高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

ゾンビランドサガ 10話 -自分のことで周りが見えないさくら-

単独ライブが決まったフランシュシュ。

会場の名前を知ったさくらは記憶が戻るんじゃないかと勝手に思い込み始めていました。

 

  • 感想

誰よりもライブへ向けた練習に取り組むさくらの姿が印象的でした。

「記憶が戻るなら・・・!」

気合が入りすぎているとも取れる様子からそんな想いが伝ってくるんですよね。

生前の自分は何をしていたんだろう、期待に満ちていたんだと思います。

 

ただ、そればかり考えてしまって周りが見えてないわけで。

ゾンビアイドルとして活動している以上、みんなと一緒にステージを成功させなければなりません。

一人だけ練習に励むさくらは個人プレーになってしまってるんです。

そんなさくらが雪山での合宿?を通じて、みんなと協力し合うことの大切さを取り戻していく展開にグッときました。

今回の狩りをするシーンでもそうですが、一人だけ別の行動をしていてはダメなんですよね。

フランシュシュというグループに所属するからこそ、一緒に山を登っていかなければならないんです。

決して一人じゃない、さくらは改めてそう感じたのではないでしょうか。

 

  • さくら

本作のヒロインであるはずなんだけど、やはりゾンビなんですね。

イノシシに食われて頭が外れた上、死んだふりをした時には失敗・・・(ヒロインらしからぬ顔が)

本渡楓さんの元気な演技とのギャップが何とも。

 

  • 山田たえ

感情表現をするようになってもゾンビらしさは誰よりも残るたえ。

今回もイノシシに噛みついたり、犬みたいに走ったりとゾンビっぷりを発揮していました。

雪山ではなぜか凍り付いてましたし、フランシュシュのギャグ要員となっている印象(^^;

 

  • 10話のラスト
1話の時と同じく軽トラにはねられましたが。
今度は記憶が戻ってしまったのでしょうか・・・
次回への引きが上手いなと感じただけに気になるところ。
 
  • まとめ

今回はさくらにスポットが当たっていました。

記憶が戻るかもしれないと希望を抱いた時に周りが見えなくなったものの、雪山での体験で少しずつ自分を取り戻していく展開は素晴らしかったです。

周りと協力しながらやっていくことの大切さを伝える話だったかなと。

徒花ネクロマンシー

徒花ネクロマンシー