高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

CDレビュー

Champagne「Me No Do Karate.」-立ち止まらずに進む-

新たな一歩を踏み出した[Champagne]時代の最高傑作。・全体的な感想UKロックに影響を受けたサウンドが魅力的な彼らの4thアルバム。改名前のラストアルバムとなりますね。 本作は打ち込みやジャズ、メロコアなどの要素も吸収した意欲的な一枚に仕上がっていま…

ASIAN KUNG-FU GENERATION「Wonder Future」 -未来への希望-

王道ロックサウンドを全力で楽しめ。アジカンの強みがここぞとばかりに発揮された7thアルバム。・全体的な感想「ランドマーク」から約2年8ヶ月ぶりとなったアジカンのニューアルバム「Wonder Future」。タイトルは直訳すると驚きの未来になるわけですが・・…

スピッツ「小さな生き物」 -少しでもいいから力強く前へ-

少しずつ前へと進んでいく。着実に歩を進める力強さを感じる、新たな名盤が誕生しました。・全体的な感想前作「とげまる」から約3年ぶりとなるスピッツのオリジナルアルバム「小さな生き物」。相変わらずのスピッツ節が炸裂している点はいつもと変わりません…

Alexandros「ALDX」 -困難を乗り越え、前へ進む強さ-

困難を乗り越えた、彼らの強さ。[Alexandros]として新たな一歩を踏み出す決意に満ちた一枚です。収録曲1.ワタリドリ2.Boo!3.ワンテンポ遅れたMonster ain't dead4.Famous Day5.Adventure6.cant explain7.Buzz Off (Interlude) 8.Oblivion (feat. LITHIUM HOM…

Alexandros「Swan」 -恐れるものは何もない強さ-

メロディの強さが際立った二曲。同時に新たな一面も垣間見えたようにも感じます。1.Swanダブステップを意識した打ち込みとピアノ主体のイントロがオシャレ。サビに向けて疾走感を増していく展開は聞いているだけでワクワクさを感じさせてくれます。それを増…

スピッツ「醒めない」-醒めることのない、音楽への想い-

全体的な感想前作「小さな生き物」から約3年ぶりとなるスピッツの「醒めない」。ここ直近の二作に比べ、音の力強さが増している印象です。まるで初期の作風を髣髴とさせるような感じなんですね。自分たちの音楽に対する醒めない想いを音楽として表現している…

9mm Parabellum Bullet「Waltz on Life Line」-流れるような心地よさのロックアルバム-

感想9㎜にとって6枚目のアルバムとなる「Waltz on Life Line」。ハードコアと歌謡曲を融合させたサウンドはそのままなんですが。勢いだけに任せず、リズム感にこだわっている印象を受けました。そのため、楽曲のリズムが活き活きしているように感じるんです…

Alexandros「NEW WALL」 -困難も含め、人生を楽しんでいく-

2016年もドロスは変わらない。でも、より高みを目指してみせる・・・それを強く感じさせてくれた2曲。1.NEW WALLストリングスの壮大な響きと駆け抜けていくバンドサウンドが気持ちいいロックナンバー。シンプルで爽やかなメロディでありながらも、力強さを感…

スピッツ「みなと」 -スピッツの二面性-

儚さと刺々しさ・・・スピッツの持つ二面性をサウンドで表現した二曲。どちらもシンプルだからこそ、魅力が伝わってきます。1.みなと穏やかで力強いベースの奏でるイントロが印象的。アコギを主体とした爽やかなメロディにも心を奪われます。大切な人に会い…

Perfume「COSMIC EXPLORER」-新たなステージを目指す決意の1枚-

世界から宇宙へ―。壮大なスケールの楽曲に彼女らの決意が現れた傑作。曲目1.Navigate2.Cosmic Explorer3.Miracle Worker4.Next Stage with YOU5.STORY6.FLASH (Album-mix) 7.Sweet Refrain (Album-mix) 8.Baby Face9.TOKIMEKI LIGHTS (Album-mix) 10.STAR TR…

水瀬いのり「harmony ribbon」 -声優として、歌手としてのいのりんの決意-

三曲とも、更なる歌唱の幅を感じさせてくれました。いのりんの決意や想いとも繋がっているのが印象的ですね。1.harmony ribbo爽やかで優しいピアノの音色が印象的なポップチューン。デビュー曲「夢のつぼみ」で感じた歌唱の安定さはそのままなんですが。伸び…

早見沙織「Installation/その声が地図になる」-声優として、アーティストとして飛躍を目指すはやみん-

声優として、アーティストとして。さらに飛躍を目指したい…はやみんの想いが感じられました。各曲感想1.Installation芸術作品の美しさと力強さを壮大なメロディで表現したアップナンバー。凛とした歌唱には思わず惹きつけられるものがあります。特に、「あな…

ゲスの極み乙女。「両成敗」 -両成敗が止まりません-

印象に残るサビのメロディ、メッセージ性を含んだ歌詞・・・聞く者を圧倒するポップアルバム、それが「両成敗」。曲目1.両成敗が止まらない2.続けざまの両成敗3.ロマンスがありあまる4.シリアルシンガー5.勤めるリアル6.サイデンティティ7.オトナチック8.id1…

星野源「YELLOW DANCER」-生きるために踊る-

今を生きるためのポップミュージック。曲目1.時よ 2.Week End 3.SUN 4.ミスユー 5.Soul6.口づけ 7.地獄でなぜ悪い 8.Nerd Strut 9.桜の森 10.Crazy Crazy 11.Snow Men 12.Down Town 13.夜14.Friend Ship 全体的な感想星野源さんの四作目となるアルバム「YELL…

水瀬いのり「夢のつぼみ」 -声優も歌手活動も頑張りたい、いのりんの決意-

思った以上に力強い歌唱を聞かせてくれました。 各曲レビュー 1.夢のつぼみ 夢に向かって頑張る人を応援する歌詞が印象的なアップナンバー。 水瀬いのりさんの力強い歌唱に背中を押されるんですね。 声優としてもこれからもっと飛躍したい・・・ 自身の決意…

UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」-ユニゾンが秘めたるポップセンス-

変わらないユニゾンの魅力。各曲レビュー1.シュガーソングとビターステップ (アニメ「血界戦線」ED曲)彼らのポップセンスが詰め込まれた、ユニゾン流ギターロック。小気味良く刻まれるギターリフ、ゆったりした曲調とは裏腹に暴れまわるベースライン、リズミ…

サカナクション「新宝島」 -困難が待ち受けようとも進み続ける-

新しさの中に懐かしさが同居した、新たなサカナクションサウンド。 各曲レビュー 1. 新宝島(映画「バクマン」主題歌) どこか懐かしさを感じさせるシンセのサウンドが印象的なテクノロック。 サカナらしさと懐かしい空気が絶妙に融合しています。 「ていね …

凛として時雨「es or s」 -狂気だけが時雨らしさじゃない-

時雨の持つ「動」と「静」。 それを狂気さだけではなく演奏で表現した、今の時雨が感じられるミニアルバム。・収録曲 1.SOSOS 2.Mirror Frustration 3.Karma Siren 4.Tornado Mystery 5.end roll fiction・全体的な感想 ドイツ・ベルリンのハンザスタジオで…