって感じが出ています。

イエモンというバンドやメンバーに対する感謝を歌った歌詞も節目に相応しい。

DANDAN, a song by THE YELLOW MONKEY on Spotify

 

ピアノをフィーチャーしたメロディの美しさが際立つロックナンバー。

「ありがとう」の気持ちが歌われた歌詞にほっこりしつつも、シンプルだけど繊細さを感じさせるメロディの安心感にやはりスピッツだなと思わずにいられません。

良さが凝縮された一曲だと感じました。

ありがとさん, a song by SPITZ on Spotify

 

王道のギターロックかと思いきや、圧倒的な手数のドラムやサビで暴れまわるベースラインが実にユニゾンらしい1曲。

二番目以降はさらに攻撃性を増す展開になっていて、久々にガツンと来たと感じました。

スリリングな演奏で攻める間奏も聞きごたえ十分です。

Phantom Joke, a song by UNISON SQUARE GARDEN on Spotify

 

  • Attitude/Mrs.GREEN APPLE

シンセとストリングスによる煌びやかなサウンドとキャッチーなメロディが聞きやすいロックナンバー。

楽曲の美しさもさることながら、弱い人ばかりいるこの世の中に曲を届けたい気持ちが歌われた歌詞も印象的。

自分たちの曲で一人でも救われる人がいるなら・・・

音楽に対するミセスのしっかりとしたスタンスを感じずにはいられませんでした。

Attitude, a song by Mrs. GREEN APPLE on Spotify

Traveler (初回限定LIVE Blu-ray盤)

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