ツイッターで呟いてる楽曲感想のまとめ的な記事として更新している「よく聞いた楽曲○選」。
あまりタイトルがしっくり来ないので、10月分より「ベストトラック○選」に変更します。
今月は以下の10曲を選定しました。
では、どうぞ。
2016年10月度 ベストトラック
- 星野源「恋」
二胡の音色がオリエンタルな雰囲気を感じさせるポップナンバー。
サビの軽快なリズムに思わず手拍子をしたくなってしまいます。
適度な疾走感や間奏の小気味いいギターフレーズもあって、聞いていると心地よい。
「YELLOW DANCER」で感じられたブラックミュージックの要素を敢えて薄め、純粋なポップスに仕上げている印象。
誰でも楽しめるイエローミュージックです。
- THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
マイナー調でありながら透明感のあるギターサウンドが印象的。
間奏のベースソロから感じる渋さ、どこか歌謡曲の雰囲気漂うメロディラインに聞き入ってしまいます。
特に、間奏の入り方は絶妙の一言。
二番目のBメロ後からラストまで、聞き手を逃さない作りになっていて見事。
現代社会を歌ったように取れる歌詞も突き刺さって来ますね。
- サカナクション「多分、風」
シンセのキラキラしたサウンドと軽快なリズムがたまらない。
サビの風を感じられる疾走感も印象的。
この曲で表現したいのは恐らく風なんだろうなと思わずにはいられません。
歌詞に描かれている「あの子」がその象徴かと。
曲の持つキラキラ感が逆に儚さを演出しているように思います。
サカナクション史上、もっとも輝いてる一曲。
- [Alexaodros]「Feel Like」
シンセサウンドがオシャレでどこか洋楽の空気を感じさせるポップナンバー。
軽快なドラムのリズム、ハンドクラップの音は聞いていると楽しくなってきます。
オアシスなどUKロックの要素を取り入れた洗練さがたまりません。
11月のアルバムも期待出来そうです。
- MONOEYES「Get Up」
夕暮れ時をイメージした哀愁漂うメロディと力強いギターサウンドにグッと来るロックナンバー。「立ち上がれ」と語りかけるサビや前向きな歌詞が背中を押してくれます。ゆったりとしたドラムのリズムは心地いい仕上がりながら歌詞のメッセージを引き立ててくれます。
- Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」
新たなスタートを切ったハイスタ自身の決意とも取れる歌詞が印象的。
それを感じさせる力強いギターサウンドとドラムのビートに引き込まれます。
ハモりが気持ちいいコーラス、駆け抜けていくメロディと言ったハイスタらしい要素は健在。
シンプルでありながら、ギターのテクニカルな演奏も楽しませてくれます。
ハイスタの復帰を確かなものとするに相応しい一曲。
- 中田ヤスタカ「NANIMONO(feat. 米津玄師)」
自分は何のために存在するのか…
自問自答しながらも、前へ進む想いが描かれた歌詞が印象的。
ピアノと打ち込みによるエレクトロサウンド、オートチューンで加工された米津さんのボーカルによって歌詞のメッセージを引き立てています。
今の時代に感じやすい迷いをサウンドと歌詞で上手く表現したのが見事。
中田ヤスタカらしく、洗練されたピアノエレクトロに仕上がりました。
- 米津玄師「LOSER」
スタイリッシュなギターサウンドが耳に残るポップチューン。
自分の現状を変えるために行動していこうと歌った歌詞も心に響きます。
小気味いいメロディラインに乗せて歌うことでそのメッセージをダイレクトに伝えている印象。
米津玄師さんの声も好みですね。
- SEKAI NO OWARI「Hey Ho」
アイリッシュ民謡を彷彿とさせるサウンドとマーチングバンドのリズムに引き込まれるポップソング。
葛藤しながらも手を差しのべようとする気持ちを描いた歌詞が印象的。
現実を見据え、ある種の覚悟も感じさせます。
サビで展開されるマーチングバンドのリズムがそれを物語っているのでしょう。
彼らの新たな一歩が垣間見える1曲。
- 松田聖子「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
儚いほど美しいピアノの音色が印象的なバラード。
シンプルながらもメロディを大切にした楽曲に心を奪われました。
サビの歌い出し「ルリラルルリラ」や歌詞の言葉選びも楽曲の持つ儚さを最大限に引き出しています。
松田聖子さんの歌唱によって、それがより際立ったと言いますか。
2016年、もっとも美しい1曲。
- アーティスト: THE YELLOW MONKEY
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: CD
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