高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2015年 ベストアルバム10選

2015年を振り返っていく企画、ようやく音楽編ですね(^^;
そんなに枚数を聞いていない気がするんですけど、それなりに選定できました。
上位10作品の前にまずは次点と20位から11位の作品を簡単に紹介します・・・
なお、アニソン・声優系は除外しました。
 

20位~11位

 
20.KANA-BOON「TIME」
19.キュウソネコカミ「人生はまだまだ続く」
17.きのこ帝国「猫とアレルギー」
16.パスピエ「娑婆ラバ」
15.WANIMA「Are You Coming?」
14.BIGMAMA「The Vanishing Bride」
13.andropandrop
12.SPECIAL OTHERS「WINDOW」
11.凛として時雨「es or s」
 
次点.KEYTALE「HOT!」
 

上位10作品

 
サザンのルーツである歌謡曲の良さを彼らなりに表現した傑作。
ベテランならではの深みを感じさせる楽曲群にただただ圧倒されました。
それでいて、「アロエ」のような打ち込みポップスまでやってのけるのが流石。
サザンらしいエロスが炸裂した「天国・オン・ザ・ビーチ」も必聴。
 
9.cero「Obscure Ride」
ブラックミュージックのグルーヴを心地良く感じさせる形で表現した1枚。
シンプルに音を楽しませてくれました。深く考えずに身を委ねて聞きたい・・・
 
8.秦基博「青の光景」
どこを切り取っても青が浮かんでくる、そんなアルバム。
秦基博さんの繊細な歌声と優しいメロディが紡ぎだす、青の世界が広がっています。
青白い雪原の美しさから深海の濃い青、爽やかな青空・・・
いろんな青を音楽で表現した傑作です。
特に、「ディープブルー」は圧巻の一言。
深い海へ引き込まれていくかのような感覚が味わえました。
 
7.ONE OK ROCK「35xxxv」
スケールを増したバンドサウンドがとにかく圧巻でしたね。
現状に満足せず、世界を目指そうとする志の高さを感じられる。
バンドの決意と覚悟がそのまま形になった一枚。
強靭になった演奏とTakaの深みある歌唱がそれを物語っています。
恐れるものはなにもないワンオクの今がここにはあります。
 
6.ASIAN KUNG-FU GENERATION「Wonder Future」
未来への希望を分かりやすくもシンプルに歌い上げる・・・
原点回帰とも言える、アジカンらしい王道のギターロックアルバム。
成長を遂げた、今のアジカンサウンドを楽しませてくれました。
 
5.Base Ball Bear「C2」
ベボベの持つポップな一面がここに来て開花したんじゃないでしょうか。
小気味よく刻まれるギターリフ、リズミカルなドラム、ベースの安定したサウンド・・・
全てが一体化して良質のポップミュージックを奏でています。
メロディの良さはもちろんですが、一つ一つの音に身を委ねてしまうんですね。
「いい音楽って何だろう?」とふと考えさせられたアルバムでもあります。
 
4.SEKAI NO OWARI「Tree」
ファンタジーな音世界をさらに突き詰めたセカオワ流のポップアルバム。
聞いていてワクワクする感覚は前作にもあったのですが・・・
今作はそれ以上のものだと感じました。
吹っ切れたからこその潔さがポップさにも繋がっている。
本当の自由とは何かを問いかける「マーメイドラプソディー」など、現実的なメッセージソングも。
前作のグダグダ感が嘘のように吹き飛んだ、ポップの名盤。
 
3.[Alexandros]「ALXD」
バンド名を[Alexandros]に変更してからの再スタート。
様々な困難を乗り切ったバンドの強さを感じられるアルバムとなりました。
これまでの作品以上にキャッチーさを増したメロディ、歌詞の前向きさ・・・
それでいて、ポテンシャルの高さを感じられる楽曲や遊び心も健在。
[Alexandros]というバンドの実力を改めて実感できる一枚です。
バンド自身の決意がそのまま作品で伝えたいメッセージにも繋がっているのも素晴らしい。
 
2.Mr.Children「REFLECTION」
コバタケから離れ、自らの音楽を再構築する―。
バンドとして新たなスタートを切ったミスチルの決意をそのまま感じられました。
アップナンバーもバラードも含め、バンドらしい勢いに満ちています。
「fantasy」の開放感溢れるサウンドが何よりの証拠だと言えるでしょう。
 
1.星野源「YELLOW DANCER」
「踊ることは生きることと同じ」をテーマに作り上げたポップアルバム。
「SUN」や「Week End」など聞いてるだけで踊りたくなる楽曲が揃っています。
前向きな気持ちが表れた、非常にエネルギッシュな一枚。
ブラックミュージックの要素を分かりやすいポップスに昇華しているのも見事。
音楽そのものを楽しませてくれる。
 

振り返ってみて

ポップの良さを重視していたのはいつも通りなんですけど・・・
今年は「楽しんで聞けるかどうか」も考えて選びました。
「音を楽しむ」と書いて音楽ですから、選ぶポイントとしては間違っていないと思います。
リズム・メロディの良さはもちろん、聞いている時にワクワク感や驚きがあるかどうか。
今年はブログ関係でいろいろあった私にとって、上記の点は非常に重要なポイントでした。
12月に発売されたばかりの星野源さんの「YELLOW DANCER」が一位なのもそれが理由です。
聞いていて楽しくなる作品が久々だったのもありますが、それを抜きにしても楽しかったと思うんですよね。
ワクワクを感じさせる作品が多かったのが今年のベストアルバム10選の特徴ではないかと感じます。
 
では、来年もいい音楽に出会えることを楽しみにしたいと思います。

 

 

 

Tree(通常盤)

Tree(通常盤)