引っ込み思案のためかいつも一人でいる武笠美姫。
クラスメイトからの誘いも断ってしまうほどなんですが・・・
そんな彼女が転校してきた高屋敷綾と出会ったことで「楽しいこと」を見つけようとしていたのが印象的。
・感想
綾と一緒に京都巡りをするうちに仲良くなり、最終的にはボードゲームを楽しむほどになった美姫。
綾の明るさに影響されたのが大きいんでしょうけど、それ以上に「みんなと遊ぶことの楽しさ」を少しずつ感じられるようになったからなんだろうなぁ。
普段は一人でいる美姫にとって、その楽しさはなかなか味わえないわけで。
久々にみんなと楽しめたことでより新鮮に感じたんじゃないでしょうか。
何より、その過程をボードゲームを通じて描いていたのが良かった。
ルールが分からず翠に助けを求めようとしたり、一緒のチームでやるうちに距離を縮めたりと綾だけでなく翠とも仲良くなっていました。
1話にして美姫の成長を感じられるストーリーになっていたので、2話以降はどう変わっていくのか楽しみです。
・ボードゲームの描写
今回の登場したゲームは「マラケシュ」というものですね。
実在するボードゲームを題材に楽しそうな3人の姿を描いていて、昔ながらの良さが伝わってきました。
2話以降に登場するゲームにも注目して見ていきたい。
・翠
真面目な性格のメガネっ子で、いかにも委員長って感じのキャラですね。
富田美憂さんによる刺々しさも感じる演技が上手くハマっている印象でした。
終盤のデレるシーンにおける可愛さもたまりません。
それにしても、富田美憂さん。
意外とこういうキャラが合うようになってきたと思います。