無彩限のファントム・ワールド 10話「小さいルルの大きな夢」 -ルルと晴彦、お互いに大切な存在-
・感想
いつも晴彦の周りを飛んでいるルル。
踏んづけられたことから人間になりたいと思い、魔女のファントムに願いを叶えてもらいます。
人間になったことで小さいままでは分からなかったことを体験していたのが印象的でした。
もっとも大きい変化はルルじゃないってことでしょうか。
晴彦たちと同じ目線で夏祭りを楽しんだり、ラムネをいっぱい飲めるようになったけど…
ルルとは見てもらえてないんですよね。
あくまでも夏野らむねとして見られている。
人間になるって願いは叶ったけど、他人としての関係になってるわけで。
でも、ルルに対する晴彦の思いは感じられたと思います。
自分に怒ってばかりだけど、本当は大切にしてくれてる。
だから、花火玉のファントムに晴彦が捕まった時は助けたいと思ったんだろうなぁ。
踏んづけられたことについても、お互いに和解したみたいですし。
ルルにとって、晴彦がどう思っているのかを理解できた話だと感じました。
・晴彦
ルルが花火玉のファントムの爆発に巻き込まれてしまい涙を流していました。
いつもうるさいルルですが、らむねに話したように大切だと思っているんですよね。
いざいなくなってしまうと考えたら悲しくなる…
晴彦にとって、ルルはなくてはならない存在なんでしょうね。
・まとめ
人間になったことで晴彦の思いを感じ取ったルル。
晴彦もルルがいなくなってしまうと思ったことで本当の気持ちを口にしていました。
お互いに大切な存在なんですよね。